神戸ファッション美術館で、高田喜佐ザ・シューズ展を観てきました。
(会期は7/2まで)
2006年に亡くなったシューズ・デザイナー高田喜佐さんが残した膨大な靴の中から、約800点の靴が展示されていました。
会場に入ってすぐのコーナーに並べられたズック靴はあれも、これも、それも履きたい靴ばかり。
ちょうど、喜佐さんがKISSAブランドの靴を精力的に発表していたころ、そして新しい女性の生き方の旗頭としてメディアに登場していたころ、地味な会社員^^の私にはKISSAの靴は履くものじゃなくて、グラフ誌で見るものでした。
還暦を過ぎた今のほうが明るい色使いと履きやすいぺったんこさ^^、懐具合も昔よりはいいし、手に入れやすかったのに・・・。
私の購読誌がクロワッサンからオレンジページにかわった^^30年ほど前から、喜佐さんの話題ともKISSAの靴とも、縁が薄れました。
でも、喜佐の靴は1足買っています。
展示されていたブーツの中に、乗馬靴をイメージしてつくられ、その後ゴム長のデザインにもなったというコメントがつけられたものがありました。
その長靴を買ったのです。
カーキ色とか紺色とかがあって、私は紺色を手に入れました。
甲とふくらはぎに茶色の線で、切り替えがありました。
私にはひざ下が長すぎたことと、ふくらはぎがきつくて(太短足です)、勤務地は都会でしたし、長靴はあまり履く機会はありませんでした。
今、ズックの復刻(元)版がでたら、絶対買うのになあ。
KISSA SPORTというブランドがあるようですが、ちょっと地味目なのです。
エントランスに、来館者がその場でつくれる“靴のかたちのメッセージ”や、あらかじめデザイン学校などから送られた靴のデザインが貼られています。
その型紙として使われているのは、喜佐さんが80年代につくったハイヒール型のメモ用紙です。
うわっ、漫画家グレゴリ青山さんのメッセージがありました・
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