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山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

脊梁縦走一日目(烏帽子岳~五勇山~国見岳~テント場)

2019-05-06 21:20:31 | 熊本県の山

2019年4月27日(土)晴れ

大きな山を歩いてきました!
自分たちだけでは計画さえしなかった脊梁の山々を、myテントを担いで歩きました!
その重かったこと!足に応えましたが、二日間ずっと楽しく、歓喜の声を何度も上げました。

参加者5名。リーダーは往還の会H氏。
一日目 烏帽子岳~五勇山~国見岳~山中テント泊(11キロ・6時間)
二日目 テント場~平家山~夫婦山~南平家山~五家宮山~ウードヤ山~白鳥神社(15キロ・7.5時間)

 

4月27日(土)晴れ
基山PAに6:30集合。御船IC~二本杉~樅木。
泉大八小学校脇に車をデポした後、烏帽子岳登山口よりスタート!
~のつもりでしたが、いきなりアクシデント発生!
うちの車をデポし、H氏の車にみんなが乗って、走り始めた途端に車の不調。
何と……タイヤがパンク!

あれ~~!これは日帰り山行とかに計画を変更かしら?
と思いきや、H氏が手際よく予備タイヤと交換し、計画より30分遅れで登山口に移動し、登山開始です。


夫殿のザック、デカイでしょう。水や食料、テント装備などで13キロもあります。10:42

烏帽子岳登山口 急登の始まりです。私のザックも10キロちょっと。

杉林の急登を進み、林道を何度か横切って、

自然林になると気持ちいい。明るくて広―――い!!

2時間ちょっとで烏帽子岳(1692m)12:55
私はまだ元気!!夫殿はザックの重さが、肩に足にのしかかってきつそうです。

石堂山・市房山。右奥は(よく見えませんが)高千穂の峰だと教えていただきました。

休憩の後は五勇山へ向かいます。
シャクナゲの木がたくさん!一つでも咲いていたらいいのに~~。

背丈を越えるスズタケのトンネルにも突入。
前が見えない、顔にビシビシ葉が当たる。

五勇山(1662m)14:17
見落とさないように、標識を見つけました!(^^)!

国見岳へ向かいます。

胸のすくような景色を眺めながら。

夫殿とH氏が空を仰いで「おー、咲いてるよ」と声を上げています。

ヤマザクラ? ←アケボノツツジの白なのですね。

小国見岳はすっ飛ばして、いよいよ国見岳に向かいます。バイケイソウはたくさんでした。
祠が見えて来たら山頂だ。まだかなーー。

着きましたよ!
脊梁の盟主・国見岳山頂です!!(1739m)16:00
嬉しいったら、ありゃしない 

重かったねー、きつかったよ。
壮大な景色の中に、体ごと溶け込んでいくような気がしました。

阿蘇方面

休憩の後、今夜のテント場に向かいます。サルノコシカケで遊ぼうかな。

遊んでられない。日が傾いてきたので、急ぎましょう。

国見岳から40分くらい歩いて、テント場に着きました。
早速、テントを張り、夕食の準備をしましょう。

テント初心者の私達が準備している間に、H氏はさっさと谷に下りて、水を汲んできてくださいます。
さらに焚火の準備も進みます。

落ち葉を火をつけ、最初は細い枯れ枝を重ね、フーフー息で風を送って 


太めの枯れ枝を折って燃やすと、体が温まりました。

mikiさんが作ってくださった「肉・野菜全部入り鍋」は美味しくって何杯もお代わり!!


昼間せっせと歩いたのが嘘のように、時間がゆるーーりと流れます。


辺りが暗くなると、焚火が一層恋しい。
シルエットになった枝の間からお月さま(ぼやけてますが)

無数の星を従えた空は、遠くにあるのではなく、地上の私達に近づいてくるような気がします。
ヘッドライトを消して、みんなで空を眺めました。幸せ~
(少しは星が見えますか?私のカメラではここまで写すのがやっと)

もう、9時を過ぎました。そろそろお休みなさい。
火の後始末もH氏とmikiさんに甘えて、myテントに潜り込みました。

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太郎丸嶽・次郎丸嶽

2019-01-24 21:41:06 | 熊本県の山
2019年1月20日(日)雨のち晴れ

山帽子さんとお別れして、天草の崎津集落にやってきました。
昨夜からの雨は朝になってもやみません。
今日は午前中に崎津教会を見て、午後からは太郎丸嶽・次郎丸嶽に登る予定です。

