ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

愛媛FC戦見どころ紹介

2024-04-26 | Weblog
前節群馬にウタカ選手の2ゴール1アシストなどで4対1と快勝したヴァンフォーレ。今シーズンホームゲーム4試合目にしてようやく初白星を飾り、チームに残っていたモヤモヤが一つ晴れる結果となりました。順位も再び昇格プレーオフ圏内となる5位に浮上し、選手たちのモチベーションも向上したと思います。そんなチーム状態のなかで迎える今回の愛媛戦。J3優勝クラブということで手強くしかもアウェー戦ということでヴァンフォーレにとっては戦いにくいところがありますが、こういう難しい試合でも確実に白星を収めることがJ1昇格に繋がってくると思うので、勝利を目指し集中して頑張ってほしいですね。


◇見どころ紹介◇
【愛媛FC】
☆今シーズンの成績:4勝3分け4敗(勝ち点15) 11位
☆ここ最近5試合の試合結果
→○○△△✕
☆注目選手
谷本選手∶今シーズン3アシストを記録している23歳攻撃的ボランチ。愛媛の攻撃のリズムを作り出すキーマン。
ベン・ダンカン選手∶186cmの大柄な体格を活かしたポストプレーと力強い突破が得意な21歳のオーストラリア人FW。昨年は6得点を挙げてJ3優勝に貢献。
曽根田選手∶大卒で2017年から2019年まで3年間在籍していた元ヴァンフォーレ選手。今回はベンチで出番を待つことになりそう。

☆予想布陣:4-2-3-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:モンテディオ山形vs愛媛FC 明治安田J2リーグ 第11節 2024/4/20



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:5勝3分け3敗(勝ち点18) 5位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕◯✕△○
☆注目選手
宮崎選手∶右サイドの仕掛けの中心。彼がいかに攻められるかがこの試合のキーポイントになりそう。
佐藤選手∶若い選手が多い相手の勢いを削ぐような老獪なゲームメークに期待。宮崎選手に繋ぐロングフィードも鍵となる。
アダイウトン選手∶2試合連続得点中と調子が上向きな重戦車サイドアタッカー。今回カットインからの右足コントロールショットが炸裂しそうな予感。

☆予想布陣:4-2-3-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsザスパ群馬 明治安田J2リーグ 第11節 2024/4/20



☆若手中心の組織的な愛媛&松田選手が出場停止
対戦相手の愛媛FC。チームを率いて3年目となる石丸監督のもと昨シーズンはJ3で優勝してJ2に昇格。2年ぶりに挑戦しているJ2ではその戦い方の難しさを感じつつも、第8節で仙台に勝利し第9節では今シーズン好調な岡山に対して引き分けに持ち込むなど見せ場は作れています。ここ最近5試合ではすべての試合で1点差以内の勝負となっているので、今回の試合も隙があまりない試合展開になりそうですね。そして愛媛は若手選手を積極的に起用しており、その勢いを組織的な動きに使うことができます。攻守に組織的ながらアグレッシブにプレーする全体の雰囲気にヴァンフォーレは飲み込まれないようにしたいですね。そして昨シーズンはチームトップの13得点を挙げ、今シーズンはこれまで11試合に出場し3得点を決めていたFW松田力選手が愛媛に在籍していますが、前節の山形戦でイエローカードをもらい今シーズントータル4枚目となったため、今回の試合は累積警告による出場停止となります。2020年に1年在籍した元ヴァンフォーレの選手が間近にピッチで見られないのは残念ですが、彼の存在は確実に脅威となっていたと思うのでヴァンフォーレとしてはこの点取り屋が不在なのはラッキーなことだと言えるでしょう。

☆注目のGK
絶対的守護神の河田選手&昨シーズン10試合に出場し今シーズンはこれまで6試合に出ていた渋谷選手が相次いで負傷により戦線離脱。それにより在籍3年目の山内選手が先発出場を果たし、U-18の宮下選手がトップチームに参加しベンチに入った前節の群馬戦の異常な状況を改善すべく、ヴァンフォーレはサガン鳥栖から急遽コ・ボンジョ選手を急遽短期の期限付き契約で獲得。クラブ史上初の韓国人GKをチームに招き入れます。おそらく今回の試合では山内選手がスタメンで出場してコ・ボンジョ選手はベンチに入ることが濃厚となっていますが、J1鳥栖で日々のトレーニングを行っていたことと在籍が2年目を迎えて日本の生活に慣れてきていることから、意外にもいきなり先発の座を狙える素質であると個人的には思います。この2人とU-18から選手登録された宮下選手が現在いるので、ひとまずチームのGKの緊急事態は脱したと考えても良いと思います。

