ＮＯ１０２・・・ヒーラー養成講座３４

　もし誰かが少しネガティブなエネルギーを持ってどなってきたりして、あなたを苦しめ始めると、あなたはとても困った状態になるでしょう。

　ネガティブなエネルギーに敏感になり過ぎるのです。。仮に７０人が「あなたは本当に素晴らしい」と言ったとしましょう。その後、ある一人に「おい、あんたは最悪だ。氣が狂っている」と言われると、あなたはすぐに「どうして彼は私をどなりつけたのだろう？どうしてわめいてきたのだろう？」と思うでしょう。

　７０人のエネルギーによって自分のエゴを育て上げたせいで、たった一人からのネガティブティも受け入れられなくなっているのです。

　もし初めから「いえいえ、神の恩恵によってできたのです。」と言っていれば、７１人目の人がネガティブな事を言ってきても、エゴがないので「自分は最善を尽くした。全ては神の手の中にある」と言って、簡単にその人のネガティブティから逃がれる事が出来るのです。分かりますか？

　少しばかばかしい事のように思えますが、これを実践しなさい。あなたの人生において非常に非常に大切な事です。ポジティブな物事を喜んで受け取り、ネガティブな事も喜んで扱い、両方を神に返さなければなりません。

　自分は神の手中にある素晴らしい人形なのだと感じなければなりません。あなたは神の手中にある道具なのです。これがいつも口からマントラのように出て来なければなりません。まるでストーカーのように出て来なければなりません。

　

　

ＮＯ１０１・・・ヒーラー養成講座３３

　私は、自分自身をとてつもなく愛しています。沢山の人々が彼の事を愛しているのです。それが一端です。人々に愛されると、知らず知らずのうちに思考の中にエゴが育ちます。

　ある時点で、小さな毒の一滴が育ってしまうのです。彼は、自分が考える事は全て正しいと思っているのです。

　仮に１００人が「まあ、あなたは何て素晴らしいのでしょう。本当にきれいですね」というと、あなたは「私が綺麗な事は分っています。この服似合っているかしら」と言うでしょう。例え口に出して言わなくても、心の中では、「分ってるわよ」と思うでしょう。

　あなたがそう思うのは、すでに６０人の人々に、「あなたは、とてもきれいですね」言われたからであり、６１人目がやってきて「まあ、あなたはとてもきれいですね」と言うと、「分っています。ありがとう。分っているわよ」と心の中で思うのです。

　そのようにして、エゴがその男性の中で大きくなり始めたのです。彼は自分が思ったことは何でもすべてが真実だったのです。あなたは、それを完全に抑えなければなりません。さもなければ、もうお終いです。

　誰かに「あなたは、とてもきれいですね」　「本当に素晴らしい仕事をしましたね」と言われたなら、ただ、「まあ、どうも有難う御座います」と言い、それから即座に「私がしたのではないのです。神の恩恵によって、出来た事なのです」と言わなければなりません。

　このテクニックは大きな防壁や、護衛のような働きをします。素晴らしいポジティブなエネルギーに耳を傾けるようにしなさい。でも、ポジティブなエネルギーを吸収し過ぎてはなりません。ポジティブと言うのは常にポジティブであると言う事なのです。

ＮＯ１００・・・ヒーラー養成講座３２

　それにもかかわらず、彼は人生が心地良くなかったのです。神の存在がどこにも感じられないのです。「神は本当に存在するのだろうか？もし存在するのならば、ヴェーダーの中や、祈りの中だけに存在するのだろうか？

　一体誰がヴェーダーを生み出したのだろうか？こういったヴェーダーやマントラを読み上げると、神を見つけることができるのだろうか？」

　彼が話している時、私は彼の話を信じる事も受け入れる事もできませんでした。本当に不満でした。こういうタイプの人にはどう返事したら良いのでしょうか？彼はシルディー、ババの写真からヴィブーティが湧き出る奇跡を何回も目にしました。

　多くの物事を見てきました。私の事を愛していますし、私の足元にひざまずきますが、それでも疑いと混乱を抱えているのです。彼は何も信じません。彼は私の事を大好きで愛してくれていて、私の為なら死ぬでしょうが、「一体真実は何なのですか？何が真実なのですか？」と、神の真実を欲しがっているのです。

　私は彼に何と答えたら良いのでしょうか？

続きます。

ＮＯ０９９・・・ヒーラー養成講座３１

　　　　ポジティブとネガティブの両方を喜んで受け取りなさい・・・両方を神に渡しなさい

　あなたの思考がブラフマ・コンシャネスの支配下にないのであれば、あなたがサードアイやそれより高次の所に到達していても関係ありません。いつかあなたのスピリチュアルな行において、とても大きな混乱、疑念、拒絶反応、不快感、不安が満ち溢れる可能性が大きいでしょう。

　あなたが自分の魂のメッセージを捨ててしまうと、魂はその能力、思考力、スピリチュアルな能力など、あらゆるものへの扉を閉ざしてしまうのです。すると、非常に大きな精神的問題に見舞われます。そういう人々も見てきました。

