ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

鹿島アントラーズ戦動画紹介

2017-07-31 | Weblog
29日にアウェーで行われたJ1第19節鹿島アントラーズ戦。YouTubeに載っていた動画のうち、試合ハイライト動画とヴァンフォーレゴール裏サポーターの応援の様子を撮った動画の2つを紹介したいと思います。



【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J1リーグ 第19節 2017/7/29




ヴァンフォーレ甲府アウェイチャント





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試合結果【鹿島アントラーズ戦】

2017-07-30 | Weblog



昨日(29日)アウェーで行われた第19節鹿島アントラーズ戦ですが、試合結果は0対3でヴァンフォーレは敗れてしまいました。


これまでの5-3-2のフォーメーションから3-4-2-1の布陣に変えてきたヴァンフォーレ。5試合連続無得点の状態を1トップにウイルソン選手、2シャドーに田中選手と堀米選手を起用する新しい攻撃のバリエーションで状態の打開を狙っていこうとします。守っては久しぶりの先発出場となった山本選手がディフェンスリーダーとして守備陣を統率、新里選手とエデル リマ選手2人を引き連れて3バックとして組織的なディフェンスを敢行。前半は隙のない守備形成で相手にチャンスらしいチャンスを与えませんでした。それは前線での精力的なチェイシングの影響も大きかったと思います。運動量豊富な田中選手がピッチを動き回り、堀米選手もそれに続くことで相手の最終ラインにパスをゆっくりまわすという選択肢を排除させ、リズムを狂わすことができていました。0対0で終えた前半の戦いはヴァンフォーレペースで進んでいたと思います。しかし後半開始直後の失点で大きく試合のプランが崩れることになります。

積極的に動いていたボランチの新井選手にできる裏のスペースから鹿島は攻撃の仕掛けを開始。そのスペースを埋めようと右CBに入る新里選手が前に出てディフェンスしようとします。そこを鹿島はコンビネーションプレーを使って鋭く突いていきます。連携とスピードに乗ってそのサイドを抜け出した金崎選手が、GK岡選手との1対1を制してゴールを決めます。後半始まって1分後の得点だったので、ヴァンフォーレは立ち上がりの時間帯で完全に守備形成が整っておらず、その得点が動きやすいと言われている隙を鹿島にしたたかに突かれた形となりました。1点リードされたヴァンフォーレでしたが、まだそのままの戦い方で試合の流れがこちらに来ると考えた吉田監督はドゥドゥ選手ではなく交代枠で小椋選手を投入。中盤の守備を激しくいくことでボールを奪い、こちらに流れが変わっていくように仕掛けました。小椋選手は期待通り果敢にプレッシングにいき中盤の守備を引き締めていましたが、肝心の攻撃面でのギアがなかなか上がらずに守備に奮闘する時間が続きます。すると後半17分、またヴァンフォーレの右サイドを攻略されて鈴木選手に痛い追加点を決められます。

ヴァンフォーレはこの失点直後たまらずドゥドゥ選手を投入。得点への意欲を強めて追いかける力をプラスさせます。ドゥドゥ選手は攻撃に消極的なチームの中で一人突破への気迫をプレーに前面にみせヴァンフォーレ攻撃陣を引っ張ります。その気持ちが影響したのかヴァンフォーレはその後決定的なチャンスを迎えますが、ゴール前で合わせたウイルソン選手のシュートはゴールポストに当たり、ドゥドゥ選手の相手GKとの1対1の場面ではシュートを曽ヶ端選手に防がれてゴールを決められません。チームが乗っているときには簡単にゴールを決められるのに、チーム状態があまり良くないときには続けざまにシュートを外してしまう。この2つの決定的な場面でヴァンフォーレはゴールを決められなかったことが試合の行方を完全に鹿島のペースにさせた要因だったと思います。その後の時間攻めざるを得なくなったヴァンフォーレは前のめりで攻撃を仕掛けていきますが、終了間際の後半45分、運動量が落ちてフォローの動きに行けなくなり手薄となったディフェンスの隙を突かれてだめ押し点を献上。0対3で完全に勝敗が決着してしまいました。


