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山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

杵島岳・烏帽子岳

2015-08-17 20:18:36 | 熊本県の山
2015年8月15日 杵島岳1326m・烏帽子岳1337m

杵島岳でご来光を見たいと思いました。

午前2時に家を出て、途中コンビニに寄ったり北熊本のSAで休憩したりで、阿蘇草千里の駐車場に着いたのは5時前。(この時一つだけ流れ星を見ましたよ。(^^))
急いで支度を整え、杵島岳に向かいます。
今日の夜明けは5時37分。
急がなきゃ、日の出前には山頂に着きたい!

なんと!
私が走りました!
何十年ぶりかしら。ほんの数メートルですが(~_~;)
その私を夫殿が抜いて先に行きます。(カメラお願いね。)

山頂です。誰もいません。




寝ぼけ気分で階段を登るのはきつかったけれど、私も間に合いました。5時27分。


鹿さん、おはよう!
お鉢の向こうから鹿がこっちを見ています。


薄く雲がかかっているのでしょうか。
ちゃんとご来光が見えるでしょうか。
お日様が少しだけ顔をのぞかせました。


見えてきました!




お日様、おはよう!


太陽と中岳の噴煙


すっかり明るくなってきました。光を受けて朝露が光ります。


夜明けのコーヒーを飲みながら存分に景色を楽しみました。
なんて贅沢で幸せな時間!!うっとり   

ホソバノシュロウソウホソバシュロソウ


サイヨウシャジン


ワレモコウ


360度ぐるぐる見渡しながら、お鉢巡りに出発です。


うれしくて~~うれしくて~~
息を吸い込むだけで嬉しい!!

ミヤコグサみたいですが、たっぷりの朝露を纏うと違って見える。


こちらも、なんだろう?
(ブログ作成の時、このお花の名前を探して30分以上たちました。なのに不明です。教えてください。)
教えて頂きました。イタドリです。ありがとうございました!






水玉に覆われるシモツケ


スプレーをかけたようなクモの巣。




サイヨウシャジンはたくさん咲いていました。


ヤマハハコ (この写真、ディズニーのシンデレラに出てくるおせっかいな妖精に見えてしまう。)


うっすらですが米塚も見えました。


ギボウシ?コオニユリ、ゲンノショウコ、クサフジ。


お鉢の向こうに烏帽子岳が見えてきました。




ぐるっと一回りして、朝食タイム。
ぼんやり景色を眺めていたら、やっと一組、登ってきました。
一人の青年が香港からの観光客二人を案内してきたというのです。
お話が面白くて、しばらく何やかやとおしゃべりしました。
(がんばれ!日本の青年!)

ずーっとここにいたいのですが、烏帽子岳に向かいます。


木陰がないので汗が噴き出ますが、時折吹く風がとても気持ちいい。
山って、登りでも辛いばかりではないのですね。


山頂に着きました! 9時59分。


中岳の規制解除はまだでしょうか。砂千里からもう一度登りたいです。




朝日を眺めた杵島岳も見えてきて


静かな山を下りてくると、草千里は観光地でした。
そういえば、今日杵島岳、烏帽子岳で出会った登山者は10数名でしたが、半分以上は外人さんでした。
阿蘇は海外の方にも人気の山ですね!


私もかき氷と「馬刺し串焼き」などを食べ、観光客気分でくつろぎました。

楽しかったなあ~~!!
今日は杵島岳でたっぷりと美しく透明な空気を吸い込みました。
幸せでした。(*^_^*)

午後は根子岳東峰大戸根登山口と、高岳仙酔峡登山口を確かめてきました。
また、山に登りたい!!

今日の軌跡


コメント (8)

仰烏帽子山

2015-03-02 08:10:54 | 熊本県の山
2015年2月28日(土) 仰烏帽子山1302m

出会ったのは「救いの神」か…?!
はたまた、「拾う神」か…?!


