これまで数々の実績と経験を積み上げてきたヴァンフォーレ。現在のクラブの発展は在籍していた選手たちの努力と苦労の賜物であることは間違いありません。めざましい成長をみせるクラブをプレーで支え、現在は他のクラブに巣立っていった選手もたくさんいます。そこで現在Jリーグ(J1・J2・J3)のクラブに在籍している元ヴァンフォーレ選手を一気に紹介したいと思います。
◇J1◇
【川崎フロンターレ】
下田北斗(2014~2015)→3試合出場
★★☆☆☆
今シーズンは1試合先発出場の機会を得るものの、残りの2試合は数分の途中出場。J1王者川崎の分厚い選手層に悩まされている。
【サンフレッチェ広島】
佐々木翔(2012~2014)→14試合出場
★★★★☆
3バックの左で広島の守備を支える。昨年森保ジャパンに選出されてさらに自信を深めている。
稲垣祥(2014~2016)→5試合出場1得点
★★★☆☆
途中出場やベンチが続いていたものの、第15節湘南戦で今後に繋げる今シーズン初ゴールを記録。しかしACLではイエロー2枚で退場とマイナス要素も。
柏好文(2010~2013)→15試合出場3得点2アシスト
★★★★★
不動の左ウイングバック。サイドでの精力的な上下動で広島の攻守のダイナミックさを生み出している。
パトリック(2013)→9試合出場1得点
★★☆☆☆
以前の主力選手も今シーズンは主に切り札として終盤の時間帯に途中出場。1得点のみと結果を出せずに苦しんでいる。
【ガンバ大阪】
青山直晃(2013~2014)→1試合出場
★☆☆☆☆
タイから日本復帰するも、トップチームでの出場はなし。これまでリーグ戦ではG大阪U-23のメンバーとしてJ3の1試合に出場している。
【ヴィッセル神戸】
荻晃太(2009~2015)→出場なし
★☆☆☆☆
昨年約10年ぶりに古巣神戸に復帰するものの、ここ2シーズンリーグ戦で出場機会を与えられず。ベンチにも入れない苦しいシーズンを送っている。
【ベガルタ仙台】
道渕諒平(2017~2018)→6試合出場1得点
★★★☆☆
序盤戦はメンバー外になることもあったが、第15節松本戦で決勝ゴールを挙げるなど渡邉監督の信頼を掴み、ここ数試合はフル出場も多くなってきた。
阿部拓馬(2014~2015)→3試合出場
★☆☆☆☆
かつての主力選手も今季は若手選手や外国籍選手の台頭で出場機会が減少。第5節のベンチ入り以来メンバー外が続いている。
【横浜F・マリノス】
高野遼(2017~2018)→2試合出場
★★☆☆☆
ヴァンフォーレでの2年間の期限付き移籍から復帰し今シーズンの開幕メンバーを勝ち取るものの、3月8日に右ひざを負傷。全治8ヶ月と診断され、現在長期離脱中。
【名古屋グランパス】
吉田豊(2008~2011)→15試合出場2アシスト
★★★★☆
鳥栖から今シーズン加入すると左サイドバックのレギュラーとして全試合に出場。サイドでチームに躍動感を与えている。
【ジュビロ磐田】
新里亮(2016~2017)→13試合出場
★★★★☆
名波監督の信頼を得て開幕戦以外はずっと先発フル出場を続けている磐田の守備の要。
【松本山雅】
高崎寛之(2012)→9試合出場
★★☆☆☆
これまで松本を支えてきたエースも今シーズンはレアンドロ・ペレイラ選手や永井選手の影に隠れがち。追いかける展開の終盤で起用されることが多いので、その状況でまずは今シーズン初ゴールを決めたい。
【大分トリニータ】
島川俊郎(2017~2018)→9試合出場1アシスト
★★★☆☆
ヴァンフォーレから決意の移籍も序盤はケガで出遅れ、今シーズンの初出場は第7節から。それから現在まで継続的にリーグ戦出場を続けている。
小塚和季(2018)→15試合出場1得点2アシスト
★★★★☆
島川選手と同じくヴァンフォーレから決意の入団。レギュラーポジションを獲得すると攻撃の中心選手として全試合先発出場している。
◇J2◇
【柏レイソル】
クリスティアーノ(2014・2016)→18試合出場3得点6アシスト
★★★☆☆
柏をJ1に上げるべくエースとして出場しつづけ決定機もたくさん作るものの、今シーズンは決めきれないもどかしいシーンが目立つ。試合を重ねていくごとにチャンスメーカーとしての顔をみせ始めている。
【Vファーレン長崎】
黒木聖仁(2016~2017)→7試合出場
★★★☆☆
開幕からコンスタントに出場していたものの第9節以来メンバー外に。第17節に久しぶりにベンチに入り出場機会を虎視眈々と窺っている。
【大宮アルディージャ】
畑尾大翔(2014~2017)→16試合出場2得点
★★★★★
開幕戦と第2節はベンチだったものの、第3節からは高木監督の信頼を掴んで主に3バックの右で先発出場を続けている。チームの躍進をディフェンス面から支えている。
【アビスパ福岡】
輪湖直樹(2008~2009)→15試合出場
★★★☆☆
左ウイングバックとしてこれまで先発出場を続けているが、チームが低迷しているのと得点&アシストを残せていない状況から彼が槍玉にあげられる可能性もなくはない。残りの試合で常時出場しているためには目に見える結果が欲しい。
