自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

はみだす力(宝島社)~スプツニ子!さん

2014-07-27 | 

コンテンポラリーアートや音楽、ネット、ファッションなどの世界に詳しい人だったら、その活躍をよく知っているだろうスプツニ子!さん。

でも、私が知ったのは昨年末に出版したこの「はみだす力」の書評を新年に読んでからです。
スプニツ子!という変わったペンネーム(活動名)から連想したのは、旧ソ連の人工衛星「スプートニク」
実際、手足が長く色白の彼女を見たアメリカンスクール時代の親友が「ロシア人」を連想するからそう名付けたのが由来だそう。

 

日本人の父、イギリス人の母はともに数学者。
彼女は東京生まれ、小学校は公立校、中学・高校はインターナショナルスクール、アメリカンスクールで学んだのち、ロンドン大学留学、修めたのは情報工学。

その後英国王立芸術学院修士課程に入学、卒業制作が《生理マシーン、タカシの場合。》、《カラスボット☆ジェニー》、《寿司ボーグ☆ユカリ》が注目を集め、東京都現代美術館に出展、のちニューヨーク近代美術館(MoMA)にも展示されるという恵まれたアーティストとしてのスタートをきりました。

しかも、2013年秋からはMIT(マサチューセッツ工科大学)の助教に採用される^^という、新しいキャリアまでつけてしまいました。

なんという多才な人物なんでしょう。
そんな忙しいさ中に、この初エッセイは上梓されました。

それにしても、「はみだす力」というタイトル。
「〇〇〇〇力」本、大はやりの中、この書名は普通からはみださなかったようです。

 

 


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