ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

本日京都サンガ戦!

2018-06-30 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2018年明治安田生命J2リーグ第21節ホーム山梨中銀スタジアムにて京都サンガ戦です(18時キックオフ)。


世間は決勝トーナメント進出が決まったワールドカップ日本代表の話題で持ちきりになっていますが、J2はW杯期間中もリーグ戦を行っています。W杯で改めて実感したサッカーの興奮や感動を味わいたい方は、ぜひ山梨中銀スタジアムにおいでください。技術的な差はともかく、近くにいても勝利を目指して戦う熱く激しい試合が生で観ることができますよ。

なおこの試合Jリーグ全試合放送のDAZNはもちろんですが、エフエム甲府でも試合の生中継が行われます。本日会場に行けない方はそちらの方法でヴァンフォーレを応援してください。


※写真は京都時代の堀米選手。松本と対戦したときに長野県に応援しに行きました(2016年10月13日記事)。京都のサポーターにもヴァンフォーレのサポーターにもそのときからさらに成長している姿をピッチでみせてほしい!



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 6月30日 5:00発表
山梨中銀スタジアム(山梨県)
晴れ時々曇り
最高気温:33℃ 最低気温:23℃

降水確率
6時~12時:10%
12時~18時:20%
18時~24時:20%

とても暑い一日になりそう。ナイトゲームと言えども水分補給&塩分摂取などの熱中症対策はしっかり行いましょう。あとにわか雨が降る可能性がありますので、雨具の準備はした方が良さそうですね。




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京都サンガ戦見どころ紹介

2018-06-29 | Weblog
就任直後の快進撃からひとまず落ち着いてきた印象があるヴァンフォーレ。好調の波から外れ再び新たな波に乗っていくために、これからチームが持っている本当の力が試される戦いとなります。中3日の過密日程&連続アウェーが明けた後のホームゲームなので、W杯の盛り上がりにも乗ってたくさんの方がスタジアムを訪れてほしいですね。



京都サンガ
4勝3分け13敗(勝ち点15) 20位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→×◯×××
注目選手:岩崎選手、小屋松、仙頭選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

前節の試合ハイライト
6/23・京都サンガF.C.戦 ハイライト



京都の基本フォーメーションは4-2-3-1。成績不振を理由に布部監督がシーズン途中に退任。新たな指揮官にジュロヴスキーコーチが監督に昇格し、京都は順位浮上に向けて再出発を図っています。京都の個人的なイメージは、才能豊かな若手選手と経験豊富なベテラン選手が揃っているチーム。世代別代表で名を挙げた岩崎選手や小屋松選手&高校での活躍が注目された仙頭選手などフレッシュな人材と、闘莉王選手や増川選手&染谷選手など主にディフェンス陣に多いベテラン選手が後方から締める役割で選手個々のレベルが高く、チーム力は高いと思います。個人的にはなぜ京都が下位に低迷しているのか不思議なくらいで、きっかけがあれば急浮上してきそうな潜在能力が京都にはあると思います。

京都の注目選手は岩崎選手と染谷選手。岩崎選手は1998年生まれの現在20歳と非常に若い選手で、高校時代には全国大会で優秀選手に選ばれ、また世代別日本代表に常連として選出されています。京都では2列目や最近ではトップの位置もこなしており、足元の技術の高さを活かしたチャンスメークやスピード&正確なシュート精度と攻撃的なセンス溢れる存在。染谷選手は京都やC大阪での経験豊富な31歳。今シーズンは主将を任されており、守備の要としてチームの大黒柱となっています。この2人は低迷しているチームの中でまさに孤軍奮闘といった活躍をみせており、違いをみせてくると思うのでヴァンフォーレはこの2人の動きには要注意だと思います。それと終盤の点が取りたい時間帯に起用されそうなのが、闘莉王選手とレンゾ・ロペス選手の長身選手。闘莉王選手は慢性的な負傷に悩まされていて今回出場できるか分かりませんが、高さと気持ちをピッチ上で発揮できる存在。同じくウルグアイ人のFWレンゾ・ロペス選手は191cmの高さがあるターゲットマン。セットプレーやパワープレーを仕掛けてきたときには最大級の警戒が必要だと思いますね。



ヴァンフォーレ甲府
7勝6分け6敗(勝ち点27) 12位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯×◯×
注目選手:堀米選手、湯澤選手、ジュニオール バホス選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

前節の試合ハイライト
2018J2第20節vsヴァンフォーレ甲府



ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。直前の練習では負傷離脱していた小椋選手や金園選手&エデル リマ選手などが全体練習に復帰するなど、ケガ人が徐々に戻ってきています。今回の京都戦では様子見かもしれませんが、戦力の選択肢が増えることはチーム力アップに繋がると思います。

