ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

練習見学

2018-10-31 | Weblog



少し前になりますが、南アルプス市櫛形総合公園にある日世南アルプススタジアムで行われたチームの練習を見学してきましたので、ここで写真を用いて紹介したいと思います。





この日の練習場所となった櫛形総合公園。陸上競技場や野球場&ゲートボール場などのスポーツ施設が揃っていました。プロ野球も行われた南アルプスジットスタジアムってここにあるんですね。





練習場所の日世南アルプススタジアムは陸上競技場。2階席にスタンドがあり、ピッチがかなり見やすかったです。




今シーズン絶好調の曽根田選手。豊富な運動量でヴァンフォーレの攻撃を支えています。




主将の山本選手。最近は出場機会が減っていますが、いつ出番が来ても良いように準備しているのはさすがですね。





ゴールマウスを守る河田選手と岡選手。日差しがとても暑そう。





ボールを使いながら練習メニューの指示を出す上野監督と指示を真剣に聞く窪田選手たち。




何かを訴えかけたい表情の今津選手。今津選手はここ南アルプス市が地元。実家から練習に来たのかな?





チームは連休明けだったため全体練習は短めで終了。でも練習メニュー自体は濃密で引き上げてくる選手たちも多くの汗をかいていました。




最近出番が増えてきたジエゴ選手。1トップのジュニオール バホス選手の牙城を崩すのかそれともバホス選手との共存を図るのか、残りの試合の起用法が注目ですね。




小椋選手は相変わらずイケメンや~。







全体練習が終わった後は選手個々&小グループに分かれて各々の場所で個人練習が行われます。


※part2へ続く




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【39節 讃岐戦結果】森選手復活決勝弾もJ1への望み絶たれる

2018-10-30 | Weblog
28日にホーム山梨中銀スタジアムにて行われた2018年明治安田生命J2リーグ第39節カマタマーレ讃岐戦ですが、試合結果は1対0でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は後半に挙げた森選手のゴールでした。


ヴァンフォーレは累積警告により出場停止のジュニオール バホス選手に代わってジエゴ選手を起用。曽根田選手と1トップとシャドーのポジションを試合中に入れ替わり交互に担当します。そして前節鼻を負傷した小出選手に代わりベテランの山本選手が3バックの中央に入って守備陣を統率。彼の豊富な経験を活かすディフェンススタイルでこの試合に臨みました。展開は自陣に引いて守りロングボール主体でカウンター攻撃を狙う讃岐に対して、ヴァンフォーレは細かくパスを繋いでボールを長い時間保持し攻め上がるポゼッションサッカーを敢行。攻めのヴァンフォーレと守りの讃岐という構図が出来上がります。前半26分、佐藤選手が右サイドに鋭いフィードを送ると、そこに走り込んだ道渕選手がダイレクトに合わせて中央に折り返します。ゴール前でそのクロスに合わせた曽根田選手でしたが、シュートは頭上のゴールバーに当たり得点できません。28分には最終ラインから素早く攻守を切り替えて小塚選手にボールを渡すと、小塚選手は前線にいた曽根田選手に必殺スルーパス。ゴール前までドリブルで運びますがシュートはわずかにゴール隅を外れていきます。ヴァンフォーレは多彩なパスワークとスピードに乗った攻撃で相手を押し込んで圧倒していきます。

この試合ではゴール前を固める讃岐を崩すためにバイタルエリア手前までボールを持ち込んでから比較的手薄となっているサイドにパスを繋ぎ、相手のディフェンスが中央から広げられた状態でクロスボールをゴール前に上げてシュートへのチャレンジを試みます。そしてもし相手守備陣にボールを跳ね返されても、中盤で小椋選手を中心としてセカンドボールへの攻防を激しくいくことでボールを回収。二次攻撃&三次攻撃へと結びつけることができていましたね。讃岐にはロングボールで重松選手に抜け出され決定機を作られるものの、ピンチらしいピンチはこれだけでしたね。41分にはジエゴ選手のヘディングが相手GKに止められるなど得点は奪えませんでしたが、ヴァンフォーレ優勢で前半が終了します。

後半も変わらずペースを握りボールを支配し、リズミカルでテンポの良いパスで敵陣に次々と侵入しチャンスを作り出します。しかしアタッキングエリアに入ることができてもゴール前での相手のプレッシャーが厳しく対応してくるためになかなか良い体勢でのシュートを打てません。また思うようにフィニッシュに繋げられないので、シュートを打てる場面でもパスを回したり意外性のあるプレーを見せようとテクニカルな技に挑戦してミスをしたりと、もっとシンプルなプレーが求められている状況でそれができないもどかしさもみられていましたね。ヴァンフォーレは次第に攻め迷いが生じるようになり、意志疎通のズレから相手にボールを奪われて逆襲を受ける場面が増えていきます。試合の流れが徐々に変化の兆しがみられるなかで、その流れを食い止めて再びペースを加速することができたのは上野監督の交代戦術でした。

