昨年、『76歳。今日も良日』を出した中尾ミエさんは今年77歳。あったり前かっ。
彼女はまさに私と同世代、16歳で可愛いベイビーでデビューしたころをよく覚えています。
ポニーテールで細身で、ぶりっ子しない、一見大人びた女の子、もとい、女性でした。
初書き下ろしエッセイをうたっていますが、聞き書きのような文章立てです。
デビュー曲の「可愛いベイビー」１曲で60年もってるようなことをご自分でも言っています。
でも「片想い」とか「五月のバラ」も素敵なバラードです。
特徴ある高音は昔も、今も変わりません。
ジャズダンス、クラシックバレエ、身体が付いて行かなくなったらタップダンス。
水泳、雑穀料理、水彩画、フラワーアレンジメント、俳句、書道・・・、興味がわいたらとりあえずやってみよう、というのが彼女の考え方。いつかやろうと先延ばしにしてやらないのが、一番もったいないと言います。
愛犬との散歩をかねて毎朝、近くの公園で近所の方々とランニング、ウォーキング、ストレッチ、雲梯などをこなします。
73歳のとき、ブロードウェイミュージカル「ピピン」へのオファーがあり、引き受けます。
そのときの条件が、「懸垂を10回やれるくらい身体を鍛えてくれ」というもの。
彼女は個人トレーナーについて、週２回トレーニングを開始、間に公園の雲梯も利用しました。
そしてとうとう、３ｍの高さの空中ブランコに逆さまにぶら下がり歌ったそうです。
長年連れ添ったパートナーとは父親の介護と看取りのときは別居し、父親を見送ったあとまた同居していると、先日「徹子の部屋」で語っていました。
老け込む暇などなさそうです。
やりたいことがあったら、「もう年だから」はなしですよー。やってみよぅ！ねっ。
今夜（9/25)、バンテリンドームでの阪神・中日戦は阪神・村上投手が連打されて、１－２で阪神負けました。