今回の試合で注目したいのが堀米選手と湯澤選手。堀米選手はヴァンフォーレ下部組織出身の‘甲府の至宝’と呼ばれていますが、なかなか思うような活躍と成長がみせられずもがいている日々を送っていました。そこで堀米選手は自身の成長に繋げるために試合の常時出場を求めて熊本や愛媛に期限付き移籍や、2016年には京都に完全移籍を選択するなど親元を離れる決断をしてきました。京都では36試合に出場し7得点8アシストを記録しチームの勝利に貢献しますが、堀米選手は再獲得のオファーもあり1年でのヴァンフォーレ復帰を決め、ここ1年半青赤のユニフォームの主軸として活躍してきました。堀米選手は京都を離れてから久しぶりに古巣と対戦するので、エスクデロ競飛王選手など仲の良い存在が多くいるなかで今回は相当気合いが入っていると思います。2016年よりも自分自身レベルが上がりヴァンフォーレで成長している姿を京都に披露できる舞台がやってきました。湯澤選手も昨シーズンは柏から京都に期限付き移籍して9試合に出場。しかしレギュラーではなくベンチを暖める機会が多かったので、実力を十分に見せつけられなかった悔しさは残っていると思います。湯澤選手と堀米選手はその気持ちの高まりを自身のプレーに存分にぶつけてほしいですね。


京都は前線に強力な個性を持った選手を揃えている一方で、どこか攻撃に偏重していて攻守のバランスがあまり良くない印象を受けます。運動量もそれほど多くなく球際の攻防も緩いので、ヴァンフォーレは相手にそのペースを合わせていくのではなく自分たちのペースをいち早く掴むことが大切になってきます。序盤の時間帯を中心にボールを保持し、そこでいかに決定機に結びつけることができるかが勝利への鍵になると思います。

京都は3連敗中と自信を失っている状態だと思うので、基本相手に先に得点を許さないように守備を固めてくることが予想されます。ヴァンフォーレが決定機をモノにできずに攻め迷いが生じていると京都も徐々に自信を取り戻してきます。そうなると勢いのある若手選手が多い京都のペースになってくるので、そうなる前に先制パンチを打ちたいところ。京都はボランチに重廣選手&福岡選手という若いコンビを使ってくるので、そこを小塚選手と堀米選手の豊富な経験で勝負していき、サイドで攻撃参加する湯澤選手も絡めて最後はトップの選手の決定力に頼りたいですね。ここ最近起用されているリンス選手か練習復帰した金園選手かジュニオールバホス選手か今回誰が出場するかまだ分かりませんが、そこの個の力で京都ゴールを打ち破ってほしいと思います。

ホームゲームで京都に勝利して勝ち点30に到達させましょう!



【公式】プレビュー:ヴァンフォーレ甲府vs京都サンガF.C. 明治安田生命J2リーグ 第21節 2018/6/30





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【⑳ 横浜FC戦結果】重い足取り&動きのキレなく一発に沈む

2018-06-26 | Weblog
24日にアウェーで行われた2018年明治安田生命J2リーグ第20節横浜FC戦ですが、試合結果は0対1でヴァンフォーレは敗れてしまいました。


水曜日に延期されていた第17節の新潟戦をこなし、中3日でこの横浜FC戦に臨んだヴァンフォーレは、連続アウェー戦で移動の疲労など目に見えない蓄積が溜まっている状態でした。一方の横浜FCは中6日とコンディションは万全ということで、両チームのコンディションの差は明らか。それに加えてこの日は午前中雨が降った後に天候が回復。日差しが見えて気温もグングン上昇し、蒸し暑い日中の環境で試合をしなくてはいけなくなったことも過密日程をこなしているヴァンフォーレにとってマイナスに働く要因となりました。その影響はスタートから露呈。いつもなら複数人でアグレッシブにプレスをかけにいき、攻撃に展開が移ったときは素早く手数をかけずにゴール前まで近づいていましたが、今回は全体的に足が重くて攻守の切り替えがいつもより遅かった感じがしましたね。上野監督が推し進めるサッカーは全員が同じベクトルで取り組まないと成功が見えないため、気持ちでは前に行こうとしても体がついていかないとうまくこちらのペースで試合を展開できません。好調だった最近の試合では気持ちと動きがピタリと揃っていた印象でしたが、この横浜FC戦ではやろうと思ってもうまくいかないもどかしいシーンが多かった気がしますね。それと相手の横浜FCはこちらの戦術をよく研究していて、プレスをかけようとしたらその上を越していく長いロングフィードでヴァンフォーレのプレスの罠にかからない工夫をしてきました。またカルフィン・ヨン ア ピン選手を中心とする粘り強いディフェンスを発揮してきたので、決定機をあまり作れなかったことも響きましたね。ヴァンフォーレは序盤に決定機が数回ありましたが、正直そこで決めておきたかったですね。過密スケジュールと暑さによる影響、横浜FCの粘り強い守備&徹底した対策でヴァンフォーレは普段のサッカーがほとんどできませんでした。

攻撃面では低調な印象でしたが、守備面では相手の良さを出させないようなディフェンス力を発揮していたと思います。横浜FCには昨シーズンのJ2得点王で190cmの巨漢FWイバ選手と2011年にJリーグMVPのMFレアンドロ・ドミンゲス選手という絶対的な存在がいましたが、イバ選手には競り合いに強い今津選手が中心となって複数人で&レアンドロ・ドミンゲス選手には島川選手と佐藤選手のボランチコンビが協力して常にマークに入っていましたね。彼らを主に見ていたために野村選手など運動量のある選手にかき回されてしまった感はありましたが、それでも危ない場面が少なかったのはチームのリスク管理がうまくとれている結果だと思います。結局試合は後半34分にセットプレーから横浜FC齋藤選手に豪快な一撃を食らって0対1で敗れてしまいましたが、こういう攻撃が思うようにいかなかった際に守り抜いて接戦をものにしていくサッカーをしていかないと、これから夏場を迎えてさらに条件が悪くなる試合で白星を残せていけないと思います。ハイラインを保ちハイプレスを果敢に実行していくコンディションがいつも万全で好調が続くことはそうないと思うので、全体の出来が悪いなかでも守備重視でリスクをあまりかけないで競り勝てる結果を出せるやり方をこれから身につけてほしいですね。これまでの戦術に加えて夏場の環境に合わせた工夫した戦い方もサブプランとして習得を目指してほしいです。