まず攻守の場面で精力的に上下動を繰り返していた高野選手が後半28分に退き、フレッシュな松橋選手がピッチに入りそのまま左ウイングバックを務めます。そして後半38分にはジエゴ選手に代えてケガによる長期離脱から復帰してきた森選手を起用。その采配が見事に的中することになります。森選手が入った直後の後半38分、ボールを持っていたエデル リマ選手が攻め上がり相手DFを引きつけてから左サイドでフリーになっていた松橋選手にパスを送ります。松橋選手は相手のプレッシャーを受ける前に左足でフワリとした軌道のクロスボールを供給すると、ファーサイドに走り込んでいた森選手が叩きつけるヘディングシュートで合わせて待望の先制点を挙げることに成功します。このシーンでは10分ほど前に同じようにエデル リマ選手が中央を攻め上がってそのままシュートを打つ場面があり、その動きがフラッシュバックし讃岐守備陣は彼の攻め上がりを意識してサイドの警戒をおろそかにしていた背景があります。落ち着いてプレーできる時間をもらった松橋選手はゴール前の状況をよく見て狙い澄ませてクロスボールを上げられており、森選手も持ち前の瞬発力を活かして相手マークをかわしてシュート体勢に入っていました。もちろんゴールした森選手のダイビングヘッドもアシストした松橋選手の正確なキック精度も素晴らしかったのですが、その前のこの状況を作り出したエデル リマ選手の伏線を張る動きは玄人好みのプレーだったと思いますね。森選手の価千金のゴールで1点リードしたヴァンフォーレは、その後はこの点差を守り切る戦い方にシフトチェンジし相手の反撃の機会を与えずに見事1対0で勝利。15勝目を挙げて負けなし記録を8試合連続に伸ばしています。

この試合の感想は、ヴァンフォーレが優勢に試合を進めることはある程度予想できていたなかで、その通りにできたことはまず素直に評価して良いポイントだと思います。讃岐は2トップにスピードのあるタイプの選手を使ってカウンターでこちらのDFラインの裏を突く攻撃をしたかったと思います。実際前半終了間際に危うい場面はありましたが、恐かったのはその一回限りでうまくカウンター攻撃の対策がされていましたね。守備面ではほぼパーフェクトといって良い出来だったと思います。攻撃面でも全体的には良かった印象で、特に高野選手と松橋選手&道渕選手のサイドの選手の存在感が光っていました。今まではサイドからのクロスボールが直接決定機に結びつくことは少なかったのですが、この試合では高野選手のクロスがジエゴ選手の頭に、道渕選手の折り返しが曽根田選手に合い&ダイレクトボレーがポストを直撃するなどワイドな展開でチャンスを演出できていました。しかし良い展開を作りながら得点できないのはマイナスポイント。その課題は ‘エゴイスティックな人材’ の不足だと思います。今回のエゴイスティックな人材の対象は1トップに入る選手。もちろんジエゴ選手も曽根田選手もチームプレーに徹していて貢献度も高いのですが、シュートを打てる場面に他のプレーの選択をしてしまうことが目立ちました。好機を自ら逃す結果となっていたので、ゴールに一番近いポジションでゴールが見えたときにシュート最優先で貪欲に狙っていくような姿勢の選手がいたら、展開も接戦ではなくもっと楽なものになっていたかもしれませんね。譲り合うことも時には大切ですが、この試合の場合では貪欲にゴールを狙っていくエゴイストが必要だったと思います。


この讃岐戦の勝利によりヴァンフォーレは通算成績を15勝11分け13敗の勝ち点56として8位に浮上しました。しかし今節で福岡が引き分けて勝ち点66となり、J1参入プレーオフに進出できる6位以内との勝ち点差が ‘10’ に。仮に残り3試合でヴァンフォーレが3連勝しても勝ち点65で届かないため、J1昇格できる可能性が完全に絶たれました。やはり今シーズンは1年でJ1昇格を決めるという目標でやってきただけに、可能性が無くなったショックは大きいです。また来年J2にいる様々な影響もクラブに色濃く出てくるでしょう。しかしこの逆境を経験できれば必ず来シーズンの戦いに活かされると思います。またリーグ戦の他にも天皇杯の試合が残されています。天皇杯の舞台でも良い結果が残せるように頑張りましょう!



【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsカマタマーレ讃岐 明治安田生命J2リーグ 第39節 2018/10/28




【勝ち点65への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

直近過去5シーズンのJ2リーグ6位の平均勝ち点65への道のり。残念ながらすでに今シーズンの6位チームは勝ち点66を超えており、ヴァンフォーレはJ1参入プレーオフ進出ができなくなりました。しかし残りの試合で全勝できれば勝ち点65には到達するので、ぜひともクラブとしての意地をみせてほしいと思います。




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本日カマタマーレ讃岐戦!

2018-10-28 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2018年明治安田生命J2リーグ第39節ホーム山梨中銀スタジアムにてカマタマーレ讃岐戦です(16時キックオフ)。

前節栃木に引き分けてJ1昇格の可能性が限りなく低くなってしまったヴァンフォーレ。しかしその可能性はまだ ‘ゼロ’ ではありません。わずかでもJ1への道が残っているのならそこに向かって全力で戦い、できる限り目標に近づきたいですね。ヴァンフォーレを応援する大勢のサポーターの前で気迫あふれる戦いを繰り広げて白星を飾ってほしいと思います。

そして本日はスタジアムやスタジアム周辺で様々なハロウィンイベントが開催されます。いつもとはひと味違うお祭り気分の小瀬の雰囲気が楽しめそうですね。快晴の空の下でサッカー観戦とともに各種イベントで大いに盛り上がりましょう!



