「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

久々に聴いている「R.E.M」の「Out of time」。これぞ悲しすぎる風格!曇り空にぴったりです。

2012-01-21 09:49:47 | 音楽(アルバム紹介)
91年に出た
R.E.M
のアルバム
Out of time

R.E.M
と言えば
アメリカン・カレッジ・ラジオ
のオン・エアーからスターになった
アメリカでも異色のバンド

80年代にデビューした
数少ない本物のバンドであった

そんな彼らのピークがこの
Out of time


一曲目の
Radio Song
では痛烈に音楽業界や
アメリカ社会の中で
危険に脅かされる子供たち
を危惧している

そして、大ヒットであり
彼らの最高作
Loosing my religoin

もちろん
Half a world away
の悲痛さも泣ける

マイケル・スタンプ
の心の内面から抉り出されるような
ボーカルが全編で素晴らしい

演奏もシンプルな中に
クラシック・ロックの風格がある

挙げれば切りが無いんだけれど
とにかく、素晴らしくディープな作品である

今更、この作品を取り上げる理由なんて
本当は無いのかもしれないけれど
今朝の曇り空にはぴったり
だったから

今聴いている

この後、
彼らは色々な方向性を模索し
各方面で人気を得たようだけれど
はこのアルバム以後
あまり感動した記憶が無い

だからこそ
この作品の深さ
がイイ感じに響くのだ

ロックの終焉

そんな足音が聞こえてくる・・・
そこもまた、イイ

<1/21 MASH
湘南を代表するVintage Guitar Shop
「Jerry's Guitar」のオーナーです。
http://jerrys.zero-city.com/
Twitter(ツイッター)フォロー大歓迎
http://twitter.com/Jerrys_MASH