7戦負けなし&4連勝の状態から一転して山形戦と今回の横浜FC戦に敗れて、ようやく地に足をつけて上野監督体制の真のスタートを切った気がします。勝負はここから。次は週末の京都戦と中2日や3日で続けていた過密日程はひとまずお休みとなります。選手たちは十分に休息をとって、また新たなリフレッシュした気持ちで次の試合に向けて準備してほしいと思います。



【公式】ハイライト:横浜FCvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第20節 2018/6/24





【勝ち点90への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

クラブが今シーズン目標にしている勝ち点90への道のり。足踏みしていますが、ホームゲームでまた一歩踏み出せるように頑張りましょう!




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本日横浜FC戦!

2018-06-24 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2018年明治安田生命J2リーグ第20節アウェー神奈川県横浜市のニッパツ三ツ沢球技場にて横浜FC戦です(14時キックオフ)。


週末の山形戦に敗れて上野体制となってリーグ戦負けなし記録がついにストップ。悔しい想いをしていましたが、続くミッドウィーク開催の新潟戦で5対1の快勝とその悔しさをすぐに晴らしたヴァンフォーレ。グラッと傾いた流れを再び軌道に乗せた感じがします。再び良い流れをこれからも続けていくためには、この横浜FC戦で勝利を収めていく必要があります。アウェー連戦&中3日の試合が続く過密スケジュールですが、ここでもう一踏ん張りして選手たちには頑張ってほしいですね。



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 6月24日 5:00発表
ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県)
曇り一時雨
最高気温:25℃ 最低気温:18℃
降水確率
6時~12時:40%
12時~18時:10%
18時~24時:0%

午前中は雨雲が広がり雨が降る確率が高いのですが、午後になると天気が次第に回復してきそう。スタジアムに向かう際は雨具の準備が必要で、スタジアム到着や帰りは使わずに帰れるでしょう。最高気温は25℃とそれほど上がらなそうですね。



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横浜FC戦見どころ紹介

2018-06-23 | Weblog
ミッドウィークに行われた延期分の新潟戦に5対1と快勝したヴァンフォーレ。その勢いそのままに次の試合でもチームの積極性を存分に活かしたいところ。中3日のアウェー連戦ということで厳しい日程ですが、アグレッシブな気持ちが蓄積疲労を感じさせないくらい精神的に上回れるように、攻守に連動して組織的に動いて試合を進め、ぜひとも勝利を狙ってほしいと思います。


横浜FC
7勝8分け4敗(勝ち点29) 7位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△◯△×△
注目選手:イバ選手、レアンドロ・ドミンゲス選手、野村選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。武田選手と渡邉選手は累積警告により出場停止。

前節の試合ハイライト
2018J2第19節vsファジアーノ岡山




横浜FCのフォーメーションはイバ選手をトップに置く3-3-3-1か、レアンドロ・ドミンゲス選手との2トップの3-3-2-2になると予想。昨年10月からチームの指揮を執っているブラジル人のタヴァレス監督のもと、今シーズンは接戦のゲームに持ち込んで競り勝てるような粘り強いサッカーを展開しています。チームの特長としては昨年J2得点王のノルウェー人FWイバ選手を大黒柱に構え、2011年にJリーグMVPにも輝いたブラジル人MFレアンドロ・ドミンゲス選手が攻撃のタクトを振るい、U-23オランダ代表として北京五輪に出場した経験を持つカルフィン ヨン ア ピン選手が強固な守備を担当。チームの核となるFW&MF&DFのピッチ中央の‘背骨’部分に経験豊富なベテラン外国製選手を置き、その3人を中心として若くて運動量豊富な選手たちが彼らをサポートしていくスタイルが浸透。勝ち点を積み上げ、現在7位とJ1を狙えるプレーオフ一歩手前に位置できています。

横浜FCの注目選手の筆頭はなんといってもイバ選手。190cmという大柄な体格を活かしたポストプレーは脅威的で、マークする相手DF数人を弾き飛ばしてヘディングを決める絶対的な能力を持った選手。またイバ選手の凄いところはヘディングだけではなく、遠い位置からでもゴールが狙えるところ。チームのリズムが悪いときには少し下がり目にポジションをとり、セカンドポストとしてチームの攻撃の組み立てに参加。その後スペースを見つけて相手のプレッシャーが甘いと判断したらミドルシュートを放つ技術を持っています。その圧倒的な存在感は、1年目となる2016年は40試合に出場し18得点&2年目となる2017年には41試合に出場し25得点と結果で証明されており、J2では規格外な選手と言えます。