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 10月28日 5:00発表
山梨中銀スタジアム(山梨県)
晴れ
最高気温:23℃ 最低気温:8℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:10%

一日中雨の心配がほとんどない快晴の絶好の行楽日和になりそう。日中は秋晴れのなかで快適に過ごせそうですね。しかし朝晩はとても冷えるので、日が落ちた試合終了後は防寒具を用意しましょう。




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カマタマーレ讃岐戦見どころ紹介

2018-10-27 | Weblog
前節栃木相手に後半アディショナルタイムにジエゴ選手のヘディングゴールにより土壇場で追いついて2対2の引き分けに持ち込んだヴァンフォーレ。J1参入プレーオフ進出圏内の6位以内に入る確率がさらに低くなる結果となりましたが、7戦負けなしとなっている現在のチーム状況を前向きに捉えて、一つでも多くの勝利を挙げられるように首の皮一枚繋がっている可能性を信じて戦っていきたいですね。


カマタマーレ讃岐
7勝9分け21敗(勝ち点30) 21位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△××◯△
注目選手:原選手、重松選手、田中選手
予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。佐々木匠選手は累積警告により出場停止。

前節の試合ハイライト
【公式】ハイライト:カマタマーレ讃岐vsレノファ山口FC 明治安田生命J2リーグ 第38節 2018/10/21



讃岐の基本フォーメーションは4-4-2。四国の地域リーグ→JFL→J2と着実にチーム力をつけてステップアップしてきた讃岐を率いて9年目となる北野監督のもとで今シーズンは中位順位進出を目指していたものの、順位は振るわずに低迷。黒星が先行し現在は21位とJ3降格争いに巻き込まれています。残留圏内の20位岐阜との勝ち点差は ‘7’ と離れてしまっているので、今回の試合では死に物狂いで勝ち点3を掴みに挑んできそう。ヴァンフォーレはまず気持ちの面で相手に押されないように気をつけたいですね。

讃岐の注目選手は原選手と重松選手の2トップ。原選手は清水や浦和でもプレーしていた33歳のベテランFW。ゴールへの意識が強いタイプでスピードを活かして縦に突破していく能力を持ったストライカー。またゴール前で慌てず落ち着いてシュートを打てる決定力の高さが武器で、熊本戦では抜け出しての華麗なループシュートを決めています。 ‘一発’ を持っている恐い選手なので、ゴール前で彼に自由な時間を与えないように常に警戒したいですね。そして重松選手。2012年のシーズン後半にヴァンフォーレに加入していた経験がある彼は躊躇しない積極的なプレーが得意。混戦状態を抜け出す瞬発力もあるので、スピードを活かす展開にさせないようにこちらもスピード対応ができるディフェンスが必要だと思います。守備面では長らく神戸で活躍していた経験豊富な田中選手が中盤の底の位置で高いボール奪取力をみせます。高くディフェンスラインを保って激しくプレスにいくことで讃岐はここ最近の試合は1点差勝負に持ち込めているので、やはり相手のペースに合わせず自分たちのサッカーをしていく姿勢が大切になりそうですね。


ヴァンフォーレ甲府
14勝11分け13敗(勝ち点53) 9位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯△◯△
注目選手:ジエゴ選手、今津選手、田中選手、清水選手
予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。ジュニオール バホス選手は累積警告により出場停止。

前節の試合ハイライト
【公式】ハイライト:栃木SCvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第38節 2018/10/21



ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。エースのジュニオール バホス選手は累積警告により今回は出場停止。また前節の栃木戦で鼻骨を痛めた小出選手も出場が微妙な状況となっています。本来の力が出せない恐れがあるなかで、試合の行方を左右しそうな選手は彼ら2人の代わりに入る存在。まずバホス選手の代わりに入ることが濃厚なジエゴ選手。夏に加入してしばらくは結果を残せていませんでしたが、最近になってコンディションが万全となり周囲との連携がスムーズになってチームの決定機に絡む回数も多くなってきています。前節の栃木戦では途中出場からヘディングで引き分けに持ち込むゴールを決めており調子を上げています。今回もその調子の良さをピッチ上でみせたいところ。これまでプレーを見てきたなかでジエゴ選手の良さは、長い手足のリーチを活かしたボールキープと足元の細かな技術&加速力だと思います。ボールを持てば自分の間合いを作って相手を翻弄できるテクニックを持っているし、相手マークを振り切るようなスピードも備えています。この試合では積極的にジエゴ選手の足元やサイドのスペースに彼を走らせるようなパスの出し方が求められると思います。ただしシュート精度はそれほど高いものは持っていないと思うので、ジエゴ選手は何度もゴールに向かってチャレンジしていく強い気持ちを&チームは辛抱強く彼を信じて任せていく姿勢が必要になってくると思いますね。

そして今津選手。もし小出選手が出られないのであればそのポジションに山本選手が入る可能性も考えられますが、守備統率はしっかりできるものの身体能力的に少し心もとない面があります。なのでビョン・ジュンボン選手が中央にまわり今津選手が右のポジションに入ることが今回は濃厚。今津選手は讃岐のスピードのある2トップに食らいついていく粘り強いディフェンスが求められます。今シーズン加入した大卒ルーキーはシーズン序盤戦から中盤戦にかけて試合出場を続けてきましたが、ここ最近はビョン・ジュンボン選手の巻き返しによって出場機会が減少。ベンチから虎視眈々と出番を待つ日々が続いています。彼は闘志あふれる熱い気持ちを持った選手なので、苦しい時間帯により頑張れると思います。あと今津選手は攻守のセットプレーの場面でも存在感を発揮できます。特に攻撃時にCKやFKに合わせてヘディングでゴールするシーンをこの試合で見たいですね。

讃岐は陣形をコンパクトにどちらかといえば守備的に粘り強く戦ってきます。ここ最近5試合は接戦に持ち込めているので、ヴァンフォーレは一度二度のトライだけではなく90分間を考えた継続的で計画的な戦いが必要になると思います。先発出場が濃厚なジエゴ選手にも何度も決定機が訪れてその度に天を仰ぐシーンがあるかもしれません。しかし積極的にアタックしていけば徐々にタイミングが合ってきてゴールに近づいていけるはずです。そして緊迫した接戦の状態でその状況を打開できる術として上野監督には交代カードをすべて効果的に使ってほしいと思います。最近のヴァンフォーレの試合では先発メンバーを最後まで信じていくような傾向にあるので、スピードや高さなど一芸をもった ‘ジョーカー’ をベンチに入れておき、勝利を狙いたい勝負どころでピッチに投入して試合の流れを一気にこちらへ引き寄せていきたいですね。