☆打開の鍵は右サイド&時折左サイド
愛媛の基本フォーメーションはヴァンフォーレと同じく4-2-3-1。個人的に思う愛媛の特徴はサイドバックにあると思います。右サイドバックに尾崎選手というCBもこなせる186cmの選手を配置し、左サイドバックには果敢にオーバーラップを仕掛ける攻撃的な左利きの山口選手を起用。それによって山口選手が左サイドを積極的に駆け上がり攻撃参加しているときは、DF陣がやや左にスライドし尾崎選手が中央右側に来ることで可変の3バックとなります。そして左サイドハーフには突破力のある茂木選手がいることで、山口選手と攻撃力の高い左サイドが完成。逆に右サイドハーフの佐藤選手は左足を使ったカットインやパスセンスに優れるタイプなので、自分のポジションに留まりながらのプレーが多くなっています。なので愛媛は静の右サイドと動の左サイドと大まかには言えると思うので、その特徴を捉えて対策するのが愛媛攻略の鍵になるでしょう。ヴァンフォーレが今回狙いたいのが上がる愛媛の左サイドの裏のスペース。先ほども言ったようにDFラインがスライドして補ってくると思いますが、スライドのタイミングや駆け上がった直後などにすぐに対応することが難しいと思います。ヴァンフォーレとしたら愛媛の左サイドの攻撃を抑えつつも、虎視眈々とその裏のスペースを狙ったカウンター攻撃が発動できるように準備してほしいところ。今回右サイドハーフで先発出場が濃厚な宮崎選手は試合中ポジション的にそこと対峙するかたちとなるので、常に入っていけるように宮崎選手の突破力が活かせるようにプレーしてほしいですね。そしてスライドした際の右サイドも意外と狙い目。左サイドをカバーするときには右はケアされにくいので意図的に左に注目を集めておきながら、その状態で右に出してアダイウトン選手と尾崎選手を対峙する状況を作り出せたら決定機に繋がりそうなので個人的には面白いと思います。

☆ファビアン ゴンザレス選手or内藤選手?
勝利に近づくためには勝負どころの時間帯でいかに相手を押し込めるかもポイントになってきます。先発が濃厚なウタカ選手が後半中程まで頑張ってもらい、そこからさらに活力アップを図れる選手に登場してほしいところ。今までの流れだったらファビアン ゴンザレス選手がその筆頭候補として名前が上がってくるのですが、今回は外国籍選手枠の問題からメンバーに入れるか微妙な状況。彼がもし出られないとなれば内藤選手に活躍の期待がかかります。これまでの試合では主にトップ下のポジションでウタカ選手をフォローする役割が多かったのですが、この試合では周囲に気を使わずに一番前のポジションで積極的にゴールを狙っていくプレーを見たいですね。内藤選手が終盤の時間帯のキーマンになってくれることを願っています。


…愛媛は自分たちが想像する以上に手強い相手だと思います。アウェーで若手選手が攻守に動くスタイルに向かっていくので厳しい戦いになると思いますが、戦力的には個の力ではヴァンフォーレの方が分があると思うので局面局面で思い切って勝負を仕掛けていき気持ちで負けないように戦っていきたいですね。そして白星を挙げて連勝といきましょうか!




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

FCふじざくら山梨特別企画

2024-04-24 | Weblog
将来的な日本女子プロサッカーリーグであるWEリーグ参加を目指している山梨県南都留郡鳴沢村を拠点に活動するFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。現在はなでしこリーグ2部に所属しており、今シーズンは4連勝を記録するなど6試合を終えて3位と好位置につけています。そのふじざくらは今週末の28日にクラブ史上初めて甲府市のJITリサイクルインクスタジアムでホームゲームを開催します。ヴァンフォーレのサポーターのなかにも富士北麓公園にある『富士山の銘水スタジアム(富士北麓公園陸上競技場)』に試合観戦に行かれたことのある方もいらっしゃると思いますが、今回はそのJITリサイクルインクスタジアムが舞台の試合なのでその方たちにも比較的身近にふじざくらのサッカーに触れることができます。そこで28日(日曜日)13時キックオフの2024プレナスなでしこリーグ2部 第7節FC今治レディース戦を盛り上げるため、今週は通常の更新にプラスしてFCふじざくら山梨特別企画を行いたいと思います。

今週の更新スケジュール的には…

24日 FCふじざくら山梨 WEリーグへの道〜過去記事まとめ〜
25日 FCふじざくら山梨WEリーグへの道12
26日 ヴァンフォーレ甲府愛媛FC戦見どころ紹介
27日 ヴァンフォーレ甲府試合結果&FCふじざくら山梨FC今治レディース戦見どころ紹介
28日 FCふじざくら山梨試合結果&ピックアップ愛媛FC戦

の予定で更新したいと思います。お楽しみに!



◇FCふじざくら山梨 WEリーグへの道◇
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道(2022年5月17日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道2(2022年6月30日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道3(2022年8月5日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道4(2022年8月30日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道5(2022年9月30日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道6(2022年10月31日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道7(2022年11月29日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道8(2023年1月7日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道9(2023年2月4日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道10(2023年6月2日過去記事)
FCふじざくら山梨 WEリーグへの道11(2023年10月12日過去記事)




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

ザスパ群馬戦を振り返る【J2第11節】

2024-04-23 | Weblog
4月20日にホームで行われた2024年明治安田J2リーグ第11節ザスパ群馬戦ですが、試合結果は4対1でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は前半に挙げたピーターウタカ選手&アダイウトン選手&三平選手、後半に挙げたピーターウタカ選手のゴールでした。



☆先発変更は4人&GKは?
3度追いつかれての引き分けに終わった前節の熊本戦。神谷選手と渋谷選手が負傷退場となるなどハプニングが続いた試合でしたが、その熊本戦から今回先発を4人変更。出場停止だった今津選手が復帰し、ファビアン ゴンザレス選手に代わりピーター ウタカ選手が1トップに入ります。そして左サイドバックには左利きの小林選手や荒木選手ではなく関口選手が右からコンバートされ、右側には飯田選手が起用されます。河田選手が戦線離脱&渋谷選手が負傷したGKには、前節急遽途中出場した山内選手が自身2度目の小瀬のピッチでスタートからゴールマウスを守ることになりました。またベンチの控えGKとして先日トップチームに選手登録され、現役高校生でヴァンフォーレ甲府U-18に所属している白根高校3年の宮下選手が山内選手のサポートを務めます。特に守備陣を中心に大幅な入れ替えを敢行した篠田監督。その決断が吉と出るか凶と出るのか注目された試合だったと思います。

