ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

2021年最後のご挨拶

2021-12-31 | Weblog



まもなく2021年が終わろうとしています。

J1昇格を目指しJ2リーグを戦ったヴァンフォーレ。就任3年目の伊藤監督が推し進める可変システムとポジショナルプレーの戦術面での熟成を図った2021年シーズンは、スタートダッシュに成功したものの4月の試合は1勝2分け2敗とその勢いも陰りが見え始めます。しかしゴールデンウィーク明けから5月中旬は再び連勝を記録するなど浮上のきっかけを作りますが、その後の京都&新潟&磐田の上位3連戦で連勝できれば一気にその差を縮めるチャンスでしたが、そこで2分け1敗と逆に差が開く結果に。シーズンの傾向としては3~4試合おきに好調な時期とそうではない時期を交互に繰り返した印象があり、一定のペースで勝ち続ける難しさを伊藤監督や選手たちは感じていたと思います。シーズン後半戦となり絶対的な存在感を示していた泉澤選手が負傷離脱し今季絶望となると、そのチーム状況に危機感を覚えた宮崎選手を始めとした若手選手がやらなければいけないという強い使命感が生まれ躍動。その若手選手たちに引っ張られるように他の選手たちにも闘志に火がつき、チーム全体のレベルアップにも繋がっていったと思います。かなり差が離れてしまっている状況から順調に白星を積み重ねていき最後はその差がわずかとなり第41節まで昇格の可能性を引き伸ばすことができたのも、選手たちの諦めない気持ちがあったからだと思いますね。残念ながらJ1昇格の目標は逃す結果となりましたが、数多くの若手選手が台頭する実りあるシーズンになったとも言えます。新シーズンは伊藤監督が退任し新たな指揮官が就任予定。その指揮官のもとで活躍した若手選手のほとんどが残留してくれたので、彼らともう一度J1昇格を目指して頑張ってほしいと思います。

個人的には時代がやはりコロナ禍と言うこともあって、アウェー遠征に行った回数はゼロ。しかしホームゲームには町田ゼルビア戦とアルビレックス新潟戦、ジュビロ磐田戦とV・ファーレン長崎戦の4試合に行くことができており、状況を踏まえながらなんとか試合観戦はできました。ネーミングライツにより山梨中銀スタジアムからJITリサイクルインクスタジアムにスタジアムの名称が変わったホーム小瀬。来年からは入場制限を設けない試合運営が再開される予定です。チャントなどの声を出しての応援はまだ禁止になりそうですが、大勢のサポーターがスタジアムに詰めかける熱気は久しぶりに戻ってきそうですね。今から楽しみです。

今年1年このブログを見てくださりありがとうございました。2022年もヴァンフォーレ甲府を応援したいと思う方が1人でも増えるように、しっかりとしたヴァンフォーレ愛をもってマイペースに情報をお届けしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします!

なお正月は3日までお休みさせていただきます。本日も新情報が入ってきていますが、それも含めて正月に更新された情報は4日以降に順々にまとめて紹介していきたいと思います。首を長くしてお待ちくださいませ。それでは良いお年を!




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『ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー2021年』大賞発表

2021-12-31 | ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー発表
このブログ上でヴァンフォーレの年間MVPを決める『ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』。その2021年シーズン版をお届けします。

このコーナーは個人的な裁量と独自の視点で各賞を決めています。また大賞だけではもったいないので大賞以外にも様々な賞を用意しています。それでは2021年を締めくくるコーナーをスタートさせましょう!


【ニューヒーロー賞】関口正大選手



今シーズン法政大学から加入した関口選手。開幕から右ウイングバックのレギュラーの座を掴むと、後半からさらに動きのギアが上がる豊富な運動量を活かして試合中頻繁にサイドの上下動を繰り返してチームを活性化。切れ味鋭いドリブルと積極果敢に上げるクロスボールで何度もチームのチャンスを作り出し攻撃にアクセントをつける役割をこなします。途中ケガの影響もあって試合に出られない時期もありましたが、それ以外は90分間フル稼働して動き回りとても活動量が多かった印象でしたね。ルーキーイヤーとなる今シーズンは34試合に出場し2得点2アシストを記録。シーズン通してルーキーらしからぬ鉄人ぶりをみせていたことが受賞の要因となりました。


【優秀選手賞】長谷川元希選手



優秀選手賞1人目は長谷川選手。ニューヒーロー賞で選出した関口選手と同じく法政大学出身の大卒ルーキーで、期待されてはいたものの開幕当初はそれほど前評判が高くなかった印象でした。しかし第8節の松本戦での1ゴール1アシストの活躍を皮切りに伊藤監督の信頼を掴み、その後出場機会を増やしていきます。するとプロの試合のスピードや感覚を修得したのかチームの決定機に絡むシーンが多くなり、シャドーのポジションで伸び伸びとプレーできるようになります。視野が広く頭の回転も早いために先読みした動きができ、また足元の技術も高く落ち着いた判断力も光ります。シーズンが終わってみれば36試合出場7得点6アシストと大活躍。ルーキーとは思えない立派な成績を収めたことが受賞理由となりました。