攻略のポイントはサイドバックが上がった後のスペースを有効に使い、スペースを埋めに隣のCBが寄ってきた瞬間に中央にパスを出して、CBとボランチの間のバイタルエリアを素早く突いて攻めたいですね。讃岐と戦った他のチームもそのように攻めて多くの決定的チャンスに結びつけているので、ぜひともヴァンフォーレもそのような好機で積極的にチャレンジしてほしいですね。


前節引き分けてJ1昇格の可能性は低くなっていますが、まだまだ遠のいてはいるものの可能性は残っています。一縷の望みを信じて全力で完遂していきましょう!





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熱血ヴァンフォーレ音楽堂13

2018-10-26 | 熱血ヴァンフォーレ音楽堂
ヴァンフォーレ甲府に関する音楽を紹介していく『熱血ヴァンフォーレ音楽堂』。約5ヶ月ぶりにお届けする第13弾の今回は、約3年前ほど前から歌われるチームのチャント「コーコーコー」です。



ヴァンフォーレ甲府 コーコーコー



声のかぎり歌え 力のかぎり跳ねろ 今日は負けられない 勝利をつかめコウフ ララーラー ラララ コウフ ララーラー ラララ コウフ


よく試合前にサポーターが自ら気合いを入れるためにこのチャントが歌われる回数が多い気がします。揃った手拍子、そしてジャンプ。サポーターがチャントによって一体になれる、そんな不思議な力を持っている曲だと思いますね。






このチャントの原曲はこちら。NHK Eテレの番組 ‘0655’ 内で放送された2015年の干支ソング。チャントの歌詞を想像するともっと固いイメージの曲かなと思うのですが、あまりにポップで違いにビックリしてしまいます。でも原曲が分かれば特にお子さんなどは力いっぱいに元気に歌ってくれそうな気がしますね。




ヴァンフォーレ 甲府 応援コール (チャント) 「コーコーコー」Unofficial Remix


ロックでパンクなエレクトロサウンド&80年代のゲームミュージックのような音楽を奏でるコラボレーションユニット ‘SEXY-SYNTHESIZER’ 。どうやら地元が山梨県だということで、この「コーコーコー」もアレンジして歌ってくれています。また違った雰囲気になって良い感じですね。




…ヴァンフォーレに関する音楽を聞きながら、日々の生活を過ごすのも良いと思いませんか?


※動画は消去される可能性がありますので、お早めにご覧ください。




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ヴァンフォーレ甲府新スタジアムへの道2

2018-10-25 | Weblog
山梨県が甲府市の小瀬スポーツ公園内に建設を計画している総合球技場の完成までを追っていくコーナー『ヴァンフォーレ甲府新スタジアムへの道』。初回は構想のスタートから現在までの経過をお伝えしてきましたが、シリーズ化した第2弾となる今回は求めるべきスタジアム像を紹介していきたいと思います。


まず現在ヴァンフォーレ甲府がホームスタジアムとして使用している小瀬スポーツ公園陸上競技場(山梨中銀スタジアム・略名中銀スタ)の現状から。中銀スタは山梨県が主催者となった第41回国民体育大会(かいじ国体)開催に合わせて1985年に竣工。今年ですでに築33年を迎えて部分的な改修は何回か行われているものの、これまで大勢の人の汗と涙が染み込んだような伝統的な雰囲気がスタジアムから漂い、施設全体の老朽化が目立ってきているのが現状です。全国的にサッカー専用&球技専用の新しいスタジアムが増えているなかで、中銀スタは屋根がメインスタンドのごく一部しかなく雨天時に雨をしのげないことや、陸上用のトラックと助走路が間にあるのでフィールドとスタンドとの距離がとても広く選手たちを遠くに感じてしまうこと&仮設スタンド設置が考慮された設計であるためにスタンドの傾斜が緩やかで球技観戦に不向きなど、老朽化の他にも問題点が山積みになっていました。また座席がベンチ式で白線によって仕切られているだけなので、一人で複数人分のスペースを占領してしまうことや左右の人に気を使わなければならず、観戦に集中できない問題もありました。また座席に背もたれがなくカップホルダーもついてないので、売店で買った飲み物カップを他の荷物とともに地べたに置くことになるので、衛生面やこぼれやすいなど細かな点でも不自由さを感じていたと思います。

Jリーグはプロクラブの資格制度である『Jリーグクラブライセンス制度』を2013年から実施しています。いわゆるJ1・J2・J3リーグに所属するための参加条件と言われるもので、様々な項目があるなかでスタジアムについての規定も細かく決められています。中銀スタは入場可能人数がリーグの規定(J1→1万5000人 J2→1万人)を上回っていることやトイレの数などはクリア(条件付き)しているものの、観客席の三分の一以上または全てを覆う屋根を備えることの規定は推奨される基準以下となっており制裁対象となっています。またAFC(アジアサッカー連盟)が定める規定では座席に約30cm以上の背もたれが必要で、ベンチ式で背もたれが全くない中銀スタでは仮にヴァンフォーレがアジアの大会に出場できてもスタジアム基準が満たしておらず、観客席のないスタジアムとみなされて無観客試合となる恐れがあります。天皇杯では現在準々決勝に進出していますが、もし優勝してもACLには参加できないかもしれません。なのでヴァンフォーレがさらに成長したクラブになるためにはプロクラブの基準を満たしたスタジアムが必要で、1日も早い完成が求められています。