☆右サイドを崩した先制点
ホームのサポーターの応援の後押しを受けて立ち上がりから積極的に仕掛けていくヴァンフォーレ。そのアグレッシブな姿勢が効果的な先制パンチを繰り出すきっかけになります。前半5分、複数人で右サイドから攻勢を仕掛け、佐藤選手&木村選手&宮崎選手がリズミカルにパスを繋いでいきます。そしてそこを大外からオーバーラップを試みた飯田選手にパスを渡すと、そこからのクロスボールにウタカ選手がゴール前で合わせてシュート。一旦は相手選手に防がれるものの、運良く足元にこぼれてきたボールをすぐさま右足アウトサイドで押し込んで先制点となるゴールを決めます。このシーンで良かったのが右サイドを複数人で絡んだこと。それによって相手が守備の的を絞り切れずに対応できなかったのが敵陣深くまで攻め込めた要因にもなっており、その後の飯田選手の質の高いクロスボールに繋がっていましたね。こぼれ球を冷静に決めたウタカ選手もさすがですが、この複数人が絡んだ連携した右サイドの攻撃を忘れてはいけないと思います。

☆強気なウタカ選手の仕掛けからの2点目
前半10分の2点目も右サイドの仕掛けから生まれます。右サイドにいた宮崎選手が前方にスルーパスを供給すると、そこに走り込んだウタカ選手がボールを受け取り相手守備と対峙するかたちとなります。その対応に追われていた群馬の最終ラインの3人を尻目に、ウタカ選手は左サイドを駆け上がってきたフリーのアダイウトン選手にラストパス。相手GKの反応の逆を突いてシュートをゴールに流し込みました。アダイウトン選手は2試合連続ゴールで今シーズン4得点目と調子が上がってきましたね。この2点目のシーンはウタカ選手の仕掛ける強気な姿勢が良かったと思います。その気迫に相手の3バックのディフェンスの視線がすべて彼に集中し、それによって後ろから上がってくるアダイウトン選手のフリーな状態を作り出していましたね。プレッシャーを感じてボールを取られないように周囲の味方にセーフティにパスを送るのも一つの手ですが、勝負どころで仕掛けていく選択をしたことでさらに確率の高い決定機に結びついたと思います。

☆三平選手技ありループヘディング
ヴァンフォーレの勢いはさらに加速していきます。前半19分には佐藤選手のCKのボールにニアサイドで三平選手が頭で合わせると、そのヘディングの軌道は山なりに放物線を描くようにファーサイドのネットに吸い込まれていきます。ループ気味のヘディングシュートを決めた三平選手はアダイウトン選手ら周囲の味方を巻き込んで恒例のゴールセレブレーションを敢行。チームメートとホームのサポーターを大いに盛り上げました。三平選手は身体能力では外国籍選手たちには勝てませんが、クロスボールに合わせるためのポジショニングの良さやヘディングの技術ではまだまだ負けていないと思います。その三平選手の良さが存分に発揮されたゴールでしたね。

☆動きがキレキレダメ押し点
3点をリードした後は群馬に攻勢を仕掛けられる場面が多くなるものの、GK山内選手らの体を張ったディフェンスにより相手の決定機を阻止しこの点差を守ります。すると後半17分、山内選手のゴールキックを相手選手がハーフウェイライン付近で胸トラップ。一旦展開を作り直そうとバックパスするだろうと読んでいたウタカ選手がパスを出した瞬間に素早く動いてそのボールに触りインターセプトします。そして前方に蹴り出したボールに懸命に追いつくと、飛び出してきたGKをかわして無人のゴールにシュートを決めます。ウタカ選手はこの日2ゴール1アシストの大活躍。これまでのウタカ選手なら動きをセーブする傾向にあるため前線の守備の貢献度はあまり高いものではありませんでしたが、この群馬戦では生まれ変わったかのように鋭く動く機会が多くあり、コンディションの良さも感じられましたね。このシーンで良かったのは相手の次のプレーを予測して大胆に行動できたところだと思います。相手もまさかウタカ選手が鋭く狙ってくるとは考えていなかったと思うので、完全に油断していましたね。その隙を逃さず突いてゴールまで結びつけてしまう本気を出したウタカ選手の能力はやはり高いなと思いました。またこの日はウタカ選手のJリーグ通算300試合出場のメモリアルで試合前にご家族に祝われていたので、頑張ろうとする効果もいつも以上にありましたね。これからの試合でもこのコンディションと心構えが継続的に発揮されたらウタカ選手は間違いなくゴールを量産できると思います。

☆1点返されたモヤモヤ
4対0でほぼ試合の大勢が決した終盤の時間帯。群馬は1点でも返そうと攻勢を仕掛け、ヴァンフォーレは無失点で抑えるためにディフェンスを固めます。そんな攻守の構図が出来上がっていた後半アディショナルタイム5分、相手が投げてきたロングスローに対してヴァンフォーレ守備陣がゴール前でボールに触れられないと、ファーサイドまで流れたところを最後は北川選手に蹴り込まれて群馬に1点を返されてしまいます。このシーンでは最初に競り合ったマンシャ選手が頭でクリアしなければいけない状況で、それができなかったために山内選手ら他の守備陣が急遽やって来たボールに慌ててしまった感がありましたね。また山内選手がボールに触れなければファーサイドのポスト付近にいた宮崎選手が対応できていたと思いますが、頑張ろうとして不運が重なった結果北川選手の足元にボールが転がってしまうかたちとなりました。無失点で試合が終われば次の試合での選手たちのプレー感覚もだいぶ違ったものになっていたと思いますが、こればかりは仕方ないですね。でも試合は4対1でヴァンフォーレが勝利し、念願の今シーズンホーム初勝利を飾りました。