この敗戦を受けてヴァンフォーレは10戦未勝利&6試合連続無得点と完全にスランプに陥っています。順位も一つ下げて15位に後退。J2降格圏内がすぐそこまで迫っている危険な状態となっています。今回は昨年王者の強豪鹿島相手にアウェー戦ということでこのような結果になることはある程度は覚悟していましたが、点差が離れた状態でも失点をできるだけしない堅いディフェンスをみせるとか1点でも良いのでゴールを奪う執念をみせるとか、今後の戦いに繋がるような強い気持ちをピッチで少しでもみせてほしかったですね。次はホーム戦。しばらく見ていないゴールをこの試合でみせて久しぶりに勝利に歓喜する姿をサポーターに披露してほしいと思います。



【勝ち点41への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


クラブが今シーズン目標にしている勝ち点41への道。3ポイントが積み上げられずに苦しんでいますが、蓋を外したら窮屈なケチャップがドバドバと出るようにこれから勝ち点を多く稼いでほしいですね。




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本日鹿島アントラーズ戦!

2017-07-29 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2017年明治安田生命J1リーグ第19節アウェー茨城県鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムにて鹿島アントラーズ戦です(18時半キックオフ)。

約3週間の中断期間を終えてリーグ戦が再開します。ヴァンフォーレはどうやらフォーメーション変更を試みるようで、ドゥドゥ選手をトップに配置して田中&堀米選手のシャドー起用とまた新たな構成にチャレンジするようですね。相手の鹿島は強豪クラブでしかもアウェー戦ということで相当厳しい戦いが予想されます。選手たちのやる気と監督の勝利への意欲が鹿島に勝るように、精神的な面で相手に負けないようにしてほしいですね。勝ち点をもぎ取れるように勇敢に戦ってほしいです!

またこの試合Jリーグ全試合放送のDAZNはもちろんですが、YBSラジオでも試合の生中継が行われる予定です。本日会場に行けない方はそちらの方法でヴァンフォーレを応援しましょう!熱く応援してヴァンフォーレに勝利を呼び込みましょう!

昨日チームに暗い話題が入ってきましたが、それを忘れさせるくらいの内容のサッカーをサポーターに見せてほしい!



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 7月29日 5:00発表
県立カシマサッカースタジアム(茨城県)
曇り
最高気温:29℃ 最低気温:24℃
降水確率
6時~12時:30%
12時~18時:30%
18時~24時:20%

昼過ぎは少し日差しが出るかもしれませんが、基本一日中雲に覆われる天気になりそう。雨の心配もあるので、観戦に行かれる方は雨具の準備をしましょう。



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鹿島アントラーズ戦見どころ紹介

2017-07-28 | Weblog
約3週間の中断期間を経てリーグ戦が再開されるJ1。リーグ再開に向けて入念に練習を行ってきたヴァンフォーレは敵地に乗り込み、昨年のJ1王者鹿島アントラーズと対戦します。


鹿島アントラーズ
12勝1分け5敗(勝ち点37) 2位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→○○○○△
注目選手:ペドロ・ジュニオール、レアンドロ
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


鹿島の基本フォーメーションは4-4-2。一時は石井監督が辞任し順位も中位に下がるなどしていましたが、大岩新監督が就任しチームは復調。前節のFC東京戦で引き分けるまで4連勝&6戦負けなしと好調をキープして2位に浮上しました。現在のチームを引っ張るのはブラジル人FWペドロ・ジュニオール選手。シーズン開幕当初はチームに馴染むことに苦労していましたが、半分の日程を消化した現在完全にチームに適応。持ち前のスピードと高いシュートセンスでゴールを量産。ここ最近5試合で6得点とハイペースで得点を取り続けています。あとレアンドロ選手。彼も開幕当初はチームへの適応に苦しみ試合出場もままならなかったのですが、徐々にその才能を発揮する機会が増え始めて大岩体制ではスタメンに定着。左サイドから高いテクニック力を駆使して中央にカットインしながら切れ込んでシュートを狙うプレーが鹿島の攻撃にバリエーションをもたらしています。ペドロ・ジュニオール選手とレアンドロ選手が左サイドで絡む連携には、ヴァンフォーレは注意しなければいけないポイントになると思いますね。

鹿島はこの2人だけではありません。日本代表レベルの昌子選手と金崎選手、レオ・シルバ選手や鈴木選手などもいるタレント軍団。鹿島伝統の基本技術が高い選手が揃っているので、90分間常に気が抜けない場面が続くと思います。


