書を読んで
立身出世をとげることは、
当時の中国の社会で最も効率のよい、
万倍の利があることだったのです。
もちろんここで言う書は、
人間とはいかに生きるか
を書いた書のことです。
お金のことはさておき、
読書が人間性を豊かにする
ということを念頭に置いて、
私が興味を持って
読んだのは、家訓でした。
昔の人々は自分が学んだことを
子孫や後代に伝えようとして、
家訓や処世訓を
書いて残したものです。
「老いる技術」 七田 真 著
日本人は本をあまり読まなくなり
国力が低下してきたのかもしれない
昔の中国の人たちは
立身出世のため、生きるために
徹底して書を読んだ
アジアの人々は
それはそれは書に親しみ読み
そして後世のために書き残した
文明という財産が
書によって受け継がれていく
そんな身近に読むべき書が
山のようにあることさえ
よく知らない私たち
自分だけかもしれないけれど
遅くはない
昔の人が誰でも読んで
勉強したであろう書に親しみ
自分も読み、自分のものにしたい
早起き鳥
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