☆勝因は?
この試合ヴァンフォーレが勝利できた要因として、やはりウタカ選手の好調ぶりが大きく影響していたと思います。今回のウタカ選手はトップ下の三平選手に発破をかけられて普段はあまりしない前線の守備にも顔を出す機会があり、サイドハーフのアダイウトン選手と宮崎選手もその組織的なプレスに参加。効果的に相手にプレッシャーをかけることができていました。その積極的な姿勢が功を奏しゴール前にいたウタカ選手がこぼれ球を押し込むとそこからは波に乗り、ノールックパスからのアシストと見事なインターセプトからGKをかわしてゴールするなど2ゴール1アシストと大暴れしました。またその後も自身2点目の展開と同じように抜け出して相手GKをかわしてシュートを打つ場面をもう一度作りましたが、惜しくもこのシュートは左端を逸れていきゴールならず。ハットトリックは達成できませんでしたが、能力の高いウタカ選手の姿をみせてくれました。特に今シーズンのウタカ選手は気分屋で調子にムラがあるように感じていたものの、この試合では好調なコンディションでベストパフォーマンスを披露しましたね。今回ウタカ選手が良かったということは途中交代されずにフル出場した采配からも表れており、篠田監督も評価していたと思います。

勝因の2つ目が守備陣の奮闘。最後の最後で失点はしてしまいましたが、大半の時間は今シーズン初先発のGK山内選手を中心に出場停止から戻ってきた今津選手など懸命なディフェンスで群馬攻撃陣を抑え込むことができていました。また右サイドバックから左サイドバックにコンバートされた関口選手も開始まではフィットするのか不安がありましたが、その心配が必要なくなるくらいの安定感を左側でもみせていましたね。みんなが協力して守備の組織力を高められたので相手の攻撃をほぼシャットアウトできたと思います。


…この勝利によりヴァンフォーレの今シーズンの成績は、5勝3分け3敗の勝ち点18で順位は7位から5位に浮上しました。J1昇格プレーオフ圏内のグループは相変わらず混戦状態ですが、今回の白星によりそのグループの先頭を引っ張る存在になっていることは確かだと思います。今シーズンはまだまだ続いていきますが、とりあえずは待望の今シーズンホームゲーム初勝利おめでとうございます!またホームゲームで選手やサポーターがともに喜び合えるように頑張りましょう!




【ヴァンフォーレ甲府×ザスパクサツ群馬|ハイライト】2024明治安田J2リーグ第11節|2024シーズン|Jリーグ





にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

ピックアップザスパ群馬戦!

2024-04-21 | Weblog
ヴァンフォーレが戦った試合で特に印象に残ったプレーやゴール&応援など、X(旧Twitter)やYouTubeに上げられたヴァンフォーレ関連の記事や動画の投稿を少し緩く紹介していくこのコーナー。なお試合日翌日に更新予定です。

今回の対象試合は4月20日にホームで行われた2024年明治安田J2リーグ第11節ザスパ群馬戦です。





本日のピックアップNo.1ゴール。勝手に今日のベストゴールみたいな賞作っちゃいました。このゴールは後半17分のピーターウタカ選手の2得点目。ロングフィードを胸トラップした相手の状況を確認したウタカ選手は群馬が一旦組み立て直すためにバックパスをすると予測。その読みが的中し後ろに下げる瞬間を狙って鋭く動いてボールをインターセプトすると、そのまま前のスペースに蹴り出してボールを追っていき飛び出してきたGKをかわしてあとは無人のゴールに流し込みました。このゴールの良かったところはウタカ選手のプレーをやりきろうとする気持ち。インターセプトを狙いに行ったところと前に蹴り出したところで普段のウタカ選手なら諦めそうになっていると思いますが、多少無理をしてでも追いつこうとしたこの試合のウタカ選手は、Jリーグ通算300試合出場達成のメモリアルで来ていた奥さまの前で頑張ろうとする前向きな気持ちが大きかったかもしれませんね。それにしても素晴らしいゴールでした。





試合終了後会場をまわる選手たち。今シーズンはホームでなかなか勝てない日々が続いていましたから、ようやく勝てて選手&サポーターともにホッとしたと思います。笑顔でスタンドに手を振る選手とそのアクションに声援と拍手で応えるサポーター。最高の光景ですね〜。そしてゴール裏で今シーズン初の輝く夜空。この素晴らしい瞬間をこれからのホームゲームでもたくさん見たい!





ヴァンフォーレ甲府ホームゲームのリーグ戦通算400万人達成。本日の試合でJリーグホームゲーム500試合目のメモリアルだったみたいですね。おめでとうございます!正直他のクラブと比べてどのくらいなのかはイマイチピンと来ていませんが、凄いのは数字を見て伝わってきます。クラブが歩んできた歴史そのものなので、これからもさらに積み重ねていきましょう!