ヴァンフォーレ甲府
3勝7分け8敗(勝ち点16) 14位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→×△×△×
注目選手:阿部、松橋
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


ヴァンフォーレの基本フォーメーションは5-3-2。1トップを試しているとの情報が中断期間中にありましたが、基本はそのままいくと思われます。チームはディフェンス面では失点数の少なさでリーグ6位タイと下位にいる中では健闘している方だと思いますが、5試合連続無得点の得点力の低さは深刻な問題として挙げられます。中断期間中にも攻撃力アップには練習で取り組んでいましたが、それで劇的にすぐに得点が取れるわけではありません。これで良いと考える攻撃方法をやり続けることが大切で、それを毎試合明確に探し出すことができるかがヴァンフォーレ勝利に繋がるきっかけになると思います。今回個人的に考える攻撃方法は‘サイド攻撃’。

鹿島のフォーメーションはワイドに開く4-4-2なので、サイドハーフのレアンドロ選手や遠藤選手、サイドバックの山本選手や西選手などが絡むサイドアタックは迫力があり攻撃に厚みを与えます。しかし複数人が攻撃に参加しているということは逆を言えばそのサイドのディフェンスが薄くなっている状態と言えます。ヴァンフォーレとしてはその相手の一瞬の隙を突きたいところ。鹿島の選手が攻撃に参加しているので基本は耐えなければいけませんが、もしボールを奪えたらまずは守備と攻撃を繋げる起点となる‘ボールの収めどころ’を素早く見つけてほしいですね。そしてそこでボールをキープしてウイングバックの駆け上がりを促し、サイドからの展開で決定的なチャンスに持っていってほしいです。決定的なチャンスを作るのはウイングバックのクロスボールの精度の高さが得点への鍵となります。左足のキック精度の高い阿部選手やタイミングの良い攻撃参加が持ち味の松橋選手、右足でセットプレーのキッカーも務める橋爪選手などがただやみくもにボールを上げるのではなく、中央にいる味方選手をめがけて集中して蹴ってほしいです。当たり前のことですが、それがクロスボールに合わせるウイルソン選手やドゥドゥ選手のワンタッチでのシュートへ繋がっていきます。

もちろん強豪クラブ鹿島の
ホームで試合が行われるということで厳しいアウェーでの戦いになることは目に見えています。正直カシマスタジアムで良かった過去の印象はありません。その状態の中でも少しでも良い印象の試合ができるように選手たちには頑張ってほしいです。勝ち点をもぎ取れるように&あわよくば勝ち点3を掴んで山梨へ帰って来てほしいですね。




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練習見学

2017-07-27 | Weblog



昨日韮崎中央公園芝生広場で行われたヴァンフォーレの練習を見てきました。写真中心にその様子をお届けしたいと思います。






こんな激しいシーンもありました。練習と言えども集中するときには選手たちもバチバチやり合います。









プレッシャーをかけられてボールを奪われる土屋選手。自陣深くでのプレーの一瞬の戸惑いは致命的な場面に繋がるので試合中には気をつけてほしいですね。







みんなシュートへの意欲を高く持っていましたね。






バウルさん3連発。セクシーショットあり(笑)





今回の練習の中で気になった存在は熊谷選手。強いフィジカルを駆使した競り合いは使いようによってはチームの大きな武器となりそうです。期待度の高い存在ですね。




ウイルソン選手も中断期間中に別メニューでコンディション調整しただけあって少し引き締まった印象を受けました。中断期間明けもよろしくお願いしますよ。





熱心にチームを指導する吉田監督。吉田監督はそれだけではなく、全体練習後に練習を観に来ていたスクールコーチやスクール生などにも気軽に話しかけていました。特に子供たちと話すときの接し方が上手かったですね。さすが柏のアカデミーで結果を残しただけあります。ヴァンフォーレでも多くの若手選手を世に輩出してほしいですね。




※おまけ


これから韮崎中央公園芝生広場の石段で練習見学される方へ。今の時期晴れている日は地面に‘蟻(あり)’が大量にいて凄いです。足を登って体中動き回ります(時々噛みます)。今話題のヒアリではないので大丈夫ですが、サンダルや生足で見学される方は注意した方が良さそうです。なるべく地面との接地面を少なくして見学しましょう。