では実際山梨県が建設を計画している総合球技場にはどのようなものが求められているかというと、まずはJリーグプロクラブライセンス制度を満たすことが最低条件。先日モデルプランが発表されましたが、入場可能人数や屋根の設置などいずれの条件も計画段階ではクリアしており問題はなさそう。またトイレの数や座席の種類など細かなものはまだ発表されていませんが、トイレの数も含めてベンチ式ではなく個別式の座席&30cm以上の背もたれやカップホルダーなど現在のスタジアムのスタンダードと合わせた設置をされると思います。背もたれは使うときだけ下ろす可動式や椅子と一体型など種類はいくつかありますが、予算を極力減らすために一体型で今のところは十分。また球技専用スタジアムということで陸上トラックと助走路もなくスタンドからピッチがとても近いのが特徴。選手の息づかいや指示をする声&ボールを蹴る音など ‘生’ の音がビシビシ伝わってくると思います。そしてモデルプランの詳細に観客席を2階天井の高さまでに配置すると掲載されているので、スタンドが緩やかで見にくいという現在の障害はなくなると思います。それと現在の中銀スタにはほとんどないと言っても良い屋根は4分割されるスタンドすべてにつく予定なので、応援時に雨に濡れるので行きたくないと雨天が理由で観戦を敬遠されることが少なくなると思います。また屋根がつくことで応援の声が屋根に当たって反響するので、応援チャントが普段よりも大きく聞こえるようになりスタジアムの雰囲気に迫力が生まれることは間違いないです。約2万人規模のクラブライセンス制度の条件をクリアするスタジアムができれば、ACLの試合やU-23日本代表戦を山梨で主催することも可能になります。ヴァンフォーレの試合以外にも楽しめる機会が今後増えそうですね。

約2万人規模の観客がピッチ上の選手と近い位置で一緒に戦えることができれば選手たちにも大きな後押しになります。チームの勝率アップにも繋がってくると思うので、このような環境で早く試合がしたいですね。




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ヴァンフォーレ甲府新スタジアムへの道

2018-10-24 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府がホームスタジアムとして使用している山梨中銀スタジアム。甲府市の小瀬スポーツ公園内にある陸上競技場ですが、この陸上競技場は1985年に山梨県で開催された ‘かいじ国体’ に合わせて建設&運用されており、すでに築30年以上を経過しています。建物の老朽化が懸念されていることもあり、現在山梨県はサッカーだけではなくラグビーやアメリカンフットボール球技の試合も行える総合球技場建設の計画を進めています。そこでこのブログではこの山梨県が進めている総合球技場構想を簡単に分かりやすく紹介していこうと思います。


まず2006年にマスコミの報道によって山梨県のサッカー専用スタジアム構想が初めて表面化し、建設へ向けての機運が高まります。しかし2005年に小瀬陸上競技場が改修されたばかりということと予算的な問題から県はしばらく慎重な姿勢をとっていましたが、ラグビーW杯日本開催や2020年東京五輪に向けて県内にキャンプ地の誘致など使用可能なスポーツ施設建設の検討の流れもあり、新スタジアム建設へ向けての議論も行われるようになります。2014年4月にヴァンフォーレ甲府の運営会社と山梨県サッカー&ラグビー&アメリカンフットボール協会の4団体が総合球技場建設に向けた署名活動を開始。9月にはJリーグの村井チェアマンとともに県庁を訪れ、9万5627人の署名を提出します。知事交代などもあり1年は進展がなかったものの、2016年に県知事が整備を前提とした検討に入ることを表明。球技場建設に向けた検討委員会を設置します。

検討委員会は2016年7月に松本山雅のホームスタジアムの松本平広域公園総合球技場(アルウィン)と長野パルセイロのホームスタジアムの南長野運動公園総合球技場(長野Uスタジアム)の長野県の2つの球技場を視察。そして新スタジアムの規模として新競技場に移転した千葉&G大阪&長野の例を参考にして約1.5倍の動員増加が見込めると試算し、過去最高動員を記録した2010年の平均入場者数1万2406人の1.5倍の約1万9000人を想定し、緩衝帯も含めて約2万人規模が妥当と結論付けられました。そして建設費の参考として4つの球技場(長野Uスタジアム&フクダ電子アリーナ&市立吹田サッカースタジアム&ミクニワールドスタジアム北九州)が挙げられ、建設費の財源や運営収支シミュレーションが行われました。そして新スタジアムの候補地として ‘小瀬スポーツ公園’ と ‘大津町中央新幹線(リニア)駅周辺4km以内’ の2候補に絞り、これらの問題を精査し12月に検討委員会から報告書が知事に提出されました。

2016年10月には ‘総合球技場について意見を聞く会’ が県庁で開かれ、建設予定地となっている小瀬町と大津町の住民の説明会も行われました。建設賛成派が多かった小瀬に対して大津町の住民は騒音や渋滞が起こるなど否定的な意見が相次ぐ結果となり、知事は整備構想の調整に予定を延長しその後数回の説明会を重ねて、2017年7月に建設場所を決定&発表します。その建設場所は『小瀬スポーツ公園第三駐車場』。ここに決めた理由として、地域説明会で小瀬支持が多数だったことと土地取得費がリニア駅周辺だと小瀬と比べて1.8倍高くなってしまい費用が高くなることを挙げています。懸念されていたリニア駅から小瀬へのアクセスは、延伸される予定の山梨環状道路が整備されれば時間短縮に繋がると見込んでいます。

