「食べない」ことが、逆に人間に強靭な生命力を与えてくれる
という驚異の逆説的真実。
しかし、「断食療法」の指導者は驚かない。
最長４５日という断食コースもあるからだ。
ヨガの有名な教義がある。
「腹八分で医者いらず。
腹六分で老いを忘れる。
腹四分で神に近づく…」
５０００年以上も前の
古代インドで起こった
といわれるヨガの教訓
それを、ようやく現代医学が
「真理だった！」
と驚愕とともに認め始めている
「長生きしたければ食べてはいけない！？」著 船瀬 俊介
最長４５日の断食とはいやはや、私なら当然
餓死するは間違いない
入院中、５４時間（日ではない）
の絶食を経験した
でもその間中、点滴につながれて、
トイレには頻繁に行くし
期待した減量はまるで及ばなかった
でも食せない渇きは深刻
胃までの管は完全に
食物の通過が存在しない
そして絶食が明けて
流動食の重湯とみそ汁スープが
喉を通った時は
まるで温めの熱燗が喉を通り
食道を通過して胃に入り
お腹がホンワカ温かくなる感動の瞬間
この瞬間を経験できたことは貴重
食べ物の有り難さを痛感
その後、少しずつお粥が重くなり
全粥で退院したのだが
今までのように噛むこともなく
流し込むようなあっという間の食事は
とてもできなくなった
何を食べても一端箸を置いて
とけるまで噛み終えて
それから、ゴックン…！
胃が元通りになったら、
次は三日断食に挑戦してみようと思う
早起き鳥
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