河田選手と渋谷選手の戦線離脱で急遽U-18からトップチームに選手登録された宮下選手の選手紹介も準備されていました。クラブも仕事が早い!宮下選手にはアカデミー出身のGKの先輩である山内選手の背中を見て、将来的にトップチームに昇格できるように頑張ってほしいですね。





元ヴァンフォーレ選手でザスパ群馬に所属している中塩選手が試合終了後ヴァンフォーレのゴール裏へ挨拶に来てくれました。2020年のオフに大卒1年目でチームを離れる決断をして当時は本人もサポーターも様々な想いが駆け巡りましたが、ヴァンフォーレでの経験を活かしてこうやって対戦相手として小瀬のピッチに姿を見せてくれるのは感慨深いものがありますね。これからも群馬で頑張れ中塩選手!





最後にテクニカルなヘディングゴールを決めた三平選手の動画を紹介。ゴールはもちろん良かったのですが、それよりもゴール後に周囲を巻き込んださんぺー独特のゴールセレブレーションの破壊力がエグい。ウタカ選手はノリノリ、アダイウトン選手は三平選手にガッシリと肩を掴まれて強制的に参加させられます。木村選手や宮崎選手も参加しサポーターを盛り上げます。これをきっかけにチームの輪がさらに良くなるといいですね。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

試合結果【ザスパ群馬戦】

2024-04-20 | Weblog
【2024年明治安田J2リーグ第11節】

◇試合結果◇
◯ヴァンフォーレ甲府4-1ザスパ群馬✕
※4得点快勝で待望のホーム初勝利!

◇得点者◇
前半6分(甲)ピーター ウタカ
前半10分(甲)アダイウトン
前半19分(甲)三平
後半17分(甲)ピーター ウタカ
後半50分(群)北川

◇試合会場◇
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)

◇データ◇
    甲府 群馬
46% ボール支配率 54%
16本 シュート数 14本
464本 パス成功数 518本

◇今シーズンの成績◇
5勝3分け3敗(勝ち点18) 5位(暫定)

◇今シーズンの勝ち星表◇
→◯◯✕◯△△✕◯✕△
 ◯
※今シーズンリーグ戦の試合をこなす度に◯△✕で結果を積み重ねていきます。一番右&下段が最新の結果です。

◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇


◇試合ハイライト動画◇
2024.04.20 2024明治安田J2リーグ 第11節 vs.ザスパ群馬





にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

本日ザスパ群馬戦!見どころ紹介

2024-04-20 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第11節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにてザスパ群馬戦です(14時キックオフ)。


◇中継情報◇
DAZN
FM甲府

◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 4月20日 6:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
晴れ☀のち曇り☁(夏日)
最高気温:28℃ 最低気温:10℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:20%
18時~24時:30%


◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府の試合を観に行こう〜スタジアム交通アクセス編2024年修正版〜


◇見どころ紹介◇
【ザスパ群馬】
☆今シーズンの成績:1勝3分け6敗(勝ち点6) 19位
☆ここ最近5試合の試合結果
→✕◯✕△✕
☆注目選手
佐藤選手∶高い左足のテクニック力を駆使したゲームメークができるシャドー。外に開いてカットインするプレーが得意。
川上選手∶ナイジェリア人の父を持つ攻撃的ウイングバック。徳島戦での決勝点がチームの最新ゴール。
中塩選手∶2020年に大卒から1年間ヴァンフォーレでプレー。可変システムに柔軟に対応できる万能性を持つ。

☆予想布陣:3-4-1-2
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:レノファ山口FCvsザスパ群馬 明治安田J2リーグ 第10節 2024/4/14



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:4勝3分け3敗(勝ち点15) 7位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△✕◯✕△
☆注目選手
佐藤選手∶中盤で相手の状況を観察する役割が欲しいこの試合でその役割が担えそうなボランチ。ボールを保持しながら試合展開を冷静に分析したい。
アダイウトン選手∶前節ゴールを決めて調子も右肩上がりに。果敢に攻撃を仕掛け対峙する相手の方が守備に追われる展開を多く作り出したい。
ファビアン ゴンザレス選手∶得点が奪えず悩み苦しむストライカー。味方には彼の動きが止まらないようなタイミングでスムーズにパスを多く出したい。

☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ロアッソ熊本vsヴァンフォーレ甲府 明治安田J2リーグ 第10節 2024/4/14



☆19位に沈む群馬
今回の対戦相手のザスパ群馬。2002年にザスパ草津、2005年からザスパクサツ群馬に名称変更。そして今年から呼称をザスパ群馬に変え、新練習場などもまもなく完成される予定でまた新たなクラブの歴史を歩み出そうとしています。昨シーズンは11位と下位順位脱出に成功した群馬でしたが、今シーズンはなかなか結果が挙げられずに19位と苦しむシーズンとなっており、ここ最近3試合ではゴールを決められない状態が続いています。今シーズン1勝のみと大槻監督のもとで早急に勝利という結果が欲しい状態となっているので、この試合で浮上に繋がるきっかけを得たいと闘志を燃やしているはずです。今シーズンの群馬のフォーメーションは3-4-2-1を基本としていますが、攻守の状況に応じて柔軟に可変しているのが特徴的。守勢時には両ウイングバックが下がった5バックとなり、攻勢を仕掛けているときには田頭選手が果敢にオーバーラップを仕掛けてその動きを利用して、サイドに張っていた佐藤選手が中央にできたスペースにカットインして入り込み左足でシュートを狙う一連のプレーがパターン化しています。選手たちが組織的かつ流動的にポジションを変えながら最適なかたちを試合中に見つけていくので、ヴァンフォーレとしたら群馬の選手の動きを見て、フォーメーションがどうなっているのかを瞬時に察知する観察眼が求められると思いますね。

