ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

試合結果【ブラウブリッツ秋田戦】

2022-03-30 | Weblog
【2022年 明治安田生命J2リーグ第7節】

◇試合結果◇
△ブラウブリッツ秋田0-0ヴァンフォーレ甲府△

◇試合会場◇
ソユースタジアム(秋田県)

◇データ◇
    秋田 甲府
40% ボール支配率 60%
7本 シュート数 19本
313本 パス成功数 445本

◇今シーズンの成績◇
1勝3分け3敗(勝ち点6) 20位

◇target J1◇
★★★★★★☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※目標勝ち点81

◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇





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本日ブラウブリッツ秋田戦!

2022-03-30 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2022年明治安田生命J2リーグ第7節アウェー秋田県秋田市のソユースタジアムにてブラウブリッツ秋田戦です(18時半キックオフ)。

現在連敗中のヴァンフォーレ。強豪クラブとの連戦によりなかなか調子の上がらない日々が続いていますが、J1昇格を本気で狙っていくためにはそろそろエンジンをかけていかなければいけません。新外国籍選手も合流しチームを上昇ムードに押し上げる要素は揃っているので、この試合で結果を出して浮上へのきっかけを掴んでほしいと思います。


ブラウブリッツ秋田戦見どころ紹介



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 3月30日 5:00発表
ソユースタジアム(秋田県)
晴れ☀️のち曇り☁️
最高気温:15℃ 最低気温:5℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:10%




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※おまけ
写真は元ヴァンフォーレの小柳選手。昨シーズン限りでヴァンフォーレを退団し今シーズンからブラウブリッツ秋田に加入。豊富な経験を活かして守備の中心選手として活躍しています。秋田でも頑張れ小柳選手!そして今回は白星をお土産に持たせてください(笑)

ブラウブリッツ秋田戦見どころ紹介

2022-03-29 | Weblog
今シーズン初の週中の試合で更新もバタバタしているので、今回は簡単に紹介していこうと思います。


【ブラウブリッツ秋田】
☆今シーズンの成績:2勝1分け3敗(勝ち点7) 16位
☆ここ最近4試合の試合結果
→×○○×△
☆注目選手:武選手、飯尾選手、小柳選手
☆予想布陣:4-4-2
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:徳島ヴォルティスvsブラウブリッツ秋田 明治安田生命J2リーグ 第6節 2022/3/23



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:1勝2分け3敗(勝ち点5) 19位
☆ここ最近4試合の試合結果
→△○△××
☆注目選手:ウィリアン・リラ選手、長谷川選手、河田選手
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vs横浜FC 明治安田生命J2リーグ 第6節 2022/3/26



☆中6日と中3日
徳島が週末にルヴァンカップを戦った影響で秋田の第6節(徳島戦)の試合が先週の水曜日に繰り上げて開催。秋田は週末に試合がなかったので、ヴァンフォーレ戦は前戦から中6日のスケジュールで臨みます。一方のヴァンフォーレは普通に週末の横浜FC戦をこなしたので、今回の試合には中3日の間隔で臨むことになります。中6日で疲れをリフレッシュした秋田と過密日程でアウェーに乗り込むヴァンフォーレとでは、選手のコンディション面で差が生まれてきそう。メンバー構成次第なところもありますが、ヴァンフォーレは横浜FC戦に出場した選手がこの試合でも先発出場するなら、終盤の時間帯に運動量が落ちるなどの影響がありそう。90分間ハイクオリティのサッカーを目指すためには全体の運動量を落とさないように交代枠の適切な使用が求められると思います。逆を言えばヴァンフォーレよりも秋田の方が試合間隔が空いているので、秋田は選手間の連携面など実戦感覚を研ぎ澄ませて順応するのに少し時間がかかりそう。その噛み合っていない序盤のぎこちない時間を突いていくのもヴァンフォーレの狙いどころでもあります。


☆相手のペースに巻き込まれない工夫
秋田は元ヴァンフォーレ選手の吉田謙監督のもと、固い守備からの縦に速いサッカーに定評があります。攻守が切り替わり前方にスペースが空いていてここがチャンスと捉えると一気に選手たちが駆け上がっていきます。その迫力はJ2でもトップクラスの鋭さがあるので、ヴァンフォーレとしたらその縦に速い展開を何度も作らせないようにしたいところ。前節の横浜FC戦の前半のような中途半端な戦いをしていると一気に相手のスタイルに飲み込まれると思うので、ポゼッションでボールを保持しても良いのですがその後のプレーをハッキリさせるのが今回の重要なポイントだと個人的には思います。横浜FC戦の後半でリラ選手に当てると攻撃の起点が作れると学んだのでまずは彼をターゲットにしたロングフィードを送ること、そして危なそうだったら無理をせずに大きくクリアすることが大切だと思いますね。秋田は守備時にはブロックを組んで守るので、そこをどうこじ開けていくのかもポイントになりそう。もちろん周りを取り囲むようにパスを回すことも必要ですが、縦パスを入れて相手を食いつかせる仕掛けも効果的。秋田の守備の選手が動いた一瞬の隙をみてシュートが打てると感じたら積極的に狙っていく貪欲さも見たいですね。これまで抜群の仕掛けをみせている長谷川選手を中心に固い秋田守備陣を切り崩してほしいと思います。


