8月2日(金) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
兵庫芸術文化センター管弦楽団第152回定期演奏会
佐渡裕「ペレアスとメリザンド」
曲目はー
アルチュニアン◆トランペット協奏曲
ベルステッド(サーストン、サイモン編)◆ナポリ~トランペットのためのナポリ民謡の変奏曲
シェーンベルク◆交響詩「ペレアスとメリザンド」
ソロ奏者アンコールでー
テオ・シャルリエ◆エチュードno.9
オーケストラアンコールでー
ハチャトゥリアン◆仮面舞踏会より「ワルツ」
トランペット:セリーナ・オット
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
指揮・芸術監督:佐渡裕
定期演奏会ならではのラインナップでした。なかなか聴く機会のない3曲です。
もっとも、トランペットのためのナポリ民謡の変奏曲はトランペットによる「フニクリ・フニクラ」でしたが。
トランペットソリストのセリーナ・オットさんは、オーストリア出身の女性。
2018年にミュンヘン国際音楽コンクールでトランペットの部門の1位を獲得しています。
安定した透明感のある演奏でした。
シェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」はメーテルリンクの戯曲から生まれた曲です。今期9回分の定期演奏会のプログラムの表紙の絵はこの物語になっていて、演奏会前に作者の寺門孝之さんと佐渡裕さんとのお話がありました。
物語は一人の女性をめぐって兄・弟が争う悲恋物語です。
演奏は大編成で重々しく、佐渡さんが事前に登場人物の音のモチーフを解説したのですが、それを演奏中に、なるほどと分かる力は私にはありませんでした。
少々消化不良気味でしたが、アンコールの仮面舞踏会「ワルツ」を聴けて復活しました。
浅田真央さんがこの曲でフィギュアスケートのフリーで演技したのはもう10年以上も前でしたね。
今日も暑い暑い一日でした。
今夜(8/3)、横浜スタジアムでの阪神・DeNA戦は阪神の自滅という経過をたどって、4-10で負けました。
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