そして2018年10月18日には総合球技場のモデルプランが発表されました。面積は約3万平方メートルで収容人数は2万人、芝生のフィールドの周囲に4階建てのメインスタンドと2階建てのバックスタンドとサイドスタンドを配置。観客席を円形に繋がずに4分割の ‘箱型’ 形状になります。箱型にすること&メインスタンドだけを4階席にして屋根に高低差をつけることで建設コストを抑える工夫を図っています。一般的な円形のスタジアムとの建設費がどれだけ違うのかなどは今後精査していくようですが、箱型との違いはかなりある気がしますね。


2018年10月24日現在までの山梨県総合球技場構想の進展状況はここまで進んでいます。2006年に新スタジアム構想が明るみに出てから約12年の月日が経過。もちろん他の県民の意向もありますが、サポーターが首を長くして待ち望んでいた新スタジアム建設までついに目に見えるところまで来ています。球技以外の付帯施設や便益施設はどうするのか、建設費の正確な算出&予算の確保など実際に施工されるまで乗り越えていくべき問題もたくさんあると思いますが、今まで一つ一つ課題をクリアしてきたようにこれからも課題に向き合っていき、ヴァンフォーレがホームゲームとして夢みる総合球技場でプレーして自分はホームチームの勝利のためにスタンドで応援する姿を早く体験したいですね。待ち遠しくてウズウズしてしまいます。


『ヴァンフォーレ甲府新スタジアムへの道』。これからこのコーナーはシリーズ化して自分の想いや総合球技場に役立つ提案など、新スタジアムの新しい情報とともにお届けしたいと思っています。お楽しみに。




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【38節 栃木戦結果】土壇場で追いつくも意気消沈

2018-10-23 | Weblog
21日にアウェーで行われた2018年明治安田生命J2リーグ第38節栃木SC戦ですが、試合結果は2対2の引き分けに終わりました。ヴァンフォーレの得点は前半に挙げた小椋選手と後半に挙げたジエゴ選手のゴールでした。


前節から中4日で連続アウェー戦を迎えるヴァンフォーレ。メンバーは徳島戦からトップの位置にジュニオール バホス選手が復帰し、シャドーの小塚選手と曽根田選手の3人のトライアングルがチームを牽引します。試合序盤のペースはヴァンフォーレが握ります。前半7分に小塚選手が前線にスルーパスを出しますが、パスを受けたバホス選手のトラップが大きくなり一旦はサイドに流れます。しかしそこから近くにいた佐藤選手にボールが渡ると、2列目から中央の位置でフリーの状態で走り込んできた小椋選手がダイレクトに合わせてミドルシュートを放ちます。そのシュートは相手GKの手を弾きながらゴールに吸い込まれていきます。小椋選手の思い切りが実を結んだ素晴らしいゴールは今シーズン2得点目。このシーンではバホス選手が敵陣深くのサイドに入り込んだことで相手守備陣の意識が自陣の深い場所に集中して引き付けられ、エリア外側にスペースができたのが得点への前兆でした。バホス選手からパスを受け取った佐藤選手と中盤の底の位置にいた小椋選手がそのスペースに気づき、小椋選手が攻撃参加した瞬間に佐藤選手がパスを出したタイミングが良かったですね。連係もうまくいき、ヴァンフォーレは幸先良く先制点を挙げることに成功します。

しかし先制して4分後に試合の流れを変える一撃を食らいます。前半11分、中央の場所でFKのチャンスを得た栃木は、キッカーの西谷和選手がフワリとした弾道のパスを前方のスペースに出します。そこにいち早く反応して走り込んだ大黒選手が後方から来るボールをそのままボレーシュート。ゴール右隅に決まり栃木がすぐさま同点に追いつきます。個人的にはこの試合の今後の展開を決めたきっかけとなるシーンがここだと思っていて、シュートを決めた大黒選手の決定力ももちろん良かったのですが、FKを蹴る前に守備をしている左サイドの高野選手はマークしている選手を見るためにゴールとは逆のサイドの方向に体を傾けており、栃木はCBとWBのポジションの間のスペースを攻撃対象として狙っていました。ヴァンフォーレはこの場面でセットプレー時にボールを見るディフェンスではなく人を見るディフェンス重視だったので、マークする選手の動きに気を取られて高野選手は背後にボールが来ても素早く反応できませんでしたね。このFKの他にもヘニキ選手のヘディングシュートのシーンなど選手間で綿密に相談しているシーンもあるなど、栃木がヴァンフォーレのセットプレーでの守備や戦術をよく研究していることが分かる場面がたくさんありましたね。

相手に先制されると精神的に落ち込む機会が多いと思いますが、栃木はすぐに同点できたので精神的に持ち直し、改めてしっかりとやっていこうと気持ちをリセットできたと思います。その気持ちがそこからの自信のあるプレーに繋がっていきます。運動量多く連動してアグレッシブにプレスに来る栃木に対してヴァンフォーレは大苦戦。これまで細かなパスを回しながら試合のリズムを作ってきたチームですが、次々と迫ってくる相手のプレッシャーに押されてパスを思うように回せず、またボールをカットされたり後方に逃れて組み立て直すなど有効な攻撃手段が見つかりません。前線の3人は厳しいマークに遭い、特にバホス選手は複数人での対応に四苦八苦。前線でボールを収めて攻撃の起点を作りたいヴァンフォーレにとってそれが全くできず、また中盤でも激しいプレスを受けるためにアクションが後手に回り、何もできずにもがく時間が長く続ききました。栃木が試合の主導権を握りながら前半を折り返します。