☆早期に保険をかけない戦い
最近のヴァンフォーレの試合では互角&リードしている状態でその点差を最後まで守り抜きたいあまり、残り時間がまだある状態で先に動きこれまでの戦い方を変えて守備的な戦術に変える場面が目立ちます。もちろん試合をクローズしていくやり方は間違ってはいませんが、その体勢が長ければ長いほど相手にこちらの守備陣形を攻略するための考えてトライするゆとりを与えてしまいます。この傾向は富士山ダービーの清水戦や前節の熊本戦でも表れていたと思っていて、自分たちから積極的に動くよりも、リードしているとき&緊迫した攻防のときには相手の出方を窺いながらその対策をために交代枠を使っていくのが有効な手段になると思います。今回はリードできる展開となってもこれまで進めてきたスタンスを変えずに攻める姿勢を忘れないでいてほしいですね。そして相手が追い上げるために動いてきた際にそれに応じた戦術を採用してほしいと思います。

☆相手の状況を良く確認する
今シーズンも含めて大槻監督が推し進める群馬のサッカーは、試合中に戦術を流動的に変えながら自分たちが優勢となる状況を模索しています。まずはその流動的な動きに惑わされないように注意したいところ。そして相手が変化してきたタイミングを見逃さず、可変システムがチームに馴染むまでの多少不安定となる間にどれだけインパクトのある仕掛けができるかにヴァンフォーレの得点がかかっていると思います。相手が変わってきたなと冷静に捉え、ゲームメークでその変化を無効にするような存在が今回のキーマンになってきそう。そのキーマンとして今回佐藤選手を挙げたいと思います。佐藤選手はベテランらしい卓越した戦術眼と安定した足元の技術力を備えており、中盤の底の位置でボールを保持できるキープ力も持っています。彼が中心となって群馬の可変システム対策を冷静に行えば、プレッシャーのキツイところや逆に緩いところなど分かってくると思うので、そこで攻撃の起点が作れるように努力してほしいと思います。

☆ファビアン ゴンザレス選手をシンプルに活かす
ここ最近の群馬の試合を見ていると、相手のトップの選手が下りてきてポストプレーを行い、そこから素早く縦に仕掛けることで決定機まで持っていっていました。群馬としてはこの攻撃の守備対策がうまくいっていない印象を受けるので、今回ヴァンフォーレもその攻撃方法を試してほしいところ。ヴァンフォーレにはファビアン ゴンザレス選手という187cmの長身で足も速いポストプレーヤーがトップのポジションにいるので、ボールをもらいに下がってくる彼に一旦当ててそこから三平選手やサイドハーフの2人が素早く縦に上がっていく仕掛けにチャレンジしてほしいと思います。個人的には左のサイドハーフで先発出場が濃厚なアダイウトン選手とファビアン ゴンザレス選手の2人の流れるような連携力を見たいですね。

☆セットプレーに好機
もう一つ最近の群馬戦を見て思ったことが、セットプレーの守備に不安を残していそうなところ。特にCKなどでニアサイドにいる選手をターゲットにして、その選手が頭で反らして中央やファーサイドに送るボールでピンチを迎えているので、シンプルにゴール前に放り込むよりは一旦ポイントを作ってワンクッションおいたデザインされたセットプレーを試したいですね。そしてシーズン序盤は得点の取れていたセットプレーも最近ではその勢いに陰りが見え始めているので、またセットプレーがチームの強みになれるように今回自信を持ってトライしてほしいと思います。

☆ホーム初勝利を
今シーズンホームゲームは4試合開催していますが、1分け3敗といまだに勝利を挙げられていません。ヴァンフォーレの白星を見たくてホームのスタジアムを訪れるサポーターにとって落胆する日々が続いているので、今度こそはホームで勝利できるように気持ちを一段階&さらに二段階引き締めながら高め、集中して戦いましょう!そして我々サポーターはチームが頑張れるように応援で力強く後押ししましょう!




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

ロアッソ熊本戦を振り返る【J2第10節】

2024-04-18 | Weblog
4月14日にアウェーで行われた明治安田J2リーグ第10節ロアッソ熊本戦ですが、試合結果は3対3の引き分けに終わりました。ヴァンフォーレの得点は前半に挙げたアダイウトン選手&木村選手&三平選手のゴールでした。



☆先発変更は3人
前節の清水戦からヴァンフォーレは先発を3人変更。サイドハーフには鳥海選手に代えてアダイウトン選手が3試合ぶりの先発復帰。負傷し戦線離脱した井上選手と出場停止となった今津選手の2CBには、エドゥアルド マンシャ選手と神谷選手が起用され少し特殊な左利きのCBコンビが誕生しました。アダイウトン選手にはサイドから力強いドリブル突破などの攻撃面での仕掛け、マンシャ選手は競り合いの強さ&神谷選手は左足の正確なフィードを使った後方からの展開力を期待されていたと思います。その特長がピッチで存分に発揮できたか、この3選手の活躍がチームのキーポイントになっていたように思います。

☆前半で3得点&2失点
試合がスタートするとヴァンフォーレは三平選手を中心とした前線での精力的なチェイスで前から組織的なプレッシャーをかけに行きます。その圧力が功を奏したのか前半5分にCKのチャンスを獲得。最初のセットプレーの機会でアダイウトン選手が混戦状態のゴール前から豪快にシュートを突き刺して先制点を奪います。前半11分にリズミカルなパス回しから熊本に追いつかれるものの、その1分後に木村選手が地を這うようなミドルシュートを決めてすぐさま勝ち越します。しかし前半42分に再び追いつかれますが、前半52分に佐藤選手の直接FKのこぼれ球を三平選手が素早く詰めて再度勝ち越しに成功。前半だけで3得点&2失点の計5ゴールが入る激しい打ち合いの展開となります。もちろん2失点を喫した守備の不安定感は目立ちましたが、負傷交代というアクシデントが発生したので致し方ない面もあり、3得点できた攻撃面を褒めるべきだと個人的には思いますね。

