「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

ボブ・ディラン東京8日目!素晴らしく温かいサウンドに酔う!ボブの美しいピアノが会場をハートフルに!

2014-04-10 10:26:33 | MASHイズム

ゼップ・ダイヴァー・シティ東京

ボブ・ディラン8日目

 

結論から言おう

 

「全体的に温かいサウンドが溢れ

 ホワーンとした空気が会場を包み込んだ

 そんな音楽的なライブでした

 

いよいよ東京も残り2公演

という状況の中

前日の機材トラブルもあったので

会場は最初、少し神経質な感じ

 

それもそのはず

来ている人たちは

数回来ているのが普通

という全9回の東京公演

 

でもそこはもう8公演目

会場内では各自知り合いも増え

開演前の話し声は日に日に増しています

うんイイ感じ

 

この日はどの曲が

という話よりも

全体の演奏が素晴らしかった

 

ボブのピアノが全編で美しく

そこに寄り添う感じのバンド演奏

 

これが当然歌にも随所で飛び火し

「おぉ

と俺も声を上げてしまう場面が多数

 

今公演を8回も見て

まだこんな感動的

な部分に出逢えるわけだから

今回のボブツアーは素晴らしい

 

曲目変更以上に

演奏や歌い方の違いを楽しむ

というコアな聴き方になっているぞ

 

を強いてあげるなら

前半では

「Tangle Up in Blue」

 

ハーモニカでイントロから

長々とソロを取るボブ

そこに引っ張られて

バンドも素晴らしくウォーミー

 

しかも

チャーリーは今ツアー始めて

白いストラトを使用

カッコ良かった

 

そして後半は

「Early Roman Kings」

この日の全体を表したかのような演奏で

ボブによるピアノ

チャーリー

の掛け合いは実に見事

 

2人だけのJam

に他が巻き込まれてグルーヴィーになる

という感じの攻めぎ合いに

会場は大興奮

 

の中ではピーク

になる演奏でした

 

とにかく

ボブの美しいピアノがこの日は絶品

だったので

どこをとっても感動的な一日でしたね

 

ピアノがメインだと

バンド演奏は当然柔らかくなるし

そんな夜もあっていいよね

 

最後の整列時

盛り上がりの中

会場整理が異様に厳しく

最前列の前に立ちはだかる図だけは

全く頂けない

けれどね

 

ちなみに写真

ボブ日本ツアーを

会場から支える重鎮達

とパチリ

 

さあ今夜

東京最終日

みんなで見に行こうぜ

 

8日目のSetは以下

    

Stu's Guitar(J45) intro
Things Have Changed 
She Belongs to Me 
Beyond Here Lies Nothin'
What good am I? 
Waiting for You 
Duquesne Whistle 
Pay in Blood 
Tangled Up in Blue 
Love Sick

 <Half Time>

Stu's Guitar(Telecaster)intro
High Water (For Charley Patton) 
Simple Twist of Fate 
Early Roman Kings 
Forgetful Heart
Spirit on the Water 
Scarlet Town 
Soon after Midnight 
Long and Wasted Years

 <Encore>

All Along the Watchtower 
Blowin' in the Wind

<4/10 Mash >

湘南を代表するVintage Guitar Shop
「Jerry's Guitar」のオーナーです。
http://jerrys.zero-city.com/
Twitter(ツイッター)フォロー大歓迎
http://twitter.com/Jerrys_MASH
「Jerry's Guitar」が送る総合エンタメTV「Jerry's.tv」もハードパンチYou Tube http://www.youtube.com/user/jerrysmas