☆高さがキーポイント
秋田のここ最近の試合を見ると、ゴール前に入ってくるクロスボールやセットプレーで飛んでくるキックなど力強く跳ね返せず、相手に決定機を与えてしまうシーンが多いことに気づきます。秋田はディフェンス時の高さや連携に不安を抱えていると思うので、ヴァンフォーレはゴール前で競り合う場面を幾度も作っていきたいところ。トップのリラ選手はもちろんですが、野澤陸選手や浦上選手など競り合えるタイプの選手をゴール前で勝負させると決定的チャンスが広がると思います。特にセットプレーの攻撃時はいつも以上に集中してゴール前に複数人が飛び込んで合わせるようなプレーを積極的に心がけてほしいですね。


☆パライバ選手とレナト選手の出番は?
先日のホームゲームの試合前にサポーターにお披露目されたブルーノ・パライバ選手とレナト・ヴィスキ選手。彼ら2人は開幕前のキャンプに参加しておらずチームの戦術面や他のチームメートとの連携面が心配されますが、逆に気を使って遠慮した縮こまったプレーをみせるよりも、自分の得意としているプレーはこれだという長所をガンガン出していったほうが今の時期は活きると思います。下手にチームのことを考えるよりもがむしゃらにゴールを狙っていく本能的なプレーをパライバ選手には求めたいですね。レナト選手は今のところ3バックに入ることが濃厚なので守備戦術を覚えるのが先かもしれません。しかし能力が秀でていたらすぐに試合のメンバーに選ばれても決しておかしくないので、もし出場する機会があったら2人には余計なことは考えずに自分の特長が発揮されるプレーを貪欲にみせてほしいですね。


…なかなか調子の上がらない今のチーム状態ですが、J1昇格を狙う強豪クラブとの連戦が続いていたヴァンフォーレにとって今回はタイプの違う曲者と呼べる秋田との対戦となります。手強い相手ですが昨シーズンきっちりと2勝しているので、物怖じせずに自信を持って自分たちのサッカーを披露し白星を記録したいですね。




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長谷川選手意地の一発!後半巻き返すも序盤の停滞の影響強く追いつけず連敗【横浜FC戦】

2022-03-29 | Weblog
3月26日にホームで行われた2022年明治安田生命J2リーグ第6節横浜FC戦ですが、試合結果は1対2でヴァンフォーレは敗れてしまいました。ヴァンフォーレの得点は後半に挙げた長谷川選手のゴールでした。


☆先発5人変更
前節の新潟戦からヴァンフォーレは先発を5人変更し、新井&関口&松本&鳥海&ウィリアン・リラ選手が外れ、山本&野澤英&荒木&宮崎&三平選手が起用。野澤英選手は今シーズン初出場。宮崎選手は今シーズン初先発となります。今週は30日にも第7節の試合がある過密日程となっているので、蓄積疲労を残さないチーム編成上のやりくりはあったかもしれませんが、やはり先発の約半数が入れ替わるとなると前節実戦の舞台で築き上げた連携面の積み上げがメンバーが変わることでほぼリセットされてしまうので、もちろん体力面は考慮すべきですが先発をあまり変えずにこれまでの経験を活かして臨むのも一つの手だと思います。先発を替えるメリットは体力面と気持ちのリフレッシュだと思うので、そこを吉田監督は重視したのかもしれませんね。


☆序盤のアクシデント
試合の立ち上がりからヴァンフォーレはアクシデントに襲われます。前半5分過ぎに守備のポジショニングをとろうとした荒木選手と相手選手が交錯。向こうにあるボールを見ながらの対応だったため意識せずに急に両者がぶつかってしまい荒木選手は顔面やや上を強打し倒れ込んでしまいます。意識が朦朧と脳震盪のようになった荒木選手は立ち上がれずにそのまま担架でピッチ外に運ばれて試合の復帰が不可能に。急遽アップを始めた関口選手との交代を余儀なくされます。ヴァンフォーレとしては前半10分での交代枠の使用は非常事態と言える出来事で、荒木選手を含めて考えていた試合のプランの大幅な変更を急遽しなければいけなくなったのは誤算だったと思います。


☆攻撃の起点が見つからない停滞感
ヴァンフォーレはボールをキープし保持率を高めて試合を優位に進める展開に持っていこうと、細かいパスを繋ぎながら自分たちのリズムを作っていきます。しかしこの試合では細かなパスを繋いでもフィニッシュに結びつく攻撃の起点になるような明確な方法が見つからず、前を見ては仕掛けを断念し攻撃を組み立て直すために横パスやバックパスを選択するパターンが増えます。今回1トップには三平選手が起用され攻守の場面で精力的な動き出しによってパスがスムーズに回るように努力していたのですが、横浜FCの守備陣に彼がうまく抑え込まれていたために仕掛けに結びつく楔のパスがほとんど繋がりませんでしたね。またロングフィードで前線に出しても跳ね返されることが多く、前半は全くと言って良いほど攻撃が噛み合っていない印象でした。


☆消極的な気持ちを突いてきた横浜FCの猛攻
攻撃の起点が見つからずに後方でのパス回しが数多く続いていたヴァンフォーレ。クリアしセカンドボールを拾っても相手のプレッシャーを感じて圧力の少ないサイドにボールを運ぶものの、前方へのパスの出しどころがないためにまた後ろに下げるパターンがみられます。その消極的な姿勢を狙っていたのが横浜FCでした。前半20分にヴァンフォーレのクリアボールを拾うとショートカウンターでクロスボールを上げ、小川選手が頭で合わせて先制点。続く前半42分には自陣深くで野澤英選手にショートパスを繋ごうとした野澤陸選手のパスをフェリペ・ヴィゼウ選手がカット。近くにいた齋藤選手に渡すと、そこから左足でミドルシュートを決めて追加点。いずれもシュート自体は素晴らしかったのですが、やはりそこまでいく過程のボールの取られ方が良くありませんでしたね。慎重に試合を進めたいという保守的な気持ちが相手に付け狙われるきっかけになった気がします。


