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「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

Dr.Jhon!余裕のステージに拍手!

2010-10-20 00:57:11 | 辛口「音楽LIVE」リポート
昨夜、ビルボード東京へ
Dr.ジョンの2Ndステージを見に行ってきました

結論から言いますと、
「巨匠の余裕タップリなステージ」ってところか
素晴らしい「ルーツ音楽」に酔った1時間15分でした

バックを勤めたトリオ「The Lower 911」の演奏も素晴らしく
安定したセカンド・ライン・ファンクに思わず腰が踊りだす始末・・・

「Iko Iko」や「Such a night」という代表曲を温存
(このステージだけかもしれませんが
それでも本物のステージングを展開
「ルーツ音楽」だけプレイしてりゃでイイんだ
と再確認させられた夜でした

こういうリズム・セクションならギターも歌も楽です
バンドを組めない理由に俺の場合良いリズム・セクションがいないって話

おっとっと、巨匠Drジョンのに触れないとね
まさに「ニューオリンズの生き字引」な黒さは当然健在
白人ながら独自の「本物感」は素晴らしいよね

ほぼ全編、グランド・ピアノでのプレイってのも嬉しかったな
本物のタッチが音を通じて分かるからね
これにも「さすが」と唸らされちゃいました

前回の来日時よりも演奏、歌ともに間違いなく充実
70歳とは思えない力強さを感じました

この年齢までプレイしていたい
そう心に決めた夜でした
よしっギター弾くぞ~

<10/20 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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このメンバーでBrand New Heaviesのライヴ!

2010-02-28 02:40:25 | 辛口「音楽LIVE」リポート

22日の東京最終公演を
ビルボード東京で見た

昨年ほどのパンチは無かったけれど
(大阪公演に温存だね・・・
それでも平均点以上のノリを見せ付けた彼ら

Acid Jazz全盛期を懐かしむってよりも、
現代のグルーヴを見事に吸収した安心のノリ
余裕のステージってところでしょう。

さて、今回は俺の一番弟子で、
ご存知「Headstock工房」の社長
「Dr.Yuta」(中央)

当店ヘヴィーユーザーの「ゴードン」(右)
の3人で見ました

変な3人組だねぇ
まったく、困った奴らだぜ

<2/28 Mash>
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09年はアレステッド・ディヴェロップメントのライブで締めろ!

2009-12-29 02:24:37 | 辛口「音楽LIVE」リポート

昨年の年末ライブよりもタイトなバンド・サウンド、
ステージ毎に日替わりに出すヒット曲、
ラッパーの「ワン・ラヴ」を前に押し出し、
スピーチのラップは控えめ・・・
どれもこれも、

「これぞ、進化したアレステッド(以下AD)だ

と大声で言いたい

東京4回公演中、その中の2回を見た
(28日の1stと2ndステージ)

両ステージともにオーディエンスのノリは良好で、
大盛り上がりに変わりはなかったんだけれど、
曲目が替えられている点と、
パフォーマンスに大きな違いが見て取れたゾ

先ずは往年のロック・バンド「The Who」の名曲
「Who are you」のイントロで登場し、
New album「Strong」からの新曲を立て続けにパフォーム
これは両ステージで共通であり、
ロック的な感じで幕を落とした。

1stではサンタナのバージョンで「ブラック・マジック・ウーマン」を披露
そこで「イーシー」が彼女ならではのワールドワイドなダンス・ソロ
側転や激しいシェイクを連発させる独壇場であった

一方スピリチュアル・アドバイザーの「ババ・オージェィ」は
ショーの途中から参加し、ブリッジを決めていた

一方2ndでは06年発表の前作「Since the last time」から
「ミラクルズ」と「I know I'm BAD」の2曲を披露
特に後者は俺が最も好きな曲でもあり、
興奮は坩堝だ

「俺はすげえぜ、ジェームズ・ブラウンやアリのようにさ

って、ホント最高だぜ

JBへの愛情はスピーチの1stソロでも見えるけれど、
これは別格
なんせ、「BAD」って言葉を使ってるんだぜ
勘のイイ人はもう気づいたよね
ちなみにこの2曲、1stではやりませんでした。

で、両ステージともにスピーチのソロ版「What's going on」
(もちろんマーヴィン・ゲイの曲です)はやらず、
ソロからは4non bloondesの「HEY SONG」が登場
う~ん。どうせなら使い分けて欲しかったかな~
でも、盛り上がりは最高潮