【レノファ山口】
三幸秀稔(2012~2013)→18試合出場5アシスト
★★★★★
今や霜田レノファの大黒柱的存在の三幸選手。アンカーとして小気味良くパスを各エリアに供給し、チームの攻撃サッカーを支えているキャプテン。5アシストはお見事。
【徳島ヴォルティス】
秋山拓也(2018年)→1試合出場
★★☆☆☆
第15節に初のベンチ入りを果たすと、第17節町田戦で先発フル出場でチームの勝利に貢献。直近の試合でもベンチに座り出番を待つ状況になるなど、リカルド・ロドリゲス監督の構想に徐々に入りつつある。
【ツエーゲン金沢】
金子昌広(2013~2014)
★★★☆☆
→12試合出場2得点1アシスト
金沢で6年目を迎えた金子選手。今シーズンは主に途中出場で試合の流れを変える役割を担う。スピードに乗った切れ味鋭い突破は彼の真骨頂。
【ジェフ千葉】
増嶋竜也(2007)→18試合出場1得点
★★★★★
千葉のハイプレスサッカーを支える経験豊富なディフェンスリーダー。それは指揮官が代わっても彼に対する信頼は変わらない。
堀米勇輝(2012・2015・2017~2018)→15試合出場3アシスト
★★★★☆
新加入ながら佐藤寿選手やアラン・ピニェイロ選手などの実力者を抑えてシャドーのレギュラーポジションをゲット。主にラストパスを送るチャンスメーカーとして存在感を増している。
【愛媛FC】
林堂眞(2012~2013)→3試合出場
★★☆☆☆
今シーズンはケガで出遅れており、復帰し初出場を飾ったのはゴールデンウィークの第12節。それからは出場したりベンチ要員だったりイマイチ川井監督の信頼を掴み切れていない。
◇J3◇
【カマタマーレ讃岐】
重松健太郎(2012)→9試合出場2得点1アシスト
★★★☆☆
序盤戦は途中出場が多かったものの、第4節沼津戦でゴールを挙げると先発出場が増える。2年目を迎える讃岐の切り込み隊長。
【ガイナーレ鳥取】
フェルナンジーニョ(2012)→7試合出場3得点2アシスト
★★★☆☆
2012年ヴァンフォーレをJ2優勝&J1昇格に導いた38歳のフェルナンジーニョ選手は、2年連続鳥取の主将を務める。16日に行われたC大阪U-23戦で2得点を挙げてようやくエンジンがかかってきた。
【アスルクラロ沼津】
伊東輝悦(2011~2013)→出場なし
★☆☆☆☆
今年で44歳を迎える鉄人は現役を続行しているものの、2017年に沼津に加入して以来これまでリーグ戦での出場を果たせていない。在籍のみとなっているので、なんとか今シーズン試合に出場したいところ。
【ザスパクサツ群馬】
窪田良(2018)→4試合出場
★★☆☆☆
昨シーズンヴァンフォーレで13試合に出た経験から期待感のある群馬加入となったが、出場した4試合すべてが終盤の時間帯での途中出場と思うような出場機会と結果が得られていない。まずは布監督の信頼を勝ち取りたい。
【長野パルセイロ】
入間川景太(2018)→1試合出場
★☆☆☆☆
今シーズンヴァンフォーレから育成型期限付き契約で長野に加入。しかし試合出場は第7節藤枝戦の前半のみとポジション争いに大きく出遅れている。まずは長野が求めるチーム戦術を理解して習得し、少ない出場機会でもきっちり自身の役目を全うしたい。
【藤枝MYFC】
秋本倫孝(2005~2010)→12試合出場
★★★★☆
2005年にヴァンフォーレが初のJ1昇格を成し遂げた当時のメンバーで、残っている数少ない現役選手。2015年からはタイのリーグでプレーしていてJリーグには約5年ぶりの復帰。36歳となった今でも主力としてJ3リーグに12試合に出場している。
養父雄仁(2010~2011)→出場なし
★☆☆☆☆
長崎から昨年藤枝に加入。2018年シーズンは25試合に出場し3得点を挙げる活躍を残すものの、今シーズンは一転して出場機会なしと苦しんでいる。まずは試合に出場できるコンディションを万全に整えたい。
【ヴァンラーレ八戸】
秋吉泰佑(2015)→8試合出場
★★★☆☆
東欧クラブからの逆輸入として2015年にヴァンフォーレに加入。しかし出場機会はなく、その後岡山や青森を経て2018年に八戸に移籍。29試合に出場し2得点とチームのJ3昇格に貢献。今シーズンもチームの主力選手として活躍中。
※()内はヴァンフォーレ在籍年。★は今シーズンの個人的な評価を5段階で表しています。
…以上J1・J2・J3の各クラブに現在所属している元ヴァンフォーレ選手33人を一気に紹介しました。出場試合数や得点&アシスト数は最新のものではありませんがご了承ください。また公表されていない負傷による欠場の場合も考えられます。一言コメントは参考程度にご覧ください。各選手たちはヴァンフォーレでの経験を活かして現在所属するクラブで活躍しています。また選手たちがヴァンフォーレに戻ってきてくれたら最高なのですが、広島の佐々木選手や昨シーズンまで柏に在籍していた伊東選手(現ゲンク)のように、この中から将来的に日本代表でも活躍する選手が出てきてくれることを願っています。
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