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シーズン後半戦の戦い方を提案する

2017-07-25 | Weblog
今シーズンのJ1リーグは現在約3週間の中断期間に入っています。ヴァンフォーレはシーズン18試合を終えて3勝7分け8敗の勝ち点16で14位の順位。辛うじてJ2降格圏内となる16位以下にはなってませんが、9試合連続勝ちなしという結果でズルズルと下へ引き込まれているのが現状と言えます。それにプラスして5試合連続無失点もクラブワーストの記録。深刻な得点力不足が頑張っているディフェンス面にも悪影響を及ぼしてつつあります。そこで低調なチーム状態となっている現在の流れから一刻も早く抜け出すために必要なこと、復調へのきっかけを考えてその道筋を自分なりに提案してみたいと思います。


まずは今シーズンのチームの強みとなるのが‘守備力’。人数をかけてしっかりと守備ブロックを形成するディフェンスに加えて、前に出ていきボールを奪いにいく積極的なディフェンスがチームに浸透。FW陣に個性あふれる能力を持つ選手が所属しているどんな強豪クラブにも、その攻撃力を低下させ接戦のゲームに持ち込むことができています。その守備力のクオリティはできる限り落としたくありません。J1を戦っていく上でチームの生命線となる守備はしっかりやりつつも、湿っている攻撃面の迫力をいかに出していくかが今後のチーム浮上への鍵になると思います。現在のチームが採用しているフォーメーションは5-3-2。3人のセンターバックに両ウイングバックが下がり気味にポジションをとり、最終ラインには5人が並ぶ基本的な形。中盤は3人。中盤の幅広いエリアの少し下がり目に3人が横並びに位置することから3ボランチと呼ばれ、主に守備面で相手にプレッシャーを与えに行ったりクリアボールを回収する役割を精力的にこなします。FWは2人。彼らが攻撃面の大黒柱となる存在で、カウンターから素早くゴール前に侵入したりポストプレーなどで前線の起点となったり空いているスペースに流れてチャンスメークをしたり様々な場面でチームの仕掛けの一手を担うことになります。またこの2トップは守備面での貢献も求められていて、前線でのチェイシングや下がってきてのディフェンス形成の参加もこなします。

現在不振に喘いでいるチームですが、自分なりに考える課題は2トップと他のポジションのフィールドプレーヤー8人の選手間の距離が広がり、2トップにフォローに行けず攻撃が単発に終わる機会がとても多いことが挙げられます。ウイルソン選手とドゥドゥ選手の活躍の物足りなさはもちろんありますが、それよりもシステム的なデメリットが試合中に強く出ていて彼らを責めるのは少し可哀想な気がします。相手からのマークが集中しさらに守備にも多くの時間で参加しなければならないので、体力の消耗など攻撃で力を最大限使えないのは得点力不足の大きな要因になっていることで間違いなさそうですね。前線と他のポジションの選手との選手間の距離を埋めるためには、現行のフォーメーションで行くなら陣形をコンパクトに保つしかないと思います。しかしそれでは最終ラインの裏にスペースができやすく、ロングフィードでそのスペースを狙われたら一気に決定的なピンチが訪れることになります。なので個人的におすすめしたいのがフォーメーションの変更。しかし4バックなどに劇的に変えるのではなく、以前採用していた3-4-2-1のフォーメーションを試して出来る限りの選手間の距離を埋めてほしいと思います。

3-4-2-1のフォーメーションでチームの攻撃の柱となるのが‘1トップ2シャドー’。チーム状態浮上のきっかけを掴むためにはこの3人の役割分担をはっきりさせることが求められます。3人のうち…
①得点を貪欲に狙っていくゴールに特化した選手
②FWと他のポジションを繋ぐ橋渡し的な仕事をこなす選手
③前線で精力的に動き回ってプレッシャーをかけリズムを作り出す選手
の3パターンの役割をそれぞれこなしてほしいと思います。役割分担をはっきりさせた方が得点が取れずに悩んでいる現在は攻撃時の曖昧さを解消させることができます。個人的におすすめする選手は…
①ウイルソン選手かドゥドゥ選手
②堀米選手かボザニッチ選手
③田中選手か河本選手

