8月27日(日) アルカイックホールでオーケストラ・ソノリテ第33回定期演奏会
曲目は―
C.M.v.ウェーバー◆歌劇「魔弾の射手」序曲
R.シューマン◆序曲、スケルツォとフィナーレ
J.ラフ◆交響曲第5番
アンコールで―
V.アザラシヴィリ◆ノクターン
指揮:ギオルギ・バブアゼさん
じりじりと照り付ける陽射しは痛いほどだったのですが、まとわりつくような蒸し暑さは感じません。やっと、秋めいてきたのでしょうか。
メインプログラムのヨアヒム・ラフの第5番、ラフは1822年スイス生まれのロマン派の作曲家だそうですが、名前を聞くのも、もちろん曲を聴くのも初めてです。
それもそのはずで、1872年に書かれたこの曲が全楽章日本初演されたのは2007年5月と、つい最近のことなのです。
アマチュアオーケストラが演奏するのはおそらく本邦初、曲として関西初演かもしれないということでした。
ロマン派の曲ですから、聴きやすいのですが、構成がユニーク。
3部、4楽章立てです。
曲の終わりが、いわゆるジャジャジャジャーンと、いかにも終わるぞ終わるぞといった形ではなく、管楽器が静かに、しかも時間をかけてフェードアウトしていきます。
指揮者のギオルギ・バブアゼさんがアンコールの前に、難しい曲をよく演奏しきったと感想を述べていました。
アンコールのアザラシヴィリのノクターンもなかなかいい曲です。
バブアゼさんと同郷であるジョージア出身の作曲家の曲で、YouTubeに何本も上がっています。
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