新聞をよく読むほうです。中身も、紙数も。
定期購読しているのは1紙ですが、夫がほぼ毎日夕刊を1~2紙、たまに朝刊1紙、日曜日には1~2紙買ってきます。
読むのは嫌いじゃないので、ほぼ全部目を通します。ただ外出が続いたりすると、すぐ溜ります。
新聞のいいところは、「この記事読んでみたら?」と、向こうからアプローチしてくるところですね。
それにネットでは狭い画面をこれでもかと邪魔してくる広告がないところ。もちろん、指定位置に広告は載ってますが。
今日も雨の一日、日曜日の毎日新聞を読んでいました。
別々の紙面に高齢女性の投稿2本。
1本は94歳。子どものころ読んだ2冊の本を原点に、今も読書が続いていることを幸せに思っている、と。
――いつまでも、頭がしっかりしているところ憧れます。
もう1本は70歳。70歳の大台に乗って、久し振りに3歳上のお姉さんと電話していて「70超えたら、あちこちくるよ。私も最近、視力がなくなってきて」というのを聞いて、「メガネしたらいいやん」と返したら、「視力じゃなくて、気力」。衰えたのは投書者の耳だったという話。
――そう、分かる、分かる、分かります。
私、今年になって、NHKの朝ドラと、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」字幕オンにして観てます。
今の形での新聞は生き残れないかもしれないけれど、存在しているうちは付き合っていくつもりです。