【優秀選手賞】新井涼平選手



ヴァンフォーレ9年目となる新井選手。前年に引き続きキャプテンとして迎えた今シーズンは徐々に3バックの中央のレギュラーを獲得。また伊藤監督が推し進める可変システムのキーマンとして、新井選手が動くことでシステムが変わり、試合の状況が変化する重要な役割をこなします。チームの多様性を広げるスイッチ役となり、ヴァンフォーレの組織力を飛躍的に高める原動力となりました。ときには大きなミスをすることもありましたが、それよりもチームを統率した力の方が影響力が大きく目立っていたと思います。今シーズンは39試合に出場し2得点を記録。今シーズンのヴァンフォーレの代名詞となった可変システムとポジショナルプレーを語る上で名前を外せない存在として存在感を示していたと思いますね。


【優秀選手賞】メンデス選手



昨シーズンの途中からヴァンフォーレに加わったメンデス選手。すでに半年このクラブでやっている実戦経験が活きており、今シーズンは開幕戦から試合出場。それほど背の高くない守備陣のなかで、メンデス選手は190cmの長身を駆使しての競り合いの強さが随所に発揮されます。特にセットプレーでは貴重なターゲット役となりゴールを量産(6ゴール)。また守備時には次々とハイボールを跳ね返すたくましさも披露し、圧倒的な存在感でヴァンフォーレの守備を支えました。今シーズンは主に3バックの左を担当しキャリアハイの37試合に出場。これまでのクラブではケガで負傷離脱することの多かったメンデス選手が完全復活できたシーズンとなりましたね。J2屈指のエアバトルの強さが攻守両面で発揮されており、メンデス選手がゴール前に上がっていくとなにかやってくれるワクワクさせてくれる存在としてメンデス選手を優秀選手に選出しました。


【特別功労賞】泉澤仁選手



長年クラブで活躍し現役引退を決断した選手やヴァンフォーレのクラブのために成果を挙げて他クラブに去っていった選手を対象にした特別功労賞。今回選んだ泉澤選手は後者に該当します。泉澤選手がヴァンフォーレに在籍した期間は2年間ですが、近年出番を減らしていた彼が完全復活できたのもヴァンフォーレでの出場チャンスで結果を残したから。1年目は28試合に出場し3得点を挙げていましたが、2年目となる今シーズンは攻撃の中核選手として相手守備陣を打開する役割を担当。泉澤選手独特の間合いから切れ味鋭い仕掛けで瞬時に抜いていくドリブルはJ2屈指の突破力があり、またドリブルだけではなくクロスボールで味方の決定機をお膳立てしたり自らそのままシュートを狙っていく積極性も今シーズンは随所に発揮。8月までで26試合に出場し10得点と非常に調子の良い状態でした。しかし9月始めにアキレス腱を断裂する大ケガを負い長期離脱が決定。そのままシーズン終了となってしまいました。このオフには大宮に完全移籍が成立しチームを離れることが決まっている泉澤選手。2年間でありながらそのドリブルでサポーターに歓喜と強烈なインパクトを残したということで、この賞の受賞となりました。


【最優秀選手(MVP)賞】荒木翔選手



映えある2021年のヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー最優秀選手賞(MVP)には荒木選手を選出。荒木選手は在籍4年目。プロ入り当初はボランチが主戦場でしたが、豊富な運動量と正確な左足のキックが最大限活かせるウイングバックに転向。すると1年目は全くリーグ戦での出番がなかったものの、2年目は9試合&3年目は28試合に出場と徐々に出場数を伸ばしていきます。4年目となる今シーズンはリーグ戦の全試合(42試合)に出場。うち先発が41試合とほぼ毎試合出場していた印象がありますね。主に縦に突破してから左足でスムーズにクロスボールを供給できる左サイドにポジションの軸を置きながら、繋ぎで左足を使い複数人の連携でサイドを突破していき中央を見ながらプレーできる右サイドでのプレーも柔軟にこなしていた荒木選手。左足が利き足でありながら左だけではなく右ウイングバックも器用にこなすことができるのも彼の魅力だと思います。シーズン終盤戦ではウィリアン・リラ選手との呼吸も合ってきてアシストを連発。ウイングバックの選手が全42試合出場3得点9アシストの記録はMVPに値するような結果と言えるのではないでしょうか。


…以上各賞と大賞を発表しました。もうすでに来シーズンの契約を結んでいる選手とまだ保留している選手がいますが、もし来年もヴァンフォーレでプレーしてくれるなら今シーズン以上のパフォーマンスをサポーターに披露できるようにさらに日々の練習を頑張ってほしいですね。そして来年も今頃のこのコーナーで誰を選ぶか悩ませてください。

受賞した選手の皆さん、おめでとうございました!




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契約更新選手発表⑥

2021-12-30 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は新シーズン(2022年)チームと契約を結ぶ契約更新選手を発表しました。今回発表された選手は4選手(12月30日に発表された2選手を含みます)。


◇山本英臣(やまもと ひでおみ)選手◇


山本選手は千葉県出身1980年生まれの現在41歳。在籍19年目の今シーズンは開幕戦からレギュラーを獲得。3バックの中央の位置で味方選手に指示を送り守備陣を統率。続く第2節大宮戦でも90分間の出場を果たします。また4月の試合では4試合にフル出場するなどシーズン序盤戦を中心に出場時間を伸ばしますが、シーズン後半戦は一転してベンチから出場機会を窺う場面が多くなり、ボランチの位置で正確なロングフィードを前線に送るパスの配給者として勝負どころの限定的な出番が多くなりました。今シーズンは23試合に出場(先発は10試合)。出場したい本来のポジションでプレーする機会は減りましたが、ヴァンフォーレの勝利のために直向きにチームから求められるプレーをする山本選手の姿は凛々しく、頼りがいがありましたね。今回も契約を更新したことで来年はヴァンフォーレ20年目のシーズンを迎えることになります。42歳とフィールドプレーヤーでは大ベテランの部類に入りますが、久しぶりのJ1の舞台に上がれるように、また他の選手たちも臣さんをJ1に連れていくんだという気持ちを胸に今シーズンに臨んでほしいと思います。試合に出たら守備陣がピリリと引き締まる効果は絶大なので、今シーズンも山本選手の大きな存在感を示してほしいですね。