☆ウィリアン・リラ選手投入で流れが変わる
ほとんど良いところをみせられなかった前半の展開を受けて、吉田監督は後半開始に合わせて三平選手に代えてウィリアン・リラ選手を投入し巻き返しを図ろうと計画。最前線に185cmの大柄な体格の選手を置くことで明確なターゲット役ができたヴァンフォーレは、彼に合わせる攻撃を展開していきます。今までどうやって前に繋いでいこうか悩んでいた組み立てを一旦リセットし、悩まずシンプルにロングフィードでリラ選手に当てる作戦に変更するとそれが大正解。リラ選手は屈強なフィジカルを駆使して体を張り前線でポストプレーを行いボールをキープ。高確率でロングフィードに競り勝ってくれるため他のポジションの選手が安心してラインを押し上げる時間を作ることができるようになります。それが後半の戦いのミソとなる部分。攻撃の起点ができたヴァンフォーレは一気に試合のペースを握り、後半は攻勢を仕掛けていきます。


☆点で合わせた長谷川選手と須貝選手
前半とは見違えるようにアグレッシブに攻めるヴァンフォーレ。リラ選手の存在感によってこれまで攻撃参加に躊躇していた選手も伸び伸びと上がることができるようになり、攻撃にダイナミックさが生まれます。後半22分、ワンタッチで右サイドを流れるようなパスワークをみせ、センターサークル付近でリラ選手が相手のプレスに怯まず体を張ってボールをキープすると、左サイドを駆け上がってきた須貝選手にスルーパスを供給。すると須貝選手は左足で低い弾道のクロスボールを選択しゴール中央に出すと、そこに走り込んできた長谷川選手がピンポイントで合わせてゴールに流し込みます。自陣右サイド奥からワンタッチでスピーディーに繋がった一連の流れは素晴らしかったですね。須貝選手のクロスもタイミング抜群でクロス精度も申し分なく、ゴールを決めた長谷川選手も近くに2人のDFがいたにも関わらずスピードの緩急で振り切ることができました。このゴールは今シーズンのヴァンフォーレの可能性が詰まった魅力的な得点シーンだったと個人的には思いますね。


☆流れを止める交代のタイミング
長谷川選手の得点で1点返し、さらに勢いに乗って攻勢を仕掛けるヴァンフォーレ。相手陣地で攻撃を展開する時間も増えて完全に横浜FC守備陣を押し込んでいきます。相手ゴール前でチャレンジし相手がクリアしてタッチラインに逃れる攻防が続き、あと一歩で押し切れそうという雰囲気が漂ってきた矢先にヴァンフォーレは交代枠を使用します。それは宮崎選手に代えて松本選手の投入。その交代のタイミングが押せ押せでヴァンフォーレが攻撃を続けていた最中で、スローインを行おうとしていた選手も攻撃に加わり上がっている選手も立ち止まってベンチの方を見ます。その光景は攻撃に集中していた選手たちがハッと我に返った感じがして、良い流れが止まってしまった印象を受けましたね。もちろん宮崎選手が疲れていていち早く代えたかったのかもしれません。それは理解できますが、このように攻撃が続いている段階で交代するのではなくボールがタッチを割って相手ボールで再開したタイミングで代えるなど、ピッチの選手が余計なことを考えない配慮が欲しかったですね。あとは後半45分の飯島選手の投入は遅すぎ。アディショナルタイム4分が示されたタイミングだったので、パワープレー要員ではないスピードタイプの飯島選手が活きるシーンは残り時間ではほとんどありませんでした。この試合では交代するタイミングで疑問符が付くことが多かった気がします。


☆敗因は?
この試合の敗因は前半の戦いに尽きると思います。序盤から自陣でパスを回すことが多かった理由が前半動きをセーブして後半のために力を蓄えている計画だったらスタートから果敢に仕掛けてきた横浜FCの作戦勝ちと言えますが、それが計画ではなくどうして良いのか分からない末での消極的姿勢だったら事態は深刻。でも実際はどうだったのかは分かりませんが、後半は横浜FCの選手たちがバテてヴァンフォーレの選手たちの動きの量が上がったので計画通りだったと信じたいですね。そのなかでも後半に追いつけなかったのはやはり力量不足だと思います。前半である程度ポゼッションができていたら失点も抑えられて接戦の状態で後半勝負という図式ができあがり、また違った展開がやってきたかもしれませんね。前半の2失点が重く響いていました。


…この敗戦によりヴァンフォーレの今シーズンの成績は、1勝2分け3敗の勝ち点5で順位は19位となっています。もちろん開幕から続く強豪クラブとの連戦の影響は考慮しないといけないかもしれませんが、6試合を終えて1勝という結果は正直物足りません。またヴァンフォーレは5試合連続で相手に先制点を奪われているので、まずはその初手を絶対防ぐことが大事。逆にこちらが先制点を奪って逃げ切るような展開を作り出して優位に試合を進めたいですね。吉田監督もチームも苦しい今が踏ん張りどころだと思うので、今一度勝利に向かって頑張ってほしいと思います。



2022.03.26 2022明治安田生命J2リーグ 第6節 vs.横浜FC
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横浜FC戦独自採点

2022-03-27 | Weblog



直接現地で観た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口に評価&採点する独自採点のコーナー。今回の対象試合は、3月26日にホームで行われた2022年明治安田生命J2リーグ第6節横浜FC戦です。


