自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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紫苑交響楽団 第26回定期演奏会

2015-09-09 | コンサート・音楽・宝塚

9月6日(日) 京都府長岡京記念文化会館で紫苑交響楽団第26回定期演奏会

曲目は―
クロード・アシル・ドビュッシー◆牧神の午後への前奏曲
ジョルジュ・ビゼー◆歌劇「カルメン」組曲
ルイ・エクトル・ベルリオーズ◆幻想交響曲

アンコールで―
クロード・アシル・ドビュッシー◆「小組曲」より第2曲 行列

指揮:森口真司さん(首席客演指揮者)

 

なんと嬉しいことに、2日続けてベルリオーズの幻想交響曲を聴くことができました。
つい先日放映されたEテレの「ららら♪クラシック」では「幻想」が取り上げられていて、予習?もばっちりです。

幻想交響曲~ある芸術家の生涯のエピソード~は交響曲で物語を描いた初の作品だそうです。

第1楽章 夢、情熱
第2楽章 舞踏会
第3楽章 野の風景
第4楽章 断頭台への行進
第5楽章 魔女の夜宴の夢

楽章それぞれに、ベルリオーズがスコアに物語を残しています。
どう感じるかは聴く人の自由ですが、ベルリオーズの意図を知って聴くのもまた面白いものです。

どっちにしても、私は第2楽章の「舞踏会」の華やかな、明るい雰囲気が好きです。
ざわついた舞踏会場の中に、若い芸術家は2度、一目惚れした女性を見かけます。

その2度っていうのは固定楽想=彼女のテーマで分かるようなのですが、そんな細かいところ気がつかなくてもいいですよね。


コンサートの1曲目「牧神の午後への前奏曲」は客席が静まり返るのを待って、指揮棒が振られました。
フルートのソロから始まります。

この日使われたフルートはパリのルイ・ロット社製で1889年ごろに製作されたものだそうです。


小雨降る中、八条ヶ池だけ眺めて帰りました。
天気がよかったら、長岡天神にお参りしたいところでした。

 

 


 


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2 コメント

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いいですね~ (エゾフクロウ)
2015-09-11 13:26:35
「幻想交響曲」。何度聴いても飽きません。

また、音の数が多い曲なので、オーディオシステムの
音質チェックに最適です。

その際聴くのは、「断頭台への行進」です。
冒頭の大太鼓に始まり、弦楽合奏に引き継がれる
あたりを重点的に聴いて、音質の良し悪しをチェック
します。
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★エゾフクロウさま (emarch)
2015-09-12 00:05:54
「幻想」ファン、多いですねー。

我が家は20年前の震災で、オーディオセットがつぶれて以来、
ずっと、ラジカセでCDを聴く程度の音にあまりうるさくない^^ファンです。
夫が持っていたレコードもかなり処分しましたし・・・。

4・5年前、夫がターンテーブルを購入しましたが、あまり活用していません。

同志社大オケも「幻想」演奏予定なので、楽しみにしているところです。



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