◇浦上仁騎(うらかみ にき)選手◇


浦上選手は茨城県出身1996年生まれの現在25歳。長野パルセイロで2シーズン過ごした後の2021年にヴァンフォーレへ移籍。開幕当初の評判は統率力を売りにしていたため新井選手や山本選手のポジション争いの壁に阻まれると思われていましたが、シーズンが進むにつれて粘り強いディフェンスの方がストロングポイントとなり3バックの右側のレギュラーを獲得。システムの可変をするため新井選手が1列上がった後はメンデス選手とCBのコンビを組んで4バックを形成するなど、臨機応変に柔軟な対応をこなします。シーズン後半戦はメンデス選手&新井選手&浦上選手で盤石な3バックの布陣ができあがっており、チームに欠かせない存在へと成長していましたね。今シーズンはキャリアハイの33試合に出場。得点も2ゴールを決めるなどゴール前での強さも発揮し、浦上選手の良さが証明されたシーズンとなりましたね。ヴァンフォーレでの2年目となる2022年シーズンは監督も代わり新たなチーム方針になると思います。それでも浦上選手を使いたいと思うような存在感と活躍を期待しています。浦上選手来年もよろしくお願いします!


◇関口正大(せきぐち まさひろ)選手◇


関口選手は新潟県出身1998年生まれの現在23歳。新潟明訓高校から法政大学に進学し2021年にヴァンフォーレに加入。その前の年も特別指定選手として2試合に出場するなど大器の片鱗をみせており、今シーズンは伊藤監督からの評価も高く右のウイングバックとして開幕スタメンを勝ち取ります。その後は第5節の80分間以外は90分フル出場を8月中旬まで継続するなど運動量の多いポジションで攻守に上下動を繰り返す鉄人ぶりをみせました。第26節から第32節までの約1ヶ月半は負傷した影響もあって試合には出られませんでしたが、戦線復帰すると再び躍動感のあるプレーで存在感を示しました。ルーキーイヤーとなる今シーズンは34試合に出場。2得点2アシストと結果も残し、ヴァンフォーレのサイドに関口選手ありという印象を見るものに植え付けることができたシーズンだったと思いますね。若く将来性抜群な関口選手には今シーズンの印象的な活躍によって他のクラブからも誘いの声があったと思いますが、残ってくれる選択肢を取ったことが我々サポーターとしてはとても嬉しいですね。試合に出続けている状態でも後半から尻上がりに活動量が増えていき攻撃により絡んでいく底知れぬスタミナをみせる関口選手。新シーズンもその運動量でチームに活力を与えられるように頑張ってほしいですね。


◇小林岩魚(こばやし いわな)選手◇


小林選手は山梨県出身1996年生まれの現在25歳。小林選手はヴァンフォーレのアカデミー出身で専修大学から2019年にヴァンフォーレに加入。ルーキーイヤーは天皇杯での出場はありましたが、リーグ戦出場は叶わず。2020年は過密日程となりチームがターンオーバー制を導入するなかで出場機会を掴み8試合に出場。在籍3年目となる今シーズンは、度重なる負傷で手術した影響もありフィールドプレーヤーで唯一リーグ戦出場機会なしに終わりました。小林選手にとって今シーズンの出番なしという結果は相当悔しい想いをしていると思います。新シーズンに巻き返しを図ろうとする意気込みも強いと思うので、個人的には契約更新してくれた選手のなかで一番に注目している存在と言えますね。2022年は小林選手にとって4年目のシーズンを迎えることになります。シャドーでもウイングバックでもボランチでも左足のキック精度の高さを活かして柔軟にこなせるスキルを持っていると思うので、新監督にアピールできる自身の武器を作って勝負をかけてほしいですね。新シーズンの飛躍を期待しています!




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新加入選手発表①

2021-12-30 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は2022年の新戦力として、J1セレッソ大阪に所属している松本選手の育成型期限付き移籍での加入を発表しました。


◇松本凪生(まつもと なぎ)選手◇
松本選手は大阪府出身2001年生まれの現在20歳。松本選手は2014年にセレッソ大阪のアカデミーに入団すると、U-15とU-18のユースチームを経て2018年の3月にセレッソ大阪のトップチームに2種登録されます。当時J3に参入していたセレッソ大阪U-23を主戦場として、2年間で26試合に出場。2020年からはトップチームと正式契約。2020年は引き続きJ3でプレーし30試合出場3得点と結果を残すと、2021年シーズンはJ2栃木SCに育成型期限付き移籍を選択します。田坂監督率いる栃木はアグレッシブなディフェンススタイルに定評がありましたが、そのスタイルに負けず劣らず松本選手も強気な守備で栃木の中盤を盛り立てます。今シーズンは4月と7月を中心に出場機会を伸ばし27試合に出場1ゴール。先発は10試合と西谷選手&佐藤選手のボランチコンビの牙城はなかなか崩せませんでしたが、それでも途中出場で存在感を示していましたね。シーズン終了をもって期限付き移籍期間が満了し、中盤の人材を求めていたヴァンフォーレが彼に注目し獲得の打診。この度育成型期限付き契約での入団が決まりました。