☆渋谷&神谷選手交錯アクシデント
2対1とヴァンフォーレが1点リードしていた前半30分に守備のアクシデントが起きます。相手のクロスボールを対応しようとしたGK渋谷選手の左手とヘディングでクリアしようとしたDF神谷選手の頭が衝突。両者ともにもつれ込むようなかたちで倒れ込みます。神谷選手はしばらくすると起き上がりプレーに戻りましたが、渋谷選手は左手の痛みが引かずそのままプレー続行不可能な状態に陥ります。代わりにベンチにいた山内選手が急遽準備し出場しますが、アクシデントはそれだけではありませんでした。前半アディショナルタイムにもゴール前で神谷選手が相手選手と交錯しまたしても倒れ込みます。競り合った際に頭部が接触したようで、短時間での2度の頭部強打により脳震盪の恐れがあるとしてすぐさま交代の判断を下されます。この2選手の代わりに山内選手と孫選手が交代出場。彼らも精力的なディフェンスをこなすなど頑張ってはいましたが、前半のうちに戦略的ではなくアクシデントで2人替えなければいけない選択を迫られた状況は、試合の計画が狂う要因になったことは間違いないと思います。

☆勝っているのに先に仕掛ける謎
2対1とヴァンフォーレがリードして前半が終了したこの試合。篠田監督は後半開始に合わせて小林選手とファビアン ゴンザレス選手を下げて荒木選手と林田選手を投入し2枚替えを決断。システムも4-2-3-1から3-5-2に変更するなど戦い方も変えてきました。3バックで中央の守備を固めて守勢時にはウイングバックも下がって5バックになるため後ろにチームの重心が傾き、前では2人がクリアボールのターゲットになるものの効果的なポストプレーができず、また陣形が間延びしている影響でフォローに行く存在がいなかったために相手に簡単にセカンドボールを拾われていましたね。守備→クリア→守備の流れは変えられず、後半はジリジリと下がって相手の猛攻を受ける展開に変わってしまいました。個人的に采配に疑問が残ったのが、なぜ勝っている状況で相手より先に交代枠を使用しチームとして動いたのかということ。後半開始の段階で相手は交代枠を全く使用しておらず5人替えられる状態で、後半45分間の対策する時間が残されていました。始めは後ろでガッチリと待ち構える守備の効力はあったと思いますが、試合を進めていくにつれて次第に熊本は攻めどころが分かってきた感じでしたね。ヴァンフォーレは先に明確な戦術を示して選手も交代したため押し込まれて同点ゴールを許したあとは反撃するパワーが残されていませんでした。勝っているときは動かずあまり変えないというのがサッカーの鉄則としてあると思いますが、チームとして先に動いた謎が残るハーフタイムの決断だったと思います。

☆隙を突かれてミドルに沈む
相手の猛攻を受けて懸命にディフェンスしクリアしてもセカンドボールが拾えずに再び相手ボールとなる苦しい試合展開を変えられずに迎えた後半34分、熊本に中央から崩されて最後はミドルから失点し同点に追いつかれます。守備の人数が揃っていても足を伸ばしてアプローチすることができなかったディフェンスは早急な改善が必要だと思います。結局1点差を守り切れずに追いつかれた展開での引き分けだったので負のイメージが強く残る試合でしたね。

☆引き分けとなった要因は?
この試合ヴァンフォーレが引き分けた要因は先ほども言ったようにハーフタイムで決断した戦術変更とその時点で4人使った交代枠の使い方があまり良くなかったことだと個人的には思います。もちろん守備戦術をするなと言っている訳ではなく守備力を高めることは試合でも重要な要素となります。しかし今回は守備戦術にしてから終わるまで45分間と時間がかなりあったのが問題。後半から20分くらいまではヴァンフォーレの守備陣は適切に守ることができており熊本の攻撃陣を封じていました。しかし20分を過ぎたあたりから熊本は動きながらここを仕掛けたらプレッシャーがあまり来ないというスポットを見つけることができたようで、交代枠を使いながら攻勢を強めてきました。そして後半34分に被弾。ヴァンフォーレはフォーメーションを3-5-2に変えるのが約20分ほど遅く採用していたら熊本は解決策を見つける時間が足りずにヴァンフォーレの守備網を打ち破れなかったかもしれないと思うと非常にもったいない気がしましたね。それと脳震盪での交代だったので余分に1人多く替えることができる状況でしたが、同点に追いつかれた後は疲れた三平選手に代えて同じ立ち位置に鳥海選手を使い、後半37分にウタカ選手を起用してアダイウトン選手との2トップに変更しましたが、再び勝ち越すまでのパワーが最大限発揮できなかったのも後半開始ですでに4人使っていて劇的に変化できない影響が色濃く残っていたからだと思います。

3回追いつかれての引き分けだったのでどうしても良くなかった印象の方が目立ってしまいますが、3ゴール挙げた攻撃陣は素直に評価しても良いでしょう。セットプレーから相手に圧力をかけて押し通したアダイウトン選手の先制点、2列目から鮮やかなミドルシュートを突き刺した木村選手、そして直接FKのボールに誰よりもいち早く反応して押し込んだ三平選手の得点嗅覚は素晴らしかったと思います。特に今シーズンの爆発が期待されるアダイウトン選手にゴールが生まれたことは今後に向けて弾みとなることでしょうね。


…この引き分けにより今シーズンのヴァンフォーレの成績は、4勝3分け3敗の勝ち点15で順位は7位となっています。前節が5位だったので2つ下がる結果となりましたが、まだまだ中位グループは大混戦状態なので次の試合に勝てば再び前回の順位周辺に戻ることができそう。そして次はホームゲームなので、今度こそはスタジアムのみんなで喜びを分かち合えるようにチーム&サポーターが一丸となってホーム初勝利を掴み取りましょう!




