元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

北朝鮮がグアムにミサイル発射予告 日本は何年も前から存立危機にある

2017-08-12 09:21:30 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=13372

《本記事のポイント》
・北朝鮮は、グアムに向けてミサイルを発射する計画を発表した
・日本政府は「存立危機事態」として、ミサイル迎撃できると発表
・トランプ大統領は、野放し状態だった北朝鮮に対処しようとしていると認識すべき

北朝鮮の朝鮮人民軍戦略軍司令官は9日、中距離弾道ミサイル「火星12」4発をグアム周辺に発射する計画を検討中だと表明した。

「日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過し、3356.7キロの距離を1065秒間飛行した後、グアム島の周辺30〜40キロの海上に落ちるだろう」という詳細な予告だった。


◎日本は何年も前から「存立危機」

これに対し、小野寺五典防衛相は10日、北朝鮮がミサイルを発射した場合は、「存立危機事態」に認定し、自衛隊のイージス艦がミサイルを迎撃することは可能だと述べた。また、政府は上記3県付近に、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の配備をする調整に入った。

存立危機事態とは、アメリカなどへの攻撃があり、「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される、明白な危険がある」場合を指す。日本が直接攻撃を受けなくとも、自衛隊は反撃でき、ミサイルも迎撃できる。

小野寺防衛相が「日本の存立危機」に言及したことは評価できるが、いかんせん遅すぎる。すでに日本は、北朝鮮の核の射程圏内に完全に入っており、日本が存立できなくなるという危機は、何年も前から続いてきた。


◎日本は、トランプ大統領の北攻撃に協力すべき

北朝鮮に対処しなかったのは、歴代のアメリカ大統領も同じだ。だがトランプ大統領は北朝鮮に対し、「米国をこれ以上威嚇しない方がいい。炎と怒りに見舞われることになる」と厳しい姿勢で対処しようとしている。

米国防総省は、米空軍のB1戦略爆撃機によって、北朝鮮の弾道ミサイル基地などへの先制攻撃の準備を整えた。トランプ大統領の命令があれば、いつでも攻撃できる状態だ。マティス米国防長官も、「体制の終焉や自国民の破壊につながるような行動を検討するのをやめるべきだ」と異例の強硬な声明を発表した。

トランプ政権が北朝鮮に対して武力行使に出た場合、日本にも被害が及ぶ可能性はある。だがもし、グアムや同盟国を守るためにトランプ政権が武力行使しなかった場合、アメリカは超大国から転落し、東アジアで中国や北朝鮮などの力が強まり、日本はこれらの国の言いなりになる可能性が高まってしまう。

日本メディアの中には、トランプ氏が過激な発言で「暴走」しているかのように報じているところもある。だが本来であれば、北朝鮮の問題は、アジアの大国である日本が主導して解決すべき問題のはずだ。野放し状態だった北朝鮮に、トランプ氏がようやく対処していることを認識し、日本としても最大限の協力をしなくてはならない。

そして北朝鮮の背後には、軍事拡張を続ける中国の存在が控えている。できる限り早く憲法9条を改正し、日米同盟を維持しつつも「自分の国は自分で守る」体制を整える必要がある。(山本泉)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『戦後保守言論界のリーダー 清水幾太郎の新霊言』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1894

【関連記事】
2017年6月号 北朝鮮が戦争を起こしたら——日本の大部分はパトリオットの範囲外
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12911


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【「人類の選択」を読み解く】「コーラン」を再解釈する動きが進んでいる!?