松本選手は171cm・66kgでポジションは守備的MF。利き足は右。球際の攻防に激しく向かっていける強い気持ちとボール奪取能力は高いものがあり、鋭いプレスで中盤の守備を引き締めてくれる存在。また足元の技術も水準以上でパスでボールを散らせる展開力もあるようですね。U-15からU-20まで各世代別日本代表にも継続的に選ばれており、若くして国際経験も豊富。2024年に開催予定のパリ五輪を目指せる逸材として来年の活躍によってさらに大きく羽ばたいてほしいですね。ヴァンフォーレでもボランチのポジションで定位置争いをすると思いますが、ボランチには同じような守備が得意なタイプの山田選手がいます。彼に刺激を受けつつ真似できそうな良いプレーは盗んでピッチ上で発揮できるように、日々のトレーニングから精進し試合の活躍に繋げられるように努力してほしいと思います。


将来有望な19歳ボランチ【松本凪生】C大阪→栃木。世代別代表常連。Nagi Matsumoto


松本選手の2020年のプレー集動画。これを見るとミドルシュートが得意そうですね。


完璧な弾道!栃木SC松本凪生 豪快ミドル Jリーグ週間ベストゴール【公式】

※松本選手のゴールは4分8秒過ぎから。

Jリーグ週間ベストゴール第1位にも輝いた松本選手の圧巻ミドルシュートゴール。このような素晴らしいゴールをヴァンフォーレでも見たい!



…最後に新加入選手が入ってきたときの恒例行事となっている選手名鑑チェックを行いたいと思います。









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退団選手発表③

2021-12-29 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はチームに所属している中村選手がJ1鹿島アントラーズへ完全移籍することを発表しました。


◇中村亮太朗(なかむら りょうたろう)選手◇


中村選手は新潟県出身1997年生まれの現在24歳。新潟明訓高校から中央大学へと進学し2020年にヴァンフォーレに加入。加入初年度の開幕戦はベンチで出番はなかったものの、コロナ禍の影響でリーグが中断となり、再開後過密日程になったなかで他の若手選手とともに出場数が飛躍的にアップ。類いまれなるパスセンスと新人らしからぬ落ち着きで主にボランチの位置で最終ラインと中盤を繋ぐ橋渡し的な存在としてゲームメークしストロングポイントをみせていきます。ルーキーイヤーは26試合に出場し3得点2アシストの活躍をみせると、2年目となった今シーズンは開幕スタメンを獲得。左からのクロスボールをゴールエリア中央付近でトラップし、相手選手に囲まれるものの巧みな足技でかわして素早く右足を振り抜きます。この開幕戦でのゴールをきっかけにして波に乗りしばらくはスタメン出場が続きますが、6月あたりから途中出場でチームが攻撃的に行きたいタイミングでの起用が多くなります。夏場が過ぎて秋口になると野津田&山田選手のボランチコンビが確立されてきたことと、泉澤選手が離脱し前線の選手層が薄くなってくると、中村選手はその攻撃センスを買われてシャドーのポジションで試合に出ることが増えていきます。第34節金沢戦で先制点を奪うと、シーズン終盤の第41節山口戦でも試合を決めるミドルシュートを突き刺すなど高い攻撃力を発揮。前年を上回る33試合に出場し4得点1アシストを記録しました。

個人的な中村選手の印象は、常に良いポジショニングを取っているイメージがあります。際立ったスピードやキック力はみられませんが、後方からのパス回しでボランチにいる中村選手が相手選手からプレッシャーがかからないところにスムーズに移動してボールを受けたり、チームの攻勢時には積極的に仕掛けていく1トップやシャドーの選手と少し距離を取って待ち構え、こぼれ球を回収して二次攻撃へと繋げていくなど、ボランチに大切な基本動作が若くして備わっている感じがします。また視野を広くプレーしており、次にどのエリアにボールを動かせば効果的なのかを認識して意図的にパスを送る展開力も持っています。もちろんここぞの場面で上がっていき決定機に絡むタイミングも素晴らしく、高いレベルのチャンスメーカーだと思います。

今回J1鹿島への移籍が決定したことで中村選手の才能がトップリーグの強豪クラブで知れ渡ることになります。日々の練習から高いレベルでこなし、ポジション争いもこれまでと比べものにならないくらいのし烈さがあると思いますが、その環境で揉まれることで中村選手自身のプレーレベルも格段に上がっていくと思います。ヴァンフォーレから育っていった歴代の選手たちを例に挙げても、伊東選手や佐々木選手&稲垣選手など強豪クラブで苦しみながらポジションを獲得しその後大成する選手が多いので、中村選手もそれに続いていけるようにヴァンフォーレでの経験を活かしてアグレッシブに頑張ってほしいですね。鹿島でレギュラーを掴みゆくゆくは代表の舞台でも活躍できることを願っています。チームを離れてもこれからも中村選手のことを応援していきますよ!




