まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

バイエルンミュンヘン・アリアンツアリーナ(2011視察18)

2011-10-15 15:40:41 | 海外巡礼 Europe

アウクスブルクから帰ってきたあと、夕方になってしまいましたが、気になっていたものを見に出かけました。まちの中からUバーンで7,8駅でしたでしょうか。北に向かいます。

P1130647

バイエルンミュンヘンの本拠地アリアンツアリーナです。

スイスの建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計です。北京オリンピックの鳥の巣の設計者です。あるいは青山のプラダビルを挙げても良いかもしれません。ロンドンのテムズ川南岸の発電所を改装してイギリス最大の現代美術館となったテートモダンも彼らの設計です。

独特の素材感覚、表層感覚です。上に上げた例ではテートモダン以外小さな単位を繰り返して独自の存在感を獲得しています。

P1130649

P1130651

中には試合の興奮冷めやらぬファンが残っています。

P1130654

P1130658

アリーナはFRPのようなひし形半透明樹脂でクラッドされていますが駅のほうはテントです。これも同じ設計者ではないでしょうか。小さな単位のくり返しでこれほど美しい効果を得ることができるのです。

P1130645

P1130663


最新の画像もっと見る

コメントを投稿