2018年もまもなく終わろうとしています。
6年ぶりにJ2リーグを戦った今年のヴァンフォーレ。5年連続でJ1に在籍していたチームが ‘負けないサッカー’ から ‘勝ち切るサッカー’ に方針転換すべく、これまでの積み重ねを大事にしながらチーム作りに着手。吉田監督が留任し、降格クラブを倒そうと意気揚々に臨んでくるJ2クラブとの試合の傾向に合わせるため次々と攻撃的な選手を補強。また昨シーズンはリーグ戦36試合だった試合数が42試合に増え、しかもルヴァンカップにも参加することで試合数の大幅な増加を見込んで31人体制でスタートした今シーズンでしたが、得点力不足に陥りチーム状態がうまく噛み合わずシーズン序盤で吉田監督との契約を解除。新指揮官に上野監督を招き、リスクをかけたカウンタースタイルで攻撃力がアップ。J3降格圏内に近づいていたチームが一時は8位まで浮上するなど調子を取り戻します。シーズン序盤戦から中盤戦にかけてリーグ戦とカップ戦を平行して行う過密日程と夏場の厳しい環境が重なると主力選手に負傷者が続出。また相手チームによるヴァンフォーレへの研究&対策が進み、思うように戦えず勝ち点が伸ばせなくなります。17試合連続で失点が続く状況を改善すべく守備面を重視するサッカーを終盤戦に取り入れ持ち直しますが、時すでに遅し。結局9位フィニッシュと目標に掲げていたJ1自動昇格圏はおろかJ1参入プレーオフ圏内にも届きませんでした。
しかし決して暗い話題だけではありません。低迷するリーグ戦とは対照的にルヴァンカップと天皇杯ではJ1クラブを次々と撃破していく逞しい姿を披露。試合数増加のためにリーグ戦とカップ戦のメンバーを分け、カップ戦には主に若手選手を積極的に起用した戦略が大当たり。ジュニオール バホス選手や今津選手など数多くの若手がルヴァンカップで大活躍し、その後のリーグ戦出場に繋げました。結局ルヴァンカップも天皇杯もベスト8で散りましたが、若手選手の台頭によるチームの選手層の底上げには確実に結びついていましたね。来年のチーム力アップにも貢献していたと思います。来年は伊藤新監督のもとでJ1昇格を目標に再出発が図られるシーズンとなります。小塚選手や堀米選手など人気選手の移籍退団というさみしい情報も入ってきていますが、新しく入ってくる選手の情報も数多くあります。新しく生まれ変わるヴァンフォーレで力強く戦っていき、しがみついてでもJ1昇格を成し遂げたいですね。
個人的には過去一番試合を観に行くチャンスがなく、開幕戦や最終節などいつもなら観に行けていた重要な試合を泣く泣く逃すことが続きました。生活の変化とは恐いものです。しかし幸いこのブログを書く時間はあり、例年に比べてかなりの数の記事を更新をしていた印象があります(空いた時間に少しずつこまめに書いて保存してを繰り返して一つの記事にしている)。来年もこの生活リズムはしばらく続きそうですが、チャンスがあれば迷わずヴァンフォーレの試合を観に行くように進んで努力したいですね。なんせヴァンフォーレが大好きだからね。
…今年の記事はこれで最後になります。継続的に見に来てくれる方、ヴァンフォーレが勝利したときだけ見に来てくれる方、アウェーサポーターさんや他のサポーターさんの方、今日初めて見に来てくれた方&間違って入ってきてしまった方など様々な方がいらっしゃると思いますが、今年一年このブログを見に来てくれてありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いします。それでは良いお年をお迎えください。
「ヴァンフォーレが描く成長の放物線は、栄光への(虹の)架け橋だ!」
※なお正月ということで、元日から3日まで更新をお休みさせていただきます。なお本日16時以降に入った情報は4日にまとめて紹介したいと思います。ご了承ください。
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