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契約更新選手発表⑤

2021-12-29 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は新シーズン(2022年)チームと契約を結ぶ契約更新選手を発表しました。今回発表された選手は3選手。


◇三平和司(みつひら かずし)選手◇


三平選手は神奈川県出身1988年生まれの現在33歳。大分を契約満了となり今シーズンからヴァンフォーレに加入。新加入のブラジル人選手たちのチーム合流が遅れるなかで三平選手はシャドーのポジションで開幕戦から試合出場。前線で精力的に相手ボールを追い、積極的にパス回しに参加しチームのリズムを作り出します。また175cmとそれほど際立った上背はありませんがクロスボールに合わせる動き出しが上手く、タイミング良くヘディングでシュートを狙うシーンもシーズン中に何度もありましたね。第13節の東京V戦ではゴール前でのシュート性のパスを頭で合わせて得点し、膝を曲げて両手を突き上げる三平選手恒例のゴールパフォーマンスを披露してチームメートやサポーターたちを大いに沸かせました。シーズン中盤戦から終盤戦にかけては負傷した影響でなかなか試合に出ることができませんでしたが、それでも25試合に出場し3得点2アシストの記録を残すなど、FWで自身の存在感を示した一人になりました。来年は大分が降格しJ2で戦うため、長年過ごしてきた古巣を盛り上げるために戻るかもと個人的には考えていましたが、今回ヴァンフォーレと契約更新してくれたことはチームにとってもプラスに働くモチベーションが上がるような結果になったと思いますね。また三平選手はプレー面はもちろんですが、非常に明るい性格でベテランや若手選手、監督やコーチ&スタッフ隔てなく仲良くできるムードメーカー的な存在。その三平選手を通じてチームに一つの輪ができる感じなので、いてくれるだけでチームの雰囲気が良くなるとても貴重な選手だと思います。三平選手が望む限りはヴァンフォーレでずっと過ごしてほしいですね。来年もチームに笑顔を運んでくれるようにトリッキーなさんぺーさんよろしくお願いします!


◇野澤陸(のざわ りく)選手◇
野澤陸選手は栃木県出身1998年生まれの現在23歳。佐野日大高校から産業能率大学に進学し今シーズンヴァンフォーレに加入。185cm・80kgの恵まれた体格を活かしたパワフルな守備で存在感を示したかったものの、3バックのパワフル担当をメンデス選手が務めており、また3バックは伊藤ヴァンフォーレのチームバランスの生命線ということもあって経験の乏しい野澤陸選手が起用されることなく日々が過ぎていきます。第4節愛媛戦の1試合と第19節から第22節までの4試合でベンチ入りを果たしますが、途中出場できたのは第20節群馬戦の6分間のみ。シーズンが進むにつれて出場したかった3バックのポジションがメンデス選手&新井選手&浦上選手の3人で固められるようになり、北谷選手や小柳選手とともに野澤陸選手はそこに割り込む隙を最後まで見つけられなかったですね。他の大卒ルーキーの関口選手や長谷川選手、鳥海選手や須貝選手らが順調に出場機会を得るなかで野澤陸選手だけが1人取り残された印象に。天皇杯1回戦は出場できましたが、今シーズンリーグ戦は途中からの1試合出場のみと非常に悔しい思いをしたと思います。

今回契約更新したことで、2年目となる野澤陸選手は生き残りをかけてなんとしても出場機会を増やしたいところ。来年はメンデス選手がいなくなり脅威となるライバルが1人減ります。まあ新しい外国籍選手が獲得されこのポジションに配置されるとは思いますが、野澤陸選手は屈強なフィジカルを武器にすでにみんなと1年間一緒に練習を行っている連携面でのアドバンテージを活かせると思います。また絶対的な空中戦の強さをみせていたメンデス選手の良いところを近くで見て肌で感じていると思うので、良い部分は盗んで長所をピッチ上で発揮できるように努力を続けてほしいと思います。目指せ来年10試合以上出場!


◇岡西宏祐(おかにし こうすけ)選手◇


岡西選手は大阪府出身1990年生まれの現在31歳。山梨学院高校から中央大学に進み、特別指定選手を経験して2013年にヴァンフォーレに入団。加入してからしばらくは他のGKの先輩たちを支える役割をこなし、荻選手や河田選手&岡選手などの壁に阻まれてリーグ戦にはなかなか出場できず、カップ戦中心に出番を得て実戦経験を積んでいきます。加入7年でリーグ戦出場が2試合のみと長い下積みの期間を過ごしますが、その岡西選手に転機が訪れたのは2020年でした。河田選手が負傷などでコンディション調整に苦しむと一気に出場機会を掴み36試合に出場。今シーズンはスタートから守護神としてゴールマウスを守り第19節山口戦まで18試合に出場。第20節から復調した河田選手にその座を譲りベンチ入りを続けていましたが、9月始めに左ひざの半月板を痛めて手術。そのままシーズン終了となりました。

今回契約更新したことで岡西選手は在籍10年目を迎えます。31歳となりGKのポジションでもベテランと呼ばれる年齢に近づいていますが、まずは全治半年と言われているひざのケガを完治させ、今シーズンこそは河田選手とお互いが万全な状態のまま高いレベルで正GK争いを繰り広げてほしいですね。そして下積みが長かったGK特有の苦労を若い小泉選手や山内選手にも伝達してプロとして生きていくための心構えを自身の背中で示してほしいと思います。守護神奪回に向けて頑張れ岡西選手!




