元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

STAP論文の研究不正の証拠はない

2014-08-31 20:34:38 | 日記

STAP論文の研究不正の証拠はない

 http://the-liberty.com/article.php?item_id=8313

「研究不正」を認定した理研の調査報告に対し、4月に反論の会見を行った時の小保方氏。写真:EPA=時事

 理化学研究所(理研)再生科学総合研究センターの副センター長だった笹井芳樹氏が8月自殺し、STAP細胞の論文問題は、最悪の展開を迎えている。

 笹井氏が自殺する5日前に放送されたNHKスペシャル「調査報告 STAP細胞 不正の深層」では、小保方晴子氏が故意にES細胞を混入させてデータを捏造したかのような演出がされ、「不正」という言葉が連呼された。

 同論文は5月、理研が小保方氏の不服申立てを退けたことで、不正と認定されている。しかし、画像取り違えや切り貼り手順のミスを不正と認定した理研の調査報告書では、「間違えるはずがない」「知っていたはず」など主観的な理由を根拠にしている。

 その後、他の幹細胞の混入など様々な疑惑が持ち上がったが、どの説も二転三転。再現性がないとの批判もあるが、実験手法が確立していないのだから当たり前だ。いまだにSTAP細胞の研究に不正があったという決定的な証拠はない。


 

予算の奪い合いで不正に対し厳しく

 

 過去の研究不正として有名なのは、2005年に発覚した韓国のファン・ウソク氏による「ヒトES細胞捏造事件」だ。写真2枚を11枚に水増ししていたことが捏造の証拠になっている。

 

 一方、グレーな事件もある。1980年代にアメリカで起きた「ボルティモア事件」では、ある研究者が「実験が再現できない」「ノートの取り方が粗雑でデータが見つからない」などと内部告発された。しかし不正の証拠は見つからず、連邦最高裁は10年後、無罪判決を出した。ただ、この事件以降、実験ノートなどの管理が厳しくなり、研究のマナーを守っていないことも不正に含まれるようになった。

 

 科学者は国の税金などの資金を獲得して研究を行う。事実上、限られた予算の奪い合いになっていることもあり、「不正」に対しては厳しい目が向けられている。

 

 

 

 

 

現在の基準ではニュートンやガリレオも「不正」

 

 STAP細胞の問題を期に注目を集め、日本で再版された『背信の科学者たち』(注)によれば、現在の基準に照らすと、ニュートンやメンデル、ガリレオなども、データを「改ざん」するという不正を行っていたことになるという。しかし、彼らが人類にもたらした科学的価値が極めて大きいことは言うまでもない。

 

 1センチでも1ミリでも学問を進歩させる可能性があるなら、科学者にはチャンスを与えてみるべきだ。科学は、何が世紀の大発見につながるか分からない。科学者を減点主義で抹殺するのではなく、研究が生み出す価値によって評価するよう、考え方を変える必要がある。


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