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(開設2015年1月1日)

童友社1/72 九六式艦上戦闘機二号二型 製作記 その5 完成報告

2019年03月11日 19時37分00秒 | 童友社1/72九六式艦戦二号二型製作記
大変長らくお待たせ致しました。3月に入って初めてのブログ更新となってしまい、面目ありません。理由は色々ありますが、予想以上に仕事が立て込んだと言うのが最大の理由です。もう3月も半ばで、桜の便りも聞こえて来ようかと言う季節になってしまいましたが、96艦戦がやっと完成しましたので、その報告です。デジカメが不調で、画像は全てスマホで撮影したものです。デジカメ、そろそろ新調ですかね?

デカール貼りが終わった状態で中断していましたが、先週の日曜日に半艶クリアを吹きました。使ったのはクレオスの青缶の方の半艶クリアです。クリアにしようか半艶にしようか少し迷いましたが、赤部分があまりピカピカするのもイヤだったので、半艶にしました。シルバーがどう変化するか気にはなりましたが、特に問題無く仕上がりました。

クリア乾燥後、翼端灯の塗装を行ないました。ここまでが先週分です。この状態で、ブログを更新しようかとも考えましたが、あまり進展してしないし、次の週まで待つことにしたのですが、それが裏目に出てしまう結果となってしまいました。土曜日は休みだったので、残りの作業を行ない、本体の方は完成しました。ただ、今回、フィギュアを乗せると決めていたので、そのフィギュアを日曜日に仕上げて全て完成となる予定だったのですが、突如日曜日が仕事となり、フィギュアの製作は今日になってしまいました。今日は、日曜出勤の代休でした。と言う訳で、やっと完成しました。以下、完成写真です。






こちらが先に発売されたキットで、第12海軍航空隊所属機としました。






上のキットが発売されてから約4ヶ月後に≪第12海軍航空隊所属機≫となって登場したキットです。中身はデカール以外、同一キットです。

ツーショットです。台は、先日人形供養に出して残った五月人形を飾ってあった物を再利用しました。

フィギュアを乗せては見たものの、やはりフィギュアが小さ過ぎたようです。シートベルトの自作とフィギュアの製作を比較すると、どっちが手間か分からない感じですが、手間を惜しんではいけないと言う事かもしれないですね。ピトー管は真鍮パイプの組み合わせで自作しました。排気管はどう考えても長すぎるので、約1mmカットし、開口しました。あとは計器パネルをでっち上げただけで、それ以外は何も手を加えていません。今回は、墨入れやウェザリングの類いは一切行なっていません。


キットはホビーボスが、塗装済み完成品として発売する予定だったもので、その元となったキットだと断言してもいいでしょう。パーツ割は画期的なものですが、それがせいでパネルラインのスジボリに間違いが多く、更に図面の読み違いもあちこちに見られます。(主翼の桁は周回していない!) 一番目立つのは、カウリング後部の絞り込みが不足していて、機首が太く見えてしまう点です。風防の前傾もやや立ち過ぎているように感じます。

色々不満のあるキットでもありますが、完成して見ると、まずは96艦戦以外には見えないし、あまり取り上げる機会に恵まれていないキットのようでもあるので、製作出来て良かったと思っています。手を入れて作り込むと言うモデラーさんにはあまりお薦め出来ないキットと言えるかもしれませんね。完成が予定より随分遅くなってしまいましたが、3ヶ月で3キットと考えると、良いペースと言えるかもしれません😓

それでは、例によって最後の纏めです。

童友社1/72 九六式二号艦上戦闘機二型&同≪第12海軍航空隊所属機≫
製作開始:2019年2月3日
完  成:2019年3月11日
キット購入日:2013年7月20日/同11月17日
購入価格:不明/1,417円(税込み)
参考資料:世界の傑作機No.27、丸メカ、FM社キット説明書、各Webサイト様
完成キット撮影カメラ:RAIJINスマホ

童友社1/72九六式二号艦上戦闘機二型&同≪第12海軍航空隊所属機≫製作記:完

童友社 1/72 九六式二号艦上戦闘機二型 第12海軍航空隊所属機 プラモデル
クリエーター情報なし
童友社(DOYUSHA)


3月12日追記:尾部(後端)に白を塗装するのを忘れていたので、本日塗装しました。その画像を貼っておきます。白く塗ったのが分かりますかね?