ゴールを狙うことに特化した存在としてチームで並んで攻撃能力が高いウイルソン選手とドゥドゥ選手。この2人を無理に併用するのではなく、1トップの一つのポジションを高レベルで争ってほしいと思います。どちらかが先発出場し、どちらかが途中出場で試合の流れを変えるような働きぶりをしてほしいですね。1トップともう一方のシャドーで攻撃参加している選手を支えて後方と前線を繋ぐ役目をこなせる存在は、高いゲームメーク力と広い視野を持つ堀米選手が適任。屈強なフィジカルが求められる2トップよりも、少し下がり目の位置でドリブル&パス&シュートなど複数のプレーの選択ができるシャドーのポジションの方が堀米選手はもっと輝けると思います。ピッチを精力的に動き回って相手のパスの組み立てを妨害しこちらにリズムを引き寄せる役割をこなすのが田中選手と河本選手。田中選手は昨シーズンこのシャドーのポジションで才能を一気に開花させMVP級の活躍を残しました。河本選手も泥臭くボールを追いかけることのできる選手。運動量が求められる仕事なので、彼ら2人の交代によって相手に厳しさを与える力を低下させないのも手だと思いますね。

1トップ2シャドーで攻撃的なポジションに3人配置することによって影響が出るのがボランチのポジション。3ボランチから2ボランチと人数が1人減るので、ここの負担をどう減らすかがフォーメーション変更したときの一番の課題点となります。できればピッチを幅広く動いて中盤の守備の仕事を精力的にこなせることと、ボールを受けてキープし次にパスを回せる‘時間を使える’ことの両方をこなせる選手が相応しいと思います。今のメンバーでそれに当てはまる存在はなかなかいませんが、守備の職人小椋選手や新井選手、パスを回せる兵働選手やボザニッチ選手はその存在に近づけると思います。


…今まで言ってきたことをまとめて個人的におすすめする選手とフォーメーションを載せるとしたらこちら。






29日に約3週間の中断期間を終えてリーグ戦が再開します。吉田監督がどんな戦術で試合に臨むかまだ分かりませんが、できる限り戦い方を継続しつつ得点力を伸ばす方法を見つけ出してほしいですね。そして勝ち星を増やして残留争いだけではなく、さらに上の順位を目指してほしいと思います。




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ベストゲームセレクション36

2017-07-23 | ベストゲームセレクション
過去のヴァンフォーレの試合の名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』のコーナー。第36弾となる今回紹介するのは、1995年のJFL第25節と第26節の試合ミニハイライトと1999年J2元年開幕戦の試合ハイライト(UTYニューススポーツコーナー)の2つの動画をお届けします。



Jへの鼓動(1995年JFL・ヴァンフォーレ甲府)


甲府クラブからヴァンフォーレ甲府に名称変更して1年目となる1995年。当時のヴァンフォーレはJFLに所属していました。ユニフォームが赤なのが今となっては衝撃的ですね。チームにはジェフ市原や仙台に所属したフランタ選手が在籍。順位的にも中位から上位へ目指していく存在でしたね。ちなみに自分はその翌年にヴァンフォーレと出会うことになります(2012年10月25日過去記事に書いてます)。



1999年J2元年開幕戦 VF甲府vs大宮(ハイライト)


記念すべきJ2リーグ元年が1999年。10チーム参加しFC東京や川崎フロンターレなど並みいる強豪クラブがいる中でヴァンフォーレはその初年度をチャレンジャーとして戦うことになります。市議会議員と兼任していた勝俣監督のもと、ミスター・ヴァンフォーレ仲田選手や現ベガルタ仙台監督の渡邉選手、ヴァンフォーレのトップチームコーチを務める堀井選手などが在籍していました。名前を聞くと懐かしくなりますね。この動画の開幕戦大宮戦に敗れるとシーズン中は黒星を重ねていき結局最下位。ここからヴァンフォーレは数年長い暗いトンネルに入っていくことになります。今の5年連続J1に定着できているチームはこの厳しい経験があったからこそ生まれていると思います。成長への礎となるこの期間を忘れずに、初心を大切にこれからもやっていきたいですね。




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前半戦のチーム評価~攻撃編~

2017-07-20 | Weblog
2017年シーズン前半戦のチーム評価を独自の視点で守備編と攻撃編でお届けしていくこのコーナー。前回は守備編を書いたので、今回は攻撃編です。


