Neil Youngを聴こう！今日もニール・ヤングだ！②

最近よく聴く作品は
我らがニール・ヤングの
「Are you passionate?」

この作品はほぼ数日間、
ライブ録音に近い形で録られているという
このスタイルからして
相変わらずの「ニール節」に酔う

ブッカーＴとダック・ダンがバックを固め、
ニールの「歌うエレキ・ギター」も満載
ワイルドな彼を信じているヤツには物足りないかい
そりゃ、音楽の本質を聴いてないヤツらまで
俺は面倒見切れねえけどな


俺が彼を支持する理由は
「自分を貫いている」
からだ

歌詞の面では主張を高らかに語り、
サウンド面では彼を真似できる人間は皆無
歌声はどんな白人よりも優しく美しい

そんな彼の安定した活動の中
ファンの間でも評価の低いこのアルバムこそ
ニールらしい温か味と音楽観に溢れている

俺はニールをロッカーと見る向きを気に入っていない
彼は詩人であり、非常に稀有なメロディー・メーカーである
最近のボブ・ディランが出来ないことを
ニールは「正義感から来る役割」として
理路整然とこなしていく

この作品を分からないニールのファンがいることこそ、
彼は不幸だ
でも、そんな彼が俺は好きだけどね

コレこそ、すべての音楽家に今こそ聴いて欲しい
腰を据えれば、
きっと分かってもらえると思うよ

2002年作品

＜8/14 Mash＞
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