アウクスブルクから帰ってきたあと、夕方になってしまいましたが、気になっていたものを見に出かけました。まちの中からUバーンで7,8駅でしたでしょうか。北に向かいます。
バイエルンミュンヘンの本拠地アリアンツアリーナです。
スイスの建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計です。北京オリンピックの鳥の巣の設計者です。あるいは青山のプラダビルを挙げても良いかもしれません。ロンドンのテムズ川南岸の発電所を改装してイギリス最大の現代美術館となったテートモダンも彼らの設計です。
独特の素材感覚、表層感覚です。上に上げた例ではテートモダン以外小さな単位を繰り返して独自の存在感を獲得しています。
中には試合の興奮冷めやらぬファンが残っています。
アリーナはFRPのようなひし形半透明樹脂でクラッドされていますが駅のほうはテントです。これも同じ設計者ではないでしょうか。小さな単位のくり返しでこれほど美しい効果を得ることができるのです。
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