　数日前、ある人が再びやってきました。６１歳の人です。彼はシルディー、ババに本当に本当に献身していました。ヴェーダーを完璧に知っています。ヒーリングテクニックも知っています。ある意味ではネガティブティの扱い方を分っています。

　彼はマスターですが人生に莫大なネガティブティを吸収してしまったのです。そのネガティブティが疑念やおかしな混乱という形で彼を襲っています。彼は、シルディーババについて疑っているのです。私の事も疑っています。

　自分の妻の事も疑っています。子供たちの事も疑っています。自分自身の事も疑っています。すべてにおいて疑いを抱えているのです。これは、すべて彼が思考を律するためのチャンネルを開くプロセスを完全に終わらせなかったからなのです。
　
　彼は魂が自分に伝えようとしていた事を無視しています。彼の思考はあっちこっち飛び跳ねているのです。「やあ～スワミ、私はあなたよりもヴェーダーについて知っていますよ」

　「そうですか、それがどうかしましたか？まあ、良いでしょう」と私は答えました。「やあ～スワミ、私は本当にたくさんの経験を積んできたのだ。もう６２歳に近い。人々の扱い方は良く分っているよ」

続く

■ブラフマ・コンシャスネスとは
　思考と魂との間で黙想する意識の側面・・・最終的には、思考を完全に制御する力を授ける。エネルギーを魂の方へ向け、意志力によって正しい行動を起こす。どのようにして宇宙エネルギーを方向付ければ良いのかを教える。

■ヴェーダーとは
　何千年も昔に超自然的な聖者たちによって生み出された最古の神聖な知識体系。ヒンドゥのスピリチュアルで哲学的な文献の中で最も神聖で古いものと見なされており、ヒンドゥの文化と宗教の基盤になっている。
　

　

ＮＯ０９６・・・ヒーラー養成講座２８

　　　　　　　　　　　　　　　貴方には力がある

　あなたの人生が成功するか失敗するかは、あなたの話し方と、考え方と、考え方と、自分自身の表現の仕方次第です。これをヤッドバヴァン・タッドバヴァティと言います。つまり、どんな色であれ、あなたが掛けている眼鏡の色でしか物は見えないと言うことです。

　どんな種を地に撒こうが、その種からから出来る果物しか手に入りません。マンゴーの種を蒔けば、マンゴーだけが手に入り、パイナップルは手に入りません。

　祈りの中で何を神に願うにしても、強く深い意図を持って願わなければなりません。それが受け取るための唯一の方法です。そのようにすると、ほかの小さな恩恵も受け取ることが出来ます。

　マンゴーが欲しいと祈っているなら、マンゴーの葉や、花や、根っこや、木も得るのです。しかしながら、主として受け取ることになるのはマンゴーの果実です。

続く

ＮＯ０９５・・・ヒーラー養成講座２７

ディチャージ（放出）

　どのようにしてネガティビティをディチャージするかというのは大きなテーマであり、とても重要な問題です。ネガティビティに気づき、どのようにしてネガティビティを扱うのか、どのようにして自分自身を守るのかを分っておかなければなりません。

　９０％のヒーラー達は大きな病気や痛ましい問題を抱えています。それは、ネガティビティをディチャージしていないからです。初期の段階では、ネガティビティを五大要素の中にディチャージします。特に、地の磁力はネガティブなエネルギーを吸い取ってくれます。

　イリュージョンの第３段階に入ると、自動的にネガティビティをグルパランパラへとディチャージすることが出来るようになります。グルパランパラに繋がると、ネガティビティが私の生徒に襲い掛かる事は決してありません。

　どんなものであれ、あなたの元に来るはずの悪いカルマは、私やババの元に来るのです。貴方の元に行く前に、まず私の元にやってくる事になります。９９％が私の元にとどまり、１％だけが貴方の元に行きます。

　貴方が大きなエネルギーを持っているなら、その１％は問題ではありません。私の元にやって来た来たネガティビティは、その後ババの元に行きます。

　私は毎日ババの所に行って、ババの足に触れて、それをディチャージしています。長い時間をかける必要はありません。ほんの１～２分、チャンネルを開いて、ただババにそれを渡すだけです。

ＮＯ０９３・・・ヒーラー養成講座２５

　スピリチュアリティとはエレベスト山を登るようなものです。楽な道のりではありません。たくさんのエネルギーチャンネルに向かい合うには大変な努力が必要です。

　例えあなたが自分の家にいたとしても、たくさんの物事があなたに押し寄せて来て、あなたをかき乱し、妨害するでしょう。たくさんの批判や、たくさんのおかしな物事や、たくさんの混乱、あなたの不可解な人生についての多くの疑念がやって来ます。