【横浜FC戦独自採点】
河田(6)→終盤の山下選手の鋭いシュートやクレーベ選手のヘディングなど、神がかり的なセービングで防ぎ3点目を免れる。前半2失点したものの、存在感は放っていたと思う。

野澤陸(5)→高さを活かしたディフェンスはみせていたが、先制点のシーンではマーカーに振り切られ、2失点目は自陣深くでのショートパスをカットされ失点の原因を作る。得意としていた後方からのフィードも迷いが見られるなど今回は不完全燃焼な印象。

山本(6)→不安定な守備陣を持ち直すため懸命に指示を送り守備統率に努める。自身に向かってくる際のディフェンス対応には手を焼いたが、後半は一列上がった位置でパスの配球者として光るものをみせた。

浦上(6)→連携面を意識し組織的な動きで守備陣を支える。守備の働きは及第点だったが、パスの配球で苦戦していた。守備面だけではなく少し上がってパスの組み立てに参加するなど、攻撃面でも貢献したい。

野澤英(5.5)→今シーズン初出場で初先発を飾る。後ろと前の橋渡し役としての働きを期待されていたが、相手のプレッシャーがキツくボールを奪われるシーンも多々あった。後半は落ち着いたが、やはり前半に思うようなプレーができなかったのは痛手だった。

山田(6)→相手の圧力に押されて中盤の底の位置で懸命に動き回って守備に奮闘。相手のシャドーの動きを抑えていたが、ディフェンスに集中していたため攻撃面の貢献は少なかった。後半45分に途中交代。

荒木(-)→左ウイングバックとして先発出場したものの、開始早々に守備のポジショニングをとる際に相手と激突。顔付近にぶつかり脳震盪気味に。結局プレー続行不可能となり前半10分に無念の途中交代。

長谷川(7)→前半は守備対応に追われていたが、攻守が切り替わると果敢に仕掛けて攻撃のリズムを作る。ボールを奪われずにドリブルできる攻撃性能も高く、切れ味鋭い動きで反撃のゴールを決めるなどチームの中で孤軍奮闘かつ別格の活躍をみせた。

宮崎(6)→長谷川選手とシャドーのコンビを組んで今シーズン初先発。思い切りの良いプレーが彼の武器だが、前半守備に追われた展開が響いて後半仕掛けのギアを上げられなかった印象。後半31分に途中交代。

須貝(6.5)→スタートは右サイド&関口選手が入ってきたら左ウイングバックにまわり精力的に動き回ってサイドを活性化。アシストを記録した後半22分の長谷川選手に出した左足のクロスボールは精度が高かった。

三平(5)→1トップの位置で先発出場。前線で活発に動き回り、周りを巻き込んだ組織的な守備によって試合のペースをこちらに引き寄せたかったがプレスが相手にうまくハマらず。チームの攻撃の仕掛けにもほとんど絡めなかった。前半のみで途中交代。


途中出場
関口(6)→前半10分、負傷の荒木選手に代わり途中出場。右ウイングバックに入って精力的な上下動をみせ、時折ミドルレンジでのシュートチャンスが生まれるものの、相手に防がれる場面が続く。急遽出場した影響で前半はスロースタートだったが、後半になって徐々に存在感を示し持ち味を発揮していた。

ウィリアン・リラ(6.5)→後半開始から三平選手に代わり途中出場。後方からのロングフィードに前線で反応し、屈強なフィジカルを駆使しポストプレーによって高確率でボールをキープして攻撃の起点に。また精力的に前線でボールを追いかける献身性も素晴らしい。ゴールに向かうプレーはあまりできなかったが、上質なポストプレーによって後半からペースをヴァンフォーレ側に引き寄せる原動力となった。

松本(6)→後半31分、宮崎選手に代わり途中出場。カンフル剤として押し気味の展開をさらに加速させるべく中盤のエリアを精力的に動くものの、決定機に絡むプレーはみせられなかった。

飯島(-)→後半45分、山田選手に代わり途中出場。残り少ない時間で一発をかけて前線を駆け上がるものの、アディショナルタイム4分間だけでは何のインパクトも残せず。


指揮官
吉田監督(5)→前節の敗戦を受けてスタメンを5人変えてスタート。前半動きを抑えて後半勝負という作戦だったか分からないが、前半はバックパスを多用した消極的な姿勢が続き、前向きに仕掛ける横浜FCの積極的なプレスの餌食となっていたのはマイナスポイント。あと攻撃の起点が定まっていなかったので、自陣で数多く繋いでも前に出すパスが少なく攻撃が停滞。受け身になっていたことで危ない位置でのミスが致命的となり2失点に繋がってしまった。しかし後半はリラ選手を投入し彼を起点とすることでリズムが出てきたため一転してヴァンフォーレペースに。1点まで追い上げる意地を見せ、ハーフタイムでの修正力はみせられたと思う。欲を言えば後半のサッカーをスタートからやりたかった。また先発を5人変更したことでチームが落ち着き安定するまでに時間がかかったこと、そして交代枠は使用しても問題ないが押し込んでいた矢先でその勢いを止めるタイミングの交代であったり、後半45分からの交代&そして負けている状況で5人交代できるなかで4人しか使わない決断など、その采配を疑問に思うポイントも多かった。




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試合結果【横浜FC戦】

2022-03-26 | Weblog
【2022年 明治安田生命J2リーグ第6節】

◇試合結果◇
×ヴァンフォーレ甲府1-2横浜FC○

◇得点者◇
前半20分(横)小川
前半42分(横)齋藤
後半22分(甲)長谷川

◇試合会場◇
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)

◇データ◇
    甲府 横浜FC
52% ボール支配率 48%
13本 シュート数 15本
564本 パス成功数 540本

◇今シーズンの成績◇
1勝2分け3敗(勝ち点5) 19位(暫定)

◇target J1◇
★★★★★☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※目標勝ち点81

◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇





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本日横浜FC戦!

