さて、今日は久しぶりに
「音楽について」
書いてみようじゃぁ無いか!
『緊急事態宣言』下で
煮詰まっても仕方あるまい!
そして、そうなりゃ
今年最初の音楽記事は
もちろん今話題の
「ポール師匠の新譜」
となる!
ワケでねぇ・・・・ ただ、そーなると
どうせ「身内びいき」な感じだろ?
とか思われそうだね(笑)。
なになに、そこはマニアな俺だぜ!
「プロの面子がある」
聴く前には
「心を鬼にしてシッカリ聴きレビューするぞ!」
って思うんだ!
だから「厳しいことも当然書く」のさ(笑)。
一言で語るならば
「Withコロナ」時代に相応(ふさわ)しい
そんなバッチリ「ポール印(じるし)の押された」好作品!
と言える!
すでに聴かれた読者様の中には
言いたいことも多々あるでしょう。
「声の衰え」
とか
「曲の弱さ」
とか
「云々かんぬん」
とさ(笑)。
そりゃぁ俺だって
「そう言いたい人の角度」
って重々分かってますよ!
ずっとポールと育って来てさぁ、
いつもいつも楽しみに針を落とし
「アレ?」
って思うことも有ったからね。(苦笑)。
でも本作を俺は「好盤」と言いたいワケ!
多分本作を上記の様に
「否定的に捉える方の多く」って
「ビートルズ」や「ウィングス」時代の
「本家メロディーメーカー」として
大いに君臨した
「あの時のポール」
なのではなかろうか?
ただ言わせて欲しい、
今のポールは御歳80近い・・・
そんな「老人」であるコトも事実であり
聴く時には、忘れてはならない。
勿論、俺だって最初は
あの時代との「声の出し方の違い」には、
多少なりとも違和感はあったよ。
当初俺は何のためらいも無く普通に
「ステレオ・アンプ&スピーカー」
で聴いたのだが、しかし、だ。
次は「モノラル・イヤホーン」に変えて
聴いてみることにしたんだ。
コレ、両耳の「ステレオ・ヘッドフォン」
じゃぁないよ!
俺の言ってるのは「方耳のヤツ」!
昔ながらのアレね!
コレは「長年の勘」なんだけれど、さ。
前述の「今の声」を支える・・・
そんな「サウンドメイク」が
ステレオだと「聴こえ過ぎ」てしまう・・・・
そんな気がしてネ。
まあ、聴こえん人には
絶対に聴こえんだろうけれど(笑)
長年音楽に携わってくると
「聴こえなくてもいい音」
まで聴こえてしまうから
少し厄介でさぁ(苦笑)。
まあ、とにかく本作に「否定的な方」!
「方耳」で「バンッと固まった音」
にして聴いてみてよ!
さあ、いかがだろうか?
まるで見違えるでしょ!
「Withコロナ時代」にピッタリ来る・・・
さすが「MADE IN ROCKDOWN」
(「Lockdown(都市封鎖)」と掛けている。洒落てるね!)
と記されているだけのことはあるよなぁ。
と初っ端から唸るぜ!
ここでは「1曲1曲の細かいレビュー」は
あえて割愛するが
(ハウリンメガネがやってくれるはずさ)
「全曲で全ての楽器と歌をポール自らが多重録音」
した本作は、
オープニングのギターコラージュからして
「冒険心がクスグラレル」展開!
そして、「ジョンとヨーコのバラード」
で聴かれた「あのポーリィ(ポールらしい)ドラム」が
終始、鳴り響いていて、それこそ
「ビートルマニア」
にゃあ、もうタマラン!のよねぇ(笑顔)。
「リラックスしている中での創り込み!」
そんな楽曲が終始続いていくのだけれど
「コロナが常に影を落としているアルバム」
ということも、決して忘れてはいけない・・・
そして、何度も何度も繰り返し聴いていると
「すっかり今のポール・ソングスのトリコに成っている」
そんな自分が居るコトに気が付くはずさ!
実際に先に挙げたとーり
「ビートルズ」や「ウイングス」
そして「バラードメイカー」のポール
とは「一味違うアプローチ・ソングの数々」が
慣れると本当に心地イイ!
コレ、正直言うと「Rockアルバム」!
なんだよねぇ~(またも笑顔)!
今ではすっかりと忘れられてしまった
そんな「アルバム」という言葉・・・
ここでは
「アルバムとしてのマトマリ」が聴かれ、
「アルバムとして1曲1曲の流れが最高にイイ!」
さすがアルバム・アーティスト!
そんなポールでR。
「最後の曲」だけが以前の録音であろう。
声が若々しい分、ボーナス的に聴こえてしまう。
コレをどう捉えても構わんが、
再度オープニング・ギターのリプリーズと
ツナゲテから入る・・・そんなこの曲を
俺はボーナス曲として聴いているね。
総括すると
「非常に今を象徴した、素晴らしい作品」
である!
聴いていて「希望を持てる様になる」し、
俺は「勇気も貰えた」な。
そして特筆すべきは
「今の音楽」に寄せていて
しかも、それが
「非常にツボにハマってる!」
ってところ!
ボブが「ルーツを追及する」男なら
ポールは「音楽の今」を上手く取り入れる!
そんな男なんだよね!
だって「クラブで流れていても気持ちイイ曲」
が有るくらいだから!
ちなみにストーンズだと
「どっちも中途半端」になる・・・・(苦笑)。
そこが彼らの魅力でもあるんだけどね(笑)。
先にも触れたが
それこそ「何度も何度も繰り返し聴くコト」により
益々「充実したアルバムへと変化していく」
そんなところも
「久しく味わうコトの出来なかった感覚」
で、実に嬉しい限りさ。
俺なんて毎日聴いているよ!
とにかくお気に入りなんだよ!
最後に・・・
ホント、多くの人が
「好き勝手に評価」
している様だけれど、
「一聴して軽々に判断するべきじゃぁ無い」
と俺は常々思っているんだ。
(これは「何に関しても言えるコト」だが)
しかも、今はその感想を
意図も簡単に「SNSで発信」したり
「購入サイトの口コミ欄」に記したり、さ。
勿論「何度も何度も聴き込んで書いている人」
も居れば
「自分の趣味に合わないから」って
それこそ
「クソミソに書く人」
も居るわけでね(苦笑)。
それらを「読む人たち」は
「しょせん便所の落書き」程度と捉え
安易に信じて欲しくないんだ。
シッカリと自分のお金で買って
耳で聴いて、ご自身で判断して欲しいな。
本来、「出し手(ココでは書き手)」には
「大きな責任が伴う」はずなのだが、
「余りにも簡単に」感想や意見と称し
これらに記しちゃうでしょ・・・。
「インターネットの自由」を
それこそ「履き違え」ては本末転倒で
誰の役にも立たないと思うね。
本紙『夕刊ハードパンチ』では
今後も「責任を持った取材」を元に、
「責任を持った記事」を
次々と書いていくコトをお約束して
副編集長に「バトン」をつなげたいと思う。
さあ、この「McCartneyⅢ」を
本紙「音楽記事担当」の『ハウリンメガネ』
はどう聴いたのか?
そりゃぁ、俺も興味津々さ。
それでは、ご登場願おうじゃぁないか!
カ・モン、メガネ!
今年も大いに吠えてくれよ!
《 編集長「MASH」筆 》
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