また横浜FCが勝ち星を積み上げることができている要因として、やはりレアンドロ・ドミンゲス選手の存在も大きいと思いますね。現在34歳のベテランとなりだいぶ運動量が落ちてはいますが、その経験と技術はいまだ衰え知らず。ゴール近くでボールをもらえば、巧みなテクニックで相手をかわして味方選手にラストパスや自らゴールを狙っていくこともできます。ただし相手を振り切るようなスピードは持っていないので、彼をフリーな状態にさせないように注意したいですね。注目選手3人目は野村選手。イバ選手やレアンドロ・ドミンゲス選手が‘職人’的な仕事ぶりなら、野村選手は前線で良く動き水を運ぶ活動量の多い選手。彼らを運動量でフォローできる貴重な存在で、自ら思い切ってドリブルを仕掛けていくこともできます。目立つ選手ばかり気にしていると、野村選手のような隙をついてくるアタッカーにやられてしまう恐れがあるので警戒が必要だと思います。


ヴァンフォーレ甲府
7勝6分け5敗(勝ち点27) 10位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯◯×◯
注目選手:小塚選手、堀米選手、今津選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

前節の試合ハイライト
【公式】ハイライト:アルビレックス新潟vsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第17節 2018/6/20




ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。山形戦では逆転負けで悔しさを味わいましたが、続く新潟戦では5対1と快勝。悔しさをバネにして勝利に繋げることができました。この横浜FC戦にも勝利して今後に向けて弾みをつけたいところ。負傷で戦線離脱し先日全体練習に合流練習したジュニオール バホス選手は新潟戦では出場を回避したものの、どうやらこの横浜FC戦ではメンバーに選出されそう。中3日の過密日程をチームはこなしているので疲労面を考慮してメンバー構成を若干変えてくるかもしれませんが、勝っている状態なので基本はほとんど変えてこないと思います。

今回のヴァンフォーレの注目選手は小塚選手と堀米選手。なぜこの2人をピックアップしたかというと、横浜FCは3バックプラス1ボランチという少し特殊なフォーメーションを採用しており、ここ最近の試合でもボランチの両脇を突かれて相手に決定機を許すなど、横浜FCと戦う相手にとってバイタルエリアが攻撃の有効手段となっています。ポジション的にもそこを徹底的に仕掛けていけるこの2人が今回のキーマンになります。小塚選手は現在絶好調。新潟戦では古巣相手に2ゴールと大暴れし、今シーズンのゴール数は‘5’、アシスト数も断トツの‘10’を記録しています。チーム快進撃を結果で支えているといっても過言ではないくらい最近の彼の活躍はめざましいものがあります。2シャドーで小塚選手とコンビを組む堀米選手は先発出場が続いているものの、最近では途中交代が増えています。しかし前へ仕掛けていく姿勢はプレーに強く表れており、あとはゴール前で多少強引でも打っていこうとする得点欲が目に見える結果を残す要素となります。今回この2人にはただ単に直線的に仕掛けていくのではなく、相手ボランチを交差するようにカットインしながらダイナゴナルな動きで惑わしゴール前に近づいてほしいですね。そうすることで相手は突破かシュート対応か瞬時の状況判断をしなければいけなくなるので、こちらが先手で仕掛けていくことができるようになると思います。イニシアティブをとってアグレッシブに攻めていくことこそ、ヴァンフォーレが自ら白星を近づけるポイントになると思いますね。


横浜FCのイバ&レアンドロ・ドミンゲス&カルフィン ヨン ア ピン選手の外国籍選手トリオは超強力。しかし裏を返せば彼らを試合中抑えてしまえば横浜FCのチーム力は半減します。イバ選手には今津選手が競り合いの中心となり小出選手や橋爪選手がフォローにつく複数人での対応を、またレアンドロ・ドミンゲス選手には佐藤&島川選手のボランチ2人が常に見ているようにしたいですね。またいくら彼らが能力が高い選手といってもイバ選手が33歳&レアンドロ・ドミンゲス選手が34歳&ヨン ア ピン選手が31歳とベテラン選手なので、若いこちらが素早い反応で一歩&二歩先をいくディフェンス対応を行い、運動量で彼らを凌駕できるようなプレーが求められます。また横浜FCの試合を決定づける職人系の選手と動き回る活動量の多い選手を分離させられるようにヴァンフォーレは工夫したディフェンスをすべきですね。そこのポイントを気をつけてもらえば、いつも通りのハイライン&ハイプレッシャー&攻守に連動した攻撃的サッカーで横浜FCを圧倒できると思います。

ヴァンフォーレは前節新潟戦で3本のセットプレーを得点に結びつけています。横浜FCは逆にセットプレーの守備の不安を抱えているので、自信を持ってヴァンフォーレは攻めていきたいですね。アウェー連戦で中3日の厳しい日程ですが、ぜひ勝利を収めて山梨に帰ってきてほしいです。




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【⑰ 新潟戦結果】小塚選手の恩返し!怒濤の5ゴール快勝

2018-06-22 | Weblog
20日にアウェーで行われた2018年明治安田生命J2リーグ第17節アルビレックス新潟戦ですが、試合結果は5対1でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は前半に挙げた今津選手&小塚選手2得点&リンス選手。後半に挙げた道渕選手のゴールでした。