2022-03-26 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2022年明治安田生命J2リーグ第6節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにて横浜FC戦です(14時キックオフ)。

コロナ禍により2019年の最終戦以降の約2年間入場制限が続いていたヴァンフォーレのホームゲーム。それが今回の試合でついに解禁され、収容率の上限が100%の状態で試合が開催されます。今シーズンから自由席も復活しているので、長い期間我慢を強いられてきたサポーターにとってようやく自由に応援できる環境が整いつつあります。もちろんマスクや消毒などの感染対策はしっかりと行い声出し応援などは引き続き禁止されていますが、入場制限のない大勢のサポーターによる拍手や手拍子などでの熱のこもった応援がJITスタでもこれから見られそうですね。今からとても楽しみです。

そして今回の対戦相手は現在首位の横浜FC。大型補強により豪華な攻撃陣を擁する今勢いに乗っているクラブ相手に、ヴァンフォーレの選手のパワーの他にホームのサポーターのパワーも合わせて、一丸となって強豪に立ち向かいたいですね。そして激闘の末に勝利を掴み取りましょう!




【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 3月26日 5:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
曇り☁️のち時々雨☔
最高気温:17℃ 最低気温:7℃
降水確率
6時~12時:20%
12時~18時:60%
18時~24時:70%

お昼頃から雨模様。風も強く吹くかもしれませんので、ポンチョなどの雨具を準備し荷物が飛ばされないように対策をしましょう。気温は平年より高くなりそうです。




ヴァンフォーレ甲府の試合を観に行こう~スタジアム交通アクセス編2021年修正版~



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※おまけ


元ヴァンフォーレの中塩選手。横浜FCでも頑張れ!

横浜FC戦見どころ紹介

2022-03-25 | Weblog
前節アウェーで新潟に0対2と敗れたヴァンフォーレ。守備の綻びと攻撃の停滞が同時に来た苦い試合となりましたが、その分課題がしっかりと目に見えて日々の練習で修正に励むことができたと思います。そのチームが抱える問題解消のために取り組んできた懸命さが、次の試合のピッチで発揮されるように努力が見える戦いにしたいですね。


【横浜FC】
☆今シーズンの成績:4勝1分け(勝ち点13)
☆ここ最近4試合の試合結果
→○○○○△
☆注目選手:齋藤選手、ブローダーセン選手、中塩選手
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ファジアーノ岡山vs横浜FC 明治安田生命J2リーグ 第5節 2022/3/20



【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:1勝2分け2敗(勝ち点5)
☆ここ最近4試合の試合結果
→×△○△×
☆注目選手:山本選手、新井選手、ウィリアン・リラ選手
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:アルビレックス新潟vsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第5節 2022/3/19



☆開幕4連勝+J2トップの攻撃力
今回の対戦相手の横浜FCは1年でのJ1復帰を目指してシーズンオフに大型補強を敢行。磐田で活躍していた小川選手を始めとしてJ1王者川崎から長谷川選手や東京Vの成長株山下選手などを獲得すると、昨シーズン在籍していた外国籍選手たちの慰留にも成功しJ1でも十分通用するようなJ2では反則級の豪華な攻撃陣を揃えました。その影響もあって横浜FCは今シーズン開幕からゴールを量産。これまでリーグトップの10得点を挙げるなど前評判通りの破壊力をみせています。その高い得点力を活かして試合では勝ち星も積み重ね、前節は引き分けたものの開幕から4連勝と好調ぶりを発揮している今一番勢いに乗っている非常に手強い相手と言えますね。


☆陣形をコンパクトにして攻守の切り替えを素早く
横浜FCはJ2トップクラスの攻撃力を誇っていることから、その勢いを真正面で受けてしまっては太刀打ちできないと思います。なのでヴァンフォーレとしては戦略的に相手の攻撃を回避する手段を見つけなければいけません。個人的におすすめしたいのが陣形をコンパクトに保ち攻守の場面で素早く切り替えができるようにしておくこと。DFラインを高い位置に設定することで、オフサイドを嫌う相手のFWを常にゴールから遠ざけるのが狙いの一つ。それと陣形をコンパクトに保つことで中盤に複数人が絡めるようになり、セカンドボール時など球際の攻防で激しいプレスがかけられます。あと鋭くプレッシャーに行けるので相手に攻撃面で考える時間を与えないため、精度の高い攻撃の組み立てがしにくくなるメリットもあります。逆に気を付けなければいけない点が裏への抜け出しで一発のスルーパスで相手に一気に決定機を作られることですが、そこはリスクよりもアグレッシブな姿勢で受け身にならず攻撃に結びつけられるように、ある程度は危険覚悟でプラス面へ結びつけたいですね。


☆強気のパスを出せるか
ヴァンフォーレは今シーズン吉田監督に指揮官が代わってから自分たちがボールを保持しながら試合を進めていくポゼッションを重視しています。パスを回し続ければ相手に反撃の機会を与えることなく試合を支配することが可能ですが、今シーズンの試合ではシュートに結びつきそうな絶好のチャンスでもボールを大事にしたいあまりに勝負のパスを出さないシーンが多々みられています。それではゴールはなかなか奪えません。もちろん仕掛けるパスを出すと相手にボールをカットされて慎重に攻めてきた展開から一気に攻守が入れ替わってしまう恐れもありますが、その反撃の危険性があってもフィニッシュまで持っていける強い精神力が選手たちのなかにあるか注目されます。特に横浜FCのような強豪クラブ相手だと慎重に展開したくなる気持ちも分かりますが、そこは宮崎選手や長谷川選手など強気に仕掛けられるタイプの選手が先頭に立ってガツガツと切り込んでいく姿がこの試合では見たいですね。1トップ2シャドーのアグレッシブなコンビネーションからゴールを決めるシーンを期待したいです。