14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (日の丸航空隊)
2019-03-11 20:19:36
九六艦戦2機同時完成おめでとうございます。
お仕事の合間を縫っての作業は大変だったでしょう。
いろいろと問題のあるキットですが、出来上がってしまうと「九六戦」そのものですね。
シラバー塗装の時は墨を入れない方が綺麗に見えますね。
特に九六戦は、毎日整備員がピカピカに磨き上げていましたからね。

次回作は何になるのか、楽しみにしています。
お疲れ様でした。
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Unknown (0-sen)
2019-03-11 21:51:38
日の丸航空隊殿、早速のコメント有難うございます。
予定より随分遅くなりましたが、やっと完成しました。今まで1/72の日本機と言うと零戦ばかり作って来ましたが、それも前作の二式水戦で一応コンプリート出来たので、今回、数年振りに零戦以外の1/72キットを作る事にして、その最初の標的となったのが今回のキットです。
2月下旬から3月前半は仕事が忙しくなるのは分かっていましたが、予想以上にハードなスケジュールになってしまい、製作時間もままならない状況でしたが、やっと仕事も一区切りとなります。(4月からは再び忙しくなります。)
キットの方は、結構アバウトな感じですが、出来上がってみれば、シルバーに赤と言うスタイルが中々良い感じに見えるのが不思議ですね。
次はイタレリのAFVキットを作ります。
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完成おめでとうございます (hajime)
2019-03-12 12:25:13
日の丸と尾翼類の赤は半ツヤコートが丁度良かったみたいですね。
飛行機のウエザリングはよくわかりませんが、シルバーの機体は控えめが良い気がします。
シルバーと赤の美しい機体が合う機種ですね。
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Re:完成おめでとうございます (0-sen)
2019-03-12 19:30:40
hajime殿、コメント有難うございます。
ちょっと遅くなりましたが、九六艦戦が2機完成しました。今まで1/72の日本機は零戦ばかり作っていましたが、20数年振りに零戦以外のキットを完成させることができました。この九六艦戦の存在があったから零戦が生まれたと言って良いでしょうね。
九六艦戦と言えば、俗に言うウルトラマン塗装が良く似合います。シルバー地に墨入れすると、汚くなってしまうと思い、今回は何もしていません。半艶クリアを吹いただけで完成としました。むしろその方が良かったみたいです。
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祝、完成! (クラキン)
2019-03-12 20:39:45
2機同時完成、おめでとうございます。
ミュージアムモデル風の美しい仕上がり! キャノピーの塗装やプロペラもシャープでいい感じです。
仰る通り、パイロットがちょっと小柄過ぎたのは残念ですが、ちょうど良いのが見つかれば乗せ換えることもできますね。
半艶クリアで艶を整えたのも効果的だと思います。
九六艦戦、私も作りたくなってきました。
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Re:祝、完成! (0-sen)
2019-03-12 21:11:29
クラキン殿、コメント有難うございます。
ようやく仕事も一息つける状態となり、九六艦戦も完成しました。かなりアバウトなキットで、それが気になるモデラーさんでしたら恐らく評価は低くなると思いますが、私はそんなに気にする方ではないので、充分楽しめたキットです。今日、追加した写真を見て頂ければ、カウリング後部の絞り込み不足で、機首が太く見えるのがお分かり頂けると思います。
パイロットはシートベルトを自作するのが面倒だったので、乗せてみましたが、小さ過ぎましたね。今後、もっと体格の良いパイロットが見付かればチェンジしようと思います。
1/72の九六艦戦の決定版キットが欲しいですね。
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96の完成おめでとうございます (もなたろー、だって猫だもん)
2019-03-12 21:39:46
 0-sen様、こんばんは。お久し振りです。
 96艦戦の完成おめでとうございます。童友社の96艦戦の完成品は初めて見させて戴きました。しかもいっぺんに2機も!軍用機の多くが暗い迷彩色ですから、銀色に赤の機体は、0-sen様のヒコーキコレクションの中でもとても目立つ作品になったのではないでしょうか。12空の機体はスパッツだけではなく、脚全体が赤なんですか!派手でいいですね。当時この機体を下から見た人はレーサー機を見ている気分になったのではないかと思います。
 この機体が当時蒋介石軍のイ-15、16を討ち取っていたのですね。でも、今では日本びいきの人が多い台湾のことを思うと、申し訳ないことをしたと思ってしまいます。
 0-sen様は尾部の赤い保安塗装はつや消しなんですか。私個人としては、この部分、いつもつやありにしています。理由は、日の丸航空隊様が仰っていたように、海軍機は機体をぴかぴかに磨いていないと精神注入棒が待っているので、いつも磨いていたため、塗装表面がぴかぴかだったからです。特に連戦連勝のこの頃は当然時間もあったでしょうから、赤の保安塗装はツヤがあったと思います。
 補助翼のつや消しは材質がアルミではなく、布ということを表していてとてもいい感じに思います。