ルヴァンカップの日程をこなした期間の延期分としてこの1試合だけミッドウィークに行われた第17節。前後の試合の間隔が中3日という過密日程でチーム編成が大変ななかでの試合となりました。ヴァンフォーレは金園選手やジュニオール バホス選手&小椋選手や新井選手&エデル リマ選手&ビョン・ジュンボン選手など負傷による戦線離脱者が相次いでいる状況で、リンス選手をトップに置き小塚選手と堀米選手が2シャドーを形成する現行のかたちがマッチ。攻守の場面で非常に組織的なサッカーを展開し、多くの白星を積み重ねることができています。前節の山形戦は負けてしまいましたが、この良い流れを今回も発揮していくことになります。

前半2分、チームが獲得したこの試合初めてのCKでヴァンフォーレはショートコーナーを選択し工夫をみせると、そのこぼれ球をファーサイドにいた今津選手が右足を振り抜きボレーシュート。うまく合わせたその強烈な低弾道のシュートは雨で濡れていたスリッピーなピッチにも乗って新潟ゴールに突き刺さります。今津選手は嬉しいリーグ戦初ゴール。ルヴァンカップ浦和戦でも見せたゴールセレブレーションを披露しスタンドを沸かせます。先制点を獲得したヴァンフォーレでしたがセカンドボールを拾う割合が多いのは新潟で、徐々にペースが新潟に傾いていきます。しかしそんな状況を打開したのは前半33分の小塚選手のゴールでした。

ヴァンフォーレが再びCKのチャンスを得ると、佐藤選手の放ったキックがゴール前の混戦状態の競り合いからボールがこぼれます。そのこぼれ球にいち早く反応していたのが小塚選手。密集地帯でしたが迷わず左足を振り抜き、そのシュートはポストの内側に当たってゴールに吸い込まれていきます。古巣に強烈な一撃を与えた小塚選手。逆に最もやられてはいけない警戒していた存在に豪快に決められたので、新潟はこの失点に大きなショックを受けたと思いますね。そこから新潟はどこかしらチームが一時的に不安定な状態に陥ってしまったと思います。小塚選手のゴールから2分後、左サイドでリンス選手がボールを持つと中央へパスを供給。一旦は相手DFに弾かれますが、再び拾ったリンス選手が独特な間合いからゴール前に走り込んだ小塚選手に絶妙なタイミングでのラストパス。オフサイドギリギリで飛び出した小塚選手が冷静に合わせて決定的な3点目を奪うことに成功します。続く42分にも堀米選手のカーブ回転の巻いてくるCKを中央でリンス選手が頭で合わせだめ押しとなる4点目を挙げます。4対0という理想的なスコアで後半を迎えることができました。

4点差をつけられた新潟はボランチの磯村選手に代えてアタッカーの田中選手を投入。1ボランチにしてトップ下の選手を増やすなど攻撃的にいけるようにフォーメーションを変更してきます。その積極策がすぐに功を奏し、右サイドバックの原選手が攻撃参加し高い軌道のクロスボールを送ると、ゴール前で待っていた185cmのターレス選手が叩きつけるヘディングシュートで1点返します。その後は積極さが増した新潟。前半は全くシュートを打てませんでしたが、後半になって二桁のシュート数を放つなど多少強引でもゴールを狙っていく意識の高さをみせました。ヴァンフォーレはこれまでが磐石な戦いをしていただけに相手に攻勢を許す時間が増えましたが、フィニッシュの場面ではキツくプレスを仕掛けることができていたので失点せずに済んだと思いますね。

後半33分には途中出場の道渕選手がエリア付近左でボールを持つと中央にカットインを開始。1ボランチとなり相手のプレッシャーが薄くなっていた位置で反転を繰り返し相手マークを振り切ると迷わず右足を一閃。懸命に手を伸ばすGKアレックス・ムラーリャ選手の隅をすり抜けて鮮やかにゴールに突き刺さりました。後半に得点を奪われた状態で試合が終わってしまったらモヤモヤした感じが残ってしまいますが、そのモヤモヤを得点した道渕選手が打ち破ったことで今後に良い感触を繋げることができたと思います。結局試合は5対1で終了。ヴァンフォーレと同じJ1から移ってきたクラブで、選手個々の力も高い新潟相手にこれほどまでの差がつけられたのは驚きでしたね。やはりチャンスを確実に引き寄せる今のチームの力強さ&巡ってくるチャンスを逃さない集中力は素晴らしいと思います。


次の試合は中3日ですぐにやってきますが、この感触を忘れずに戦ってもらいたいですね。



2018.6.20 2018明治安田生命J2リーグ 第17節 vs.アルビレックス新潟




【勝ち点90への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★★★★★★★☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

クラブが今シーズン目標に掲げた勝ち点90への道のり。新潟相手にアウェーでこの快勝は今後に向けて非常に大きいものになると思います。残り1試合の未消化試合も勝ち点3といきたいですね。




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本日アルビレックス新潟戦!