【ロアッソ熊本×ヴァンフォーレ甲府|ハイライト】2024明治安田J2リーグ第10節|2024シーズン|Jリーグ





にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

ピックアップロアッソ熊本戦!

2024-04-15 | Weblog
ヴァンフォーレが戦った試合で特に印象に残ったプレーやゴール&応援など、X(旧Twitter)やYouTubeに上げられたヴァンフォーレ関連の記事や動画の投稿を少し緩く紹介していくこのコーナー。なお試合日翌日に更新予定です。

今回の対象試合は4月14日にアウェーで行われた2024年明治安田J2リーグ第10節ロアッソ熊本戦です。





ヴァンフォーレ先制点のシーン。CKからのボールをアダイウトン選手がシュートしますが相手選手に防がれて一旦ゴール前の混戦状態に。しかし相手のクリアボールに再び反応したのがアダイウトン選手でした。最初にシュートを打った後にバランスを崩し一回転して倒れていたのですが、そこから立ち上がったときに再び彼のもとにボールが転がってくるラッキーさもありましたね。体重の乗った重い強烈なシュートが熊本ゴールに突き刺さり幸先良い先制点となりました。これでアダイウトン選手は今シーズン3点目。ここからさらにエンジンがかかってくることでしょう!





2点目となった木村選手のゴールシーン。前線から相手に圧力をかけていき、熊本守備陣が下がったところでタイミング良くうまくバイタルエリアを使えてますね。比較的プレッシャーが弱かった状況を瞬時に判断し、攻撃参加した木村選手が迷わず右足を振り抜きました。ヴァンフォーレはこれからこの攻撃のパターンを多く作れたら得点数も増えていくと個人的には思います。





前半53分の三平選手のゴールシーン。佐藤選手のFKも鋭さがあって素晴らしかったのですが、誰よりもいち早く反応してゴール前に詰めていた三平選手の得点嗅覚はさすがですね。シュートを打った後に何が起きるか分からないからサボらず詰めていく姿勢を、内藤選手などの若手選手は見習ってほしいと思います。





遠いアウェー熊本まで駆けつけたヴァンフォーレゴール裏サポーターの様子。前々節の鹿児島戦もそうですが、山梨からかなり距離のある地まで精力的に応援に行かれる方を尊敬しています。遠征お疲れさまでした。





かつてヴァンフォーレに在籍していた熊本の3人。大木監督はヴァンフォーレを初のJ1昇格に導き、GK佐藤選手はその昇格を果たしたチームの一員でした。酒井匠選手は山梨県甲斐市出身でヴァンフォーレのU-15&U-18に所属していたんですね。すみません。勉強不足で今まで知りませんでした。これから注目していきたいと思います。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

試合結果【ロアッソ熊本戦】

2024-04-14 | Weblog
【2024年明治安田J2リーグ第10節】

◇試合結果◇
△ロアッソ熊本3-3ヴァンフォーレ甲府△
※計6得点決まる打ち合いはドロー決着

◇得点者◇
前半5分(甲)アダイウトン
前半11分(熊)竹本
前半12分(甲)木村
前半42分(熊)岩下
前半53分(甲)三平
後半34分(熊)道脇

◇試合会場◇
えがお健康スタジアム(熊本県)

◇データ◇
    熊本 甲府
67% ボール支配率 37%
15本 シュート数 11本
805本 パス成功数 291本

◇今シーズンの成績◇
4勝3分け3敗(勝ち点15) 7位

◇今シーズンの勝ち星表◇
→◯◯✕◯△△✕◯✕△
※今シーズンリーグ戦の試合をこなす度に◯△✕で結果を積み重ねていきます。一番右が最新の結果です。

◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇


◇試合ハイライト動画◇
2024.04.14 2024明治安田J2リーグ 第10節 vs.ロアッソ熊本





にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

本日ロアッソ熊本戦!

2024-04-14 | Weblog


ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第10節アウェー熊本県熊本市のえがお健康スタジアムにてロアッソ熊本戦です(14時キックオフ)。


ロアッソ熊本戦見どころ紹介


◇中継情報◇
DAZN

◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 4月14日 6:00発表
えがお健康スタジアム(熊本県)
晴れ☀️のち曇り☁
最高気温:28℃ 最低気温:12℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:20%
18時~24時:20%




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へ
にほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪










※おまけ
写真は2005年のJ1・J2入れ替え戦第2戦でヴァンフォーレが初めてJ1昇格を決めた瞬間。当時現地に行って自ら撮影した写真です。この時のヴァンフォーレの指揮官が大木監督でした。大木監督なくして今のヴァンフォーレの姿はないと言っても過言ではないくらい、それほどクラブの繁栄に貢献してくれたキーパーソンでした。そのレジェンドと何度対戦相手として戦っても感慨深くなります。でもあの時からもう19年も経つんですね。恐ろしいなぁ。