ちなみに2ndでは「ババ」もショーの最初から登場しましたが、
ブリッジは出ず、「イーシー」のダンス・ソロもありませんでした

しかし、俺、大人気なく1stではフロアーを盛り上げ、
おまけに踊りっぱなしのダンスで、メンバーにもアッピール
レコードも振りかざし、ショーの終わりに
「スピーチ」「ワン・ラブ」そして「イーシー」と早速熱いトーク
「次のショーで会おうぜ」と言うと、
「OK、じゃ、後でゆっくりとな
なんて。

おまけに周りからは
「いやあ、盛り上げ隊長
とか、なんか色々声かけられちゃうし・・・

その後のサイン会では「ワン・ラブ」との抱擁の後に
「上の階にいたんだよ。」という俺に
「ああ、、見えてたぜ。今回も乗ってたな」と彼。
本当に今回は彼もADの一員にやっとなれた、
って感じで、一体感を演出していたよなぁ。

「スピーチ」も「よう、2回目のショーはどうだった
なんて聞いてくるから、
「グレートなショーだったぜ」と言うとニコリ
おまけにレコードを出すと「ピースマーク」を入れてくれるし、
「貪欲に行け」(Stay thirsty)とメッセージまで
ホント感動です

そして、「イーシー」
1stでは彼女のすぐ前で踊ってて、ずっと俺を指差してくれてたからね。
1stの後にも彼女とは一番話をして硬い握手をしていたんだけれど、
会うなり「Oh Sweety」だってさ
もう友達みたいな感覚で、俺も
「久しぶり~、今回も良かったゼ
みたいなさ。

なんかでも、この一言で俺、興奮しちゃってね。
だって黒人女性に「かわいい人」なんて言われたこと無いもん。
だから、この時ばかりは何を話したか覚えてねえんだ
「また来年会おうね
って言ったら
「もちろん
と力強く言ってくれたことは忘れないけれどね。

とにかく人柄も音楽も彼らは素晴らしいね。
「メッセージ」も相変わらず力強いしさ。

会場全体がニコニコと自然に話をする空気になっていました。
長いコンサート経験の中でも、
こんなに他人と話をしたライブも珍しいよ
みんな笑顔

これが一番だよね

サンクス
AD

おかげで良い年になりましたよ~

ちなみに大阪で年越しライブあり
行きてぇなぁ~

<12/29 Mash>
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デイヴ・マシューズ・バンド IN LA 2001

2009-08-24 00:17:14 | 辛口「音楽LIVE」リポート

「Don’t drink the water」で
予定どうり20:10ピッタリ
(楽屋でデイヴ自身が20:10からスタートする、と言っていた)
にショウが幕を明けた!

そしてその瞬間、
5万人以上のオーディエンスが、
いきなりピークを迎え踊り出す…。

日本じゃ想像できないくらいの一体感と高揚感、
これにはいつもながら「やっぱりこの国はイイ!」
と単純に笑顔になってしまう。

僕は今までにも何度か時間を見つけては
ここLAのライブ会場に足を運んでいたので、
オープニングのアメリカンな空気には
特に懐かしい喜びを感じてしまったのだ。

ただ今まで見てきたミュージシャンと言えば
Rolling Stones , Bob Dylan, Bruce Springsteen,
そしてGrateful Dead !
そんな押しも押されぬ大物ベテランロッカー達・・・。

正直、今回のDave Matthews Band(以下DMB)は
ここ全米でのセールスが凄まじいとは言え、
まだまだ彼らと比べると若手の部類。
僕自身ファンながらも、5万人以上収容のドジャースタジアムが
本当に埋まるのかどうか、
ショーが始まるまで心配で仕方がなかった。

現にオープニング・アクトの素晴らしいソウル・ディーヴァ
「メイシー・グレイ」の時には
5分の1も埋まっていなかったのだから…。

しかしそんな心配は一切ご無用。
ここLAでもDMBの人気はとんでもなかったのだ!
それはこのオープニングの瞬間に、
会場の超満員を照らすライトで安堵感に変わった。

当日は地元FM局がドジャースタジアムの広大なパーキングから実況放送し、
彼らの曲を流しまくり、
それに釣られ若者達はとんでもないビールの消費量と共に
ハイになり続けている・・・。(ビール以外も有るようだが・・・)

とにかく、どこにいてもトラブルに巻き込まれかねない、
スタジアム級R&Rお決まりの「ちょっと危険な図式」が
既に出来上がっていたのだ。

そんな中のスタートだったからクレイジーになって当然、
2曲目には早くも代表曲「Satellite」が登場。

デイヴの腕達者なアコギによるイントロが全く掻き消されてしまう程の大歓声、
そして大合唱。う~んスゴイ!