福寿草を見たくて、見たくて~~!!
毎日熊本地方の天気予報とにらめっこし、何とか行けそうだと出発しました。
雨よどうか降らないで。
福寿草さん、どうか花びらを開いてお顔を見せて。

早朝4時半に家を出たものの、五木村までは遠いな~~。
高速道路は北熊本SAで休憩し、宇城氷川スマートインターで降りてからはカーブ続きでした。
おかげで車酔いしてしまい、ぐったり。道の駅五木でしばらく休憩です。

迎烏帽子山第一登山口を8時36分スタートにスタートしました。
大小の岩ごろの谷を登っていきます。


ええーっ!あんな急な所を登るの?
でもこれはほんの序の口でした。
仏石分岐までは傾斜もきつく、よいしょっと岩をつかんで登り込んだりしました。
でも、それがとても楽しい!


わっ!綺麗!
最初に出合った福寿草です。まだしっかり開いていません。


この先どのくらい咲いているのだろうと、期待がどんどん膨らみます。
群生地って、群生地だからたくさん咲いているのだろう。(当たり前ですが…)

福寿草は花だけでなく、その葉も柔らかで可愛いですね。


夫婦杉です。
木と木の間に夫婦杉と書かれた小さな標識があるのですが、この夫婦の距離は離れていますよね。
立花山で見た夫婦杉はもっと寄り添っていました。
それとも絶妙な距離感なのでしょうか?




岩ごろから気持ちの良い林歩きとなりました。


「ミノカサゴ恐竜襲来」!迎烏帽子山と仏石分岐のところです。


まずは山頂を目指します。雰囲気がいいですね。




風穴です。温かい風が吹き出していました。夏に来ると冷たい風なのでしょうね。


レンズが曇ります。(^^)


石灰岩が現れたり、


落ち葉を踏みしめたり、


そして「人吉カメさん」です。
ここから山頂までは」ちょっと急なので、あと5分というのが励まされました。


ここで、面白発見!!
何だかわかりますか?


近づいてみましょう。
なんて書いてあるか読めますか?


くくくーーっっ!!
 家庭の和職
 場の和から
 無災害

って~~!
内職の案内かしら?こんな山中で?
場の和って?

あはーん。
わかりました!
 家庭の和
 職場の和から
 無災害
と、読むのですね!!(夫殿は読めませんでした。)
それにしても行変えが変です。
おっかしいなあと大笑い!(ちょっと頭悪い?~~ごめんなさい。^^;)

山頂に着きました。11時10分。




迎烏帽子山の二等三角点。


晴れてきました!一休みしていよいよ仏石からの群生地に向かいます。

なんて可愛い!!
光を受けて、花びらの一枚一枚がそれぞれに輝いています!






岩の間からも


福寿草に見とれて何枚も何枚も写真を撮りました。
どれを見ても、何度見ても、可愛いのです!!

しばらく眺めて、もっと見たいと思い足が進みました。
立ち入り禁止のロープがなくなっても、福寿草は続きます。
岩の上にも


つぼみもたくさん


嬉しくて嬉しくて下ばかり見て(福寿草ばかり見て)歩いていたら、
山頂と第二登山口の分岐まで来ました。

ここで15.6人の団体さん達と出会いました!
運命の出会い!
そう、「救いの神」か、「拾う神」か…

私たちは第一登山口に向かうのだとお話しすると、
布袋さんのようなお顔をした長老の方が
「第一登山口?そりゃ遠いばい。こっからならだいぶ戻らにゃならん。」
どうやらリーダーさんのようです。
そばにいた恵比寿顔の方たちも口をそろえて
「こっからなら、第二登山口に降りた方がよかやろー。」
さらに布袋さんが
「わしらと一緒に第二へ下りたがよか。」
恵比寿さんたちも
「そうそう、一緒に降りましょう。」

え、でもーー

またまた布袋さんが
「わしらはここであなたらあと会うことになっとたんじゃ。」
「あなたらあのためにバスもあるで。席は空いとるから乗りなさい。」
恵比寿さんたち、
「あなた達のために大きなバスなんだから。」
「そう、そう、さあ列にお入んなさい。最後尾は私が守るから。」

あ、あのーーー
???????

