自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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猫まみれ展・BORO(ぼろ)の美学

2016-03-24 | 展覧会

神戸ゆかりの美術館で猫まみれ展・・・会期は3月27日まで、
神戸ファッション美術館でBOROの美学・・・会期は4月10日まで、
を観てきました。

両美術館は隣り合っていますので、行ったらたいてい両方見学してきます。

 

神戸ゆかりの美術館では招き猫亭コレクション「猫まみれ展」

 

最近、ますます人気沸騰しているネコちゃん。
猫まみれ展に出展されたアートになったネコ^^ちゃんは約200点です。

絵画、版画、彫刻、陶器など「招き猫亭」が40年かけて収集したコレクションです。
作家たちも様々な作風の方々で、その分いろんなキャラクターのネコちゃんたちに出会えます。

 

そして、このネコたちのリーダーは高橋弘明さんの「ジャパニーズ・ボブテイル」

 

招き猫亭のコレクション第1号はこのテオフィル・アレキサンドル・スタンラン「猫と少女」なんですって。

 

神戸ファッション美術館では野良着と現代ファッション「BOROの美学」

エントランスホールでは金沢美術工芸大学修士ファッションデザインコースの終了制作展が開かれていました。

 

館内は青森の民俗学者・田中忠三郎さんの2万点におよぶ収集物の中から、東北の野良着――タツケ、マエダレ、長着など約100点と、BOROの美意識を作品に表現しているkeisuke kanda(神田恵介)さんなど日本の三組のデザイナーの作品、廃棄される資材の特質を活かして、日々用いるものに創り上げるMODRCOの作品が展示されています。

 

BOROのチラシにつかわれている襤褸(ぼろ)は触れるし写真も撮れます。
まさにボロボロ^^でした。

 

野良着はつぎはぎであっても、芸術品の美しさだったし、若いデザイナーさんたちの作品も着やすそうでポップでした。

ちなみに、NHKの朝ドラ「まれ」で、まれちゃんが着ていたのがkeisuke kandaブランドだったそうですよ。
あ~あ~、あのステッチのあるコートなんかね、と思い出すことができますね。

 

 

コメント
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