ちよ散歩、今回は上野公園を散策して根津神社までつつじを見に行きます。
湯島神社は菅原道真を祀ったもので、湯島天神の名で有名です。
「飛び梅」にちなんだ梅園があり、満開の時には香り豊かだそうです。
菅原公の徳は、天神様と尊ばれ全国で「学問の神様」として慕われています。
絵馬が積まれていますが、今の時期「お礼参り」 が多いようです。
天神男坂の階段を下り、天神下の交差点を抜け不忍池(しのばずのいけ)に向かいます。
不忍池は琵琶湖に、見立てられています。
琵琶湖の竹生島に因んで、弁天島を築かせ弁天堂を建立しました。
不忍池は三つに分かれ、右が蓮池で左はボート池です。
さらに、上野動物園の中に位置する鵜の池があります。
まずは、上野に来たら西郷ドンに会いに行かなくてはなりません。
これが、西郷隆盛銅像で巨匠高村光雲作です。
この像は、逆賊とされていた西郷が明治天皇により賊名を除かれた時同志たちによって建立されました。
いよいよ、上野公園の散策です。
まずは、上野の森美術館があり大賞入賞者展が開かれています。(左上)
となりは日本芸術院で、所蔵作品展が開かれています。(中上)
東京文化会館では、パリ・オペラ座バレエ学校の公演が行われます。(右上)
西洋美術館では、ルーヴル美術館展が開かれています。(左上)
入口にD51が置いてある国立科学博物館では、恐竜展が開かれています。(中上)
中央噴水池です。(右上)
その中で、奇抜な格好のふたりの前で足を止めました。
パントマイムの曲芸で、染之助・染太郎風にサッポロ一番を傘の上で回していました。
上野東照宮へ、向かいます。
これから奥へは、保存修復工事のため入れませんでした。
東照宮では、「春のぼたん祭」が開催されていました。
華麗なぼたんが、咲き誇っていました。(上)
ちなみに、ここでは冬ぼたんも新春に見られるそうです。
上野動物園入場口です。(左上)
東京都美術館で、日本の美術館名品展が開かれています。(中上)
奥にあるのが東京国立博物館で、奈良興福寺創建1300年記念として「国宝・阿修羅展」が開催中です。(右上)
阿修羅展は、人気が高く30分待ちでした。
上野公園から、東京藝術大学の方へ歩いて行きます。
「本近代洋画の父」黒田清輝の絵画を、展示しています。
この建物は、往時の姿を復元したものです。
画像は、音楽学部の正門です。
美術学部には芸大美術館があり、収蔵品を見ることが出来ます。
1625(寛永2年)天海僧正は、比叡山延暦寺にならい上野に東叡山寛永寺を創建しました。
前述のとおり、不忍池は琵琶湖にたとえられました。
維新後、明治政府によって境内は大幅に減少されました。
寛永寺をあとにして、言問通りを進み上野桜木を右に曲がります。
これは、墓地のメインストリートで「さくら通り」と呼ばれています。
その名のとおり、両側の桜並木がさくらのトンネルになる桜の名所でもあります。
さらに、谷中墓地から細い道を行くと朝倉彫塑館(あさくらちょうそかん)があります。
ここは、彫塑家朝倉文夫の邸宅兼アトリエです。
ここも、保存修復工事で休館でした。
日暮里駅から来た道とぶつかり、左に曲がります。
この階段は、夕日がきれいに見えることから「夕やけだんだん」と呼ばれています。
不忍通りまで出て、少し入った所にある須藤公園に向かいます。
近所の人に聞いてみると、早い時期に手入れがなされ今年は咲かないそうです。
気落ちしたので、不忍通り沿いの「天ぷらてる井」で昼食にします。
やや小さめのこの鯛焼きは、鯛ではなく鯉だそうで韓国風です。
バリバリの薄皮にしっとりゆるい餡のバランスが、日本の鯛焼きとは違う食感です。
不忍通りを千駄木から根津へと進み、ようやくゴールの根津神社です。
1706(宝永3年)徳川綱吉は、権現造りの社殿を造営しました。
その社殿は、漆塗修理中で見ることが出来ませんでした。
根津神社には、目当てのつつじ苑があります。(上)
とにかく色鮮やかで、見事です。
ただ、まだこれから咲こうとしている緑の葉っぱだけのもありました。
愛子さまの「お印し」の五葉つつじなど、珍しい種類のつつじを見ることが出来ます。
今年は、つつじまつり40周年記念に五葉つつじのシロヤシオを植樹したそうです。
シロヤシオは、気品のある白い清楚な花だそうです。
-ちよ散歩⑱根津神社つつじ苑・おわり-
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