なんか、よくわからない…

「でも、私達…」と言っていたのが
「よろしくお願いします。」と頭を下げていました。

そして、包み込むようなにこにこ笑顔の七福神さんたちの列のなかへ~~

一緒に歩いていました。


第二登山口までは1時間足らずで、あっという間に着いてしまいました。


大きなバスが待っていました。(左)


どこまでも親切な七福神さんは
「さあ、さあ、お乗りなさい。歩いたら遠いで、遠慮せんでよか~」
「一番前があんたらの席じゃ。すぐに降りにゃならんからな。」

団体さんは10数人の男女混合で、布袋さん恵飛須さんをはじめ、毘沙門天さんやお多福さんもいらしてバスの中は賑やか賑やか!
熊本の山の会のOBの方たちだそうです。

第一登山口までおしゃべりをしながら、
バスを降りるときはこんなお土産までいただきました。


第一登山口に着き、七福神さんたちに丁寧にお礼を申し上げ、バスを見送りました。


車に戻って遅い昼食です。
仏石分岐のところで食べようと、お弁当を家から作ってきたのに、車の中で食べるのはちょっと残念。
それだけでなく、元井谷を下山できなかったことが消化不良です。
足元を確認しながら、ちょっと怖い岩ごろの谷を降りるのが楽しみでもありました。
七福神さんたちに救われたのか、拾われたのか…

山での温かい出会いに感謝しながら、
来年はきっと自分たちの登山をするぞと、夫殿のビールが進みました。

よく笑う、楽しい登山でした。
初めて見た福寿草!
とてもとても綺麗でした!!


今日の軌跡














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雪だよ!烏帽子岳・杵島岳

2014-12-08 13:32:32 | 熊本県の山
2014年12月7日(土)烏帽子岳1337m・杵島岳1326m

寒いぞ!
晴れたぞ!
ならば、山へ登りたい!
どこへ行こう?くじゅう?阿蘇?
どちらも綺麗だろうなあ…
くじゅうは人が多いだろうということで、阿蘇に決定!

阿蘇パノラマラインはさすがにこんな感じ。
この先道路が凍っていませんように。


8時40分、草千里駐車場に着く。一番乗りかしら。
まずはあの烏帽子岳に向かいます。


草千里のパウダースノーに足を降ろすと、もうウキウキ!9時20分のスタートです。


池に近づいてみると薄氷が張っていた。




よっし、烏帽子岳に登るよ!


雪に覆われた道はますますうれしくなります。


烏帽子岳に登る途中は、景色がすばらしいので左右きょろきょろしてしまう。
外輪山を見渡して~~


草千里が浜を振り返って~


お天気も良く、根子岳も綺麗に見えます。


おおっ!
うなるような低い音がして顔を上げると、火口から白煙が!


烏帽子岳山頂に着くと、またもや音がズドドドドーン!
今度は黒い煙がもくもくと…!


阿蘇は大丈夫でしょうか~


下山しながらも気になります


降りてきた烏帽子岳をカッコいいなあと思いながら眺めて、


さて次は杵島岳に向かいます。
杵島岳へは階段が続きますが、今日は雪が積もっているので段差が小さくなって楽に上がれます。


後ろから黒煙が追いかけてくるようです。


鹿だ!餌を探しているのでしょう。
あわてたので、しっかり写っていませんが大きな角です。


風が強くなってきました。
寒い、寒い。
ダウンを取り出して着ましたが、吹き付ける風に寒さを感じます。
強い北風がほっぺたを刺してくるので、そこからビリビリとひび割れていくような感じです。
きっと、顔の左半分はしわだらけになっているに違いない・・・ぞぞぞ~

さらに階段を上って


杵島岳山頂です。風が強いです。


あったかいコーヒーを飲んで、
お鉢めぐりをしたいよ。行こうよ、行こうよ。
いきたいよ~~。まわりたいよ~~。

今日はここまで。
風が強いし、帰りが遅くなるといけないから。

えええーーっ…行こうよ、行きたいよ。
んんんーー、っならっーー
端っこまで行ってみる!


