平成27年下半期の芥川賞・直木賞が発表されました。
又吉直樹さんの「火花」の芥川賞受賞で大騒ぎだった上半期の発表から半年、アッという間に過ぎました。
年寄りには特にね。
桜木紫乃さんは直木賞受賞作家で受賞したのは平成25年の上半期。
受賞作は「ホテルローヤル」。
ご実家がラブホテルを経営していて、高校時代部屋の掃除を手伝っていたということが話題になっていましたっけ。
「それを愛とは呼ばず」も、舞台は桜木さんの故郷北海道。
ホテルもまた無関係ではありません。
ストーリーの中でホテル火災とか練炭自殺とか、アミューズメント施設併設書店とか、あぁあれがヒントになってる?と、思わせる出来事が使われています。
練炭自殺を仕組んだのではないかと疑われている、木嶋佳苗被告は獄中結婚したそうですね。
女子力が高くてモテる要素をたっぷり持っているのだそうです。
そんな事件を思い出してしまった、この小説の結末です。
やっぱり、それを愛とは呼ばないでしょうね。
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