はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

「選」について(4)

2008年09月05日 18時10分46秒 | インターミッション(論文等)
(続き)

長くなるので、他の2首

  蝉しぐれ教え子の背が水玉を弾くを眇に見る女教師は

  生命は穴から水を奪われる都会の空よさあ薄雲れ

は割愛するが、こうして各論的、客観的に見ていくと、採られる(あるいは採られない)理由というのも、なんとなくだが分かったような気になる。

 しかし、もう一度5首をまとめて眺めてみると、絞られかけたピントが急速にずれていくように、また分からなくなってくる。
 この歌が採られて、この歌が採られなかった理由は何なのか。
 急いで断っておくが、プロへの反抗心とか、採られなかったことに納得がいかないとか、そんなかっこいい話では、もちろんない。
 バカみたいだが、本当に分からないのだ。

(続く)

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3 コメント

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生命は。。 (ソナ)
2008-09-06 08:03:19
成志さま、おはようございます^^
笹短歌、おめでとうございます!サイトを見て、最初に成志さまの短歌が
四首あってどれもとてもいい歌だと思って、改めて感動を覚えました。

実は、私は伍代夏子さんが誰かイマイチよくわかってなくて(涙)杉良太郎の奥さん?(略奪婚)かなくらいしか、知識がなく残念です。

でも、妖艶な女性の水着の姿がなんとなく目に浮かんでくるような。オリンピックの頃なのでなんとなく、そんな雰囲気もあるのかなと思いました!

私は、「生命は穴より水を奪われる‥」の歌が一番好みですねー。個人的な意見で、歌人でもない普通のおばちゃんの好みですが(笑)私もいつか、笹さんにとってもらえるよう頑張ります(^-^)
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すいません。 (ソナ)
2008-09-06 08:29:02
ごめんなさい。

短歌、正しくは
「生命は穴から水を奪われる…」でした。メモとらなくて書き込んじゃいました。失礼しました。
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ソナさんへ (中村成志)
2008-09-06 12:20:29
ありがとうございます。
実は、僕も伍代夏子さんのことは全然(顔さえも)知らなくて、歌を作った後で
「あ、けっこう若かったんだ」(だいたい同い年)
と知ったくらいでした。
水着で暑いから「はるみ」や「さゆり」じゃなくて「夏子」だろう、くらいの気持ちだったんですけどね。

すっかり熟女好きと認定されてしまった中村ですが、また遊びに来てくださいね。
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