後半は小塚選手やビョン・ジュンボン選手&バホス選手がシュートを放つなどゴールへの積極性をみせますが、その勢いは長く続かずに再び試合は栃木ペースとなります。後半26分、守備陣の裏に出たボールを山本選手が上に浮かせて反転してかわそうとしていたプレーの対処を誤り、近くにプレッシャーにきていた大黒選手にボールを奪われてしまいます。ミスを見逃さなかった大黒選手は右足でアウトにカーブをかけながら見事なシュートを突き刺し、逆転ゴールとなるこの日2点目を決めます。負傷して退いた小出選手に代わって前半終了間際にピッチに入った山本選手。途中出場でいまいち感覚が掴めていなかったのか、危険な位置でセーフティにクリアするのではなく相手をかわそうと考えたベテランらしくない軽率なミスを犯してしまった代償は大きかったですね。1点リードされる展開となり、上野監督は曽根田選手に代えてジエゴ選手を投入。バホス選手とジエゴ選手のブラジルコンビを共存させて追い上げを図ろうと手を打ちます。エデル リマ選手も高い位置にポジションをとって攻撃に加わる回数を増やそうとするもののなかなか栃木のハードワークは衰えず状況の打開に苦しみ、このまま終わるかと思われた終盤の時間帯にヴァンフォーレは意地をみせます。

後半アディショナルタイム3分、山本選手が左サイドにいた高野選手にロングフィードを送ると、その高野選手は相手マークをかわしてゴール前にクロスボールを供給。いち早く反応しフリーの状態となっていたジエゴ選手がそのクロスボールに頭で合わせてヴァンフォーレは土壇場で同点に追いつきます。このシーンでは終盤の時間帯で試合展開が攻めるヴァンフォーレと逃げ切りたい守る栃木の構図となっておりパスが通りやすい状況でしたが、山本選手がそのままゴール前に放り込むのではなく左サイドにロングパスを通したことがまず良かったですね。それにより栃木守備陣はゴール前に固まった状態からサイドに意識が向くことで横に広げることができ、ジエゴ選手がフリーとなる隙間を作り出したと思います。ジエゴ選手も前節の徳島戦で積極的な姿勢をみせていましたが、その良い影響が今回もピッチ上でよく表れていてコンディションが上がってきてるなと実感できましたね。J1参入プレーオフ進出には勝ち越すことが必要でしたが、ヴァンフォーレの選手たちは土壇場で最後の力を出し頑張ってくれたと思います。


2対2の引き分けに終わったヴァンフォーレ。14勝11分け13敗の勝ち点53で順位は9位と変わらず。このような苦しい展開で追いついて引き分けに持ち込み、勝ち点1を拾う戦いをシーズン終盤戦ではなくシーズン通してやってほしかったのが本音ですが、選手たちは良くやってくれたと思います。連続負けなしは7試合続いています。残りの試合も負けなしで&全勝でいきましょう!



【公式】ハイライト:栃木SCvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第38節 2018/10/21




【勝ち点65への道】
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★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆

直近過去5シーズンのJ2リーグ6位クラブの平均勝ち点65への道のり。今シーズンは残り3試合で6位チームがすでに勝ち点64あり、それ以上いくのは確実。とてもとても厳しい意気消沈してしまいそうな気持ちですが、ヴァンフォーレは可能性を信じてこれから全勝して勝ち点12を上積みし、勝ち点65として結果を待ちましょう。




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本日栃木SC戦!

2018-10-21 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2018年明治安田生命J2リーグ第38節アウェー栃木県宇都宮市の栃木県グリーンスタジアムにて栃木SC戦です(14時キックオフ)。


前節の徳島戦で後半アディショナルタイムに道渕選手が目の覚めるような鮮やかなミドルシュートを決めて1対0と勝利したヴァンフォーレ。厳しい状況となっているJ1参入プレーオフ圏内の6位入りに向けて僅かな希望を繋げています。5試合連続無失点の強固な守備力を活かしつつ、トップに位置するジュニオール バホス選手と2シャドーの小塚選手&曽根田選手が形成する魅惑のトライアングルが決定機を演出できるように、また全員が得点を狙っていく積極性を持った攻撃を今回期待したいですね。零封し複数得点を挙げて勝ち点3を獲得しましょう!



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 10月21日 5:00発表
栃木県グリーンスタジアム(栃木県)
晴れ
最高気温:23℃ 最低気温:10℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:0%

雨の心配が全くない快晴の一日。キックオフ時は最高気温近くで絶好の観戦日和となりそう。しかし朝晩はグッと気温が低く冷えるので、朝早く向かう方や向こうで泊まる方は防寒着&防寒グッズが手離せないでしょう。




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栃木SC戦見どころ紹介

2018-10-20 | Weblog
前節後半アディショナルタイムに道渕選手が劇的決勝弾を決めて徳島に1対0で勝利したヴァンフォーレ。途絶えそうになっているJ1昇格への道を再び歩き出し希望を繋げることができたので、この高いモチベーションのままシーズンを突き進みたいところ。次の第38節は対戦相手が前節から中7日で戦えるのに対して、ヴァンフォーレは徳島戦から中4日と過酷なスケジュールが続きます。しかも連続アウェーという厳しい条件ですが、ここを乗り越えてチームとしてさらに逞しく成長してほしいと思います。


栃木SC
12勝9分け16敗(勝ち点45) 17位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→×◯×△×
注目選手:大黒選手、西谷選手、パウロン選手
予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

