FCふじざくら山梨 WEリーグへの道

新しい連載コーナーをスタートさせたいと思います。題して『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』。

山梨県初の社会人女子サッカークラブとして2018年に発足されたFCふじざくら。2021年3月には山梨県で一番の女子サッカークラブであることを目指すために『FCふじざくら山梨』にクラブ名称が変更され、また新たな一歩を踏み出している山梨県で今注目のクラブと言えます。その『FCふじざくら山梨』の活動を月一回のペースで長期的に追いかけていくコーナーとなります（更新は月末予定）。試合結果はもちろんのこと、選手の特徴やクラブの魅力なども微力ながらお伝えできたらなと思っています。でもお恥ずかしい話ですが現段階での『FCふじざくら山梨』の知識はほとんどないのが自分の現状。最近クラブの活動がスタートしたことと富士北麓地域を拠点にしていることくらいしか分かりません。ほぼゼロからの応援スタートとなりますが、試合を追いながら徐々に知識を入れていって将来的にヴァンフォーレと同じような熱量で応援できたら嬉しいですね。クラブは山梨県クラブ初のなでしこリーグ入りはもちろん、その先にある日本最高峰のプロリーグ『WEリーグ』参入も目指しているので、FCふじざくら山梨の飛躍とともにじっくりとこのブログを通じて歩んでいこうと思います。まず初回となる今回はクラブの基礎情報から。


◇FCふじざくら山梨◇
クラブ創設：2018年（11月）
本拠地：山梨県南都留郡鳴沢村
ホームスタジアム：FUJI VILLAGE
親会社：富士観光開発（富士河口湖町に本社を置く不動産会社）
クラブ名の由来：山梨県の県花であるふじざくらをクラブ名として命名
現所属のリーグ：関東女子サッカーリーグ2部
女性が輝く社会を目指す共創社会パートナー（ユニフォームパートナー）：富士観光開発株式会社、シャトレーゼ、YSK e-com、クスリのサンロード、はくばく

クラブの成績
2019年　山梨県女子2部リーグ　優勝
2020年　山梨県女子1部リーグ　2位
2021年　山梨県女子1部リーグ　優勝
2022年　関東女子サッカーリーグ2部　参戦中
※2022年5月17日現在

クラブのビジョンとして、競技者としても社会人としても一流になろうを合言葉にサッカーでも社会人としても活躍できる ‘プレイングワーカー’ を輩出するクラブを目指しているようですね。選手には選手活動だけではなく引退後のキャリアにも不安を抱かないように、日々の生活に主体性を持ちながらアスリートとしても社会人としても意欲的に活動する姿勢を大切にしているようです。そういう考え方はとても良いことで、サッカー人生だけではない選手の将来の可能性を広げる為になる取り組みだと思います。

またFCふじざくら山梨はクラブ創設が2018年11月とまだ3年半くらいしか経ってない若いクラブですが、クラブの歩みはとても早いスピードで進んでおり、3年で山梨の舞台を飛び越えて現在は関東女子2部リーグに参戦中。関東女子2部リーグでは5月17日時点で4試合を終えて4連勝（勝ち点12）で順位は2位につけているなど好調をキープしています。2部リーグは全14試合のシーズンで、上位1.5クラブに与えられる1部昇格の座を争うことになります（1位は昇格＆2位は入れ替え戦を戦う）。FCふじざくら山梨は2025年の日本女子サッカーリーグ1部入り＆将来的なWEリーグ参入を目標に掲げており、このペースで歩んでいけるならその目標も夢ではなく現実に近づくかもしれませんね。

クラブのホームスタジアムはFUJI VILLAGEという富士緑の休暇村内にあるグラウンド。道の駅なるさわの敷地横に見えるグラウンドが舞台となります。ここはサッカー合宿や大会でも使用されるスポーツ施設で、その規模は富士山・富士五湖周辺で最大級。天然芝に限りなく近い人工芝グラウンドで試合が行われます。FCふじざくら山梨の次の試合は、そのホームFUJI VILLAGEにて現在首位にいる山梨学院大学と対戦します。関東女子2部リーグはFCふじざくら山梨も含めて同じ勝ち点12で3チームが並んでいますが、首位と2位の対決を山梨県に本拠地を置くクラブ同士が戦うというのは凄いことだと思います。興味がある方は5月21日（土）13時キックオフのこの試合を応援しに行ってみてはいかがでしょうか？そしてこのコーナーの次回の更新をお楽しみに！




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