阿蘇はやっぱりモクモク。


お鉢めぐりはまた今度ね、と眺めながら下山開始です。


とっとこ降りて、駐車場までの道もメルヘンです!




駐車場まで戻ってくると、アジアからの観光客さんたちがたくさんでした。1時42分

おっ、まだ早いね。
時間はあるし、風も収まってるから、これならお鉢めぐりできたね。
しまったねー。
と、空を見て、時計を見て、夫殿が悔しがります。

この次は必ずお鉢めぐりをしましょう。
お楽しみは先に延びました。

阿蘇は大きいですね。美しいです。
空は青く、雪は白く輝いて、いつまでも見飽きませんでした。
でも火口の噴煙を見ると、中岳、高岳にはしばらくは登れそうにありません。
登りたいですよね。

「YAMAP」でGPSを取ってみました。簡単でした。
精巧なものではないかもしれませんが、私には十分です。
矢印なんかもつけたりして、一つ賢くなった気分!













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俵山に登ったよ!

2014-09-30 13:26:19 | 熊本県の山
2014年9月28日(日) 俵山 1095m

湯坪温泉から、やまなみハイウェーを通って、阿蘇外輪山俵山に向かいます。
気持ちのよいロングドライブ!
夫殿、運転ありがとう。私は横でルンルン気分♪

俵山展望所から出発。
お天気も良いので、登山者だけでなくのんびり観光の人も多かった。

この大きな風車を横に見ながら、ゆるりと登っていく。


青空とススキ


ススキ、すすき、すきすき




奥が俵山


別れ道。
うむ、どっちからいこう?
登りは右の迂回コース。下りは階段続きの一般コースにしよう。


次の分岐はどっち?視界良好の5分50秒へ。


さらに進むと
ん?
白い蛇がうねったような道。切れ落ちているようにも見えて面白い。


歩いたところを振り返ってみると、大きな岩が今にも滑り落ちそう。


目の前に俵山が見えてきた。
最後のこの急坂を登れば頂上だ!!


快晴の山頂です。


阿蘇五岳が見渡せる。


くるっと振り向けば神秘的な風景。


いいなあ、いいなあ、気持ちいい!!
俵山の山頂では360°のパノラマを満喫できる。
下山したくないなあ…。

そういうわけにもいかず、
たっぷり深呼吸して、おにぎりも食べて下山開始です。
下りは一般道の長ーい、長ーい階段コース。


そのあとはまたのんびりススキの中。


風車のもとへ降りてきました。


俵山は、緩やかな登りもあれば、木々の間を歩いたり、パッと目の前が開けたと思えば、急登に喘いだりと、変化のある楽しい山でした。
とってもお気に入り!!

萩の花や、シモツケソウ、マツムシソウ、ツリフネソウ等など、お花もたくさん咲いていましたが、今日の俵山は顔をあげて、遠くの景色や青い空を眺める登山でした。

楽しかった!








コメント (10)

杵島岳

2013-07-04 09:43:19 | 熊本県の山
2013年 2月23日(土) 杵島岳1326m

烏帽子岳から見る杵島岳

全体像はなかなかかっこいい。
標高差もたいしたことなく、楽勝だと思っていたのだけど…
へばった。疲れた。うれしくなかった。

杵島岳へはずっと、ずーっとコンクリートの道を行く


コンクリートの階段を登り続けやっと頂上


中岳の噴煙も見えて、眺めは素晴らしい!


杵島岳は「きなこ餅」のよう。


杵島岳!コンクリートの階段ではなく、普通に土や小石、または木の階段ならどんなによかっただろうと思った。山頂からの眺めは正に360度のパノラマなのに。