☆守備の柱を誰にするのか
今シーズンは開幕戦から山本選手が3バックの中央に入って守備統率をしてきましたが、前節の新潟戦で昨シーズンのレギュラーだった主将の新井選手がディフェンスリーダーとして先発に復帰しました。しかし久しぶりの実戦だったためか新井選手は不安定なプレーが多くみられ前半のみで交代。チームも前半に2失点していました。今回は今シーズン主に先発起用されていて、新潟戦の後半は無失点に抑えた山本選手をスタートから使うのか、それとも昨シーズンまでのレギュラーだった新井選手を使って早く実戦感覚を取り戻すきっかけを与えるのか吉田監督の決断が注目されています。横浜FCの高い攻撃力に対抗するためには守備陣の団結が必要不可欠なので、山本選手&新井選手どちらが出ても強固な守備形成ができるように当日までにしっかりと準備をしてほしいと思います。


☆3バックの両脇を狙え
横浜FCは基本3-4-2-1のフォーメーションで現在戦っています。高い攻撃力を維持するためにサイドにポジションをとる選手たちも頻繁に上がり厚みのある仕掛けを展開していますが、ヴァンフォーレとしたらその上がった後の隙が決定機を生み出すチャンスになると思います。特に相手に危険な位置でのプレーをさせないように中央を固めてサイドは手薄になっていることが多く、ここにボールを集めて落ち着いた攻撃の起点を作れそう。攻撃時には長谷川選手や宮崎選手などのシャドーはもちろん、左右のウイングバックもそのスペースに入っていく積極性が欲しいところ。そこで今までの試合では敵陣深くに入っても対峙する相手を警戒して一旦ボールを戻し横パスやバックパスを選択することが多かった攻撃の組み立てから、マークする相手との1対1を選んで勝負していくプレーを増やしていくことが決定機に繋がっていくと考えます。理想的には昨日の日本代表戦の先制点でみられた一旦ゴール前にショートパスを出してワンツーパスを要求し再びゴールに向かって走り出すような一工夫されたプレーに積極的に挑戦してほしいですね。サイドからの崩しが今回の試合のポイントだと思います。


☆ウィリアン・リラ選手の奮起
開幕から1トップとして起用されているウィリアン・リラ選手。大柄な体格を活かして体を張ったポストプレーや精力的な前線の守備によりチームを助けるような働きをしています。自分を犠牲にする動きも多くチームに貢献してくれるので決して評価が低いわけではありませんが、やはり1トップで最前線にいる身としてゴールを奪う役割は必然的に期待されます。リラ選手は個の能力で一人で打開できるタイプではないので得点を狙いたい場面ではどこか物足りない印象を受けます。先日新外国籍選手としてブルーノ・パライバ選手のチーム合流が発表されました。同じ長身の強いフィジカルを武器としているFWなので、リラ選手はレギュラー争いの生き残りを図るために得点という目に見える結果を残したいところ。今後コンスタントに試合出場するためにこの横浜FC戦でのゴール獲得を期待したいですね。


☆新助っ人たちの出番は?
先ほども言ったように新外国籍選手のブルーノ・パライバ選手とレナト・ヴィスキ選手の2人のブラジル人選手がようやく来日。隔離期間を経てチーム練習に合流し、最短で明日の横浜FC戦の試合出場が可能となっている模様。レナト選手は守備面での貢献&パライバ選手は決定力不足を解消してくれる切り札として活躍が望まれています。果たして明日の試合で試合のメンバーに選ばれるのか、それともデビュー戦は後日に見送られるのかその動向が注目ですね。もし出場できたのならチームの組織にとらわれないエゴイスティックで貪欲なプレーを披露しゴールを目指してほしいと思います。


…明日は風が強く雨が降る春の嵐が来そうな天気予報となっています。相手は強豪クラブの横浜FCですが、ヴァンフォーレが春の嵐を巻き起こすくらいの勢いのあるサッカーで攻めていき、首位チームを飲み込む勇ましさをみせてほしいですね。そして大勢のサポーターが集まるホームに勝利を届けてほしいと思います。




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山梨観光案内20~山梨県の銅像~

2022-03-24 | 山梨観光案内
繋がる集客力アップ~山梨の観光とサッカー観戦を結びつけよう~


山梨の観光を紹介し、プラスしてサッカー観戦にも興味を持ってもらおうとするコーナーの第20弾。約7ヶ月ぶりに更新するこのコーナーで紹介するテーマは『山梨県の銅像』です。少しマニアックな事柄ですが、甲斐の国の繁栄や山梨県の礎を築き功績を残した偉人たちばかりなので興味深いと個人的には思います。今回は屋外に設置されている銅像限定で、戦国時代周辺に活躍した人たちで構成しています。





まず山梨県の銅像と言えばこれと言った代表的なもの。それは甲府駅南口に設置されている武田信玄公の像です。武田信玄と言えばもはや説明不要の山梨(甲斐)を代表する戦国武将で、騎馬を使った強力な軍隊と信玄堤の治水対策なども行った軍事力と政治力を兼ね揃えたスーパー武将です。武田信玄は甲府市にあった躑躅ヶ崎館を居城としていました。




