狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

青山留吉の生涯

2012年08月26日 | バイク関係
青山留吉は天保7年に山形県遊佐町に生を受けた。24歳の時北海道の漁場に雇漁夫として渡りました。約1年後に漁場を開き、やがては漁場15ケ所、漁船130隻、使用人300人余を要する漁業家となった。
故郷には写真の邸宅を立て村税の8割を収めたという。

さて今回の行程であるが、下記のようになった。
1日目、アパート~上ノ国町 2日目、上ノ国町~青函連絡船~楠美家住宅~五所川原 3日目、五所川原~斜陽館~阿仁(根子)
4日目、阿仁~旧青山本邸~本間家旧本部~象潟 4日目、象潟~秋田港~苫小牧港~静内町 5日目、静内町~アパート 疲れました

角館は静粛に

2012年08月26日 | バイク関係
角館の武家屋敷通りを静かに走りました。実に気持ち良く走れました。
もっとアップの写真とも思いましたが、数少ない読者を減らす可能性があるので辛抱しました。
馬鹿バイクのようにドコドコ音を出して走っては違反です。武家屋敷静粛条例です(小生が作りました)。
散歩中の老人に走行中の私を写してもらいました。武家屋敷が写真にないでしょう。この時季、鬱蒼たる樹木により緑のトンネルになっています。門構えも家も樹木の奥にあるので写真には写りません。

マタギ

2012年08月26日 | 狩猟と銃
マタギを知ったのは何年前であろうか。戸川幸夫の本であった。根子に滞在しマタギの生活を詳細に紹介されていた。
今回の旅ではぜひマタギが見たかった。そして根子も。国道105号をバイクで行くと右に「根子」と標識があった。少々行き過ぎたが、ユーターンして、登った。トンネルは古く小さかった。途中で行き違い用にスペースが設けてあった。
トンネルを出ると根子が見えた(写真)。シャングリラのように夏の光の中で輝いていた。やっと来たのだ。トンネルより下りに入った。戸川のマタギにあった村の中心まで行く。掲示板や床屋も記載されていたが何もなかった。ただ道路は細く複雑に入り組み坂道である。小生の運転技術では転倒の恐れがあるので村の中心に駐車した。小川が流れている、たしか戸川の本にも紹介されていた、あの小川である。その小川を発見でき、充分満足であった。
大館市の方から来ると標識は非常に小さい、見逃さないようにして下さい。

斜陽館

2012年08月26日 | バイク関係
斜陽館、太宰治の生家である。小説「斜陽」を家の名前にしている。この家の概略は皆様承知されているので省略する。
豪壮と言うより威圧的である。
内部の土間には米俵がいくつも積まれ、米食えぬ百姓が働いていた。
そして斜陽館の前には銀行が3軒並んでいた。高利貸をしていた家の前に銀行とは皮肉である。

岩木山

2012年08月26日 | バイク関係
前々より行って見たい所が数か所あった。その一つが岩木山である。美空ひばりの「りんご追分」帰ってこい、など歌謡曲にある岩木山は幾つだろう。この地に住む人たちにとって心の山であろう。
夕暮れの岩木山、朝日に照り輝く岩木山、まさしく「心の山」であった。明日は斜陽館へ行く。