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退団選手発表②

2021-12-28 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はチームに所属しているメンデス選手がJ1京都サンガ、期限付き契約で加入していた野津田選手のJ1サンフレッチェ広島復帰、有田選手のJ3鹿児島ユナイテッドに移籍することを発表しました。


◇メンデス選手◇


メンデス選手はブラジル国籍1995年生まれの現在25歳。金沢や栃木に在籍したあと約半年の無所属を経て2020年9月にヴァンフォーレに加入。10月にデビューすると途切れ途切れではありましたが7試合に出場。これまで度重なるケガをしていたのでコンディションが心配されていましたが、順調な仕上がりをみせて首脳陣を安心させます。新戦力となる他のブラジル人選手が軒並みチーム合流が遅れるなかで、ヴァンフォーレ2年目となる今シーズンのメンデス選手は開幕戦から先発出場。3バックの一角に入り、190cmという長身を活かした空中戦の強さで相手のクロスボールを次々と跳ね返します。またセットプレーではディフェンス時はもちろんですが、攻撃時にもゴール前でのターゲット役として圧倒的な存在感を発揮。ヘディングシュートにて得点に繋げるシーンが多くあり、それが後半アディショナルタイムの時間帯など試合の勝敗に直接影響する機会が多々ありました。彼のゴールのおかげで多くの勝ち点獲得に結びついたといっても過言ではなく、37試合出場6得点というシーズン結果はほぼ満点に近い評価だったと思います。

新シーズンからはチョウ・キジェ監督率いる京都に移籍します。12年ぶりにJ1に昇格して戦うチームの高さ担当のDFとしての活躍が期待されていますが、J1の対戦相手は高さが通用しないなら味方を使ったコンビネーションなど地上戦に素早く切り替えての仕掛けに変更する柔軟性があります。メンデス選手はその変化についていけるか、守備のバリエーションを増やす練習メニューを日々のトレーニングでこなしていきその対応力を身に付けていくことが、J1で成功できるキーポイントのような気がします。もちろんヴァンフォーレから離れてしまいメンデス選手の圧倒的な競り合いの強さがもう見られなくなると思うとサポーターとしてはとてもさみしい想いですが、メンデス選手にはJ1でプレーできる喜びを噛み締めながら京都でチョウキジェ監督に気に入られるように頑張ってほしいですね。これからも活躍を期待しています!


◇野津田岳人(のつだ がくと)選手◇


野津田選手は広島県出身1994年生まれの現在27歳。新潟や仙台などで武者修行を経験し広島に戻ってプレーするものの徐々に出場機会を減らしていた野津田選手。その停滞ムードを打破するために初めてのJ2の舞台に挑戦を決意し、2021年シーズンはヴァンフォーレに期限付き移籍します。開幕して数試合はシャドーのポジションを担当するものの、すぐに広島でやっていたボランチに定着。相手を振り切るような瞬発的なスピードはあまりみられなかったのですが、中盤の幅広いエリアを精力的に動き回る豊富な運動量をみせ、また主にCKなどのセットプレーのキッカーとして精度の高いキックを披露。ボランチで6アシストは立派な成績だと思います。また過去2シーズンゴールがなかった左足は少し錆び付きかけていましたが、試合が進むにつれてミドルシュートを狙っていく積極性を発揮。そのチャレンジ精神がプラスに働き、第20節群馬戦で初得点を決めると続く第21節岡山戦では直接FKを叩き込むなど、往年の野津田選手の魅力が発揮されたシーンとなりました。結局今シーズンの成績は全42試合中41試合に出場し2得点6アシスト。PKを2回外すなど得点力こそあまりみられませんでしたが、献身的なボランチの選手として自慢の左足をパスで使えるような選手にマイナーチェンジした成長した野津田選手を見ることができましたね。ヴァンフォーレにとって重要な選手でクラブは残留交渉を重ねたと思いますが、やはり広島の選手なので広島でもっと成功したいという気持ちが本人のなかで強くあるんだと思います。

広島のボランチは青山選手を始めとして柴崎選手や同じくレンタルバックした川村選手など特に選手層が厚いポジションだと思います。2019年や2020年のようなプレーをしていたらすぐにポジションの序列が下がっていくと思うので、このヴァンフォーレで成功していた感覚を忘れずに前に仕掛けていく気持ちも随所で出していけるように野津田選手には広島で大成できるように頑張ってほしいですね。チームは離れますがこれからも応援していきます!


◇有田光希(ありた こうき)選手◇


有田選手は新潟県出身1991年生まれの現在30歳。愛媛を契約満了となり、FWを探していたヴァンフォーレが声をかけて今シーズンの加入が決定。ウィリアン・リラ選手が新型コロナウイルス感染拡大の入国規制の影響を受けてチーム合流が遅れるなか、シーズン序盤戦に出場チャンスが巡ってきた有田選手。三平選手とともに前線でのチェイシングを精力的にこなすものの、前線の守備に力を使った影響でいざ攻めに切り替わった際に爆発的な動きに繋げられなかったもどかしさがみられます。開幕から4月までの間でチャンスをモノにできず、無得点のまま1トップのレギュラーの座をリラ選手に奪われてベンチが定位置に。第21節の岡山戦ではPKのキッカーとしてヴァンフォーレでの初得点を決め、これをきっかけにして自身の調子も上向きに変化すると思われたのですが、結局今シーズンはこの1点のみでフィニッシュを迎えます。周囲の期待に得点という結果で示すことはできませんでしたが、チームの組織的プレーに貢献していたことは忘れてはいけませんね。

