1923年生まれの佐藤愛子さん、1972年生まれの小島慶子さん、年の差50歳の2人の往復書簡集です。
『人生論・あなたは酢ダコが好きか嫌いか』は、ある文芸誌でお2人が対談したあと、個人的に手紙のやり取りをしていると知った週刊誌『女性セブン』の編集者が連載企画にし、その後書籍化したものです。
佐藤さんは2番目の夫の大借金の後始末のことや、小島さんは夫が仕事をすっぱり辞めて、お子さん2人とともにオーストラリアに移住、生活費は日本に出稼ぎにくる小島さんの肩にかかっていると、ボヤきます。
夫婦間のことだけではなく、親子のこと、物書きの宿命のこと、今の時代のこと、テーマは多岐にわたります。
小島さんは母親との確執や、ご自身が発達障害と診断されていることを公表していますが、それを乗りこえて余りある毎日を過ごしています。
いつまでもお元気でピシッと立っている佐藤さん、生きづらさはあるけれど、立ち止まることなく進んで行く小島さん。
頼もしいお2人です。
今夜(9/1)神宮での阪神・ヤクルト戦、楽勝だったはずが、8、9回は大山のエラーがらみで追い上げられ、はらはらしました。今夜は岩崎が抑え、4-2で阪神勝ちました。森下のホームラン2本が効きました。
マジック18再点灯です。