はいほー通信 短歌編

主に「題詠100首」参加を中心に、管理人中村が詠んだ短歌を掲載していきます。

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勝手に返歌 043:ためいき

2007年12月17日 20時49分29秒 | 勝手に返歌
小人らが代わりに靴をこさえてく新月の夜は眠ってはだめ

ためいきの温度を測る妖怪が身構えているコピー機の裏
043:ためいき(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)

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勝手に返歌 042:海

2007年12月14日 18時44分15秒 | 勝手に返歌
あの海は明日もきっと鳴るのだろう北北西の窓を震わせ

いいこともないわけじゃない風の吹く私が暮らす海のない町
042:海(yuko) (tankaの森)

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勝手に返歌 041:障

2007年12月03日 18時31分20秒 | 勝手に返歌
成ちゃんを信じてるよと笑む寝顔(いっそ鎖でしばってくれよ)

触れもせず隣で眠る恋人の満ち足りた寝顔が気に障り
041:障(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)

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勝手に返歌 040:ボタン

2007年12月02日 18時43分14秒 | 勝手に返歌
土道に沿う生垣に陽はそそぎ咲かぬボタンの葉の色の濃き

うつせみの花にしあるやくれなゐも淡きボタンのたをやかに咲く
040:ボタン(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)

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勝手に返歌 039:理想

2007年11月30日 18時42分19秒 | 勝手に返歌
昨日こそ理想の日だと気づいた日まず歯ブラシにペーストを盛る

一昨日と違う理想を理想だとはしゃぐ彼女の八重歯の真白
039:理想(本田あや) (明晃晃)

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勝手に返歌 038:穴

2007年11月29日 18時22分07秒 | 勝手に返歌
噴き踊る炎はあなた(or It)ここまで近いのに掴めない

ドーナツの穴によく似たわたし(僕)存在するのに存在しない
038:穴(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)

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勝手に返歌 037:片思い

2007年10月31日 06時46分02秒 | 勝手に返歌
肋骨がひとつ足りない奴らとは解りあえると思えませんが

いいですか 片思いばかり続けると背骨は左に傾くんです
 037:片思い(天国ななお) (お月様は許さない)

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勝手に返歌 036:湯

2007年10月30日 06時45分23秒 | 勝手に返歌
からからとラムネの瓶の珠が鳴りしかめた顔できみはほほえむ

おずおずと葛湯を溶いて差し出せばしみわたるのかきみはゆるんだ
 036:湯(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
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勝手に返歌 035:昭和

2007年10月29日 08時52分50秒 | 勝手に返歌
由美ちゃんのことを素直に畑さんと呼んだ自分に驚いている

あんなにも言いにくかった「昭和シェル石油」がこんなになめらかな日は
 035:昭和(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)

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勝手に返歌 034:配

2007年10月28日 08時52分22秒 | 勝手に返歌
雨が降るマツエタカコのブラジャーの線よ今でもまっすぐですか

配られたカードをめくる瞬間にいちごパンツが脳裏をよぎる
 034:配(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
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