2018年7月に世界遺産登録された「長崎と天草地方のキリシタン関連遺産」のひとつ、「崎津教会」は、小さな漁村の集落の中にありました。


資料館の「みなと屋」では潜伏キリシタンの資料や、当時のジオラマが展示されていました。
信心具のアワビ貝。漁業生活の中での深い信仰を感じます。(貝の写真は西日本新聞より)


雨がやみませんが、天気予報によると午後からは晴れ!

天草の太郎丸嶽・次郎丸嶽に行ってみよう! 崎津教会からは車で1時間30分くらいです。
駐車場ではトトロの仲間がお出迎え。
これは楽しくなりそうです。


先ずは次郎丸嶽へ!


…しかしなあ…


大きな一枚岩はロープをつたって。


絶景を眺めながら、


自分たちの写真が絶品であることを願いながら「ヤッタね!」


分岐へ戻って太郎丸嶽へ。


途中お腹がすいたので、昨日の「すいせんウォーク」で頂いたジャガイモなどを食べて、腹ごしらえ。
ジャガイモは冷たくてもおいしい!


いいねー、コースタイム通りだねー、と順調に。


太郎丸嶽に着いた。


絶景ねー!


うん? 
あれに見えるは次郎丸嶽じゃないかー
あれ~?
本当の次郎丸嶽山頂はもう一つ奥!!


そういえば~~、
次郎丸嶽の一枚岩のところにあった標識。

矢印が差す山頂とは、一枚岩だと思ってしまった。
そうではなく、山頂は岩を回り込んだ先にあったのだ。

帰り道では梅の花に笑われ~


トトロからも笑われたようなーー。


うっかり山頂踏まずも、トリオらしく可笑しくて、間違いなく楽しい山でした。



二日間、たっぷり楽しみました。







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阿蘇中岳・高岳

2018-09-20 20:25:19 | 熊本県の山
2018年9月15日(土)

隊長のお仕事節目のお祝いをしましょう!
どこがいいかな?

虫のいない、スズメバチがいない山がいいね。

~ということで、阿蘇山です!!

おお!阿蘇山!
5年前の寒い日に一度だけ登りました。
その時は髪の毛も凍るほど寒く、ガスもかかっていて、良く見えませんでした.
是非リベンジしたいと思いながら、噴火による規制が続き、行けませんでした。
今日こそは是非!!
天気予報は曇り… 雨降るかな。

阿蘇山公園道路(有料800円)の駐車場に車を止め、スタートです。
ロープウェイ駐車場だと無料ですが、片道で30分余分に歩きます。
おとぼけ軟弱トリオは歩くのを惜しんで、お金を払って楽をしたのですが、これで良かった。
帰りには救われました。

金属球のような不思議な石。
噴石があたったのか、所々がはげ落ちている。(写真は下山時のもの)


砂千里からのスタートは木道で月面散歩開始です。(9:00)


下を歩いている人がいる。


地球じゃないみたいね。


ここからは急登の岩場。


ゴツゴツの岩場歩き


稜線に出るまで、あと少し。


わあーっ!霧が晴れた!!
高岳から下りてきた人が「やっと見えた。ずっとガスで見えなかった」と喜んで写真を撮っていました。


またガスってきたけど、地層が見えて凄い!


一瞬一瞬が見逃せない。


阿蘇って、アルプスに決して負けてないね!


ガスってなければ、火口を見ながらの稜線歩きが楽しめるはずなのに・・・残念。

左奥が中岳山頂。


阿蘇中岳1506m(10:24)
山頂には10名くらいの人がいました。


中岳山頂は狭いので、少し下に降りてお茶飲み休憩をして、高岳に向かいます。
5年前は高岳まで登り、そのままピストンで下ったので、今日は天狗の舞台とか、大鍋を回るのが楽しみ――!!


高岳1592mの山頂写真はパス。

では念願の高岳東峰に向かいます!
仙酔峡からのバカ尾根が見えるよー。

久住や祖母山も見えるらしいのにね。今日は何度も残念って言って歩いた。

岩ばかりでなく、思いがけず草藪のようなところもあって面白い。


その草藪を抜けると目の前にデーンと天狗の舞台!!