こう書くとDMBをまだお聴きで無い方でしたら、
どんなにハード・エッジなロック・グループか?
と、お思いでしょうが、
この「Satellite」に代表されるように、
彼らの曲の基本はアコースティック+JAZZ
(現にデイブ以外のメンバーはジャズ畑出身が多い)というもので、
「えっ、これでクレイジーに踊るの?」と思ってしまうかもしれません。

だけどそこはルーツ・ミュージックが根強いアメリカ!
彼らの音楽をシッカリと受け止めるだけの土壌が
若者の間にも出来上がっているのです。

さて日本でもやっとお馴染みになった新曲「I DID IT」は
これまた前半の4曲目にプレイ!
デイヴがエレキギターに持ち代えて強烈にプレイされる最初の曲となり、
当然?大合唱。

僕の目の前にいる今風ティーンエイジャーの女のコ(2人組)も
腰をクネクネさせ大喜び。う~ん、プリティ!
現に、ティーンエイジャーの姿が半分くらいなんじゃぁないのか?
土壌の違いなのか、日本では20代半ば以降のファンが多い彼ら、
その違いに少なからず戸惑ってしまった。

そして、ショウは全く休むことなく続く。
ラストはボブ・ディランの名曲
「All Along The Watch Tower」!

終始この異常なハイテンションの中2時間半続けられた。
そして、彼らはクールに手を振っただけで帰っていったのだ。
「なんてカッコイイんだ!」
あれだけ密度の濃い演奏をすれば
全てがオーディエンスに伝わっているハズ。

そう言えばショーの前にバックステージで
「最高の音楽ですよ!」とエキサイトしている僕に優しい笑顔でデイヴは「Thanks!」と言ってくれた。

あの一言に彼らの自身と未来を見たような気がする。
彼の優しさがそのまま音に出た最高のR&Rコンサートに他ならなかった。

6年前のGrateful Deadの前座から上り詰めた彼らの頂点を、
きっとジェリー・ガルシアは天国で安心しながら見ていることでしょう。

Thanks!DMB!<終>



いやあ、今読むと色々まあ、稚拙な面も・・・
ただ興奮は伝わるし、俺大好きだったからね。
今回の写真は楽屋での彼とのやり取り中のカット

いやあ、やっぱ嬉しそうな顔だわ~
ちなみに2001年の5.22のライブです。

<8/24 Mash>
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アン・ヴォーグに見た黒人音楽のルーツ

2009-07-05 10:37:23 | 辛口「音楽LIVE」リポート

アン・ヴォーグのライブをビルボード東京で
初日とラスト(共に2Ndステージ)を体験して来ました

何が素晴らしかったって
そりゃもう、「歌の世界」ですよ
R&Bの枠を優に超えたソウル・ライブに失神

圧巻はソウル・ディーバ・メドレー
これでもか
と歴代女性ソウル歌手の歌を長~いメドレーで聴かす
黒人音楽一色のディープな内容に
俺は踊らされっぱなし
最高だった

なんせ、4人がステージ上で競い合って歌っているんだもん
こっちはその「レベルの高いオーディション」を見ているかのような
そんな錯覚に陥る

歌は勿論、踊りも完璧で
衣装のスパンクホール輝くキラキラ
「あのソウルの香り」そのもの
「ソウル」に心を奪われて早20年、本物のソウルを見た気がします

改めて「歌って踊れるミュージシャン」を目指す気になりました。

今までに500以上のライブを見てきた俺だが、
確実にTop5に入る最高の公演でした

黒人音楽こそ全て
コレでいいのだ

<7/5 Mash>
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アンヴォーグ最高!