新シーズンはJ3の鹿児島ユナイテッドに移籍します。ヴァンフォーレでの悔しい経験を糧にして有田選手らしさを鹿児島で取り戻せるように頑張ってほしいですね。有田選手1年間ありがとうございました。




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現在のチーム状況まとめ

2021-12-27 | Weblog
2021年J2シーズンが終わり、現在選手たちはシーズンとシーズンの間の束の間の休暇中。酷使した体をリセットし、再び頑張るためのリフレッシュする期間に入っています。現在は新シーズンに向けてのストーブリーグの動きが加速。クラブのフロントはチーム編成で今の時期が一番の忙しさになっていると思いますね。そこで12月26日現在の所属選手の去就についてまとめてみたいと思います。


【契約更新】
河田選手、野澤英選手、鳥海選手、宮崎選手、須貝選手、山田選手、北谷選手、小泉選手、長谷川選手、ウィリアン・リラ選手

来シーズンの契約が決まっている選手は今のところ10人。2021年に大活躍した長谷川選手や宮崎選手、鳥海選手などシャドーのポジションの若手選手がほぼ残留したことはチームにとって大きなプラスの影響力をもたらしそう。あとボランチの主力選手の山田選手や1トップとしてレギュラーだったウィリアン・リラ選手の縦のラインの契約更新が決まったことで軸となるチーム編成もしやすくなっていると思いますね。


【復帰選手】
中山選手

J3カターレ富山に育成型期限付き移籍していた中山選手が復帰。富山ではほとんど試合に出られませんでしたが、他のリーグ&チームで切磋琢磨した経験と試合に出たいというハングリー精神は来年のヴァンフォーレでもポジティブな要素として還元できそう。同じポジションを争う同期の仲良しライバルである宮崎選手の2021年の活躍に触発されて、中山選手も覚醒してくれることを期待しています。


【退団選手】
高崎選手、小柳選手、泉澤選手

現在退団が決まっているのは2021年シーズン終盤戦で加入した高崎選手と秋田への移籍が決定している小柳選手、そして古巣大宮への完全移籍が決まった泉澤選手の3人。泉澤選手は8月までで10得点を決めていたエースだったので移籍はもちろん大きな痛手となりますが、彼が離脱後も長谷川選手や宮崎選手、鳥海選手や中村選手らが協力してその穴埋めを行ったために、シーズン後半戦の戦いが来年もできれば来年は最小限のダメージで抑えられそう。複数ポジションができるためベンチ枠を他のポジションに割ける貴重なバックアッパーだった小柳選手が抜けるのは、チームにじわじわと痛みがやってくる原因となりそう。来シーズンに向けて小柳選手のようなユーティリティプレーヤーの確保が求められると思います。


【契約未完了選手】
山本選手、新井選手、三平選手、有田選手、中村選手、野津田選手、荒木選手、パウロ・バイヤ選手、野澤陸選手、関口選手、小林選手、浦上選手、メンデス選手、内藤選手

まだ契約更新が完了していない選手や保留している選手&他クラブと交渉中の選手は14人。そのうち期限付き移籍で加入している野津田選手とブラジル人のパウロ・バイヤ選手は退団が既定路線。ユースから昇格した内藤選手は高校に在学中のため残ることが確実。メンデス選手は京都サンガと中村選手は鹿島アントラーズと交渉中で抜けることが濃厚。あとは昨年もJ1クラブからオファーが来たとされている荒木選手や大卒1年目で印象的な活躍を残した関口選手は強豪クラブから狙われていてもおかしくない存在だと思います。ウイングバックで残留が確定しているのは須貝選手のみなのが少し心配でもあります。交渉中の選手などこれから何人抜けるのかが分からないので、チーム事情で去就が発表できない選手もいると思います。現在選手たちはオフを楽しんでおりそれが終わってから考えるという選手ももちろんいます。選手やチームそれぞれに様々な事情があるので発表が遅れても仕方ないと思います。気長に待ちましょう。


【新卒加入内定選手】
飯島選手、山内選手、大和選手、林田選手

現段階で決まっている新卒の加入内定者は4人。4選手ともに将来性抜群なのでまずはプロの水に慣れることが重要。でもヴァンフォーレは能力を示すことができれば1年目からでも試合出場が可能なことを中村選手や関口選手などが証明しているので、自身の特長をキャンプで猛アピールして開幕ポジションを獲得してほしいと思います。




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契約更新選手発表④

2021-12-26 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は新シーズン(2022年)チームと契約を結ぶ契約更新選手を発表しました。今回発表された選手は1選手。