2017年シーズン前半戦+1試合(18試合)でヴァンフォーレが挙げた得点数は‘10’。その得点数はリーグで最も少なく、ここ最近5試合連続で無得点と深刻な得点力不足に陥っています。29日から再開されるシーズン後半戦でその得点数を伸ばしていくためにはどうしたら良いのか、個人的な意見も含めてここで提案していこうと思います。まずはフォーメーションから。ヴァンフォーレはここ数年主に3-4-2-1のシステムで臨み、その戦術的な精度を高めてきました。しかし今シーズン開幕前のTMで吉田監督はテストした5-3-2の方が現行のチームの型にはまるとしてそれから新布陣を採用しています。5-3-2は5バックを採用しても前線で攻撃的なFWを2人使えるのが最大の特徴。現在ヴァンフォーレはウイルソン選手とドゥドゥ選手(+バホス選手)というブラジル人FWが在籍しているので、彼らをゴールに近い最前線で同時にプレーさせるためには適したフォーメーションと言えます。開幕してしばらくはそのシステムで機能していたのですが、シーズンが進むにつれて相手に研究された現在のチームは、2トップを徹底的にディフェンスし抑え込むことでヴァンフォーレの攻撃力を半減させられています。というのも基本は守備重視のスタイルで守ってカウンター攻撃を仕掛ける堅守速攻のサッカーなので、仕掛ける2トップと守備ブロックを形成する他の8人との選手間の距離がどうしても空いてしまいます。2トップをフォローする選手が少ないので、ウイルソン選手とドゥドゥ選手は大半の場面で2人のみで状況を打開しなければいけません。ヴァンフォーレが現在得点を取れていない原因の大部分は、彼ら2トップに相手守備陣が集中してディフェンスしてくるので2人に攻撃面で大きな負担がかかっていることが挙げられます。

現行のフォーメーションで攻撃のクオリティを上げていくためには、各ポジションの選手間の距離を短く保ち、全体をコンパクトにすることが求められます。そして攻守の切り替えを素早く行うこと。複数人で一塊になることでプレーの要所要所で数的有利を作り出すことができます。もちろん空いているスペースを使われると決定的なピンチに遭う恐れはありますが、うまく機能したら2トップにフォローに付く攻撃の選手を増やすことが可能になります。失点のリスクは今までよりも高まるものの、今まで以上に決定機を迎えることができると思います。ウイルソン&ドゥドゥ選手の2トップが抑えられても、ボランチやウイングバックの選手が側にいることで、2つ&3つの仕掛けでシュートまで結びつけるようなコンパクトさを維持していきたいですね。2トップの打開だけではなく複数の攻撃バリエーションがあることで、相手の守備時のマークの的を絞らせず惑わすことも可能になると思います。

これからさらに厳しい暑さが続くことになり、運動量減少の課題も出てきます。この約3週間の中断期間で選手のコンディション向上とその維持が長くできるようにしっかり日々の練習を計画的に行ってほしいですね。



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前半戦のチーム評価~守備編~

2017-07-17 | Weblog
この試合がない約3週間の中断期間を利用して様々な企画を行っていますが、今回は2017年シーズン前半戦のチーム評価を独自の視点で守備編と攻撃編に分けて書いていきたいと思います。まずは守備編。


2017年シーズンはこれまで18試合を終えて、ヴァンフォーレの失点数は‘19’。これは鹿島や柏と並び、リーグ6位タイと下位にいるチームとしては健闘している数字だと思います。近年培ってきた人数をかけてしっかりと守備ブロックを形成するディフェンススタイルにプラスして、吉田監督が推し進める前に出てボールを奪いにいく積極的な守備がはまり、シーズン序盤戦を中心に攻撃力が高い強豪クラブ相手でも接戦に持ち込むことができています。その堅守の原動力となっているのが、畑尾&新里選手の若手DFと小椋&兵働選手のベテランボランチの影響力があると思います。

ここ数年前のヴァンフォーレは山本選手や津田選手&土屋選手などが3バックを構成し、一時期3人の年齢合計111歳と呼ばれていたように経験豊富な大ベテラン選手たちが鉄壁のディフェンスを作り出していました。しかし今シーズンのチームは畑尾選手や新里選手など若手選手を3バックに組み込むことで、経験とポジショニングで精神的な面から勝負していくディフェンスから、フィジカルや鋭い反応など肉体的に勝負していけるディフェンスに変貌を遂げています。前に行くディフェンスには運動量などのフィジカル的な要素は必要不可欠なため、ベテランから若手に切り替わり、それで一定の結果が出ていることは評価して良いと思います。

