ちよ散歩、今回は小石川植物園まで花菖蒲を見に行きます。
その昔、この場所には後楽園競輪場がありました。
当時の美濃部都知事によって、競輪場が廃止されました。
競輪場跡地に、1988(昭和63年)に東京ドームが出来たのです。
ご存知読売ジャイアンツの本拠地で、通称ビッグエッグです。
2009(平成21年)6月12日が、創立50周年だそうです。
後楽園球場時代の博物館には、子供の頃よく行きました。
記念特別展として、「王貞治50年の球跡展」をやっています。
これは正門ですが、普段は閉鎖されています。
江戸時代、水戸徳川光圀の代に完成しました。
池を中心とした、回遊式築山泉水庭園です。
後楽園は、「先立って憂い、後れて楽しむ」から付けられました。
光圀の政治信条によるものです。
大泉水は、琵琶湖を模しています。
光圀は明の朱舜水の意見を用い、円月橋や西湖堤など中国の風物を取り入れました。
さて、花菖蒲田に向かいます。
ごらんの通り、まだ時期が早いようでほとんど咲いていません。(左上)
少ないながら、三輪の白いハナショウブが咲いていました。
その中で、一番きれいな花です。(中上)
それでも歩いて行くと、たくさんの赤紫色ハナショウブが咲いていました。(右上)
6月上旬には、660株のハナショウブが一面に咲き乱れるそうです。
小石川後楽園をあとにして、春日通りに向かいます。
春日通りを渡り、真っすぐ行くと伝通院があります。
他にも秀忠の娘千姫や、家光の御台所孝子の墓などがあります。
ご存知浪越徳治郎が、日本指圧協会の会長の時に建てたものです。
「指圧の心母心、押せば命の泉湧く」、このキャッチフレーズをテレビでよく言っていました。
竹早高校の横を通り、三百坂を下り左に曲がって進みます。
その公園には、立派なさくら並木が続いています。
この辺りには松平播磨守の上屋敷があり、低地一帯には「播磨田んぼ」が広がっていました。
そのことから、この坂を播磨坂と呼ぶようになったそうです。
この坂を下って行くと、いよいよ小石川植物園です。
その後幕府の御薬園となり、1977(明治10年)東大附属の小石川植物園となりました。
これは、園内最初にある見事なさくらの木です。
ハナショウブ園のある日本庭園に、向かいます。
やはり、ハナショウブ園には花は咲いていませんでした。
でも、池を囲むようにたくさんのキショウブが咲いていました。(左上、右上)
日本庭園と、後に見えるのはとなりの東大総合研究博物館(開館日木曜~日曜)です。
小石川植物園をあとにして、 真っすぐ大塚駅に向かいます。
なぜ、大塚駅をゴールにしたかと言うと。
大塚駅前には、薄皮饅頭の柏屋東京支店があるからです。
この柏屋の薄皮饅頭は、饅頭の中で日本一うまいと思っています。
本日のおみやげは、自信をもってお薦めする大塚駅前柏屋の薄皮饅頭です。
柏屋の本店は、福島県郡山市にあります。
-ちよ散歩⑳小石川植物園・おわり-
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