大岩を巻いて


天狗の舞台に上がりました。


鷲ケ峰を望む景色が絶品です!


阿蘇に来たんだなあって思う。

高岳東峰からは
嗚呼、根子岳!


目の前にそびえる根子岳を見て、もう感激!
阿蘇、いいねえ!アルプスに負けないねー!


根子岳を眺める特等席で、コンビニおにぎりも極上の味に思える。

昼食後は隊長が天狗の舞台までひとっ走り!
ヤッホー。


下りは月見小屋経由ですが、歩き始めたと同時に雨が降り始めました。


大鍋の底へと歩く道は、これまでとはまた違う景色。


月見小屋のあたりで、雨がひどくなってきた。


雨はドシドシ降ってきて、レインウエアを着ても濡れました。
手先もビっチョコ、頭もビっチョコ。だんだん雨が沁みてくる。
レインズボンを穿かなかったので、足はしっかり濡れました。
寒くはないけど、気持ち悪~~。

午後からは天気が回復して、火口など見えるかと思っていたのですが、見えません。

濡れ濡れでせっせと歩いて、駐車場に戻りました。


ほっ。
ロープウェイ駐車場に車を止めていたら、さらに30分濡れなくてはいけないので、800円払いの軟弱でよかったです。

阿蘇は大きかった!
雄大で、凄味があって、地球を感じました。
でもガスで十分に地球を感じ取れていない。
なので、是非またリベンジしたいです。

この後、高千穂へ移動。
高千穂温泉で汗を流し、民宿で「隊長永年勤続お疲れ様でした」の乾杯をしました。
隊長はその人材を会社から求められて、まだまだこれからもバリバリ現役です。(#^.^#)
民宿「春芽」の食事は朝夕共に割烹旅館並みの豪華さと上品さ。
とても食べきれませんでした。

今夜は高千穂神社「神楽殿」で夜神楽を見て、明日は高千穂オルレです。(嫌なヤツに出合ったけど)








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杵島岳・烏帽子岳

2018-01-05 22:38:20 | 熊本県の山
2018年1月4日(木)曇りのち晴れ

明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします



往還の会で作ったミニ門松は、竹の切り口がハート型のものを選びました。
梅の枝が調達できなかったけど・・・。

年末からおちび達がやってきて、にぎやかに楽しく過ごし、お正月は、卒寿を迎える義母を初めとして、我が家に身内11人が集まり、これまた賑やかでした。
8人でずらりと横並びの席で観たミュージカル「リトルマーメイド」も、華やかでよかったです。

お休みはいいなあ~~。

今年はあれもこれもやりたいことがいっぱい!!
仕事量を減らして、「マイタイム」を楽しみたいと思います。  

今年の初登りはどこにしよう?
英彦山、宝満山、福智山、くじゅう~とぎりぎりまで迷いましたが、阿蘇杵島岳・烏帽子岳でご来光を仰ごうと行ってきました。

3時過ぎに家を出て、北熊本SAでうどんを食べ、阿蘇草千里駐車場に着いたのは、6時過ぎ。
ゆっくり支度をして杵島岳に向かいます。
今日の日の出予測時間は7時18分。

月が明るく輝き、思ったより歩きやすい。
夫殿が足取り軽く先に行き、山頂到着。6時55分。


せっせとコンクリートの階段を登って、私も山頂へ。
さっぶい、さっぶい!
手袋の中へホッカイロを押し込んで、ご来光を待ちました。


月は明るいのですが、中岳の噴煙で、時間になってもお日様の顔が見えません。




烏帽子岳も少しずつ浮かび上がってきました。


肝心のご来光は?
おー!綺麗です! 太陽柱(サンピラー)みたい!




噴煙の向こうから太陽が顔を出しました。今年も安全で楽しい一年が送れますようにと祈りました。


金色に輝いています。

フーッ、良かった!
もっと美しい朝焼け、日の出もあるのでしょうが、私達はこれで十分満足。
美しい瞬間に幸せを感じました。
良い一年の始まりです。

40分も山頂に居たのでいよいよ寒くなりました。
熱いコーヒーを一杯飲んで、お鉢巡りです。
立ち入り禁止の札もロープも張ってなかったので、大丈夫のようです。




月の砂漠を行くようで~


ん?




