いくつものクリスマスを過ごして来た。
「幸せだった… 」
と今覚えているクリスマスの思い出というと
やはり中学生から高校2年生くらいまでの時代にさか上る。
自分の部屋でキャンドルに火を点け、
軽くウィスキーを煽りながら聴く
美しい「クリスマスソング達」
そのいくつかは
ジョンとヨーコの「War Is Over」
ポールの「ワンダフル・クリスマス」
もちろんビートルズの「クリスマス・ソノシート」
だったり…
まあ、毎年聴いていたね!
本当に「メランコリック」で「センチメンタル」
な自分(笑)が居たんだ。
とても短く「純粋な時代」だったのだと、
今では思うな。
俺の傍らには、いつも音楽が居た。
どんな時も音楽が一番で、大切にしていた
そんな「あの時代」
お陰で、同世代では無い
「本当の女の子たち」に憧れて
「恋愛ごっこ」をしながらも
「こんなのはリアルじゃあ無い!」
なんて言いながら
「Love」を探し求める旅に出だした時代…
時は流れて、いくつもの「Loveクリスマス」を
代わる代わるの女性たちと、過ごして来た。
そのシーンを彩るハズの
「その時その時の女性たち…」
彼女たち全てを、今俺が思い出すことは出来ない。
45年も生きてりゃ当然なんだけれどさ(笑)
とにかく、早くから
ジョン・レノンの「Love」という曲が
俺の恋愛観を決めてしまっていたので、
「リアルな愛」を求めてサマヨウ様に歩んで来た。
だから、「おい、MASH!幸せかい?」
という、自問自答を繰り返す癖は
昔からなんだ。(笑)
クリスマス…
「ロマンスを求めて」街に出たあの頃の自分は
今や遠くなりつつある。
でも、ふとした街角で
「ラスト・クリスマス」や「クリスマス・エイド」
を耳にすると
ある人の笑顔を思い出す。
しかし、それは確信を得ない、ぼんやりとしたもの…
彼女だったり、またほかの彼女だったり…
はたまた、エピソードやドラマが混ざり合ったり…
クリスマス。
そんな女の子たちが過ぎ去った時間…
少なくとも、いくつものドラマが僕らにはあった。
そのヒロイン達は、読み切りのヒロインも含め、
すべてが「幸せ」になっていることを願う。
そして、これを読まれているみんなにも
「Happy クリスマス!」
君が望めば、戦争も終わるよ!
《ジェリーズ・グループ代表 MASH》