2018-06-20 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2018年明治安田生命J2リーグ第17節アウェー新潟県新潟市のデンカビッグスワンスタジアムにてアルビレックス新潟戦です(19時キックオフ)。


ルヴァンカッププレーオフステージを戦っていた延期分として行われるこの第17節。2試合未消化のヴァンフォーレが上位クラブとの勝ち点差を詰めるチャンスの機会がやってきました。前節の山形戦では終盤に立て続けに失点し逆転負けしただけに、今回は気を引き締めて最後まで集中力を保ちながら勝利してほしいですね。山梨に良い結果を届けてほしいです。

なおこの試合Jリーグ全試合放送のDAZNはもちろんですが、YBSラジオでも試合の生中継が行われます。本日会場に行けない方はそちらの方法でヴァンフォーレを応援してください。



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 6月20日 5:00発表
デンカビッグスワンスタジアム(新潟県)
曇り時々雨
最高気温:25℃ 最低気温:20℃
降水確率
6時~12時:60%
12時~18時:20%
18時~24時:50%

お昼前後は雨が止む&弱まる時間帯がありそうですが、基本は雨が降り続く一日となるでしょう。ナイトゲームなので少し肌寒く感じるかもしれませんね。




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アルビレックス新潟戦見どころ紹介

2018-06-20 | Weblog
上野新体制となって初黒星を喫した前節の山形戦。これまで7試合負けなし&4連勝&ルヴァンカップノックアウトステージ進出と絶好調な状態が続いていたので、これでひとまずクールダウンして再び腰を据えてリーグ戦に取り組むことになります。19時よりアウェーで対戦するのはアルビレックス新潟。新潟はヴァンフォーレと同じくルヴァンカップに参加していたため、この延期されていた第17節で一つでも順位をジャンプアップさせようと目論んでいるはずです。ホームゲームで士気が高くなっている相手にヴァンフォーレが競り勝てるか注目したいですね。



アルビレックス新潟
7勝3分け8敗(勝ち点24) 14位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯△××◯
注目選手:渡邉新選手、戸嶋選手、ターレス選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。安田選手は累積警告により出場停止。

前節の試合ハイライト
ハイライト動画 J2第19節 2018.6.16 福岡vs新潟



新潟の基本フォーメーションは4-4-2。新潟はJ2に降格して1年でのJ1復帰を目指し、磐田や日体大&U-20日本代表で名を挙げた鈴木政監督を新指揮官に招聘。厳しいJ2の戦いを勝ち抜く新しいチームを作ってきました。しかし戦術などまだまだチームに浸透しておらず、白星を積み重ねるような安定した戦い方ができていないのが現状だと思います。しかしシーズン前にはレギュラー候補に挙がっていなかったような若手選手が伸びてきて試合の出場機会を掴み、チーム力の底上げがなされています。その勢いに乗っている若手の代表は渡邉新選手と戸嶋選手の2選手。

まず渡邉新選手は流通経済大学から今シーズン新潟に入団したルーキー。身長は170cmとFWとしてはそれほど高くないのですが、ゴールを奪おうとする気迫とシュートを打てる間合いに入っていくタイミングが素晴らしい選手。開幕からベンチ入りして少ない時間でも成果を挙げてきた存在なので、高い集中力が活きるセットプレーなどで彼のゴール前に侵入する動きには警戒が必要だと思いますね。またヴァンフォーレの今津選手は流通経済大学の同期なので、彼らの1対1のバトルも楽しみですね。そして戸嶋選手は筑波大学からの大卒ルーキー。右サイドからエネルギッシュに攻撃を仕掛けていける選手なので、渡邉新選手との流動感ある右サイドのコンビネーションは要注意だと思います。それと巨漢FWターレス選手。競り合いに滅法強いので、出てきたときにはピンポイントで彼にクロスボールを合わせないように、パス供給者にはプレッシャーをかけにいき彼にはバランスを崩してまともに競り合えない工夫したディフェンスをしてほしいと思います。



ヴァンフォーレ甲府
6勝6分け5敗(勝ち点24) 13位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→◯◯◯◯×
注目選手:橋爪選手、小塚選手、ジュニオール バホス選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

前節の試合ハイライト
2018明治安田生命J2 第19節 モンテディオ山形vs.ヴァンフォーレ甲府 ハイライト動画




ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。これまでチームの主力として活躍してきたエデル リマ選手と金園選手は負傷離脱中。前節ビョン・ジュンボン選手も負傷交代したため、今回のポイントはエデル リマ選手とビョン・ジュンボン選手が抜けたCBを誰が務めるかだと思います。山形戦では途中から松橋選手がこのポジションを担当していましたが、この試合では左ウイングバックにまわることが濃厚。今津選手が左にいき、右にはルヴァンカップグループステージで主に起用された橋爪選手が任されそうですね。

橋爪選手はもともとサイドバックやウイングバックのポジションをやってきました選手ですが、素早い出足と守備意識の向上から今シーズンはCBに入ることも多くなってきています。また右足の精度の高さにも定評があり、セットプレーのキッカーを任されるなどロングフィードによるチャンスメークも期待できます。上野監督はDFにもスピードと足元の技術を求めているので、能力的には適した人材だと思いますね。課題はCBとしての経験値の少なさ。それは他の守備陣と連携して時間とともに徐々に補えるので、協力して彼の能力が全面的に出せるようにしたいですね。