◇ウィリアン・リラ選手◇


ウィリアン・リラ選手はブラジル国籍1993年生まれの現在28歳。ブラジルやマケドニア&ボリビアなど数々のクラブを渡り歩いたあと2021年にヴァンフォーレに加入。新型コロナウイルス感染拡大の入国規制の影響で長らくチームに加われない期間を過ごしますが、4月4日に来日し隔離期間を経て4月19日に合流。日本デビュー戦が5月1日の第11節金沢戦に決定し、いきなり先発出場を果たし前線の起点として存在感を示します。その後しばらくはコンディション調整と周囲との連携不足により得点が取れない日々が続きますが、リーグが東京五輪開催による中断期間に入り練習に集中できる時間ができるとリラ選手は覚醒。中断期間前は13試合に出場し1得点(0アシスト)のみでしたが、中断後は18試合で8得点3アシストと大暴れ。特に直後は7試合で5得点1アシストと目に見えて積極性が増したリラ選手の姿がありましたね。また泉澤選手がケガで離脱し代わりに宮崎選手が入った横よりも縦への攻撃の繋がりが強くなると、リラ選手はゴールに向かう動きが格段に増えてより魅力的なプレーが発揮されていました。自らの体を張った犠牲心は忘れずにチームプレーを徹することで、長谷川選手や宮崎選手&鳥海選手など若手選手が活き活きと攻撃できる環境を作れたのもリラ選手のおかげと言っても過言ではなく、チームの攻撃の流れをスムーズにさせる潤滑油的な効果もあったと思いますね。今シーズンは31試合に出場し9得点3アシスト。キャンプに合流しなかったので連携が図れずに第11節からのスタートだったことも含めて、1シーズン通して出場できていたらもっと成績が伸びていたことは間違いないと思います。

このオフは他の外国籍FWを探すため一時は退団が濃厚と言われていましたが、一転して契約更新しチーム残留を表明。もちろんリラ選手はブラジル人なのにブラジル人らしくない真面目な性格なのでゴールに対しての貪欲さが足りないと思う方もいるかもしれませんが、あれだけ前線で献身的に動いてくれる外国籍選手はあまりおらず、屈強なフィジカルを味方のために使える点も他の外国籍FWには見られないリラ選手の良さでもあります。来年は開幕前のキャンプに参加できるためチームメートと連携面の意思の確認が取れるメリットがあり、また2年目ということで攻守の切り替えが早い日本サッカーのスピードにも慣れたと思うので、リラ選手のポテンシャルがスタートから最大限発揮できそう。コーチ陣は一新されますが、リラ選手が輝く環境が整っているので新シーズンはさらに期待しても良さそうですね。新シーズンは15点以上を目標にしてヴァンフォーレをJ1昇格に導く活躍を残してほしいと思います。リラ選手これからも共に頑張っていこう!




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退団選手発表①

2021-12-26 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はチームに所属する小柳選手がJ2ブラウブリッツ秋田、泉澤選手がJ2大宮アルディージャへ完全移籍することを発表しました。


◇小柳達司(こやなぎ たつし)選手◇


小柳選手は千葉県出身1990年生まれの現在31歳。金沢や群馬を経てヴァンフォーレには2019年に加入。同じ年に監督となった伊藤監督のもとで頭角を現し、3バックはもちろんウイングバックやボランチでもプレーするなど万能な働きをみせてチームの守備構築に貢献。コロナ禍で過密日程となった2020年も出場機会を得て32試合に出場するなどその存在感を発揮しました。しかし今シーズンは不動の存在のメンデス選手や新井選手に加えて浦上選手の台頭などもあり出場機会が減少。18試合の出場に留まりもどかしいシーズンとなりました。小柳選手は競り合いも強く相手とのスピード勝負にも負けない速さも兼ね揃えたディフェンダーで、中央やサイドのポジションをこなせるユーティリティ性も特徴的でした。身体能力が高いあまりに自身が守るべきエリアを空けてしまうことも多々ありましたが、それでも相手の決定機をゴールギリギリで飛び込んでブロックするガッツをみせるなど、熱い闘争心を持った選手でしたね。今回秋田に移籍ということで、元ヴァンフォーレ選手の吉田謙監督は前から連動した守備を軸にしている戦術を行っています。そのサッカーに身体能力の高い小柳選手はマッチしそうな気がするので、いち早く秋田の戦術に馴染んで試合出場できるように頑張ってほしいですね。秋田の若い選手の手本になれる活躍を期待しています!3年間ありがとうございました。


◇泉澤仁(いずみさわ じん)選手◇


泉澤選手は千葉県出身1991年生まれの現在30歳。横浜から2020年にヴァンフォーレに期限付きで加入し、初年度は28試合に出場し3得点4アシストを記録。契約を完全移籍に移行した今シーズンはチームのエースとして大活躍。主に左サイドから中央に切り込んでいく突破で次々と決定的チャンスを作り出し、8月までですでに10得点をマークするなどJ2でも屈指のドリブラーとして抜群の存在感を放っていました。しかし9月始めの練習中にアキレス腱を断裂し今シーズン中の復帰が絶望となりシーズン終了。もしケガをしていなかったら残り15試合ほど出場できていたので、個人とチームの成績はもっと良くなっていたことは間違いないでしょうね。シーズン前半戦に圧倒的なインパクトを残した泉澤選手。他のクラブの目が光りますが、長期的なリハビリを続けなければいけないのでこのオフの移籍はないと個人的には思っていました。しかし古巣大宮へのまさかの電撃移籍決定。全治6ヶ月なので復帰は来年の4月中(早くて3月)予定で、まだまだリハビリをしなければならない状態で大宮が獲得を決めたのは相当な覚悟がないとできないと思います。期待されて大宮に移籍するのでその期待に応えられるように、まずはケガをしっかりと完治させてそこから本調子にもっていけるように泉澤選手には頑張ってほしいですね。ヴァンフォーレ戦以外でキレキレのドリブルと得意の ‘ゼロヒャク’ が炸裂することを期待しています。チームは違えどこれからも応援しています。頑張れ泉澤選手!




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