はい、そういうワケでたまりにたまった映画評を叩き売りです。とは言っても、見逃したの多いよなぁ。
『クライマーズ・ハイ』
日航機墜落事故を地元紙の記者の視点から描く。全権デスク役の佐藤浩市と周囲との感情のぶつかり合いも凄まじいが、現場に駆けつけた県警キャップ役の堺雅人が出色。優男のイメージが一変した。
『ハプニング』
シャラマンなんだから、「えぇー」的なラストがあるんだろうと思ってたら…。次から次へと登場する「死に方」にはある意味感心させられるけど。
『インディ・ジョーンズ』
ラストを含め、もう笑うしかない。アクションシーン楽しいんだからいいじゃない。ただ、核実験に巻き込まれるシーンは被爆国としては頂けない。悪ふざけが過ぎる。
『ダークナイト』
暗い、重い、痛い。三拍子揃った最高の出来のバットマン。というか、ヒース・レジャーのジョーカーが、徹底的な悪役でインパクト、デカすぎ。彼の遺作になったのはあまりにも惜しい。
『ジャージの二人』
こっちの堺雅人は、また別の一面を見せる。あー、ユルいユルい。『かもめ食堂』みたいなロハス感もなく。ラストだけちょっとキュンな感じ。
『アクロス・ザ・ユニバース』
ビートルズナンバーで繋ぐ、青春グラフティ。ミュージカルはいいんだけど、物語自体に既視感が強いのが残念。ミュージックビデオだと思って見た方がいいのかも。
『この自由な世界で』
強者が弱者を食い物にする市場主義社会。仕事にあぶれた弱者はさらなる弱者を…。ミクロを描いてグローバリゼーションの暗部をあぶり出す。ケン・ローチ節炸裂です。
『クローン・ウォーズ』
スターウォーズのエピソードIIからIIIの間をCGアニメで。展開が1.5倍ぐらい早い。面白いのは、実写では異形だったヨーダやジャバザハットが普通に見えたこと。むしろ人間どもがキモい。オープニングがFOXサーチライトではなく、ワーナースタジオなのはご愛敬。
『デトロイト・メタル・シティ』
出オチって感じでしょうか。お笑いも微妙。ローサも微妙。松雪泰子演じる事務所の社長は、ハマリ役でそこだけはツボに入った。「公然わいせつカット」って…。
『わが教え子、ヒトラー』
東ドイツ時代から舞台に立っていた、主演のウルリッヒ・ミューエの思いが滲み出る佳作。ヒトラーに演技指導する様は爆笑もの。ラストシーンは、チャップリン『独裁者』へのオマージュなんだろな。
『20世紀少年 第1章』
これもまた展開が早い早い。原作の、入れ込んだストーリーをうまく掻い摘んでいるんだけど、イマイチ感情移入できないというか。2014年以降をどう描くのか、次に期待。
『おくりびと』
楽団をリストラされたチェリストが故郷に戻り、納棺師になる。ストーリーは先が読めるシンプルなものだけど、死と向かい合う真摯な姿勢に、ジワジワと感情が高ぶる。緒方拳亡き今、山崎努の、このポジションは貴重。 …と思ってたら、モックンの父親役で出てた峰岸徹も亡くなったね(しかも亡くなる役)。
『クライマーズ・ハイ』
日航機墜落事故を地元紙の記者の視点から描く。全権デスク役の佐藤浩市と周囲との感情のぶつかり合いも凄まじいが、現場に駆けつけた県警キャップ役の堺雅人が出色。優男のイメージが一変した。
『ハプニング』
シャラマンなんだから、「えぇー」的なラストがあるんだろうと思ってたら…。次から次へと登場する「死に方」にはある意味感心させられるけど。
『インディ・ジョーンズ』
ラストを含め、もう笑うしかない。アクションシーン楽しいんだからいいじゃない。ただ、核実験に巻き込まれるシーンは被爆国としては頂けない。悪ふざけが過ぎる。
『ダークナイト』
暗い、重い、痛い。三拍子揃った最高の出来のバットマン。というか、ヒース・レジャーのジョーカーが、徹底的な悪役でインパクト、デカすぎ。彼の遺作になったのはあまりにも惜しい。
『ジャージの二人』
こっちの堺雅人は、また別の一面を見せる。あー、ユルいユルい。『かもめ食堂』みたいなロハス感もなく。ラストだけちょっとキュンな感じ。
『アクロス・ザ・ユニバース』
ビートルズナンバーで繋ぐ、青春グラフティ。ミュージカルはいいんだけど、物語自体に既視感が強いのが残念。ミュージックビデオだと思って見た方がいいのかも。
『この自由な世界で』
強者が弱者を食い物にする市場主義社会。仕事にあぶれた弱者はさらなる弱者を…。ミクロを描いてグローバリゼーションの暗部をあぶり出す。ケン・ローチ節炸裂です。
『クローン・ウォーズ』
スターウォーズのエピソードIIからIIIの間をCGアニメで。展開が1.5倍ぐらい早い。面白いのは、実写では異形だったヨーダやジャバザハットが普通に見えたこと。むしろ人間どもがキモい。オープニングがFOXサーチライトではなく、ワーナースタジオなのはご愛敬。
『デトロイト・メタル・シティ』
出オチって感じでしょうか。お笑いも微妙。ローサも微妙。松雪泰子演じる事務所の社長は、ハマリ役でそこだけはツボに入った。「公然わいせつカット」って…。
『わが教え子、ヒトラー』
東ドイツ時代から舞台に立っていた、主演のウルリッヒ・ミューエの思いが滲み出る佳作。ヒトラーに演技指導する様は爆笑もの。ラストシーンは、チャップリン『独裁者』へのオマージュなんだろな。
『20世紀少年 第1章』
これもまた展開が早い早い。原作の、入れ込んだストーリーをうまく掻い摘んでいるんだけど、イマイチ感情移入できないというか。2014年以降をどう描くのか、次に期待。
『おくりびと』
楽団をリストラされたチェリストが故郷に戻り、納棺師になる。ストーリーは先が読めるシンプルなものだけど、死と向かい合う真摯な姿勢に、ジワジワと感情が高ぶる。緒方拳亡き今、山崎努の、このポジションは貴重。 …と思ってたら、モックンの父親役で出てた峰岸徹も亡くなったね(しかも亡くなる役)。