信玄公像アップ。やはり武田信玄公像と言えばこの像を真っ先に思い出すでしょう。




この武田信玄公像とは反対側の甲府駅北口。北口周辺は近年再開発が行われ、山梨県立図書館やYBS山梨放送局、NHK甲府放送局など近代的な真新しい建物が建っています。




その甲府駅北口近くにあるよっちゃばれ広場。人々が思い思いに休憩している憩いの広場を歩いていると…




見えてきました。




武田信玄の父武田信虎像。信虎公は混乱していた甲斐を統一し武田氏繁栄の基礎を作った人物でもあります。信玄も居城とした躑躅ヶ崎館を造営したのも信虎公でした。




山梨県北東部に位置する塩山駅。かつては塩山市という市がありましたが、2005年の合併により甲州市に変更。現在は甲州市塩山となっています。その塩山駅の北口ロータリーにあるのが…




こちらも武田信玄公像。有名なのは甲府駅の兜を被った勇ましい信玄公像ですが、塩山駅にある信玄公像は物珍しい入道姿。なぜここに信玄の銅像があるかというと、お墓がある恵林寺の最寄り駅だからだそうです。





続いて場所を変えて甲斐大和駅。山あいに囲まれたこの甲斐大和は笹子トンネルを抜けて大月市や東京方面に行く際にここを通る方がほとんどだと思いますが、この駅のロータリーにもひっそりと銅像が立っています。それが…





武田勝頼公像。甲斐武田家20代当主で信玄を父に持つ勝頼。勝頼は韮崎に新府城を築城し、徳川家康との戦いで静岡県掛川市にあった高天神城を陥落させるなど名を挙げた一方、長篠の戦いでは大敗しその後織田信長の侵攻を受けて天目山で自害したとされています。勝頼が眠っている菩提寺の景徳院が近くにあることから甲斐大和駅に銅像が立てられたそうですね。




ラストに向かったのは韮崎市役所。





市役所入口前に堂々と立っているのが武田信義公像。武田信義は武田家の初代当主で、源頼朝と同格の源氏の棟梁の一角と言われています。現在放送されているNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で俳優の八嶋智人さんが武田信義役を演じていて話題になっていると思います。彼がいたからこそその後の武田家繁栄や武田信玄の誕生にも繋がっていると言えますね。韮崎市神山町の願成寺にお墓があることから韮崎市役所に建てられたとされています。




ちなみに韮崎市役所の駐車場にはサッカーボールのオブジェがありました。さすがサッカーの街韮崎!



…以上4人の銅像を紹介しました。銅像を眺めながら歴史を身近に感じて懐古するのも悪くないかもしれませんね。




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ポゼッションサッカーの弊害【アルビレックス新潟戦】

2022-03-22 | Weblog
3月19日にアウェーで行われた2022年明治安田生命J2リーグ第5節アルビレックス新潟戦ですが、試合結果は0対2でヴァンフォーレは敗れてしまいました。



☆先発4人変更
前節の山形戦で引き分けた試合から先発メンバーを4人変えてきたヴァンフォーレ。激しいウイングバックのポジション争いの影響を受けていた関口選手が右ウイングバックで先発の座を掴み地元新潟での奮起を期待され、またチームの主将でもある新井選手が3バックの中央のポジションで山本選手に代わり今シーズン初スタメンを務めるなど、吉田監督はチーム編成のテコ入れを図ってきました。そのなかで個人的に一番驚いたのが鳥海選手の先発起用。これまでは飯島選手が良い存在感を示していて、前節は宮崎選手が得点を決めて完全復帰をアピールしました。その活躍している2人のどちらかが長谷川選手とシャドーのコンビを組むと思われたのですが、蓋を開けてみたら鳥海選手の先発抜擢。もちろん鳥海選手は高い能力を持った素晴らしいアタッカーで先発起用されるのも分かりますが、今シーズン結果を残していた2人をスタートから使わない吉田監督の温存策に今回は後半勝負したいんだなという雰囲気を感じ取れましたね。


☆耐えようと判断した隙
試合が始まり、ホームの利を活かして新潟が積極的に攻勢を仕掛けていきます。ヴァンフォーレとしてはその勢いにこちらもペースを飛ばして対抗していくのではなく、守備をしっかりしつつペースを守りながらも待ち構えて相手の様子を見る受け身へと前半途中で体勢を変えたと思います。そこがこの試合の行方を左右させた重要なポイント。攻撃にパワーを使うとその分スタミナの消費が激しくなるので、ヴァンフォーレは耐えて相手が攻め疲れるその先に反撃の機会を狙っていたと思うのですが、新潟はその考えの上を行く力を前半に使ってきましたね。守備ブロックを形成するこちらのディフェンス陣を尻目にいろいろな崩しにチャレンジしていた新潟の攻撃陣は、省エネ気味のプレーが続いていたヴァンフォーレ守備陣に鋭いプレッシャーをかけにいきます。前半26分、後方でパスを回していたヴァンフォーレは山田選手が再びバックパスしようとしたところを狙われてボールを取られると、手薄となっていた右サイドを突かれてマイナスのクロスを谷口選手に押し込まれ先制点を奪われます。あの新潟の選手の追い方を見るとこちらの様子を見てボール奪取を虎視眈々と狙っていたと感じ取ることができ、この時間帯は過度に慎重に進めようとしたヴァンフォーレの消極的な姿勢が仇となりましたね。3試合連続で相手に先制点を奪われる厳しい試合展開となります。


