『パッチギ』

新宿ジョイシネマ3で鑑賞。
この劇場は『戦場のピアニスト』を最前列で、銃声に怯えながら観たところだ。

時代は1968年。この時代って、最近、いろいろな映画で描かれてるけど、なんだか怖い感じがしてた。でも、この『パッチギ』では感情豊かに、庶民の息づかいが分かる。漫画のような過剰なぐらいの演出が、時代と土地に合っていてちょうどいい。（『殺人の追憶』と情景が重なる）サブストーリーが散漫になってしまっている感じはするけれども、総じて面白く、同時に考えさせられた。

脇役がいい。アンソンとキョンジャの母親のキムラ緑子、モトキの父親の前田吟、革命先生の光石研、バックパッカーのオダジョー…。特に、葬式の場面の、笹野高史が祖国分断、在日の辛さを語る場面は、力がこもっていて素晴らしい。それにしても、大友康平サンはどのドラマや映画に出ても、場になじもうとしませんな。存在感なのかしら。でも、熱い心を持った人物だと言うことは分かった。

井筒のオッサンよ、こんな映画をキチッと撮れるなら、いくらでも、タモリ倶楽部で酔っぱらっていい。虎ノ門で毒吐いててもいい。

明日のサッカー日朝戦、両方の選手たちにパッチギってほしい。

春休み突入ー！

今日は、夜までかかって3つのレポートを完成させた。やたらと小見出しを付け、改行を多くし（通称・水増し牛乳作戦）、なんとかやり遂げた。
締め切りが今日だったので、片道1時間かけて、レポート提出のためだけに大学へ。さっき帰ってきたところ。まだ、レポート提出用のポストがあったから、セーフだろう。さすがに学生室には誰もいなかった。誰にも顔あわせず帰ってくるって、なんかムナシイ。

さーて、メタルギア3やんなきゃな。あ、でもドラクエ8もまだ序盤だし。どっちやるにしても、部屋の掃除はしなきゃなんないし。ウーン…。

ま、ようやく春休みになったので、いろいろ誘ってください。

ER8-16「秘密とうそ」SECRETS AND LIES

今回は異色なエピ。ちょっとコーヒーブレイクな感じ。

患者が忘れたSM道具をカバンから広げて遊んでいた、スーザンとアビー。そこにウィーバーがやってきて、居合わせたカーター、ルカ、ガラント共々、こっぴどく叱られる。罰として研修を受けなさいと言われ、5人は古い講堂に集められるが、講師がなかなかやってこない。

ということで、今回はほとんど、この5人しか登場しない。
講義が始まらないのなら、帰っちゃおうと、カーターはイライラし始め、なにかと因縁を付けたり皮肉を言ったりしている。最近のカーターはこういう場面が多い。薬物中毒から立ち直ろうとしている最中であることと、スーザン、アビーの間で揺れている焦りからだろうか。そんなことお構いなしに、女2人は、無邪気にこの状況を楽しみ始めた。初体験はいつなのか聞き出したり、カーター家の財産を茶化したり。5人のバッググラウンド、特にルカのクロアチアでの生活が垣間見られたのは、感慨深い。

最後にちょっとした謎が解けるのだが、それが今回の、舞台のような設定や演出のアクセントになっている。

一太郎の販売中止命令って！

一太郎が著作権侵害の裁判で発売中止命令を受けたらしい。一太郎を愛用している身としては、ショック。
それにしても、訴訟の理由が、「アイコンのヘルプモードの特許を侵害してるから」だとか。そんなのどのソフトにも付いてるだろうが！ていうよりか、こんなんで特許とれるの？特許をとってた松下はなんなんだ？昔、「ハガキ職人」という言葉をコナミが登録商標とってたっていうのと、同じ感じがするんだけど。（えっ、違う？）
ワードは融通が利かないし、あのイルカが邪魔で八つ裂きにしたいぐらいだし、IMEの漢字変換は、要介護認定ものだし。控訴をしたから、命令はストップされるらしいけど、最高裁で負けたりしたら…。

ワープロソフトぐらい、国産のものを使いたい。