注目選手の2人目は小塚選手。今シーズン序盤はボランチ起用などもあってもがいていた印象でしたが、上野監督が就任しシャドーにポジションが固定されると水を得た魚のように躍動。これまで3得点10アシストと結果を出し続けています。今のヴァンフォーレの好調は小塚選手の活躍なくしては語れないので、中盤の王様としてこの試合でも存在感を示してくれるはずです。また小塚選手は新潟県出身でアルビレックス新潟にも在籍した経験があります。育ててくれた古巣相手に自分の成長ぶりを大いにみせてほしいですね。最後はジュニオール バホス選手。負傷から復帰し前節も出場するのではという情報もありましたが、結局出場は回避。厳しい過密日程で選手起用で悩まされる今回満を持して登場しそう。彼は爆発的なスピードで一瞬にして相手マークを振り切り一人でも状況を打開することができるので攻撃面で非常に頼りになります。ただし頼りになるからといってバホス選手一人だけで攻撃してはいけません。彼が仕掛けるときには周りがフォローにいけるサポート体制をしっかり作ってほしいですね。


新潟は選手個々の力が高く、もちろんJ1昇格の有力候補なのは間違いありません。しかし現段階ではチーム改革の真っ最中で道半ばの状態なのでヴァンフォーレに付け入る隙は試合中必ずあると思います。今まで通りハイライン&ハイプレスのコンパクトで攻守に連動するサッカーを表現できれば、試合のペースを握って決定機も数多く作れると思います。決めるべきときに決められるか精神的な強さもこの試合でみせてほしいですね。勝って山梨に帰ってきてほしいです!




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【⑲ 山形戦結果】先手先手の代償

2018-06-18 | Weblog
16日にホーム山梨中銀スタジアムで行われた2018年明治安田生命J2リーグ第19節モンテディオ山形戦ですが、試合結果は1対2でヴァンフォーレは敗れてしまいました。ヴァンフォーレの得点は前半に挙げた佐藤選手のゴールでした。


この2週間はルヴァンカップや天皇杯の試合をこなしてきたヴァンフォーレ。J2リーグ戦は2試合が延期されており久しぶりでしたが、この山形戦でリーグ戦の勢いを再びみせられるか注目されていました。最近の試合で好調さを発揮していた金園選手とエデル リマ選手はルヴァンカッププレーオフステージ第2戦に引き続き負傷により欠場。全体練習に復帰できていたジュニオール バホス選手も試合をこなすまでのコンディションが上げられていないと判断されメンバー外。4連勝の立役者的な存在の小塚&堀米選手の2シャドーを中心に、リンス選手をトップに置く布陣で臨みました。

ヴァンフォーレはルヴァンカップノックアウトステージ進出の勢いそのままに序盤から積極的に仕掛けていきます。前半4分、湯澤選手からのパスを受け取った小塚選手がドリブルで仕掛けて反転しバックパス。そのボールに反応し走り込んだ佐藤選手がミドルシュート。シュートを放つためには難しい歩幅だったながらもうまく右足をアウトサイドで合わせ、ミドルが得意な佐藤選手らしい技ありシュートでしたね。ゴール右隅に突き刺さり、ヴァンフォーレが幸先良く先制点を挙げることに成功します。その後もペースはヴァンフォーレが握り、堀米選手のダイレクトシュートや佐藤選手の強烈なミドルシュートなど幾度となく山形ゴールに襲いかかりますが、肝心のゴールに結びつくまでには至りません。ヴァンフォーレが押し気味のまま後半に突入します。

後半もどちらかといえばヴァンフォーレペースでしたがそんなに一方的な感じではなく、山形も阪野選手を中心として途中出場の汰木選手の仕掛けなど徐々に自分たちのかたちを作り出していきます。その度ヴァンフォーレは守勢にまわることが増えていきますが、小出選手の思い切ったインターセプトや島川選手の攻撃陣に負担をかけないチェイシングなど、精力的な守備で相手に決定機を許しませんでした。接戦の展開が続いていき、1点をリードして終盤の時間帯に差し掛かったところで試合が動きます。1点を追いかける山形の木山監督は汰木選手や中山選手を投入して攻撃の圧力を強化。また後半32分にブラジル人のアルヴァロ ロドリゲス選手をピッチに投入するとその采配がズバリ的中。後半40分に右サイドを突破した山形が中央にクロスボールを供給。ファーサイドに走り込んだアルヴァロ ロドリゲス選手がヘディングで合わせて同点に追いつきます。そして後半アディショナルタイムにはアルヴァロ ロドリゲス選手のFKに小林選手がゴール前でヘッドで合わせ、土壇場で勝ち越しゴールを決めます。ヴァンフォーレはリードを奪いながらもディフェンスがそのリードを守り切れず、勝利が少し先に見えていながら非常に痛い逆転負けとなってしまいました。