前節の試合ハイライト
【公式】ハイライト:大宮アルディージャvs栃木SC 明治安田生命J2リーグ 第37節 2018/10/13



栃木SCの基本フォーメーションは5-4-1。2016年に栃木の監督に就任しJ3からJ2への昇格に導いた横山監督に率いられ、J2に返り咲いた今シーズンは初夏の試合で6連敗があるなど一時は調子を落としていましたが、7月は負けなし&8月は4連勝と復調してJ3降格圏内からの脱出に成功。中位順位フィニッシュに向けて存在感を強めています。栃木のチームスタイルの特徴はズバリ守備重視のサッカー。5バック+2ボランチでしっかりと守備ブロックを形成し相手に侵入されるスペースを消します。そして崩すために人数をかけて攻勢を仕掛けてくる相手を自陣に引きつけてから、手薄になった敵陣前方のスペースに一気にロングフィードを出し、素早くカウンターを繰り出すのが栃木の主要攻撃パターン。そのカウンター攻撃のターゲットとなる選手が元日本代表のFW大黒選手。

ドイツW杯で活躍した大黒選手は現在38歳。体のキレやスタミナなど肉体的能力は往年に比べてやはり衰えてきているものの、相手との駆け引きの巧さや得点に繋がるテクニックはいまだ健在。豊富な経験を活かして良いポジショニングから少ない手数で精度の高いシュートが打てるという印象で、ゴールに近い位置で足元にボールがあるときには要注意だと思います。ヴァンフォーレとしてはそのような状況にならないように大黒選手に常にマークをつけて自由にプレーさせる機会を与えないディフェンスが求められると思います。その大黒選手とともにチャンスを作り出す存在が西谷和選手。サイドハーフの位置で攻守に上下動を繰り返すことができる西谷選手は栃木の決定機にも多く絡んでおり、今シーズン6得点2アシストと結果を残しています。チームの攻撃の推進力を生み出しているのが彼だと思うので、この攻撃の起点をしっかりと抑えたいですね。あと栃木の特長がセットプレーの強さ。特に192cmのDFパウロン選手と188cmのDF福岡選手&鋼の肉体で相手を弾き飛ばすフィジカルを誇るヘニキ選手と187cmのFWアレックス選手は競り合いに勝てる体格を持っているので、攻守の場面では彼らの高さに気をつけたいですね。



ヴァンフォーレ甲府
14勝10分け13敗(勝ち点52) 9位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯◯△◯
注目選手:道渕選手、高野選手、佐藤選手、小椋選手
予想スタメン

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

前節の試合ハイライト
【公式】ハイライト:徳島ヴォルティスvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第35節 2018/10/16



ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。ヴァンフォーレは5試合連続無失点と守備が安定しています。しかしながら前節の徳島戦では序盤に結果的にはオフサイドになったものの、ウタカ選手にあわやのシーンを作られました。失点を繰り返していた時期は守備陣形が整う前の早い時間帯に連続してやられていたので、この点は今回一番気を引き締めて臨みたいところ。ベテランの大黒選手は経験豊富なので得点の動きやすい時間帯を熟知。したたかに狙ってくるため、立ち上がりやハーフタイムの前後の時間帯は特に集中しなければいけません。しかしそこの時間帯さえ気をつければ、ヴァンフォーレが攻勢を仕掛ける時間は長くなりそう。というのも栃木は5-4-1(3-6-1)と守備的なフォーメーションを使用しています。最近の大宮や東京V&横浜FCなどの強豪クラブ相手でも1点差のゲームができており、好感触を掴んだ状態と言えます。この一戦でも引いて自陣に守備ブロックを形成し待ち構える堅守速攻のスタイルを採用してくると思うので、ボールの支配率はヴァンフォーレの方が高くなると想定できます。守りを固める相手に対してヴァンフォーレはどう崩して得点を奪うことができるか、この試合の焦点になりそうですね。

3バック+2ボランチで中央を固める栃木の守備体型。もちろん正面からそのまま攻めていっても相手の引いた守備陣形は容易には崩せないので、ヴァンフォーレは工夫した攻めが求められます。まずは高野&道渕選手のウイングバックを中心として両サイドから攻撃を仕掛けることが第一のポイント。突破できなくても果敢に勝負を挑んで相手の目線を ‘中’ から ‘外’ に向けさせることが大切。そしてこのときに有効なのがサイドチェンジ。逆サイドへ大きく揺さぶることができれば自然と栃木守備陣も横に広がり、中央に潜り込めるスペースが生まれます。どれだけサイドの選手が存在感を発揮して相手に脅威を与えられるか、その回数が多ければ多いほど中央での決定機が多く作れると思います。サイドから攻撃した際はバホス選手や曽根田選手&小塚選手に合わせるのも悪くないのですが、個人的には佐藤選手や小椋選手など2列目の選手を積極的に使ってほしいと思います。なぜなら栃木守備陣には背の高いDFが多く、普通に合わせていったら簡単に跳ね返されてしまいます。しかし大柄なタイプの選手が多く俊敏性に欠けるため、前後の素早い動きは苦手にしているはずです。感覚的にはDFとボランチの間のスペースにマイナスのパスを供給し、そこに佐藤選手や小椋選手が走り込んで合わせていくイメージ。前線の3人は厳しいマークがついている状態で、後ろから走り込んで飛び出していくと相手のディフェンダーは対応しにくいので好機にシュートを放てると思います。


ヴァンフォーレは早い時間帯に先制点を取れば比較的優位な展開になりそうですが、得点を奪えないでいると相手の術中にはまる恐れが出てきます。やはり電光石火の得点は必要不可欠。カウンター攻撃のリスクは高まりますが、時には思い切った攻撃が求められます。サイドやミドルレンジからも積極的にシュートを狙い、相手の守備陣を崩す頭を使ったサッカーでぜひとも勝利を挙げてほしいと思います。そして連続無失点も6試合に伸ばしてほしいですね。




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