3バックの構成がいきなり変わったので、安定感があったこれまでに比べると若手主体の構成は少々不安感を抱くと思いますが、それを補うのがボランチの存在感。シーズン序盤戦は小椋選手の依存性が高く、守備面で相手選手に鋭く執拗に向かっていくプレーは今シーズンのディフェンススタイルの象徴的なものでした。同じボランチのポジションに主に入る田中選手もそうですが、前に出ていくと裏にスペースができやすくなります。そこをカバーするのが兵働選手のチームバランスを考えた動き。そして3バックと両ウイングバックの選手たちに前への意識が高くあることで、バイタルエリアにできる危険なスペースを埋めてピンチを未然に防ぐことができています。ボランチが‘仕掛けるディフェンス’を行っても、そのリスクを他の選手でカバーできる組織的な連携がしっかりしている印象ですね。

全体的にはうまくいっているイメージがありますが、ディフェンスの課題はもちろん存在します。それはセットプレーでの守備。現在のヴァンフォーレのセットプレーでの守備はエリアを見るゾーンディフェンスと人を見るマンマークのディフェンスを組み合わせて行っています。この2つのディフェンススタイルがうまく融合できると、どんな相手の攻撃パターンでも対応できるメリットがあります。しかし今のチームはそこまでの守備レベルに達しておらず、経験不足から瞬間的にマークを外し相手にシュートを打たれて失点するケースが多くなっています。90分の長い時間頑張ってディフェンスしているのに、このセットプレーの一瞬のプレーによって失点してしまうことは非常にもったいないことだと思います。今のサッカーはセットプレーが最大の得点チャンスと言われていますが、ここを抑えるだけで格段に失点機会を防ぐことが可能になります。今シーズンの失点数‘19’のうち、約半分の9失点をしているセットプレーの守備のクオリティ向上が、ヴァンフォーレが得意としている先行逃げ切りのパターンにもっていく重要な要素となりそうです。

そして現在深刻なことが得点力不足。ヴァンフォーレは守備時に多くの人数をディフェンスに割くことから、いざ攻撃に展開が切り替わった際に人数が前線にかけられない弱点があります。その弱点を少しでも解消するためには、ディフェンスに参加している人数をできるだけ減らし、攻撃に人数をかける工夫が必要となります。これまでの試合展開の中で時折守備に人数をかけすぎだなと感じるときがあるので、適宜必要人数で守れるようにベテラン選手を中心に的確に状況を判断すべきだと思います。そのような攻守の展開を読める選手の存在もこれからチームの順位が上がっていくための大事になってくるポイントだと思います。

→攻撃編に続く




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2017年シーズン前半戦ゴールセレクション~1位~

2017-07-16 | Weblog
この中断期間を利用して、2017年シーズン前半戦にヴァンフォーレが奪ったゴールの中で、個人的に印象に残った得点を紹介していくこのコーナー。映えある第1位はこちらのゴール!


【公式】ゴール動画:兵働 昭弘(甲府)42分 ヴァンフォーレ甲府vs北海道コンサドーレ札幌 明治安田生命J1リーグ 第5節 2017/4/2



第5節のコンサドーレ札幌戦。0対0で進んでいた前半42分、右サイドを疾走した松橋選手がクロスボールを上げますが、中央の相手DFがヘディングでクリアします。前へ出されたそのクリアボールにいち早く反応したのが兵働選手。高く上がったボールにタイミング良く落下地点に入り込み、落ちてきたボールを左足でミートさせボレーシュートを放ちます。そのシュートはドライブ回転がかかりながらゴール右隅へと吸い込まれていきます。クリアボールにいち早く反応する察知能力とハイボールにシュートを打てるタイミングで走り込むポジショニング&大当たりでホームラン性になりそうなシュートの勢いを抑えながらも枠に飛ばす技術と、兵働選手の豊富な経験とキック精度の高さが分かるような素晴らしいゴールでしたね。

このゴールで先制できたヴァンフォーレは後半にも追加点を挙げて2対0の勝利。兵働選手の活躍がヴァンフォーレの勝利へと貢献した試合でした。このようなゴールをシーズン後半戦も見たい!




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