ヴァンフォーレが今回敗れてしまった要因として、先手先手のサッカーをしてきて後のことを考えられなかったのが試合の流れに大きく影響していたと個人的には思いましたね。もちろん序盤からガツガツ行くのは悪くないし、むしろ行っているからこそ最近の先制点獲得に繋がり、白星獲得にも大きく結びついていると思います。しかし今回はそれが試合の流れを徐々に相手ペースに変えていくスパイスになってしまいました。まず前半9分に佐藤選手が&15分には今津選手が積極的なディフェンスからイエローカードをもらい、2枚目の警告&退場を恐れてそれ以降厳しくプレスにいけなくなりました。それにより相手は彼らと対峙したときに思い切って勝負を仕掛けていく場面がみられ、汰木選手などスピードを活かして今津選手を振り切りシュートまでもっていくプレーに繋がりました。また佐藤選手は警告もらった後にも厳しめのチェックで主審から注意を受けており、球際の勝負が多いボランチの位置で余計抑えめの守備をせざるを得ない状況となっていました。ハイプレスで試合の主導権を握ってきた上野ヴァンフォーレにとって、相手に心の隙を許すきっかけの一部になっていたような気がしますね。

あと交代カードでうまくディフェンス強化できなかったのも痛かったですね。ヴァンフォーレは後半21分までに田中選手と道渕選手の2人を起用。最後の交代枠を攻守のここぞの勝負の場面でとっておいていたのですが、後半26分のビョン・ジュンボン選手の負傷アクシデントによって急遽最後の交代カードを切らなければいけない状況に変わりました。そこで上野監督が投入したのが松橋選手。普段はウイングバックを主戦場としている彼をそのままビョン・ジュンボン選手がいた左CBとして起用。もちろんスピードを活かしたディフェンスができることと過去にCBを経験しているからこそ松橋選手をそこで使った意図があったと思いますが、適性はあるにしても最近では練習でもあまりCBのポジションをこなしておらず実戦では久しぶりだったと思います。もちろん山形はそのことを知っていて、松橋選手投入の5分後に対峙する同じサイドに切り札的な存在のアルヴァロ ロドリゲス選手を使っています。2度の失点シーンでヴァンフォーレは左サイドからチャンスを作られてフィニッシュまでもっていかれたので、相手に攻め込むべきところは慣れていない彼のポジションだという明確なポイントを露呈してしまったのは大きなマイナス点だったように思います。終盤山形にガンガン行ける要素を与えてしまったこと&またヴァンフォーレは185cmのビョン・ジュンボン選手が抜け、小出選手(178cm)・松橋選手(173cm)・今津選手(184cm)と3バックに180cm越えは今津選手しかおらず、空中戦の威圧感に欠けていたことも相手に押し込まれて逃げ切れなかった展開に少なからず影響したように思います。その影響もありましたが、守備が甘くなった根本にはスタートから積極的に動いてハイペースで飛ばしていった反動が終盤疲れとして選手の足に来て、守備の踏ん張りが効かなかったことが挙げられると思います。


今回は積極策が後々悪影響を与える裏目の結果が出てしまいましたが、やってるサッカーは決して間違いではないと思います。これからはカードをもらった選手の守備対応や交代選手の効果的な起用などを駆使して、ヴァンフォーレの積極的なペースが90分間できる限り変わらずに続けていけるようなサッカーを上野監督には目指していってほしいですね。そして負傷離脱者が出てベストメンバーが組めない状況にだんだんとなってきているので、これ以上負傷者を増やさないように&戦線復帰する選手が増えてくるように、選手の体調管理もチームとしてしっかりしてほしいと思います。



【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsモンテディオ山形 明治安田生命J2リーグ 第19節 2018/6/16




【勝ち点90への道】
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★★★★★★★★★★
★★★★☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

クラブが今シーズン目標に設定した勝ち点90への道のり。最近4連勝で急激に連続で増やしてきた星も今回で一休み。未消化試合が2試合あるので、試合数が他のクラブと追いつくまでに上位との差をできる限り埋めたいですね。




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本日モンテディオ山形戦!

2018-06-16 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2018年明治安田生命J2リーグ第19節ホーム山梨中銀スタジアムにてモンテディオ山形戦です(18時キックオフ)。

ルヴァンカップに参加していた影響で約2週間中断されていたJ2リーグ戦の舞台が再開されます。ヴァンフォーレは現在リーグ戦で4連勝&7戦負けなしと絶好調な状態にいます。その勢いを再び中銀スタジアムのピッチで示し、ルヴァンカッププレーオフステージでJ1の強豪浦和レッズを撃破して得られた確固たる自信を存分にみせてほしいですね。また山形は組織力に優れた現実的なサッカーをしてくるチーム。ヴァンフォーレは最近の試合のようなテンポは作れないと個人的には思うので、ジリジリした接戦の展開に気力で負けないように、精神的なタフさをみせて勝利を呼び込めるかも注目したいですね。粘り強く戦って勝利し、5連勝といきましょう!



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 6月16日 5:00発表
曇り時々晴れ
最高気温:25℃ 最低気温:18℃
降水確率
6時~12時:20%
12時~18時:30%
18時~24時:30%

湿った空気の曇り空が続きそう。昼前後に晴れ間が出てきそうですが、にわか雨や急な雷雨が降る可能性がありますので、雨具の準備はしっかりしておきましょう。ナイトゲームなので日中と比べて暑さは和らぎそうですね。




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※おまけ
写真は2005年6月に行われたモンテディオ山形戦の様子。これまでたくさんの試合を観てきましたが、珍しく山形戦の写真はこれしかありません。よく見るとバックスタンドの向こう側に応援団がいますね。そしてホームスタンドは芝生から座席導入の工事中で入れなくなっています。懐かしい光景だなぁ。