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★クセの原因は筋肉の衰え

2006年05月01日 | 健康情報
あぐらをかく、両足をぺたんと開いて床に座る、立っているときに

足を斜めにしてしまう……。クセは無意識にやってしまうもの。

なぜ無意識にくり返すのかといえば、それは“ラクだから”なのです。

動作をともなうクセの多くは、からだの一部の筋肉が弱って、そこを

ほかの筋肉がカバーするためにおこるのです。

ふだんはあまり使わなかったり、年を重ねることで、筋肉の量はどんどん

減っていきます。そうなると、動作のたびにからだ全体に不必要な負荷が

かかって、疲れやすくなり、痛みをともなうことさえあるのです。

代表的な例が腰痛。骨盤を支える筋肉である、大腰筋や脊柱起立筋など

腰周辺の筋肉が弱ってしまうと、骨盤の歪みにつながります。

骨盤の歪みは腰痛の原因になり、姿勢や歩き方にも影響します。

そのまま放っておけば、将来はまっすぐに背筋を伸ばせなくなる危険性も

十分にあるのです。

重大な影響をおよぼさないためにも、その兆候の段階である自分のクセを

認識して、少しずつ筋肉改善をすることが重要です。すると、きれいな姿勢を

保つだけでなく、老化によるからだの衰えも防ぐことになるのです。

老化の過程の30~40%は遺伝子にあらかじめ時計のようなものが含まれて

いて、弱るようにプログラミングされているのだ、といわれています。

あとの60~70%は運動量や栄養など、環境によって決まります。

筋肉量は、25~30歳をピークとして徐々に減っていきます。

筋肉の衰えをおだやかに、できるだけ現状を維持しようとすることは、

生活習慣の見直しで十分に可能なことなのです。

朝日新聞【暮らしと健康特集】より

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