『新・日本列島から日本人が消える日(最終巻)』より抜粋
「明治維新は、一部の人たちのクーデターだって言ったでしょう。
その一部の人たちの子孫が、今の日本のトップだってこと。
今日本を動かしている政治家のトップは、そのクーデターを起こした人たちの子孫。これは、ちょっと調べればわかるわ。
明治維新からずっと世襲でそのトップの地位を引き継いでいるの。
その明治維新の立役者(クーデターを起こした人たち)は外国の力を借りてクーデターを成功させた。
資本主義になって、株式会社ができ、金融システムも大きく変わり、教育システムも外国システムを取り入れた。
すべて外国の命令でなされたこと。
だからその人たちは最初から逆らえないし、今でも逆らえない。
戦争を起こせと言われたら起こすしかないの。
これは余談になるけど、戦争って自然発生に起きるものじゃない。
世界の資本家たちが儲けるためにために起こしているの」
「戦争を?金儲けのために?」
「そう、戦争ってね、彼らにとっては、とても大きなビジネスなの。
大きな儲けになるの。だから昔から戦争はなくならない。
どんなに人々が平和を願っても、彼らがが戦争をするとと決めたら戦争は起きる。だから、約260年間続いた江戸時代には戦争はなかったけど、
明治になってから次から次へと戦争が起きたでしょ。
それは世界の資本家たちの命令だったってこと。
命令されて戦争をしていたの。
最初からどこの国がどうやって仕掛けて、どこが勝つかって分かっているのよ、彼らには。
だって彼らがすべて絵を描いているんだから」