☆ボールウォッチャーとなった2点目
前半26分の失点から5分後に再びスコアが動きます。前半31分、本間選手に左サイドをドリブルされるとその横をオーバーラップで走ってきた堀米選手にパスを送りマイナスのクロスボールを供給。エリア付近から中に入ってきた伊藤選手がダイレクトでボレーシュートを合わせて新潟が追加点を獲得します。このシーンではヴァンフォーレの守備陣のほぼ全員が左サイドにいる本間選手や堀米選手に注目していて、中央に入ってくる選手の動きを捉えていないのがここでの問題点。特に得点を決めた伊藤選手は本間選手にボールが渡ってからフィニッシュを迎えるまで長い時間完全にフリーな状態となっており、それでは守備対応ができずにボレーを見送るしかできませんね。1失点目も同じように後方からゴールエリアに入ってきた谷口選手をフリーにしていたので、ボールウォッチャーになる根本的な守備対応の甘さがあるかもしれません。


☆ハーフタイムに2人変える決断
2点のリードを奪われたヴァンフォーレは後半開始に合わせて2人の選手交代を選択。新井選手に代えて山本選手&鳥海選手に代わって宮崎選手を投入し反撃への準備を進めます。今シーズン初先発でどこか不安定感のあった新井選手からこれまでスタメンだった山本選手に守備統率者を戻すことでディフェンスが安定し、シュートへの意識が高い宮崎選手によってゴールに向かっていく機会も増えていきます。しかし2点のリードを奪いそのリードを保とうと保守的に出た新潟のディフェンスは固く、なかなか得点に近づくことができません。ヴァンフォーレはその後三平選手や林田選手&宮崎選手など次々とピッチに送り出しますが状況の改善は見せられませんでしたね。個人的に考える攻めあぐねた要因は、攻撃の緩急をあまりつけられなかったことだと思います。ゆっくりパスを繋ぎながら敵陣に進んでいくまでは良かったのですが、そこからフィニッシュまで繋げる攻撃に鋭さがあまりみられず、連携プレーで打開に挑戦しても少しズレて仕掛けがスムーズに繋がらなかったりと苦しんでいた印象でしたね。あと185cmのウィリアン・リラ選手のフィジカルなどゴール前で競り合う機会もほとんど持てず。緩急を使った攻撃や高低差のある仕掛けなども展開できなかったので、チームとしての攻撃は良いところを発揮できませんでした。


☆奮起する長谷川選手
苦しむチームのなかで孤軍奮闘していた選手が長谷川選手。前半には左から中央にカットインしながらミドルシュートを放ちそれがゴールバーに当たる惜しい場面を作り出すと、2点を追いかける展開でゴールからかなり離れた位置から思い切って狙ったミドルがゴールポスト上部に直撃するなど際どいシーンを演出します。やはり長谷川選手は昨シーズン活躍したことが強い自信へと変わり、今シーズンの試合では堂々とした立ち振舞いを披露。今回の試合では得点できませんでしたが、他の攻撃陣が停滞するなかで今やヴァンフォーレの替えの効かない攻撃のエースとしての風格を醸し出していたと思いますね。


☆敗因は?
試合はそのまま0対2で試合終了。ヴァンフォーレが敗れた要因として個人的に考えるのは、選手たちがポゼッションサッカーを過度に意識した弊害によって試合のペースを乱してしまったと思います。今シーズン吉田監督に代わってフォーメーションなどの基本的なサッカースタイルはほぼ変わっていませんが、伊藤監督体制時よりも自分たちでボールを保持していくんだという気持ちが強くなっています。それは試合後のスタッツを見ても明らかになっているようにボール支配率が相手よりも上回っていることの方が多く、ボールを保持していたらその分相手から受ける攻撃回数も少なくなり、失点機会も減少します。カウンター攻撃は素早く攻勢が仕掛けられるメリットがあるものの、フィニッシュが完結できなかったらすぐに相手ボールへと展開が変わり反撃を受ける確率も高くなります。相手にボールを渡さないポゼッションサッカーはうまくいけば自分たちペースで試合を進められますが、好機に仕掛けることなく安全に横パスやバックパスで繋ぐケースが多いので勝負せずに消極的だと印象付けられる割合も多くなると思います。最初の失点シーンではその心の隙を相手に狙われました。試合中にボールを保持して時間を使うのももちろん大切ですが、やり過ぎると自らのペースを崩すことにもなり兼ねない危険さがあると今回の試合で経験できたと思います。

それと守備面のマークの確認にも不安定感が露呈しています。これまでの試合でもヴァンフォーレの守備陣はボールを持って仕掛けている選手には警戒できるものの、目線から外れたところから素早くやってくる相手を捉えられていません。今回の2失点と開幕戦の岡山戦でも同様なシーンが見られており、自分が守るエリアに集中し過ぎるあまり、突然やってくる相手の仕掛けに対応が遅れているのが問題だと思います。その失点のパターンが何度も続くということは修正するよりも守備システムの根本的な課題かもしれませんが、試合を重ねていくごとに相手のこちらに対する研究が進んでくるので、今のうちに守備の課題に取り組んでいかないと気づいた頃には手遅れになる恐れがあります。吉田監督には改めて視野広く落ち着いてディフェンスができるように、守備改善に取り組んでほしいですね。


…この敗戦により今シーズンのヴァンフォーレの成績は、1勝2分け2敗の勝ち点5で順位は17位となっています。最近強豪クラブとの戦いが続いていますが、まずは次の試合で勝利してトータル成績をイーブンにできるように選手たちには頑張ってほしいと思います。



2022.03.19 2022明治安田生命J2リーグ 第5節 vs.アルビレックス新潟





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