　あなたが純粋なハートですれば、すべてが可能になります。たとえ神が貴方を試していても、マスターが試していても、問題ありません。

　見て、実行しなさい。それは実現するでしょう！私の理論では、それがスピリチュアリティのすべてです。

■仙人補足
　人間に生まれた目的は、ただ一つ解脱するという事が前提で生かされていますので、神は人間を解脱の目的を達成させるために、いろいろの事を通して次から次に仕掛けてきます。ゆえに、その試練を乗り越える方法は「愛」を育てる以外ないと言う事がこの項では教えられているのです。

　人間の幸とは、決してお金で得られるものはないのでお金に振り回されながら生きるのではなく、「愛」を育てるには、どうすべきかを考える人生にしたいものです。これが、できなければ永遠に試練はやって来るでしょう。

次回はネガティビティを防ぎ、チャージするに続きます。

ＮＯ０９２・・・ヒーラー養成講座２４

　クリシュナデーヴァラーヤ王はこのメッセージにとても感激しました。４５０年前の当時、彼は世界で一番の億万長者でした。彼は財産をすべて費やして、インド中、特にこの州に数々の寺院を建立しました。

　王が建てた数多くの寺院のうちの一つを建てるだけでも、現在なら数億ドルかかるでしょう。ティルパティとハンピは、王が築いた数多くの聖地のひとつに過ぎません。村々にも大きな、大きな、大きな寺院を建てました。

　だからこそ、王は神のダルシャンを得たのです。なぜこの話をするかというと、あなたのハートが開いているとき、マントラを唱えて瞑想をしている時、頭の中にヤントラを形作ることができるとき、あなたｈマスターであり、神は個人的に貴方を試しにやってくるからです。

　神は様々な人々の姿でやって来ます。あなたに思考や気分を変えさせたいのです。神は間違いなく貴方の頭を混乱させるでしょう。

続く

ＮＯ０９１・・・ヒーラー養成講座２３

　それからクリシュナデーヴァラーヤ王は木の下に座り、リラックスして考えました。「この密林には水がない。だｋら、水を探しに行くことはできないな」それでもよかったのです。」彼は王様であり、立派な性格をしたとても強い人でした。

　そして見ると、先ほどの老人の姿が消えてしまいました。老人が消えた後、王はハートが本当にうずいて痛み、「神よ、あなたは何でもおもしろいのでしょう。これは私の王国です。あなたはやって来て、私の水を飲んだのですね。水を飲んだ事は別に気にしていませんが、何故あなたが誰なのかを教えてくれないのでしょうか？

　何故真実を教えてくださらないのですか？何故ダルシャンを授けてくださらないのですか？私は人生で誰一人として傷つけたことはなにのですよ」と言いました。

　すると直ちに、空っぽのツボに再び水が現れました。その時、クリシュナデーヴァラーヤ王は「心配するな。私は君のハートの中にいるのだから。私は君の王国に住んでいるのだよ。心配するな。私は君の王国にいるのだから。私に対して完全にハートを開いて、自分の義務を遂行しなければならない。君の面倒を見るから」というメッセージを受け取りました。

続く

ＮＯ０８９・・・ヒーラー養成講座２２

　ヒーラー養成講座に書かれている事は、ヒーラーになるならないは関係なく、人が生きていく事の基本であり、病気の方は病気を治すために必要なことであります。ので、自分には関係ないと見逃さない事が重要かと考えます。

　ですから、一瞬一瞬、自分が何をしているのかに気づかなければなりません。第３段階に到達するまでは、地球上のどんなスピリチュアルな生徒でも、こういった段階と注意点についてよく分っておかなければ、エネルギーを失ってしみます。

　大きな愛にあふれた性質を伴うとてつもない謙虚さをハートの中につくりださなければなりません。こうすることによって、短時間で信じられないほど成功します。

　あなたは偉大なマスターへと変わるでしょう。こういった教訓はマスター達からの一般的なメッセージですが、違いは私が今日ここにいる生徒たちの９０％が永遠に生徒のままでいるのではなくマスターになるように祝福しているという事です。

　　　　　　　　　　　　　　神は常に試してくる

　もう一つ、実話があります。クリシュナデーヴァラーヤは本当に素晴らしく人助けをする王様でした。だからこそ、彼は地域に３６５個の寺院を建てたのです。それほど神に対して非常に深い信仰心を持っていました。

　彼は毎日、異なる寺院を訪れたのです。砦を作っている時に、王は密林の中を一人で歩きたいと思っていました。その頃、巨大な植物や虎や野生の動物たちが潜む密林に一人で行く勇気など他の誰にもありませんでした。

　王は、水をほんの少量だけ持って行きました。とても喉が渇き、その水を飲み始めると、杖をついた老人がやって来て、「その水をくれないかね。喉がカラカラなのだよ」と言いました。

　王はとても優しくて、「ああ、水が欲しいのですね？」と言って、老人に水を渡しました。きっと半分しか飲まないだろうと思ったのですが、老人は壺に入った水を全部飲んでしまいました。

　王は死にそうなほど喉が渇いていたにも関わらず、礼儀正しく「いいんですよ、おじいさん、どうか座って休んで下さい」と言いました。

続く