2009-06-30 12:58:52 | 辛口「音楽LIVE」リポート

昨日の夜、ビルボード東京に行って、
アンヴォーグを見た

最高のソウルliveに踊り狂う俺
正直なところこんなにもカッコ良いとは
見るまでは想像していませんでした。

絶対見ないと後悔する
そんなショウです

明日も行くので、今日は控えめに書きます。
詳しいレビューは後ほど~

<6/30 Mash>
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憧れののブラン・ニュー・ヘヴィーズ

2009-04-01 12:21:15 | 辛口「音楽LIVE」リポート

憧れののブラン・ニュー・ヘヴィーズ

90年代に入り、ロックの世界は二分された。
アメリカンロックはニルヴァーナを代表とする
荒々しいグランジへ。
ブリティッシュ・ロックはオアシス達、
マンチェスターRockへ・・・。

きらびやかな80年代POPは消え去ってしまった。

そんな中「もうロックはキツイな・・・」
と感じ始めていた俺に強烈なパンチを食らわしたのが
ブラン・ニュー・ヘヴィーズだった

90年代のUKクラブシーンの中で生まれたAcid Jazzムーブメント。
勿論レーベル名でもあるAcid Jazzの代表的グループが彼らであり、
そんな彼らのステージを昨年ビルボード東京で見た。

結論から言おう。
「最高のライブ」であった 

そしてステージ後、
彼らとマン・ツー・マンでトークした。

「フェイバリット・ギターリストは?」という俺の問いに
「ジミーペイジ、ジミヘンそして、トニー・アイオミ!」と答えるサイモン!
黒人好きじゃぁ無かったのかぁ・・・!
と落胆する俺。
上機嫌の彼とサバスの曲を一緒に歌いました・・・。
(知ってる俺も俺か・・・)

めげずに「なぜサバスなんだい?」と聞いてみると、
「彼らの曲にぶっ飛んだよ!」と、もろロック発言
ファンキーなプレイを身上とする彼なのに・・・
まあ、人は見かけによりませんね
(だからジャケ写でフライングVだったのか?)

気を取り直し、グループの核となる男、
ドラムのジャンとの3人でパチリ(写真参照)

その後黒人ベーシストのアンドリューとベース談義。
業界屈指のファンキー野郎の指先は実に硬く、
手は信じられないくらいデカイ
これでチョッパーされたらカナワンゼ

「とにかく、プレイし続けりゃ上手くなる

と言ってたな
カックイイ~

何はともあれ最高の夜をサンキュー
ブラン・ニュー・ヘヴィーズのグルーブに
20歳そこそこの俺は救われたんだぜ

俺もこんなライブ・バンドを作りたい

そう思う今日この頃です

<4/1 Mash>
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コラム ② ライブ体験記 「ジョン・オーツ」の巻

2009-02-03 12:23:28 | 辛口「音楽LIVE」リポート
ビルボード東京で昨日行われた
ジョン・オーツのライブに行って来ました

ドラム、ベース、鍵盤というシンプルなバックに
オーツ自身のギターを核に繰り広げられる歌世界
これには終始笑顔ですよね

ソロ2作目の最新作「1000マイルス・オブ・ライフ」の曲を中心にしながらも、
もちろんホール&オーツの曲も数曲披露。

歌以外にもMCの面白さも見逃せない、アット・ホームなライブでした。
例えば、

「ヘイ、ガイズ!演奏の用意はできたか?」
バンドうなずく。
「用意できてないのは俺か・・・(笑)」

とか
「今度の曲は立って演奏するぜ!」
立つ
「立っても座っても背丈変わんねえな・・・ほっといてくれ!(笑)」

とか
「リクエストは?」
客がリクエスト
「あっ、それは出来ないなぁ・・・他には?」
他の客がリクエスト
「おお!それそれ!」(クイズか?

「シャウト系とかダメなんだよねぇ・・・俺、」

「何曲かお客から上がって選ぶ、コレがプロの手口!」
堂々と言い放った後に
「ショーの後で君にお金上げるよ(笑)」

リクエストした客の微妙な笑顔にまたまた会場笑い

といった具合の終始「の~んびり」した雰囲気から
歌になった時の「異常なまでの緊張感」まで、
Topを知っているプロ意識と微妙な(良い意味での)人柄が混ざり合った
「ホール&オーツ」では見られない素晴らしいライブでした。

俺的にはホール&オーツのライブよりもずっと音楽的で好きだな
元々オーツ好きですから・・・俺ってば。

 写真は最新作!こちらを聴こう

<2/3 Mash>
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