2017-08-12 08:55:41 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=13371

大川隆法・幸福の科学総裁は講演「人類の選択」で、一部のイスラム教徒によるテロ・紛争について、次のように指摘しました。

ムハンマド降誕以降、千四百年。ムハンマドの心は、今のイスラム教国の指導者に、ストレートに分かると思いますか。分からないんです。だから、過去の経典に照らして、現在の人々が、自分たちに有利なような、政治や経済政策を取っています」

つまり、「テロなどが起きるのは、イスラム教や宗教そのものが悪いのではない。コーランを読む人たちが、神の心を推し量れていないからだ」ということです。


◎「宗教は無理強いしない」がコーランの記述

コーランといえば「戦いの勧めばかり書いてある」というイメージがあります。しかし実際には、「平和」「寛容」に関する言葉が溢れています。例えば、以下のような文言です。

「親切な言葉と寛容とは、迷惑を伴う喜捨に勝る」(2章・263節)

「われらが汝を遣わしたのは、ただ全世界への慈悲のために他ならない」(21章・107節)

「本当にアッラーは、自惚れの強い威張り屋を御好みになられない」(31章・18節)

「宗教には無理強いがあってはならない」(2章・256節)

「もし多神教の中で誰かがお前に保護を求めるならば、これを保護して神の御言葉を聞かせ、その上で安全な場所に送り届けてやれ」(9章・6節抜粋)


◎殺すか、許すか——解釈が分かれる箇所も

こうした記述のある聖典の中から、なぜテロリストが出てくるのでしょうか。実はコーランの中には、「寛容をとるべきか、戦いをとるべきか」の解釈が分かれるような記述があります。

ある箇所では一人の人間を殺したら、人類全てを殺したのと同じになる」と殺人を戒める一方、「偶像崇拝者を見つけたら殺せ」と書いてあります。

また、「汝らに戦いを挑むものがあれば、アッラーの道において堂々とこれを迎え撃つがよい」としながらも、「だがこちらから不義をしかけてはならぬぞ。アッラーは不義をなす者どもをお好きにならぬ」と書いてあるのです。どこまでが、「堂々」で、どこからが「不義」かは、読み手次第にも見えます。


◎テロは「都合の良い解釈をしているだけ」

こうした「解釈が分かれる記述」に関してよく言われているのは、「暴力的で、ある人や国を恨んでいる人は、暴力を正当化するように受け取る。平和的な人は、平和的な内容として受け取る」ということです。

例えばパリ新聞社襲撃事件に関して、イスラム教のイマーム(指導者)であると同時に、イスラム法の資格も持つオマール・シャヒン北米イマーム連盟議長は、本誌2015年3月号の取材にこうコメントしています。

「テロ行為を行った者たちも罪を犯しました。イスラムでは、市民を殺すことは許されていません。住んでいる国の法律を尊重し、言いたいことがあるなら、新聞社を訴えれば良かったのです。彼らは、ジハードやイスラムの教えを自分に都合よく解釈しているだけです」

確かに、「イスラム国(ISIS)」の源流には、欧米に植民地として蹂躙された歴史や、シーア派に迫害された歴史などがありました。人間心として、強い復讐心が湧いてくるのは、分からないでもありません。

その復讐心を正当化するように、コーランを「つまみ食い」し、「キリスト教徒は全て殺す」「自分たちの勢力を守るためなら、女性や子供も殺していい」といった見解が生まれているのかもしれません。


◎コーランを再解釈する動きも!?

1400年前には、キリスト教との争いも、スンニ派とシーア派の争いも、存在しませんでした。そうした事態を想定せずに書かれたコーランを元に、現在の事象について判断するのは、確かに難しい面があります。

イスラム教徒の中にも、「旧約聖書やコーランに出てくる神の言葉の解釈の再構築が必要だ」と考える人は少なくありません。

また、イスラムのルールを、今という時代や、西洋や東洋の文化とも調和できるものに変えようとしているイスラム学者のグループもいます。

上にコメントを紹介したシャヒン氏も、「イスラム法は、時代背景や地域に合った形で履行されるべきです。イスラム教にはそれだけの柔軟さが許されています」と述べています。

コーランの中から、アッラーの中心的な真意を汲み取ろうとする動きは、現在進行形で存在します。あとは、その「答え」が何なのかが、国際的な課題と言えるでしょう。(光)

【関連記事】
2017年7月6日付本欄 宗教戒律が多いサウジアラビア 若き新皇太子はイスラム改革にまで踏み込むか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13223

2011年2月号 キリスト教vs.イスラム教(6)兄弟宗教は歩み寄れるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=599


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