山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

秋の脊梁・二日目(上福根山)

2019-11-06 23:41:30 | 熊本県の山

2019年11月3日(日)曇&霧

おはようございます!

気持ちの良い朝を迎えました。
5時40分、まだ暗い中をごそごそ起きだして川原に行ってみると、昨夜の焚火の場所はすっかりわからなくなっていました。
枯れ木を燃やし切って、灰は穴を掘って埋め、枯葉を乗せて元通りにするのがマナーだそうです。

昨夜の鍋の残りにチャンポン麺を入れ、熱いコーヒーも頂いて、朝食を済ませました。
ご飯の残りはギュッとおにぎりにしてお昼にいただきます。

では、出発!!7時30分。

昨日の続きで水越峠まで行くと、時間がかかり、帰りが遅くなりそうです。
(やはり、私ののろさが困りもの……)
そこはカットして、上福根山に向かうことになりました。

谷底から上がってきました。


秋ですねー!

朽ちた建物は営林署のものだそうで、H氏は20年前にそこで雨風をしのいだとか~。

この先は大きく崩壊していて、通れません。

斜面を直登し、高巻きして進みました。

歩くたび、景色が変わるたびに、ため息です。 綺麗ねーー!
歩くだけで楽しい!

美しい!真っ赤です!

景色が次々と変わっていく。

気持ちいいねー!

七辺巡りの分岐に来ると、霧が出てきました。
少し寒いので、上着を着ましょう。


古い北山犬切の標識は壊れていましたが、新しいのが立っています。
ザックを下ろして、山頂に向かいましたが、背中も足も軽い!


あの先が北山犬切の山頂です。

下山時は、すっかりガスが広がってきましたが、幻想的でいい雰囲気です。

下福根山、中福根山と順調に進みながら、景色の美しさに何度もため息です。

またもや、キノコ博士が寄り道して喜んでいます。
これは何でしょう?

鹿も見ましたよ!
京都トレイルで見た鹿は、ベージュ色でしなやか、いかにも上品なシカさんだったのですが、ここで見たのは熊のように黒く大きく、ゴリゴリッとした体格をしていました。
走るのが早く、一瞬で目の前を通り過ぎていきました。

あともう一登りで

上福根山です!とうとう着きました!11時20分。
昼食のおにぎりが美味しい。持参のドーナッツやカップうどんも食べて元気いっぱい!

ガスっていなければ遠くがもっとはっきり見えたでしょうに。

「ここからはもう下るだけですよ」「はいっ」

秋の脊梁はこんなにも広く、大きく、美しいのか。

上福根山から1時間半ほどで、杉林に出てきました。
この杉林をジグザグに下るのですが、足元がふかふかで気持ちいい。
でも長~~い。

林道に出ました!

山が大きいねー!
あんなところを歩いてきたんだ。

ところが、この林道歩きも飽きるほど長いそうで~~。
藪漕ぎを数回繰り返して、時間短縮しました。

そして、とうとう出てきました!あの柵の向こうに車をデポしています。2時30分。


改めて山を仰ぎ見ました。大きいなあ。
よく行ってきたなあ。

岩だらけで迫力のある一日目、キャンプ、美しさにため息をついた二日目、感動の脊梁でした。

力強く、優しく、案内してくださったH氏、S氏、ありがとうございました。
ずっと励ましてくれた夫殿、ありがとう。楽しかったね。

また山に登りたい!

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