カプリコーン
(キャプリコーン)
一時代を築いた
アメリカ南部のレコード会社
で、言うまでもなく
Allman Brothers Band
(以下オールマン)
の作品群で有名な
レコード会社です
伝説のソウルマン
オーティス・レディング
のエージェントをしていた
フィル・ウォールデン氏
(当時29歳)
がオーティスの死後
69年から心機一転
スタートさせたレコード会社
がこのカプリコーン
意欲的に南部の泥臭い音
にコダワリ
サザーン・ロック
という土臭いアーシーなロック
を中心にカタログを展開しておりました
とにかく
オールマンの「フィルモアLIVE」(71年)
が当たったお陰で
それ以降レーベルは資金を得
多くのルーツ・ロッカーによる作品
を多く出すことが出来たのです
とは言え
大ヒットした作品は
オールマンの作品と
それに伴うソロ作
マーシャル・タッカーバンド
の土臭さ満点
染みる作品郡
そして
ポール・バタ-フィールド・ブルース・バンド
に在籍していた
エルヴィン・ビショップ
のシングル盤
「Fooled Around and Fell in Love」(全米3位)
と、それを収めたアルバム
「Struttin' My Stuff」(75年)
くらいなのよねぇ
しかし俺個人も大好きな
エルヴィン・ビショップ
のバラエティに富んだアルバム
や
ウエット・ウィリー
のソウルフルな作品等
質の良い「中ヒット作」が多く
音的にハズレは皆無
と言って良いでしょう
72年の
「Eric Quincy Tate」
による
「Drinking Man's Friend」
(写真)
などは隠れた激渋名盤
に挙げたいくらい
そんな良質なアメリカン・レーベルでしたが
この手の泥臭い音楽が下火となり
エレクトロ・ポップが台頭してきた80年には
残念ながら閉鎖してしまいました
とにかく
「オールマン」
「土の香りがする音」
「ソウル・フィーリング」
が好き
という方は
このレーベル
「見つけたら買いましょう」
絶対オススメですから
<2/17 Mash >
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