早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

日本が目指す「自主性」...!

2016年08月14日 04時59分43秒 | 読書







 特にアメリカは手前たちのことを

差し置いて俺が為し終えてしまったことに、

中国との関わりに

さしたる展望もないくせに

妙な懸念を抱いていたようだった。


それは、まだ冷戦の延長の上にある

彼等白人たちにとって

ソヴィエトの苛立ちへの配慮以上に、

やはり未開の大国としての中国と

経済成長の目覚しい日本との

新しい関わりの未知数への

懸念だったのかもしれない。


しかしなお、この国が

隣の国との関わりを是正するのに、

なぜ彼等のお墨付きが

なければならぬかということだ。


われわれがこれから意識し

目指さなくてはならぬのは、

外交も含めての自主性ということに違いない。

それを許さぬという者の

国家としての存在などあり得ぬことに違いない。


  「天才」
          石原 慎太郎 著
     









 アメリカのお墨付きが

なければなにもことが進まない

アメリカの傘の下にいる限り

仕方のないことである

傘の下から脱却して独立独歩してこそ独り立ち

未だアメリカの属国、戦後処理の終焉でない

との考えも独り立ちしてこそ卒業だと僕も思う


でも戦争放棄をうたった国が生き延びるには

アメリカの傘の下にいるしかない

それは自ら独立独歩を放棄しているだろうし

アメリカの傘の下はといえ


もし隣の国がこの日本に原爆を投下したとして

アメリカはその隣の国に

原爆を投下してくれるだろうか...?

まずないと言わざるを得ない


だとすると傘の下にいる意味がない

隣の国との関わり方がまるで違ってこよう

お墨付きのない、

独自の責任と誠意にかかってこよう


でもうまくいかなかった時のための

防衛力をどうするのか

その解決策はみいだされよう

憲法改正の前にこの国をどうするのか

どうしたいのかをまず考えねばと思う


     早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。