足長夫殿と私。


米塚


どこか別の惑星に来たかのような~、不思議な地形に見えます。
あんなに地面が唸っていたのかな~。


注意書きはありましたが、進入禁止ではないようなので改めて安心。




遠くに熊本地震で崩壊した山肌が見えました。あの下に阿蘇大橋があったのですね。
しばらく呆然としてしまいました。


お鉢巡りを楽しんだので、もう一度烏帽子岳を眺め満足して階段を下ります。




規制のため、往生岳へは登れないので、1225mピークの展望台を通り、車道へ出てから烏帽子岳へ登ります。


いいお天気!
噴煙が収まると、中岳がよく見えました。


おーっ!
よく見える!!


あら、綺麗!


まあ、可愛い!


烏帽子岳山頂手前で立ち入り禁止です。


崩壊していて、危ない箇所があるからです。

下山も来た道を戻り、東回りルートで下りました。


昼食は「赤牛ハンバーグカレー」
美味しかったよ!


初詣は「阿蘇神社」に参りましょう。
車窓からはくじゅうや根子岳が大きく見えて「いいなー、!凄ーい!」を連発。




阿蘇神社
2016年4月14日の熊本地震で、楼門や神殿などが甚大な被害を受けました。
心より復旧を願います。


そして良き年になりますように。


爽やかで、気持ちのいい初登りでした。
今年も元気に山を歩きたいと思います。












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絶景!阿蘇根子岳(11/21)

2015-11-24 20:40:05 | 熊本県の山
2015年11月21日(土)阿蘇根子岳1408m

青空です!
連休一日目は阿蘇根子岳へ!
根子岳という名前だけで恐れをなしていました。
大観峰から見る阿蘇五岳は横たわった涅槃像のようです。
その涅槃像の優しいお顔の部分が根子岳です。
でも高森側から見る根子岳はいかにも雄々しくて険しそう。
あんなとこ登れるわけがない…。
それでも大戸根登山口からは初心者コースだそうです。
お釈迦様のお顔に踏み入るのは申し訳ないのですが、初々しい心をもって登りましょう。

ゲートを開けて


黒土は滑らないように


高度があがるにつれ前後左右が絶景です。


この階段の手前の細いところがちょっと怖かった。(ほんの一歩でしたが)


いつのまにこんなに上がってきたんだろう。


こっちは南峰でしょうか。


おおっ!天狗岩です。


崩落したところ


着きました!根子岳山頂です!!


余りの絶景にため息と深呼吸を繰り返しました。


ここで横浜から来られたご夫婦の方としばらくお喋り休憩です。
なんと昨日は祖母山、今日が阿蘇で明日はくじゅうだそうです。
おしゃべりが弾み、私たちも明日はくじゅうなのでまた逢えるかなと思ったのですがコースが違っていました。

休憩のあと、ちょっと先まで行ってみましょう。


東峰の山頂を振り返ると人が…あんなとこにいたのですね。


もう少し先まで行くと…もう、もう、もう、行けません。
…歩いている人がいますが…


もうここまでで十分満足です。
素晴らしい絶景を堪能しました。




帰りも気をつけて歩きましょう。


春にはきれいなお花を咲かせてね。馬酔木さん。


一本の紅葉に感謝して山を下ります。


あーー、
ただでさえ下りが苦手な私は、滑りやすい黒土にノロノロでした。(~_~;)
立ち止まっては不格好なガニ股になったり、5cmずつしか進まないペンギン歩きになったり…
夫殿からすると、いつも振り返ると私がいない、のだそうです。(-.-)

下山後はもちろん「高森田楽」を食べて、もう一度根子岳を眺めて幸せの深呼吸!!


阿蘇根子岳は素晴らしい絶景でした。そしてゆっくりなら私にも登れました。!(^^)!
こうやって、登ってきた山を眺めると「ああ、あそこに登ったんだなぁ。本当に自分の足で登ってきたんだ!」という充足感に満たされます。幸せですね。(*^_^*)
明日はくじゅうです。

本日の軌跡

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