はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

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2006年11月30日 06時11分39秒 | 日詠短歌
あさしんだ草のにおいにつつまれてひだりの池のほうがつめたい
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十一月

2006年11月28日 06時05分51秒 | 日詠短歌
十一月には十一月の寒さあり ひのようじんは何語の音ぞ
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鑑賞サイト 047:辞書

2006年11月27日 06時17分05秒 | 題詠100首 鑑賞サイト
いつからか夜ごと新芽が生えてきて辞書に根ざしてゆくゆびのさき
              (小軌みつき) (小軌みつき-つれづれ日和-)

 あまりにも自然に読み込まれていたので、読み終わってから、
「あ、そういえばこの歌のお題が『辞書』なんだっけ」
と気づきました。
 初めは、意味を調べるための道具として利用してきた「辞書」。
 それがいつのまにか、好奇心という「新芽」が生え、辞書を繰ることを目的として辞書を手に取る。
 その変化を歌った、「ゆびのさき」が「根ざしてゆく」という表現に、うっとりとしました。
 なんとなくセクシュアルな匂いすらするのは、読み過ぎでしょうか。

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意味なんて書かれていない逆引きの辞書にしずかな海をみつけて
            (おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)

 とても誤解を招きそうな言い方をあえてしますが、すぎなさんのお歌はときどき、読み解きをしていて空しくなってくることがあります。
 語句をひとつずつ検討していけばいくほど、初めに感じた心持ちから遠ざかっていくような。
 この歌もそうで、一読して目の前にしずかで煌めく海が、さあっと拡がり、どんどんどんどん拡がっていきました。
 そんな光景を充分堪能して、さて読み解こうとすると、とたんに陳腐な解釈になってしまう。
 「意味」の書かれていない「辞書」とは何か、「逆引きの辞書」ということは、海の風景から「海」という文字にたどり着いたのか。
 そんなことを考えれば考えるほど、なにかとても無駄なことをしているような気持ちになります。
結局は、僕の力量不足なのでしょうけれども。
 どなたか、この歌にふさわしい、すてきな解釈をお願いします。
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2006年11月26日 11時49分57秒 | 日詠短歌
『大東亜戦争はアメリカが悪い』図書館歴史書棚にある書よ
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キャップ

2006年11月25日 05時56分12秒 | 日詠短歌
ソックスのキャップが引きずる自転車の籠からしっぽ出すアライグマ
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さっき

2006年11月24日 07時44分32秒 | 日詠短歌
さっきまで猫が寝ていた草窪にしがみつかれているサウダージ
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百合

2006年11月23日 13時04分54秒 | 日詠短歌
緑黄の百合の匂いは青虫に似てどの部屋も百合のにおいす
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ぎょうざ

2006年11月22日 21時03分25秒 | 日詠短歌
我は三時間二十五分を走った我でありぎょうざをつつむ
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「五首選会」終了です

2006年11月20日 00時04分17秒 | イベント
 そんなわけで、11月20日午前零時を持ちまして、「五首選会」、終了させていただきました。
 ご参加いただいた6名の方々、応援いただいた皆々様、どうもありがとうございました。

 生まれてこの方、「会」と名の付くものを主催したことがない僕にとって、この数週間はまさにドキドキの日々でした。
「自分に、こんなだいそれたことができるのか」
「こんなに大見得切って、参加者がひとりもいなかったらどうしよう」
「ヘタなことやって、苦情が来たらどう対処したらいいんだ」
等々。はい、けっこう(かなり)小心者なんです。

 もっとも、事務的には、とっても楽でした。
 ブログというシステムの底力のおかげ、盛り上げて気を遣っていただいた参加者の方々のおかげ、そして、このコメント&トラックバック方式を借用することを、快くご了承いただいた五十嵐きよみさんのおかげです。
 ほんとうにありがとうございました。

 さて、いち参加者としての感想です。
 ひとりの歌人が歌った100の歌から、五首を選ぶ。
 自分で企画しといて何ですが、こんなに難しく、またおもしろい作業だとは思いませんでした。
 ひとつの宇宙から、無理やり5つの星を抜き出すようなもんです。
 一つの歌を削るたびに、なにかとんでもないことをしているような気がして、
「ごめんなさいごめんなさい」
と意味もなくつぶやいたり、そうかと思うと、自分が万能の権力を握っているような心持ちで
「ふっふっふっ、そなたを選んで進ぜよう」
とかつぶやいたり(変人か)。
「テーマを決めて五首選」
というルールを定めといてよかった、と心底思いました。
 いざとなれば、
「このテーマだから、この歌は(選に)入らないんだ」
という逃げ道になったから。
 普段行っている「鑑賞」とは、全く違う種類の作業であり、だからこそ楽しく、勉強にもなりました。

 なにはともあれ、宴がひとつ終わって、やれやれといった心持ちです。
 みなさんと、このような形でさまざまな意見を交わすことは、想像以上に楽しいことでした。
 またいつか(時間と心に余裕があれば)、別の集いを企画してみたいなあと思っております。
 そのときは、どうぞ参加してやってください。

 どうもありがとうございました。
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「五首選会」を開催します!

2006年11月19日 19時26分35秒 | イベント
 「題詠100首2006」終了を勝手に記念して、「五首選会」を開催することにしました。
 その名のとおり、「題詠100首2006」参加者が投稿した100首の中から、5首を選ぶ会です。
 選の基準は、なんでも可とします。
 純粋に「いいと思った歌」はもちろんのこと、「おいしそうな歌5首」「哀しい歌」「意味はわからないけどグッとくる歌」等々、さまざまな「選」をお願いします。
 どうぞご参加ください。

【参加資格】 「題詠100首2006」完走者
         (もうちょっとで完走できた人も、可)
         (それ以外の人も、書き込みは可)
【受付期間】 11月7日(火)~11月15日(水)
【投稿期間】 11月8日(水)~11月19日(日)

【ルール】
・参加希望者は、ご自分のブログに「五首選会参加」用の
 記事欄を作成してください(「見本」を参照)。
 その際、できれば「自選五首」を書いていただけると、
 会が盛り上がります。
・そこから、ここのすぐ下の記事欄「五首選会参加(見本
 を兼ねて)」にトラックバックしてください。
・参加者は、他の参加者のブログに行き、その人が
 「題詠100首2006」で投稿した歌の中から五首を選んで、
 コメント欄に記入してください。
 (参加者は、最低でも一人について選を行ってください。)
・その際、できれば鑑賞についてのコメントもお書きください。
 (全体についてでも、個々の歌についてでも可。)
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