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肉や乳製品摂取 脳卒中減り心筋梗塞は増加

2013年04月18日 | 健康情報

肉や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸を多く取ると、脳卒中のリスクが下がる

一方、心筋梗塞を発症しやすくなるとの研究結果を国立がん研究センターなどの

研究チームがまとめ、公表した。

チームは「肉や乳製品は、ほどほどに食べるのが良い」としている。

チームは、国内の約8万2千人を追跡調査した。摂取量により5グループに分け

て分析、摂取量が最も多いグループ(1日当たり21・6~96・7グラム)は最も

少ないグループ(同0・8~11・7グラム)と比べ、脳出血や脳梗塞を含む脳卒中

全体の発症率が23%低かった。

脳卒中のうち、脳の奥にある細い血管から出血し、日本人に多い「深部脳出血」

は、摂取量の増加に伴い発症率が下がる傾向が鮮明だった。

飽和脂肪酸を取ると、血管を強くするのに必要なコレステロールが増えることが

関係するらしい。

一方、心筋梗塞は、摂取量が最多のグループは最少のグループと比べ発症率が

39%高かった。

総合的に見て、いずれの病気にもなりにくいのは1日に20グラム前後取る場合

で、牛乳を毎日コップ1杯(200グラム)飲み、肉を2日に1回(1回150グラム)

程度食べるのに相当するという。

 

(2013年4月4日 サンケイ新聞)

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