ER8-16「秘密とうそ」SECRETS AND LIES

今回は異色なエピ。ちょっとコーヒーブレイクな感じ。

患者が忘れたSM道具をカバンから広げて遊んでいた、スーザンとアビー。そこにウィーバーがやってきて、居合わせたカーター、ルカ、ガラント共々、こっぴどく叱られる。罰として研修を受けなさいと言われ、5人は古い講堂に集められるが、講師がなかなかやってこない。

ということで、今回はほとんど、この5人しか登場しない。
講義が始まらないのなら、帰っちゃおうと、カーターはイライラし始め、なにかと因縁を付けたり皮肉を言ったりしている。最近のカーターはこういう場面が多い。薬物中毒から立ち直ろうとしている最中であることと、スーザン、アビーの間で揺れている焦りからだろうか。そんなことお構いなしに、女2人は、無邪気にこの状況を楽しみ始めた。初体験はいつなのか聞き出したり、カーター家の財産を茶化したり。5人のバッググラウンド、特にルカのクロアチアでの生活が垣間見られたのは、感慨深い。

最後にちょっとした謎が解けるのだが、それが今回の、舞台のような設定や演出のアクセントになっている。