 機体の形状も先に出ていた他メーカーのどれとも似ていなくて面白いものです。童友社のは、胴体のどこにも堀越さんらしい空気抵抗と戦っているようなぎりぎりまで絞った部分がなくて、とても でぶっちょな機体になってしまっていますね。セバスキーの設計みたいにも見えてしまいます。
 でも、違うからダメという気もしません。メーカーによる解釈の違いを見せてもらえるのがプラモの楽しみのひとつのように思うからです。最新のプラモでは、巻尺で計るのではなく、機体全体を3Dスキャナーで読み込んでデータをとっているところもありますよね。確かに実寸の縮尺そのものになるのでしょうが、そうなると、これは、メーカーの作品ではなく、ただのコピーに思えます。技術の進歩は確かに凄く、模型誌などでも絶賛されていますが、人間の感覚から作り出される芸術的な部分がどんどん下がっていくようで、それで本当にいいのか??とても恐ろしいことが起きているように思えるのです。と言うのも、プラモから遠く離れた話で恐縮なのですが、教員をやっている友人によると、最近の学生は何でも、コピペ、考えずウイキペディア丸写し。自分で考えろと言っても、すぐに「分かりません。教えて下さい。」だそうで、卒論に至っても、過去の論文を表現を変えただけでコピーしてくる不届き者までいたりすると嘆いていました。こういう人が何かの間違えで出世してしまうと、下はこの世の地獄ですよね。しかも、このコピペ君が増加中らしく、とても心配です。
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Re:96の完成おめでとうございます (0-sen)
2019-03-13 00:05:23
もなたろー、だって猫だもん殿、お久し振りです。貴殿からのコメントが途絶えていたので、少し気になっていましたが、こうしてコメント頂けたことで、安心しました。復活ですね😊
さて、96艦戦ですが、キットは本編でも書きましたが、ホビーボスが開発したもので、塗装済み完成品として発売されるべき所、なぜかそうはならず、素材だけが残ってしまったのを、童友社がパッケージ発売したキットのようです。その為、パーツ割りも殆どが一体成型されたものとなっていて、一見、画期的には思えますが、良く見るとかなりアバウトな状態のキットです。それは貴殿も指摘されているように、私の体形のように太っていると言う事です。1/72の96艦戦のキットは、古くはニチモのキットがあり、その後フジミがキット化しましたが、フジミのキットには主翼が厚すぎると言う欠点があります。他にが海外の簡易インジェクションキットがありますが、やはりフルインジェクションキットが欲しいですね。FM社辺りがキット化してくれたら嬉しいですが、コストの点で難しいのでしょうか?
コメント後半の貴殿のご意見は興味深く、私も共感出来る部分が多いです。ネット社会の功罪と言った所ですかね。これらの若者が、将来の日本を背負って行く現状がそこまで来ていますが、この先、新しい年号になり、日本はどうなって行くのでしょうか? 不安だらけですね。 
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Unknown (ヒロシ)
2019-03-13 23:35:28
遅まきながら完成おめでとうございます。
クリアーか半艶クリアーか迷われたようですが、半艶がいい塩梅に仕上がっていると思います。
実は私、ホビーボスというメーカーはどうも好きになれず、昔この96艦戦と同じようなコンセプトのP-40、P-47、F-4Uを作例ということで(嫌々)製作しましたが、やはりコクピットは計器盤やシートさえないという簡略化でした。

まぁ、その機体以外には見えないし、細かいことを気にしない人には良いのかもしれませんが、それでもきちんと押さえるところは押さえてキット化して欲しいと思ったものです。
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完成しましたね。 (Ganpon)
2019-03-14 01:09:13
完成していたのを、見逃していました。
仕事が忙しい中、2機を完成させるとは、すごいですね。
トップコートは半艶を選択されたのですね。
私も104Jの最後のトップコートをどちらにしようか迷っています。
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